天気はもった 伊豆大島三原山 猫の日(2月22日)

2020年02月22日(土) [日帰り]

• GPS: 02:26
• 距離: 8.2km
• 登り: 292m
• 下り: 295m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:17
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:24

9:01 三原山頂口バス停
9:37 9:38 四等三角点三原火口
9:40 9:40 三原神社
9:50 9:51 火口西展望所
9:57 9:58 火口展望台(火口茶屋跡)
10:15 10:16 三原山
10:30 10:30 三原山剣ガ峰
10:39 10:39 御神火茶屋＆三原山温泉方面分岐
10:44 10:45 三原神社
10:53 10:53 火口展望台(火口茶屋跡)
10:55 10:57 三原神社
11:25 11:25 三原山頂口バス停
11:25 ゴール地点

天候

晴れ　暴風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

〈行き〉
自宅最寄り駅→品川→浜松町→竹芝桟橋→岡田港→大島温泉ホテル→大島山頂口
〈帰り〉
大島山頂口→椿園→岡田港→竹芝桟橋→浜松町→品川→自宅最寄り駅

コース状況／危険箇所等

90％はアスファルト

その他周辺情報

朝食、温泉　大島温泉ホテル
昼食　岡田港

写真

2/21 20:00

　前日、金曜の夜です。竹芝客船ターミナルにたどり着きました。今日はここから伊豆大島に向けて旅立ちます。まあ、出航まで2時間あります。

2/21 20:12

　金曜日の夕食、岩ノリと明太子のパスタ。1150円なり。岩ノリラーメンと迷ったがこちらを食す。

2/21 21:34

　さあ、さるびあ丸にて出航しましょう。

2/21 21:44

　このお部屋、一等客室です。横浜から2人乗ってきました。3人でこの部屋をつかいました。一等客室は予約の際に1000円増しで予約できます。

2/21 22:08

　レインボーブリッジを封鎖せよ！！懐かしいなあ、踊る大捜査線。

2/21 22:15

　夜の首都圏の港湾の風景を降りながら、読書＋アルコールタイムです。

2/21 23:13

　横浜で一度寄港して、お客様を乗せます。その前にくぐる、横浜ベイブリッジ。

2/21 23:14

　こんな、感じですね。

2/21 23:14

　大型客船が停泊しています。たぶん、「ダイヤモンド・プリンセス」、頑張って体力つけて、ウィルスをぶっ飛ばせ！！

2/22 6:02

　朝6時、伊豆大島岡田港に到着します。ちゃんと起きないと、そのまま別の島に連れていかれます・・・。

2/22 6:03

　やってきました、伊豆大島です。三原山に行こう。

2/22 6:05

　さるびあ丸、次は神津島に行くときに使いたいなあ。

2/22 6:37

　バスで三原山温泉ホテル、ここでの朝食バイキングと温泉入浴もコースの中に入っています。

2/22 6:37

　こんなバスに乗ってやってきましたが、結構空いていましたね。

2/22 6:51

　朝食バイキング、実際にはこの倍以上の種類の料理があります。また、来たいなあ。

2/22 8:44

　なお、売店のお土産はすべて1割引き、他のところでもそうでした。

2/22 8:57

　さらに、バスに乗ってやってきました。三原山頂口バス停、ここから加工を周遊しましょう。

2/22 9:00

　海の後ろには、伊豆半島、天城山が見えています。
　それにしても、今日は雨の予報だったが綺麗に晴れました。

2/22 9:02

　さあ、あそこに向かいましょう。前に見えるのが三原山です。

2/22 9:04

　しばらくは、こんなアスファルト道が続きます。

2/22 9:10

　ところどころには、こんなシェルターがありましたね。

2/22 9:15

　1986年の溶岩の最先端になります。ここまで溶岩が来たんだ・・・。

2/22 9:22

　あそこがスタートしたところ。一周してあそこに戻る予定。

2/22 9:29

　溶岩と、その後ろにある原っぱ。

2/22 9:30

　山頂周回路に向かう、最後の登りはつづら折りで急だ。

2/22 9:40

　山頂縦走路にたどり着きました、ここからは急登りはないはず・・・だが・・・。

2/22 9:42

　ゴジラ岩というらしい。でも、あまりゴジラには見えないなあ。

2/22 9:45

　途中までは、山頂縦走路もアスファルトの道です。そして、火口展望台に向かいます。

2/22 9:51

　火口展望台にたどり着きました。大きい火口だなあ。ここから溶岩が噴出したわけだ。

