白馬三山(白馬岳 杓子岳 白馬槍ヶ岳)素晴らしき稜線歩き 猿倉から周回

2020年06月02日(火) [日帰り]

• GPS: 07:59
• 距離: 18.5km
• 登り: 2,394m
• 下り: 2,380m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:58

7:33 猿倉登山口駐車場
8:11 8:13 白馬尻荘
9:36 9:38 岩室跡
9:49 9:49 避難小屋
10:43 10:43 白馬山荘
10:54 10:54 白馬岳
11:01 11:11 白馬山荘
11:22 11:23 丸山
11:59 12:02 杓子岳
12:46 12:51 鑓ヶ岳
13:01 13:04 鑓温泉分岐
13:17 13:17 大出原
13:34 13:40 白馬鑓温泉小屋
14:36 14:37 小日向のコル
15:04 15:05 猿倉台地
15:12 15:12 水芭蕉平
15:26 15:26 猿倉荘
15:31 猿倉駐車場

白馬温泉小屋からは残雪期のルート取りです。
雪面に穴が開いている場所が多数あり危険な個所もあります。
これからの季節は急激に雪が無くなり通れなくなることが予想されるので
槍温泉から水芭蕉平までのGPSログは参考にしないでください。
水芭蕉平からは夏道です。

天候

晴れ
稜線は少し寒いくらいでしたが、槍温泉まで下ってくると直射日光下では暑い(^^；

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉駐車場を利用しました。

コース状況／危険箇所等

山小屋は営業していません。
水の補給は大雪渓の岩小屋付近、槍温泉の下部等々に雪解け水が流れていますが正式な水場ではありません。また、水採取時に残雪の踏み抜きによる転落、滑落が考えられるので十分な注意が必要です！

猿倉→白馬稜線　大雪渓は全面残雪　落石跡は多くありませんでした。
　　　　　　　　途中から10 本爪アイゼンを使用しました。
白馬岳→槍温泉分岐　稜線の登山道にはほとんど雪が無くアイゼンの必要は
　　　　　　　　　　ありませんでした。
槍温泉分岐→猿倉　ツボ足で行きましたが、大日方のコルを降りたあたりまでは滑り　　　　　　　　　止めをした方が良いと思われます。
　　　　　　　　　槍温泉からは基本残雪期の冬道で行ったのですが、雪が
　　　　　　　　　少なくなって沢の残雪に穴が開いていたり危険な個所も
　　　　　　　　　ありました。
　　　　　　　　　また、夏道に戻るのにやぶ漕ぎをしたりなかなか大変です。
　　　　　　　　　★これからしばらくは夏道には厄介な残雪が残っていたり、
　　　　　　　　　冬道の残雪が急激に無くなっていくことが予想されますので、
　　　　　　　　　ルート取りがむつかしくなると思われます★

写真

猿倉駐車場を出発
林道を行きます。

やがて残雪があらわれます。

雪上の穴には近づかないこと！

白馬尻小屋は埋まっています。

雪渓は霧に覆われていましたが、高度を上げるに従いときおり青空が顔を出します。

斜面にはステップがほとんどついておらず登りにくい状態です。

稜線の手前が見えてきた(^^♪

一瞬青空が！

振り返ると雲が沸き立つ大雪渓(^^♪

登りつめてきて傾斜がきつくなってきたので10本爪アイゼンを装着します。
ずいぶんと楽に登れるようになりました(^^♪

雪の裂け目に注意です！

稜線が見えるころには雲を突き抜けて青空！

頂上宿舎

雪渓を振り返って
杓子岳、白馬槍ヶ岳

もう少しで越しで稜線

残雪の無い稜線の夏道に出て白馬山荘へ

もう少しで白馬岳

白馬岳山頂に到達(^^♪

北側三国境方面

旭岳

パノラマ写真

三角点

これから行く杓子岳　白馬槍ヶ岳

杓子岳、白馬槍ヶ岳方面に向かって出発！
楽しい稜線歩き(^^♪

振り返って旭岳

振り返って白馬岳

杓子岳が近づいてきた(^^♪

稜線の道

杓子岳山頂

白馬槍ヶ岳方面に歩きだします。
白馬の里から雲が沸き立っています↑

杓子沢の雪渓

もうすぐ白馬槍ヶ岳

白馬槍ヶ岳山頂

南下して槍温泉分岐へはそんなに時間はかかりません。

槍温泉分岐
ここを南へ降りていきます。

しばらくは夏道ですぐに雪渓に出ます。

稜線よさようなら。

雪渓を下ります。
残雪は少し硬めでしたがツボ足で下っていきます。

どんどん降りていきます。

槍温泉が見えてきた(^^♪

入りませんでしたが程よい温度でした(^^♪

残雪期のルート取りで行きます。
これからは急激に雪が無くなっていくのでルート取りは慎重に！

小日向のコルを超えて斜面を下りやぶ漕ぎをして夏道に合流します。

もう少しで夏道。

夏道はしばらく沢のように水が流れています。

林道に出て一安心。

そのまま下っていって猿倉駐車場へ。
雪渓の登り下りを楽しみ、さわやかな稜線歩きを満喫した白馬三山周回でした(^^♪

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ 10本爪アイゼン ストック（ピック付き）

感想

emuclub

　猿倉駐車場を出発、林道を進んでいくと次第に残雪があらわれ大雪渓の入り口へ。
白馬尻小屋は屋根が少し見えるだけ。霧の中、雪渓を登っていきます。霧に覆われていましたが、高度を上げるに従いときおり晴れ間が出てきて気分も晴れ晴れ(^^♪
　雪面のステップはほどんど無いので岩室下の傾斜がきついところの岩で10本爪アイゼンを装着、かなり楽になりました。稜線に出るあたりから快晴に(^^♪　稜線の夏道には雪が無いのでアイゼンを外して白馬岳山頂へ。パンと水分補給で一休み。風は少しあるもののコンディションが良いと判断して白馬三山を縦走することにしました。
気持ちの良い稜線を歩き、杓子岳、白馬槍ヶ岳山頂で一休みしながら槍温泉分岐へ。
　少し夏道を歩くと雪渓へ。雪面が少し硬めだったもののグリップが良かったためツボ足で下ります。槍温泉が見えてきた。立ち寄って湯加減をみたら適温でしたよ(^^♪　
ここから残雪期のルートで小日向のコルを目指します。陽だまりは暑くさえ感じる天候で、少しバテ気味になりながら小日向のコルへ。ここからの急斜面の下りは雪に穴が開いていて近づくと危険な個所が多くありました。平原に出てやぶ漕ぎをして水芭蕉平の西で夏道に合流。しばらくは沢のように水が流れる夏道ですが歩くのがずいぶん楽になりました。林道に出て一安心。無事に駐車場へ。
雪渓の登り下りを楽しみ稜線歩きを満喫した白馬三山周回でした(^^♪