三ツ岩岳〜会津駒ケ岳（好展望の残雪歩きは青空の下）

2020年04月04日(土) [日帰り]

• GPS: 08:27
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,632m
• 下り: 1,500m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:05
• 休憩: 1:22
• 合計: 8:27

5:44 スタート地点
5:51 5:54 国体コース入口(旧道)
7:11 7:11 旧道分岐
8:25 8:35 避難小屋
9:04 9:17 三岩岳
11:04 11:05 大戸沢岳
11:34 11:45 会津駒ヶ岳
11:54 12:36 駒の小屋
13:15 13:16 水場
13:32 13:32 ヘリポート跡
13:51 13:52 会津駒ヶ岳滝沢登山口
14:07 14:07 会津駒ヶ岳登山口
14:11 村営グラウンド

天候

晴れ後時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

三ツ岩岳登山口駐車場
村営グラウンド

コース状況／危険箇所等

登山口〜三ツ岩岳
・旧道(国体コース)は1100m辺りから残雪が続くようになる
・1308Pの手前にブナ林の急坂あり
　（早朝など、凍結時は要注意）
・避難小屋手前から山頂までは尾根が広く、視界が悪いと迷い易くなるかと
　（避難小屋も見つけにくい状態）
・避難小屋はまだ雪に埋もれ、出入り不可

三ツ岩岳〜会津駒ヶ岳
・三ツ岩岳〜大戸沢岳〜会津駒ヶ岳に登山道はなし
・2057P先では雪庇の崩落あり
　付近では樹林帯のルート取りが必要かと
・大戸沢岳〜会津駒ケ岳にかけての樹林帯も視界が悪い際は進路に注意

会津駒ヶ岳〜登山口
・駒ノ小屋へ登るコースの目印はまだ無し
　但し、コース上にはリボン・目印、他踏み跡あり
・ヘリポート跡など急坂は数箇所あり
　足を滑らせないように注意
・残雪が続くのはヘリポート跡下(看板付近)まで
　（その後も部分的に残雪あり）
・林道にはまだ雪が残る

※三ツ岩岳〜会津駒ヶ岳はスノーシューを使用
　残雪はある程度締まっていた印象ですが、
　つぼ足では苦労を強いられそうな区間もあり
※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

