楽々新道から小桜平避難小屋泊と見返坂(手前)
- GPS
- 11:11
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
天候 | 1日目 : 晴れ 2日目 : 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日の白山ではヘトヘトに疲れたので、下山時は「明日はどうしよう」って思いながら車を運転していたのですが、4時間かけて帰宅したころにはヘトヘトも解消してたので避難小屋泊まり〜で小桜平避難小屋に行ってきました。
さすがに睡眠不足は運転しながら解消できないので、朝は遅めのスタートです。重いのでスキー持って行くかどうかちょっとだけ迷いましたが、スキー置いて行って山に雪があったら猛烈に後悔するので(笑)、重くても疲れてても持って行くことにしました。背負うとやっぱり猛烈に重い。
最初の林道はともかく登山道に入ると急登が続きます。重い荷物は急登で堪えます。汗は出るはザックが食い込む肩が痛いわ息が上がるわで休憩が多くなります。最初は1時間に1回だったのが50分に1回、40分に1回、30分に1回〜と周期が短くなります。ま、今日は小屋まで行けば休めるのでゆっくり行きましょう。今日は胸騒ぎ、いや動悸は出なかったです。
そういや脚も張ってました。久しぶりの遠征での高山連チャンはハードです。毎週のように通って体力作らないと。
ダケカンバ林を抜けると登山道もなだらかになり、少しはマシになりましたが今度はハエが多く、休憩で止まるとブンブンやってきます。このあたりは休まず歩くことにします。
徐々に雪が増えてきて期待が高まります。前方に雪の斜面が出た時は、スキー持ってきて良かったと思いました。もしスキー置いてきたら心底後悔してたことでしょう。空身で取りに戻ったかも知れません(笑)
でもまだずっと雪が繋がってる感じではないのでツボ足で残雪を歩きます。残雪があると登山道がどこに繋がっているのか探すのに苦労しますし、雪は滑ったりガボったり薮が立ちはだかってたりしますから余計に時間がかかります。でもそれは、テント泊山行の荷物は重いのと同じで、そういうものです。
小桜平に入ると水量の多い水路のような沢?を何度か渡ります。雪解け水はたっぷりあります。ほどなくして小桜平避難小屋に到着です。
小屋に入ってザックを下ろし、荷物を出します。4月の赤兎山避難小屋では疲れ果てて小屋ですぐに横になりましたが、今日はそこまでではなかったです。ま、かかった時間が違いますが…
荷物を出しましたがよく見ると床には結構細かいゴミが落ちてるので、お掃除しました。2泊分くらいの量が出ました。見た目綺麗でもまずは掃除するのがいいですね。
泊まり装備を小屋に置いて、いざ滑りに行きましょう。シール貼ってクトーつけたスキー持って兼用靴履いて出かけます。
見返坂までは1km半くらい。荷物も軽く気分も軽快です。見返坂まで行くつもりが途中で雪がしばらく切れていて、歩いて偵察するも敢えて行くほどでもないのでここまでにしました。
ここからの眺めは小桜平避難小屋が小さなアクセントになって素晴らしいです。地獄尾根が見えるともっといいのですが。そう考えるともっと登っておけばよかった。
ま、ここでスキーを履いて滑りましょう。急斜面はこれと言ってないのですが昨日滑ったしガツガツしてません。滑りながら夕陽見れるスポット探しましたが雪がなく薮なので諦めました。
小屋に戻ってからはラジオ聴きながら夕飯にします。水場があると雪から水作らなくても大丈夫なので随分楽です。小屋の水場はとても冷たく、ペットボトルに入れるために手を突っ込んでると手が痛くなるほどです。
ここは電波通じないので下界で大事件が起こってないかラジオがあれば確認できます。もっとも避難小屋泊まりで下界で大事件が起きたことなんてないのですが、それは今まで遭難したことないから今後も大丈夫なんてことはないのと同じです。
夕方まで山スキーで遊んでたので就寝は20時に。起床は3時過ぎにしましたが眠りは浅くぐっすり眠れた感はありません。ぐっすり眠れるマットがあればいいなぁ。
朝食も同じお雑煮。飲み物は冷えた水で用意します。荷物をパックして小屋を再度掃除して、スキーをくくり付けたら下山です。
小屋からしばらくは登山靴で歩き、雪が出てきたので1回だけスキーで滑りました。正直なところ歩き続けた方が早いのですが、それはチャリで走るより車に乗った方が早いのと同じでしょう。好みの問題なのです。
帰りはほぼずっと下りなので、荷物が重くてもそれほど苦ではありません。肩が食い込んで痛い以外は。下山は随分早く着きました。
やはりスキー担いで避難小屋泊まりすると体重が1kg、体脂肪率が1%落ちました。これがこれまでのところリバウンドしないのです。歩いている間に腰回りが痩せて行くのがザックの腰ベルトで分かるくらいです。これくらいハードなことしてこれだけなのですが、これまで護摩堂で軽い山スキーやって九頭竜まいたけ蕎麦食べて帰る週末では大した運動になってなかったのでしょう。ハードですがまた行きたくなる、それが山スキーと避難小屋泊まり山行なのです。変態だけですが。
コメント
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素朴な疑問ですが、苦労してそこまで来たのに、なぜ翌朝下山前にも滑らないのでしょうか? これをクリアすれば、Kingに昇格ですね。
キノコのお礼に花名書きます。自信がないのは「?」、自信があるのは「!」と付けときます。マークないのはその中間。
5:チゴユリ!
6:フデリンドウ?
7:イタチタケじゃないんですか(笑)
11:カタバミ
15:シキミ
18:エンレイソウ! まさに咲いてます。
53:イワナシ!
フデリンドウ?、私は見落としてしまったので、割とショックです。
ランちゃんまいどです!
確かに。2日目は下山しながら残雪滑るつもりでした。やっぱり疲れてましたからね…
お花の名前ありがとうございます〜ちょっとは覚えるようにしないといけませんね(笑)
さてそのフデリンドウ。もしかしたら日曜日までにクマかイノシシの踏まれたのかも?
クマとイノシシの糞はしっかりありましたから。
お掃除お疲れ様でした。
久しぶりに御活躍を拝見しました、他の山スキーヤーが板納をしていますが、まだまだこれからですね
僭越ながら写真55は槍ではなく剱岳だとおもいます〜
hakusan さんコメントありがとうございます!
確かに、続いてる山並みを見れば右が立山ですね。失礼しました。
ご指摘ありがとうございます!
そうなんです。山スキー今シーズンまだ10月中旬まで4ヵ月あります。
というか、もう4ヵ月ほどしたら初滑りですね。なんか焦ってきました
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