室蘭(絵鞆半島)低山巡り
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 984m
- 下り
- 962m
コースタイム
10:17地球岬10:34−11:52茶津山−12:13天勝(食堂)13:00−13:52測量山−
14:10女測量山−14:44ぼんず山−16:14鍋島山−16:41港南町鍋島山山麓駐車場
天候 | 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
メンバー:ヨッシー、おとみさん、うっちー、さっこちゃん、岳の白鳥、山キチのッマ、プチ山キチ。
下山口に車をデポ後、東町三丁目、室蘭高等技術専門学校傍の駐車場に集合。天気予報を見て明日の予定を今日に変えたのに、生憎の雨、雨具を着ての出発となった。
失われてしまった室蘭の湿原をイタンキに復活しようと云うビオトープ・イタンキを通り、鳴り砂で有名なイタンキ浜に出て海水に触れてから、刈り分け道(遊歩道?)へと入って行った。歩道は適度に手入れされ、笹が低い所は自然のままに踏み込まれた細道となっていて、とても感じが良い。
みゆき町上の最初のピークには木製のベンチがあり展望が良い。二つ目のピークは岩のピーク、その先の平坦地にはトラクターとユンボが置かれてあり、草が刈られ、何かの開発を始めていた。ここから電波塔のたくさん立つエニ山、さる山(三角山)が低い雲のベールに煙って見えた。
白く砕ける波と、海岸線の奇岩と崖の景観に、みんなの目が輝いていた。
雨で濡れた崖沿いの道を足元に注意しつつ進むと竹と低木の疎林の中の道となるが、手入れが行き届いていてありがたい。どのような方々がこの歩道の手入れをされておられるのか、感謝である。
ここを抜けると、電波塔が見えエニ山はすぐだった。エニ山187.9m(三等三角点母恋)からは室蘭の主要産業、鉄鋼関係の工場群が室蘭港沿いに並んでいるのが見える。
ここから電波塔の管理道路を下り、コルから送電線の管理歩道を進み、さる山に一番近い鉄塔から、背丈を越える竹やぶを30〜40m漕ぐと植生の少ない尾根に出る。そこから、さる山(三角山)頂上はすぐだった。
工場群の向こうには、低い雨雲の下に、茶津山、測量山、最終目的ピークの鍋島山がまだまだ遠く見え、さあーまだまだ楽しめるぞと自分に言い聞かせた。
エニ山へと戻り、下って一旦観光道路に出て、よく整備された歩道を母恋富士に向かう。途中大きな東屋で雨を避け今日はじめての休憩、さっこちゃんが出掛けにもいできたという真っ赤なトマトは香りからして市販のものとは違い、美味しく頂いた。
母恋富士141mには地形図の標高とは表示の違う立派な山名板があり、どうしたものだろう?
振り返ると、エニ山、さる山が見え、さる山の北面が崖となって切れ落ちている山容に、"室蘭マッターホルン“の声も出た。往路を戻ってトッカリショに向かって観光道路沿いの轍のある道を行く。途中崖上から見た海岸線と奇岩は、絶景と言う言葉がぴったりだった。
トッカリショから振り返ると、緑の笹斜面が広がり、それを見ていると、穏やかな気持ちになれた。
舗装道路歩きで地球岬へ。幸福の鐘を願いを込めて鳴らし地球岬緑地散策路へと気持ちの良い歩みを進め、再び舗装道路歩きで入江運動公園へ向かう。幸い雨もようやく止んでくれた。
入江運動公園の子供広場的なところから茶津山へ、木製階段、つづいて擬似木の階段を登り手入れされた遊歩道の行き止まりに展望台があり、そこから頂上へは踏み跡をたどって茶津山95m、頂上標石にカメラを置きみんなで覗き込んでの記念写真に手間取り、蚊がうるさかったこともあって、ひんしゅくかったかな〜?
中央町の天丼の名店「天勝」で予定通り天丼の昼食をとった。食堂に入って昼食をとったことによって、モチベーションが下がってしまうんじゃないかと思っていたが、杞憂にすぎなかった。むしろ良い休憩になった様で元気が出て、歩きながらの会話も弾んでいた。
途中から広い遊歩道?を登って唐松平へ、そこからひと登りで電波塔の林立する測量山199.4mは今日の最高峰だ、頂上展望台からは、通過してきた山々は遠くなり、これから目指す、ぼんず山や鍋島山が近く見えるようになってきた。
女測量山から遊歩道を、うっちーさんのネパール・トレッキングや岳の白鳥さんのニュージーランド・トレッキングの話を聞きながら下って行くと、マスイチ展望台はすぐだった。
ローソク岩展望台から丈の低い笹斜面を滑る足元に注意しながら、耐えるふくらはぎに頑張ろうぜ!と一声かけ、今日一番の登りと感じつつ、ぼんず山154mに立った。
下りは傾斜の弱い北尾根の低いブッシュを漕いで観光道路へと降りた。
ここから観光道路と住宅街を長く感じながら進んで行き、鍋島山西面の遊歩道へ、入り口から少しの間は笹が被っているが、そのあとは手入れされた体に優しいジグザグ道を気持ちよく登って、最終ピーク鍋島山140mに着いた。
それぞれが笑みを一杯に頂上標石にタッチしていた。一寸先に進んだ展望広場から白鳥大橋、稀府岳〜室蘭岳〜カムイヌプリが望めた。
南東側の刈り分け道を下って、高区配水施設横を通って鍋島山の南側山麓(港南町)の広い駐車場に下って、歩き通した満足感一杯でゴールした。
翌日&後日談
ヨッシーさん:
イタンキから鍋島山までよく歩けたものだと思います。イタンキは昔よく遊んでた所で懐かしく思い出しました。母恋富士、茶津山など室蘭はとてもいいところ、新発見の低山めぐりでした。
おとみさん:
20キロ強、よく歩けたもんだと思いました。全然足も痛くなく、午前中ダンスに行ってきました。雨の中楽しかったです。
うっちーさん:
室蘭の低山は長い間、登別、室蘭に住んでいても、測量山以外は全くと言って良いほど知らない場所です。お誘いがなかったら多分歩くことはなかったと思います。お喋りしながらのウォーキングは、降り注ぐ雨も忘れさせ、急いで食べた天丼は、しっかりと午後からのエネルギーになり・・・本当に楽しい一日でした。
岳の白鳥さん:
近くてもなかなか行けない室蘭低山巡り、雨の中を案内して頂きありがとうございました。やぶこぎして室蘭マッターホルンにも登り楽しかったです。
さっこちゃん:
はじめての山々楽しかったです。
山キチのッマさん:
生まれ育った室蘭の景色の素晴らしさを再認識、そして完歩出来たことの満足感、最高の一日でした。
プチ山キチ:
皆さんご苦労様でした。今回登った山々、室蘭岳から一望できます。室蘭岳に登るたびに思い出して楽しめます、楽しんで下さい。
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