4/4 5:46

霜の降りた肌寒い朝

4/4 5:53

国道より登山口へ

4/4 6:07

唯一見かけたイワナシ

4/4 6:09

イワウチワはあとちょっと

4/4 6:21

見据える山頂は雪山

4/4 6:27

急坂には毎度苦労させられます

4/4 6:39

ブナ林を迎えるころ
足元も残雪に

4/4 6:51

BCの方
急坂区間を先行下さり、ありがとうございます

4/4 6:53

横断歩道？を進むように登る

4/4 6:58

序盤の山場を過ぎて一息

4/4 7:03

締まった足元
緩やかな尾根を行く

4/4 7:05

雪上に咲くマンサク

4/4 7:08

綺麗な縞模様は雨水の跡？

4/4 7:09

窓明山の全容が見えるようになり

4/4 7:10

付近の山は豊かなブナ林
まずは右奥に見えるピークを目指す

4/4 7:14

日差しは背後から
左手は展望が開ける

4/4 7:28

4/4 7:33

見事なブナの木々
その間を抜けて行きます

4/4 7:38

影模様もまた一興で

4/4 7:40

気付けば雪紋様
一昨日にできたものでしょうか？

4/4 7:43

ブナ林の終着点を過ぎれば

4/4 7:47

見えてくる山頂方面

4/4 7:49

振り返る背後
右奥あたりが山毛欅沢山？

4/4 7:50

最近はこの足跡をよく見かけるような

4/4 7:53

この足跡の出没範囲は県北、会津が主

4/4 7:55

白い幹が映えるダケカンバ

4/4 8:10

山腹の白さが眩しい

4/4 8:19

真っ白の中にも隠れた紋様あり

4/4 8:22

見通しの良いオオシラビソの間を進む

4/4 8:26

透き通る氷柱の欠片

4/4 8:28

避難小屋の様子
一階出入口はまだ雪の中

4/4 8:41

窓明山への雪庇歩きも良さそうですね

4/4 8:45

風の強さを物語るものが足元や

4/4 8:52

木々に残る
エビの尻尾の名残

4/4 9:02

雪原を進んで山頂へ

4/4 9:05

そこからは目を引く景色が待っていて

4/4 9:06

4/4 9:07

三つ岩
この時期なら近づけそう

4/4 9:19

北面は白化粧された木々

4/4 9:22

4/4 9:22

高幽山、梵天岳、丸山岳と続く奥会津の秘境

4/4 9:22

その右に小さく会津朝日岳

4/4 9:23

左には霞がちですが浅草岳や守門岳

4/4 9:24

未丈ヶ岳や毛猛山なども奥深い山

4/4 9:28

南方面は霞みのせいですっきりせず
日光連山はぼんやり

4/4 9:28

この山域も少雪の冬でしたが・・・
改めて豪雪地帯と実感します

4/4 9:30

平ヶ岳や越後の山々を一望

4/4 9:32

中ノ岳、荒沢岳、越後駒ケ岳と三山揃い踏み

4/4 9:33

会津駒ケ岳と燧ケ岳の山頂を重ねる

4/4 9:37

並んで走っていた？
その様子を是非見たかった

4/4 9:43

4/4 9:46

最初のピークを越すと隠れていた稜線が見えてくる

4/4 9:48

木々が疎らなので見晴らしは良好

4/4 9:50

時々白い姿を残した木々

4/4 9:56

4/4 10:06

下りきった後には登り返し

4/4 10:07

山頂から中門岳へのたおやかな稜線

4/4 10:19

雪庇が不安定な箇所あり
樹林帯への迂回が必要

4/4 10:28

真っ白な斜面
何か吸い込まれそうな錯覚が

4/4 10:39

お日様は燦燦と
オオシラビソの日陰が有難い

4/4 10:44

振り返る三ツ岩岳の山容も良いですね

4/4 10:51

残雪の締まり具合はまちまち
踏み抜き抑止でスノーシューでしたが
徐々に足取りが重く・・・

4/4 10:56

息上がる中、少しの刺激
燧ケ岳の姿

4/4 11:05

そして会津駒ケ岳も一緒に

4/4 11:05

ここまで歩いてきて近付いたはずなのに
遠く感じるのは疲れのせい？

4/4 11:10

歩く頭のイメージでは真っ直ぐに

4/4 11:20

谷を挟んだ中門岳の白さを見る

4/4 11:31

振り返る景色
疲労感と共に充実感

4/4 11:32

空に向かって登り詰めた先で

4/4 11:35

4/4 11:37

山頂でもエビの尻尾の名残が

4/4 11:38

中門岳への稜線も綺麗で

4/4 11:41

100名山の存在はやはり目を引くもので

4/4 11:42