2/22 9:51

　河口の奥に見えるあのパネルは何のためだろう。

2/22 9:51

　火口展望台から見た、展望台＋トイレ付。

2/22 9:54

　今も火山は生きている、地熱が出ていますねえ。

2/22 9:57

　さあ、周回路に戻ってきました。火口の縦走路に戻りましょう。

2/22 10:00

　ここからアスファルトでなくてトレイルになりますね。一応登山靴を履いてきたので・・・。

2/22 10:02

　地熱地帯を別角度で見てみました。私の生きている間に、また噴火することはあるのだろうか。

2/22 10:03

　奥に島が見える、とんがり島。利島かなあ？

2/22 10:06

　南風がすさまじい、南のほうの海岸は波が高い。きっと今日は春一番だろうなあ。

2/22 10:12

　もう少しで三原山の山頂につく。

2/22 10:18

　三原山の山頂にたどり着きました、火口に叫びます。「元気ですか！！」
　「へんじがない・・・」

2/22 10:20

　さらに、剣ガ峰に向けて縦走を続けましょう。

2/22 10:20

　風に足元がふらつきながらも、ロープをつかまりながら歩き続ける。

2/22 10:31

　火口を見たり、反対側を見たりして着々と歩く。

2/22 10:31

　この杭、きっと何かの表示だったっぽい。そしてこの辺りが剣ガ峰っぽいね。

2/22 10:34

　割れ目噴火があった火口、今も噴煙が出ている。

2/22 10:39

　テキサスコース、大島温泉コースへの分岐。今思うとテキサスコースから大島公園に向かえばよかった。ちょっと勉強不足だった。

2/22 10:55

　大島神社、ここを溶岩は避けて流れていったそうで、霊験あらたかなようだ。

2/22 10:57

　上から見た溶岩、真っ黒で玄武岩質だ。

2/22 11:09

　ゴールが近い、振り返って三原山を見る。

2/22 11:20

　ハチジョウカンスゲ、掘り出し物である。

2/22 11:22

　そして、ツバキ、これからいっぱい見るであろう。というわけで、大島山頂口バス停に到着、バスに乗りました。

2/22 12:04

　で、ここでいったん降ります。椿・花ガーデンになります。入場料840円は少々高いか？

2/22 12:06

　カワヅザクラは満開だ。

2/22 12:07

　さまざまなツバキを見ることができる。

2/22 12:08

　これはゴージャスなタイプ。もともとは横山三郎さんのコレクションだったそうです。

2/22 12:09

　面白いツバキですね。

2/22 12:12

　これもなかなか・・・。

2/22 12:17

　枝垂れウメ、これは咲き掛けだったかな。

2/22 12:26

　バスの時間が合わず、結局椿・花ガーデンから岡田港まで歩くことに・・・約5km位かな。

2/22 12:36

　おお・・・なかなかな山だなあ。

2/22 12:49

　伊豆大島に、「てりこ」というサツマイモを持ち込んでで食糧不足を解消したそうです。育てやすく甘み・食味が良い品種だそうです。

2/22 12:50

　乳房銀杏。で、どの部分が乳房で霊験あらたかなのか・・・。

2/22 12:50

　実はこの部分を乳房に見立てたということらしい。

2/22 13:07

　オッタチカタバミ、温暖だからもうおったっちゃってますね。

2/22 13:08

　さあ、岡田港が見えてきた。

2/22 13:24

　岡田港にて昼食、岩ノリの塩ラーメン、塩ラーメンに岩ノリという組み合わせがいいですね。

2/22 15:15

　さあ、いよいよ島を離れる時だ。

2/22 17:27

　2時間の乗船で竹芝桟橋へ、乗ってきたジェットフォイル船になります。本当は久里浜で途中下車したかったなあ。（ツアー約款で無理らしい）

2/22 18:18

　品川駅からは、これで自宅最寄り駅まで・・・。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

aideiei

　小学生の頃、父母が共働きのため、私と弟は家の親戚(父の姉夫婦)に行き父母の帰りを待つことも多かった。その家庭にはいとこが2人おり兄妹でした。ある日兄の趣味というかなんというか習慣になっていたというか夕方やっていた「夕焼けニャンニャン」なる番組を見ていた途中、三原山が噴火したという一報が入ってきたのだ。
　壇上で戸惑う少女たち、そして私も初めて見る噴火の様子(昭和50年の有珠山の噴火はまだ1才、記憶にはない)、壮絶なものに思えた。そして毎日のように報道される様子、全島避難が終わったあとも報道陣は残っていたのだろうか島の小さな変化を報道し続ける、どこそこで小さい泡が出ている、海水の色が変わった・・・などと。

