大佐飛山 快晴無風の雪の回廊
- GPS
- 10:58
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 10:59
黒滝山:栃木百名山59座目
大佐飛山:栃木百名山60座目
天候 | 快晴 朝のうちは強風でしたが、稜線に出てからはほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(トイレはありません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
序盤の急登を上がると徐々に雪が出てきます。 今回はサル山から先の全行程でチェーンスパイクを着用しました。ワカンも持参しましたが、雪が締まっていたので使用していません。 下山時は場所により雪が緩み、油断すると膝上まで踏み抜きました。 他の登山客を見ると、12本爪アイゼン、軽アイゼン、スノーシューと様々で、中にはツボ足の強者もいらっしゃいました。 |
写真
感想
栃木百名山を進めていくにあたり、避けては通れない難峰の一つ『大佐飛山』。藪山で登山道が無く、ほとんどの方が残雪期の短い期間に登る山です。稜線上に深く積もった雪原は雪の回廊と呼ばれ、その絶景を見に多くの登山客が訪れます。栃木百名山かどうか以前に、どうしても登りたい山の一つでもありました。
天気予報は、晴れだけど強風。前日も別の山で強風に晒され大佐飛山の稜線歩きに不安を覚えつつ当日を迎えました。
知人からの情報により、すでに車が6台停まっているとの事。それだけ人がいればトレースは問題無さそう。あとは好天を祈るだけ。登山口まで到着するとすでに10台ほど車が停まっていました。
日が昇ってから登山開始。歩くにつれ雪も増え、風も強まってきましたが、人が引き返してくる気配は無し。黒滝山まで来る頃にはほとんど風も収まり、雪の回廊ではまさかの無風状態。大絶景を思う存分堪能できました。
同行者によると雪が多いとの事でしたが、雪質も良くチェーンスパイクだけで歩ける良好なコンディションでした。急坂も多いので状態によりアイゼンも必要かと思います。
大佐飛山まではいくつものピークを乗り越えて行く長い長い稜線歩きです。歩いても歩いてもなかなか辿り着かなくて、栃木県で一番遠い山と呼ばれる理由もわかった気がします。
今回は日が昇ってから登頂し、暗くなる前に下山できましたが、雪質により掛かる時間も違ってくるかと思います。情報が少ない山なのでその見極めも大変だなと感じました。
長距離の雪上歩行は初めてでしたが、幸運にも素晴らしい絶景を見られて幸せな1日でした。
機会があればまた訪れたいです。
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