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Yamareco

記録ID: 2388257
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

越百山 ☆鳩打峠からピストン、梅雨入り前の駆け込みロングトレイル☆

2020年06月09日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:37
距離
24.8km
登り
2,410m
下り
2,400m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:07
休憩
1:27
合計
14:34
1:57
78
3:15
3:15
16
3:43
3:43
45
4:28
4:44
39
5:23
5:25
54
6:19
6:19
6
6:25
6:44
3
6:47
6:47
44
7:31
7:31
6
7:37
7:37
94
9:11
9:12
38
9:50
10:28
32
11:00
11:01
68
12:09
12:10
7
12:17
12:21
50
13:11
13:11
55
14:06
14:10
29
14:39
14:40
33
15:13
15:13
10
15:33
15:33
57
16:30
16:30
1
16:31
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩打峠登山口駐車場 20台位は止められそう。
仮設トイレ有り、登山ポストもあります。
登山届はコンパスで提出してます。
コース状況/
危険箇所等
登山口から烏帽子岳まではよく整備されています。
ただし急登もあり登り応えあります。
烏帽子岳から念丈岳:過去通ったときは歩く部分の笹が刈られていたりしましたが、笹が伸びて足元が見えなくなっている箇所がずいぶんあります、念丈岳に近くなると笹にハイマツやシャクナゲが加わって進行を妨げます。藪漕ぎになりますがさほど大変ではありません。
奥念丈岳分岐から奥念丈岳:笹が伸びていますがさほど大変ではありません。
奥念丈岳から南越百山:笹、ハイマツ、シャクナゲの厳しい藪漕ぎでした。ルートはそれなりにわかるのでさほど迷うことはありませんでした。
時折マークがありました。
南越百山から越百山:残雪がコースに多量に残っています。
雪の表面は柔らかいですが踏み抜くこともなく藪漕ぎよりは楽でした。
藪漕ぎと残雪が交互に現れますが、残雪抜けて再びコース入口探すのに悩みました。ルートは稜線の東側につけられています。
残雪歩くのに滑り止めは必要ありませんでした。
そもそも携行していなかったですが・・・。
日の出時刻少し前に烏帽子岩が見えてきました。
「これは日の出前に登り切るしかない!」ですよね。
2020年06月09日 04:25撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
5
6/9 4:25
日の出時刻少し前に烏帽子岩が見えてきました。
「これは日の出前に登り切るしかない!」ですよね。
これまでになく軽やかに登り切った!つもり。
2020年06月09日 04:31撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 4:31
これまでになく軽やかに登り切った!つもり。
ご来光!
南アルプスの鋸岳と八ヶ岳の編笠山の間、釜無山やや左の辺からのご来光でした。
苦手な早起き登山でしたがご褒美がありました。
感激です!
2020年06月09日 04:34撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 4:34
ご来光!
南アルプスの鋸岳と八ヶ岳の編笠山の間、釜無山やや左の辺からのご来光でした。
苦手な早起き登山でしたがご褒美がありました。
感激です!
20回目の烏帽子岳山頂です。
目的地の越百山が左端の稜線の上にちょっぴりのぞいています。
2020年06月09日 04:38撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 4:38
20回目の烏帽子岳山頂です。
目的地の越百山が左端の稜線の上にちょっぴりのぞいています。
日の出の左に八ヶ岳連峰、右に南アルプス鋸岳から農鳥岳の辺。
その下には伊那谷、僕の故郷です。
2020年06月09日 04:39撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 4:39
日の出の左に八ヶ岳連峰、右に南アルプス鋸岳から農鳥岳の辺。
その下には伊那谷、僕の故郷です。
この日最もよく出会ったバイカオウレンです。
登山道いたるところで群生していました。
2020年06月09日 05:16撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 5:16
この日最もよく出会ったバイカオウレンです。
登山道いたるところで群生していました。
快調に池の平山。
3月に来た時はここまでで引き返しています。
2020年06月09日 05:21撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 5:21
快調に池の平山。
3月に来た時はここまでで引き返しています。
池の平山から望む中央アルプス本脈の峰々です。
左にこれから目指す南越百山と越百山、右に南駒ケ岳、仙崖嶺や空木岳などです。
2020年06月09日 05:21撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 5:21
池の平山から望む中央アルプス本脈の峰々です。
左にこれから目指す南越百山と越百山、右に南駒ケ岳、仙崖嶺や空木岳などです。
朝日を浴びてイワカガミが輝いています。
イワカガミも今が盛りですね。
2020年06月09日 05:33撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 5:33
朝日を浴びてイワカガミが輝いています。
イワカガミも今が盛りですね。
左にこれから向かう念丈岳、右に中央アルプス本脈の奥念丈岳。
その間の谷、与田切乗越を越えて進みます。
2020年06月09日 05:47撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 5:47