　そして、神奈川に引っ越し、色々地元の人たちの話を聞くと「噴火の様子を屋根に登ってみていた」とか、「噴煙が来ないか心配だった」とか、色々話を聞くことができた。箱根、伊豆の山に登ると天気がよいと伊豆大島はよく見える。何度も見た。
　そんな伊豆大島に今回行くことになるとは思ってもみなかった。しかも「ニャンニャン」の日に・・・。

　事前にネットで東海汽船で切符を押さえる。6750円だ。行き帰りの船代金、バスのフリー切符、温泉ホテルでの朝食と温泉つきだ。今回船室を1等にグレードアップしたので＋1000円かかっているが、2等客室でよければさらに安い。ただし、竹芝往復となるので、ジェットフォイル船の途中寄港地で降りることはできないと言われた。久里浜で降りられたらさらに楽なんだろうけどなあ。
　そういうわけで、仕事を定時で終え、自宅で用意してあるザックを取り出発する。夕食をどこかで食べて竹芝に向かうのだ。いくつか行こうと思っていた店があるのだが満員で、結局竹芝桟橋のレストランでパスタを食べた。これはこれでよい。

　今回の旅の目玉のひとつ目は、さるびあ丸からの東京湾夜景だ。レインボーブリッジ、ベイブリッジ、工業夜景、横浜の夜景・・・。あの船もこうこうと明かりをつけていた。ぜひ力をつけて、負けないでほしいとエールをおくった。
　朝目覚めると15人くらいの部屋に3人のみ、30分で下船の用意をする。さるびあ丸は大島に着船したあと他の島にもいく。10時に神津島についてまた、午後は東京に向けて北上するのだ。
　下船してホテルに向かいバイキング、豪華で量も多かった、そして、お風呂に入り準備をする。食事と入浴で約2時間15分ほど、もちろん食事だけとって三原山を目指した人たちもいた。私はバスで三原山山頂口に向かうこととした。それにしても荒天の予報が出ていたのであるが大いに晴れている。そして、南風が強く春一番を感じさせるような天候であった。
　
　ほぼアスファルトの登山道を私は登山靴、ダブルストックで登ってきた。過去に見た風景、大きい火口、地熱地帯を見るとまだ「山は生きている」と感じることができる。たくさんマグマをためて一気に放出するよりも短期間で噴火が起きた方が規模は小さい。もう、30年くらい火山活動は起きていないがきっとまた火山活動が起きるに違いない、人的被害がないことを願うのみだ。

　大島は椿祭りだ、といっても私は勘違いをしていて椿園で行われていると思ったのだ。実際は大島公園で行われているし、動物園などもここである。椿園からバスは1時間半後、私は岡田港まで歩くこととなった。約3km、暖かい中を歩いて岡田港に達した。港で塩ラーメン岩のりトッピングをいただき、ベンチでもう写真を整理し始める。
　そうしてあとはジェットフォイルで竹芝桟橋に帰ってきた。

　この船企画、便利だなあ。そして、この船で神津島の天上山に登りたいと思った。

コメント

hamburg

コロナに負けず
aiさん
コロナ騒ぎに負けず、船で大島に行かれるとは驚きました。
返って空いていてよかったのでしょうか。
神津島は一緒に行きたいけど行けるかなぁ
hamburg

aideiei

Re: コロナに負けず
　HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
　船も島も本当に空いていました。しかも、行き帰りとも品川までは空き空きのグリーン車、揺れが少ない下段が好きなのですが１車両に３人ほど、その最後尾席を確保しました。
　唯一は、ジェットフォイル船、これだけは混んでいました。でも、せき込んでいる人は皆無でした。
　神津島は、krkdx君から誘ってくれたので、その企画が実現するのを待っているのですが、４月までは安い切符があるんです（さるびあ丸の退役のため）。往復７０００円らしいですが、席は２等リクライニング椅子席のみ。
　何とか、この春に行きたいなあと思えるような切符内容です（椅子席で十分な睡眠がとれる人にとっては）
　aideieiでした。