裏越後三山の周回をいつかできれば・・・

4/4 11:42

平ヶ岳
長い道のりと山上楽園あり

4/4 11:44

花の名山としても知られる至仏山

4/4 11:45

双耳峰が目立つ燧ケ岳

4/4 11:46

やはり2山が揃った景色が良いですね

4/4 11:53

駒の小屋
コロナの影響で5/1からの営業とのことです
（3/31の情報）

4/4 11:55

4/4 12:08

特等席？で休憩させてもらいました

4/4 12:39

雲が多くなり始めた頃、下山へ

4/4 12:40

それとなく彩雲・・・

4/4 12:48

会津駒ケ岳に別れを告げて

4/4 12:53

オオシラビソの下

4/4 13:19

下って行けばブナに変わり

4/4 13:29

何の花芽かな？

4/4 13:30

ムシカリは分かりやすいですね

4/4 13:31

歩かれているとはいえ踏み抜きに手を焼き

4/4 13:42

残雪が途切れた後も足元に気を遣う

4/4 13:53

林道はまだ雪解け直ぐ
目立つのはフキノトウ

4/4 14:03

水量が少ない気がします

4/4 14:04

見つけた花はイワネコノメソウ

4/4 14:08

駐車場に戻ってからももう一仕事

4/4 14:43

尾瀬のイメージ、ミズバショウ
今年は早まりそうですね

4/4 15:12

汗を流してから帰路へ
お疲れ様でした

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ70 パナソニック

感想

wakasato

月が変わって4月。
花盛りの時期と共に気になる山も。
残雪期限定となるルートへ・・・

三ツ岩岳から会津駒ケ岳。
登山道のない2山の間も深い雪がこの時期は繋げてくれます。
今年の雪事情は各地で記録的な小雪でしたが
一帯を覆う残雪を目にすると信じられない感じでしたね。
（例年ならもっと雪深いのでしょう）

残雪歩きから見られるのはどれも素晴らしく。
豊かなブナ林を抜ければ広がる見晴らし、雪山展望へ。
振り返れば丸山岳などの奥会津の山塊
平ヶ岳、裏越後三山などを横目に燧ケ岳、至仏山を望む山頂へと。
やや霞むも青空と白い山並みが印象に残りますね。

下りはやや雲が出るもそれまでは快晴。
稜線は風があって暑さを和らげてくれました。
好天気の下、充実の残雪ハイクができて満足です。

コメント

Satwo3

また行きたい
こんばんは、

昨年、三ツ岩岳山頂から会津駒ケ岳方面を眺めて、「もし行くとしたら三ツ岩の避難小屋に一泊かな」と思っていたけど、流石にあっさり日帰りで歩いてしまいますね
雪がまだ完全にしまっていなかった様子、GW辺りにはもっと歩きやすくなっているんでしょうか？
今年日帰りチャレンジしてみようかな

小雪の今年でもやはり奥会津や新潟の山は真っ白なんですね。
裏越後三山周回、自分もいつかは！と思ってます。

wakasato

Re: また行きたい
こんばんは、Satwo3さん。

あっさりとではく、大分息上がっての歩き通しでした
このコースで避難小屋泊をしてみたいのですが
残雪や荷物をあれこれ考えるとどうしても実行できません
勿論日帰りでも十分楽しめるのですが・・・
夕景や日の出の景色への憧れもあります。

そうですね、GW辺りの方が歩き易くなると思います。
気になる点は残雪量でしょうか
（今冬が小雪でしたし・・・）
締まった状態の稜線であれば、あっさりと歩けるかも？

BOKUTYANN

流石ですネェ〜〜！(#^^#)
wakasatoさん　こんばんは

素晴らしい景色の連続にただただ呆然と眺めてます
真っ白い山上！　まさに無人の広野を行くwaka様
どんだけ気持ちがいいのか想像もつきませんが
実力があってこそだと実感します

とてもマネできる山行では有りませんので
レコ上で仮想体験だけさせて貰います

↑コメの《裏越後三山周回、自分もいつかは！と思ってます》
って私ももう随分前からだナァ〜〜〜！
もしかしたら「思ってました」が正解になってしまうかも
少し悲しい気がするBOKUでした

素晴らしい山行に盛大な拍手を

wakasato

Re: 流石ですネェ〜〜！(#^^#)
こんばんは、BOKUTYANNさん。

無垢な雪原を歩けるのは贅沢なものですよね
青空に加え風もあって程良い天候。
気持ちの良い歩みができました。
ただ登り返した後、後半は疲労感が優勢に・・・
通して気持ち良く歩ける体力が不足していますね

それもあって裏越後周回は二の足・・・
自分も「思っていました」にならないようにしたいですが
果たして？