左にこれから向かう念丈岳、右に中央アルプス本脈の奥念丈岳。
その間の谷、与田切乗越を越えて進みます。
久しぶりの登山道は笹が伸びて足元が見えません。
2020年06月09日 05:53撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
5
6/9 5:53
久しぶりの登山道は笹が伸びて足元が見えません。
右のピークが南越百山、奥念丈岳は左端の方ですがそのピークがはっきりしません。
左に与田切乗越から登る道が見えています。
2020年06月09日 06:09撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 6:09
右のピークが南越百山、奥念丈岳は左端の方ですがそのピークがはっきりしません。
左に与田切乗越から登る道が見えています。
念丈岳から振り返って望む池の平山です。
その左に南アルプスの峰々が雲の上に浮かんでいます。
2020年06月09日 06:21撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 6:21
念丈岳から振り返って望む池の平山です。
その左に南アルプスの峰々が雲の上に浮かんでいます。
念丈岳山頂から南アルプスの峰々。
その下に見える伊那谷、真ん中辺においらの家も見えているはずです。
2020年06月09日 06:22撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 6:22
念丈岳山頂から南アルプスの峰々。
その下に見える伊那谷、真ん中辺においらの家も見えているはずです。
念丈岳から御嶽山です。
2020年06月09日 06:22撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 6:22
念丈岳から御嶽山です。
念丈岳からこれから向かう越百山方面。
越百山は南越百山と重なってよく見えませんがその先の南駒ケ岳などが望めています。
2020年06月09日 06:23撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 6:23
念丈岳からこれから向かう越百山方面。
越百山は南越百山と重なってよく見えませんがその先の南駒ケ岳などが望めています。
念丈岳で自撮りして先に進みます。
2020年06月09日 06:25撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 6:25
念丈岳で自撮りして先に進みます。
奥念丈岳山頂は樹林帯を背負っています。
念丈岳方面の展望しかありません。
2020年06月09日 07:31撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
5
6/9 7:31
奥念丈岳山頂は樹林帯を背負っています。
念丈岳方面の展望しかありません。
奥念丈岳から越百山を目指す先には崩落個所が二か所あります。
これが最初の崩落個所。
時に危険はありません。
2020年06月09日 07:37撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
8
6/9 7:37
奥念丈岳から越百山を目指す先には崩落個所が二か所あります。
これが最初の崩落個所。
時に危険はありません。
崩落個所から振り返っています。
奥の高いのが安平路山です。
手前のピークがおそらく奥念丈岳辺りでしょう。
2020年06月09日 07:38撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 7:38
崩落個所から振り返っています。
奥の高いのが安平路山です。
手前のピークがおそらく奥念丈岳辺りでしょう。
二つ目の崩落個所です。
その先のピークを越えるといよいよ南越百山が見えてくるはずです。
2020年06月09日 08:05撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 8:05
二つ目の崩落個所です。
その先のピークを越えるといよいよ南越百山が見えてくるはずです。
登山道からいよいよ越百山、南越百山が見えてきました。
2020年06月09日 08:35撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 8:35
登山道からいよいよ越百山、南越百山が見えてきました。
左端が念丈岳、右の高いのが安平路山。
その安平路山のすぐ右に見える影が恵那山です。
2020年06月09日 08:35撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 8:35
左端が念丈岳、右の高いのが安平路山。
その安平路山のすぐ右に見える影が恵那山です。
登山道の真ん中にヒメイチゲです。
2020年06月09日 08:55撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 8:55
登山道の真ん中にヒメイチゲです。
右に越百山、左に御嶽山です。
2020年06月09日 09:09撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
11
6/9 9:09
右に越百山、左に御嶽山です。
南越百山山頂まであと少しです。
2020年06月09日 09:09撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
6
6/9 9:09
南越百山山頂まであと少しです。
南越百山頂のケルンと越百山です。
2020年06月09日 09:12撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:12
南越百山頂のケルンと越百山です。
左から越百山、南駒ケ岳、仙崖嶺です。
残雪歩きと藪漕ぎが交互にあります。
2020年06月09日 09:15撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:15
左から越百山、南駒ケ岳、仙崖嶺です。
残雪歩きと藪漕ぎが交互にあります。
越百山山頂手前です。
