北アルプス 奥穂高岳 〜涸沢から登り重太郎新道で下る〜

2012年09月15日(土) 〜 2012年09月16日(日)

• GPS: 32:03
• 距離: 24.2km
• 登り: 1,956m
• 下り: 1,957m

コースタイム

15日
05:12上高地バスターミナル　発
05:24河童橋
06:47徳沢
07:49横尾
08:41本谷橋
10:13涸沢
11:54ザイテングラート取付
13:08奥穂高山荘　着

16日
05:37奥穂高山荘　発
06:10奥穂高岳
07:45紀美子平
08:27前穂高岳
09:11紀美子平
10:57岳沢小屋
12:31上高地
13:15上高地バスターミナル　着

天候

14日　くもり時々晴れ
15日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

沢渡第2駐車場に駐車。
乗り合いタクシーで上高地入り。
帰りはバス。

コース状況／危険箇所等

（※あくまでも初心者で高所が苦手な個人の感想です）
上高地から涸沢へはよく整備されています。
ザイテングラートはそれほど危険は感じませんでしたが、落石の事故もある所なので注意は必要です。
奥穂高山荘から奥穂高岳山頂は、登り始めのハシゴや付近の岩場で注意が必要です。
奥穂高岳から前穂高岳への吊尾根は危険な箇所ではありますが、注意をしていれば特に問題はありませんでした。
紀美子平から前穂高岳は比較的急な岩場なので滑落しないよう注意が必要です。
紀美子平から岳沢へは、紀美子平直下のスラブ状の箇所が滑りやすいですが鎖で確保して慎重に進めば問題ありません。鉄ハシゴは高度感があるので、降り始めの体の向きを変えるときに少し緊張しますが、一歩一歩確実に降りていけば問題ありません。
岳沢から上高地へは危険な箇所がありませんが、風穴のあたりでツキノワグマの目撃情報があるようです。