2020年06月09日 09:48撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
7
6/9 9:48
越百山山頂手前です。
越百山に到着!
「嬉しい!」以外言葉が無い。
2020年06月09日 09:51撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:51
越百山に到着!
「嬉しい!」以外言葉が無い。
左端に南越百山、それから右に歩いてきた稜線、これから帰る稜線が続いています。
その稜線の上、左の方に念丈岳も見えています。
左の方に恵那山が浮かんでいます。
2020年06月09日 09:51撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:51
左端に南越百山、それから右に歩いてきた稜線、これから帰る稜線が続いています。
その稜線の上、左の方に念丈岳も見えています。
左の方に恵那山が浮かんでいます。
赤い越百小屋が見えています。
今年は8月から営業開始だそうです。
いつかあそこに泊って縦走してみたいものです。
2020年06月09日 09:51撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:51
赤い越百小屋が見えています。
今年は8月から営業開始だそうです。
いつかあそこに泊って縦走してみたいものです。
越百山山頂から南駒ケ岳、仙崖嶺など。
毎日自宅から眺めているとても大好きな山たちです。
2020年06月09日 09:53撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:53
越百山山頂から南駒ケ岳、仙崖嶺など。
毎日自宅から眺めているとても大好きな山たちです。
左に御嶽山、右の稜線の上に乗鞍岳が浮かんでいます。
乗鞍岳の右には笠ヶ岳が確認できました。
右端には三ノ沢岳の頂がのぞいています。
2020年06月09日 09:54撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:54
左に御嶽山、右の稜線の上に乗鞍岳が浮かんでいます。
乗鞍岳の右には笠ヶ岳が確認できました。
右端には三ノ沢岳の頂がのぞいています。
乗鞍岳の左に白い白山の姿が見えていることを愛知県からお見えのソロ女性に教えていただきました。
少し前南越百山手前ですれ違い、その後越百山山頂で楽しくお話しできた方です。
2020年06月09日 09:54撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:54
乗鞍岳の左に白い白山の姿が見えていることを愛知県からお見えのソロ女性に教えていただきました。
少し前南越百山手前ですれ違い、その後越百山山頂で楽しくお話しできた方です。
南アルプスの峰々は実に美しかった。
2020年06月09日 09:54撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:54
南アルプスの峰々は実に美しかった。
南越百山と南アルプス南部の峰々。
南越百山の左に見えるのは帰りに再び通る池の平山だと思います。
2020年06月09日 09:55撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 9:55
南越百山と南アルプス南部の峰々。
南越百山の左に見えるのは帰りに再び通る池の平山だと思います。
自撮りしていよいよ帰路につきます。
2020年06月09日 10:26撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 10:26
自撮りしていよいよ帰路につきます。
南越百山に登り返しです。
2020年06月09日 10:40撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
9
6/9 10:40
南越百山に登り返しです。
帰りの崩落地あたり、オウレンが咲いていましたが、葉が見えずに同定できませんでした。
2020年06月09日 12:10撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 12:10
帰りの崩落地あたり、オウレンが咲いていましたが、葉が見えずに同定できませんでした。
与田切乗越登り返して念丈岳です。
この登り返しがきつかったです。
2020年06月09日 12:38撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 12:38
与田切乗越登り返して念丈岳です。
この登り返しがきつかったです。
帰りの中央アルプス支脈の最高峰、池の平山です。
2020年06月09日 12:38撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
8
6/9 12:38
帰りの中央アルプス支脈の最高峰、池の平山です。
烏帽子岳が見えるところまで戻りました。
2020年06月09日 14:31撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 14:31
烏帽子岳が見えるところまで戻りました。
朝はナイトハイクだったので見えてませんでしたがオオカメノキ。
2020年06月09日 16:00撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 16:00
朝はナイトハイクだったので見えてませんでしたがオオカメノキ。
山ツツジも綺麗に咲き誇っていました。
2020年06月09日 16:00撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
11
6/9 16:00
山ツツジも綺麗に咲き誇っていました。
この花は何かな?
2020年06月09日 16:07撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 16:07
この花は何かな?
鳩打峠登山口。
お疲れ様でした。
2020年06月09日 16:30撮影 by  DC-TZ95, Panasonic
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6/9 16:30
鳩打峠登山口。
お疲れ様でした。