写真

9/15 5:12

上高地に到着

9/15 5:24

久しぶりの河童橋

9/15 5:25

とりあえず載せる河童橋

9/15 5:52

明神岳？

9/15 6:06

明神到着

9/15 6:37

梓川、水不足？

9/15 6:47

コジャレた徳沢園

9/15 6:54

おしゃれな看板

9/15 7:49

横尾到着

9/15 8:16

これが噂の屏風岩かあ

9/15 8:41

本谷橋。ここから登りがきびしい。

9/15 9:48

涸沢カールが見えてきた！

9/15 9:49

望遠で奥穂高山荘

9/15 10:03

もう少しで涸沢

9/15 10:11

シロウトさんは危険なパノラマコース

9/15 10:13

やっと涸沢ヒュッテに到着です

9/15 10:15

素晴らしい眺め

9/15 10:17

いいところだわ

9/15 10:19

ザイテングラートをアップで

9/15 10:41

北穂高岳方面の険しい稜線

9/15 10:42

涸沢岳

9/15 10:42

奥穂高岳方面も

9/15 10:50

わかりやすい手描きの看板

9/15 10:52

これが噂の涸沢のテント

9/15 10:55

奥穂高山荘に向けて出発

9/15 11:08

ザイテングラートを目指す

9/15 11:15

だいぶ登って来ました

9/15 11:21

1回だけ雪渓を渡ります

9/15 11:48

近づいてきた・・・

9/15 11:54

ザイテングラート！

9/15 11:56

途中で休憩。常念岳だ！

9/15 12:01

紅葉はもうすぐ

9/15 12:07

と突然ヘリが

9/15 12:07

下山後知りましたが前穂高岳で遭難がありました

9/15 12:16

ザイテングラートの登り

9/15 12:22

ものすごい岩の造形
まだザイテングラート

9/15 12:28

9/15 12:42

ザイテングラート終わり
雨がパラパラ、先を急ぐ

9/15 13:08

ついに今宵の宿、奥穂高山荘に到着！

9/15 18:06

チェックインして外に出てくると、
テントがあふれていました

9/15 18:06

涸沢カールを見下ろす

9/15 18:07

ってテントがすげー増えてる！

9/15 18:24

いい感じで撮れた奥穂岳方面
このあと真っ暗な中2人が降りてきました

9/15 19:22

さーて、本日の寝床は一つの布団に二人。
もちろん男同士（汗）

9/16 4:31

山荘、夜明け前

9/16 5:04

明るくなってきた

9/16 5:05

また良い感じの光量で撮れた
ぞくぞく奥穂高岳に登っていく

9/16 5:08

朝焼け

9/16 5:12

よく見るとわれらが栃木の名峰
最大望遠で。
うーん奥白根山はわかるけど・・・

9/16 5:15

もうすぐ、

9/16 5:17

太陽が、

9/16 5:31

キター

9/16 5:31

生きててよかった

9/16 5:32

かっこいい感じで撮れてるじゃないか

9/16 5:37

さあそろそろ奥穂高岳へ出発だ

9/16 5:47

おお、あれが噂のジャンダルムか

9/16 5:48

槍ヶ岳が見えてきた

9/16 5:59

もうすぐ山頂

9/16 6:03

ピッケルのオブジェ

9/16 6:08

ジャンダルムと絶壁

9/16 6:10

ほぼ山頂

9/16 6:12

うわあ、登ってるよ

9/16 6:14

乗鞍岳と御嶽山

9/16 6:14

笠ヶ岳も見える

9/16 6:16

たぶん一生行きません

9/16 6:17

焼岳も全然下の方に

9/16 6:17

到着ー

9/16 6:18

北アルプス北部方面

9/16 6:26

いい感じです
撮ってくれた人、ありがとう！

9/16 6:29

北アルプス北部方面パノラマ

9/16 6:29

南アルプス方面

9/16 6:30

よく見ると富士山

9/16 6:30

まだかろうじて見える日光連山

9/16 6:35

そろそろ前穂高岳へ行こう

9/16 6:40

涸沢カールへの絶壁

9/16 6:41

吊尾根を目指す

9/16 6:42

うん、間違ってないな。
間違いようがないけど（笑）

9/16 6:42

これが噂の吊尾根かー

9/16 7:25

すごい絶壁だけど足場がしっかりしていて恐怖感はなかった

9/16 7:45

紀美子平に到着！
写っているのは紀美子さんです

9/16 7:46

ザックをデポして前穂高岳へ

9/16 7:46

河童橋を発見！

9/16 8:05

前穂高岳への登り

9/16 8:12

結構険しい登りでした

9/16 8:27

前穂高岳に登頂！

9/16 8:31

奥穂高岳
作り物のような色合い

9/16 8:31

奥穂高岳の山頂は人だらけ

9/16 8:32

今度は槍ヶ岳に登りたい

9/16 8:32

一昨年縦走した燕岳・・・

9/16 8:32

大天井岳・・・

9/16 8:32

そして常念岳

9/16 8:34

奥穂〜槍、縦走してみたいけど・・・

9/16 8:34

昨晩お世話になった奥穂高山荘

9/16 8:34

前穂高岳の山頂は広い

9/16 8:59

紀美子平に降りてきました

9/16 9:11

今回の山行の一番ハードな
重太郎新道の下りへ

9/16 9:13

と紀美子平直下で
いきなり団体さんにより足止め

9/16 9:20

険しい。
登りはかなりハードだな、こりゃあ

9/16 9:25

あー、あのハシゴか

9/16 9:25

上高地〜

9/16 9:28

雷鳥広場
ハイマツ帯です

9/16 9:29

今回も雷鳥には会えなかった

9/16 9:50

岳沢小屋だ

9/16 10:00

まだまだ遠い

9/16 10:04

2連のはしごを下る

9/16 10:21

カモシカがいたのかな

9/16 10:33

ハシゴ長っ

9/16 10:57

やっと到着、岳沢小屋

9/16 10:58

ここでコーラを飲む
相棒はビール
・・・冷えてない

9/16 11:21

近そうで遠い上高地への下り

9/16 12:01

うわ、サル！！
日光のサルが凶暴なだけにビビる

9/16 12:03

たしかに涼しい風穴
だからクマが出没するのか？
あとで知ったけど

9/16 12:16

あー、もう、

9/16 12:16

うんざりな上高地への下り・・・

9/16 12:31

やっと上高地へ
風穴付近、熊出没注意（汗）

9/16 12:45

ここから降りてきたんだなあ

9/16 12:46

岳沢小屋だ

9/16 13:12

観光客で混みあう河童橋から

9/16 13:40

帰りもタクシーで帰ればよかった
うんざりなバスターミナル

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX10V SONY

感想

kaneza

念願だった奥穂高岳に登頂することができました。
自分にとって奥穂高岳は、以前見た上高地の河童橋からの美しい山々の最高峰であり、北アルプスの象徴のような存在でした。今回の登山コースはそんな奥穂高岳を満喫するのに最適です。ホンネは涸沢でもう一泊して北穂高岳や涸沢岳にも登頂したかったのですが、スケジュールの都合上またの機会になりました。

圧巻だったのは日本のもっとも美しい風景の一つでもある涸沢カールです。3000m級の山々に囲まれたカールは別世界を思わせる美しさで、これが自然に作られたものとは思えないくらいでした。これがさらに紅葉だったら思わず涙が出ていたかもしれないです。
そして本命、奥穂高岳山頂からの絶景。これについては言葉で表すことができないことは行った人なら知っているでしょうといった感じです。もちろん奥穂高山荘からのモルゲンロートや前穂高岳からの景色も最高です。

今回の山行で一番の懸念は「高山病」でした。
悲しいことに私は高山病になりやすい体質らしく、2年前の燕岳〜常念岳の縦走の時に、燕山荘（2700m付近）で高山病になり、グロッキー状態だったという悲しい過去があります。
そうならないためにも今回は出来る限り万全な体制で望みました。結果は、、、頭痛だけで済みました（笑）イブクイック頭痛薬で事足りました。

今度はテントを持ってまったりと3泊くらいで行きたい！