装備

MYアイテム
Q_B
重量:0.90kg

感想

山登り始めた頃からずっと故郷伊那谷からの登頂を望んでいた越百山。
実現は先のこと、いや実現は無理!っとか思っていたけど、ここのところ気分が盛り上がってきて遂に行けてしまいました。
行動を起こすには、時に勢いが必要な場合がありますね。
もともとは中小川登山道をイメージしてましたが、こちらは入山禁止となって久しく、今回の鳩打峠からのルートはとてもありがたい存在です。

あえて注釈すれば、この山に登るなら木曽谷の伊奈川登山口から登るのが一般的です。
自分も3年前に伊奈川登山口から南駒ケ岳などとともに縦走していますが、やはり毎日眺めているこの山をわざわざその山の反対側に回り込んで登っていることには違和感を感じていました。

そんな中で1年前に今回と同じルート上の奥念丈岳まで足を延ばしてみて「もう少し行けそうだ!」と手応えをつかんでいました。
当時は膝痛発症していたのでその先は諦めましたが、今年はその膝痛も完治し足の調子はすこぶるよろしい。
COVID-19感染症の登山自粛要請にも配慮しながらトレーニング兼ねた里山歩き続けておりました。

天気予報ではいよいよ梅雨入り予報が出始めました。
行くなら今しかないという気持ちも後押ししてくれました。

この日は山登りでもっとも苦手な超早起き。
最近の里山歩きは寝坊助でも行けてしまうので、そもそも生活習慣ができていないことに気づかされます。
何とか気合で起きて行ってきましたが、茶色の小瓶に入った眠気覚ましのドリンクも携行しました。
眠くて仕方がなかった下山時はこれに救われました。

鳩内峠登山口からはヘッデン点けてナイトハイクでのスタート。
烏帽子岳山頂、正確には烏帽子岩ですがご来光を拝むことができました。
小屋泊、テン泊ならともかく、日帰り山行では初めての体験です。
実に幸先の良いスタートでした。

その後、池の平山、さらに念丈岳と過去に何度も歩いている区間。
かつてなく笹が伸びていることに驚きつつも順調に歩を進めることができました。
この日のタイムリミットに設定している午前11時前に越百山に行けそうな予感です。

与田切乗越を登り返し、奥念丈岳にたどり着くといよいよ未踏の山道に入ります。
事前情報通り過去に経験したことのない藪漕ぎです。
笹だけならまだしも、ハイマツやシャクナゲが加わって行く手を阻みます。
ハイカットブーツにスパッツでも装着していればまだましだったかもしれないけど、トレランシューズに丈の短い靴下では、パンツの裾から侵入してくる笹の長い切り残しが脛を常につついてくる。
見えない足元の脇から出ている尖った枝などが容赦なく足を突いてきます。
膝から下は小傷でいっぱいでした。
脇から出ているハイマツなどをかき分け身体で押しのけ進む藪漕ぎはなかなか貴重な体験でした。
終わりのない藪漕ぎ、そういう場所にいて山歩きをしていることを楽しく実感してもおりました。
それは過去に人出が入り、道を開いてくれてあるから自分ごとき初心者でもできることだとの感謝にもつながります。

っとまあ、何とか進むうちに目の前に南越百山が見えた時は最高にうれしかった。
南越百山からの360度の眺望は実に素晴らしく「もうここまででいいや!」と満足しかけました。
しかし、ここで引き返したら残りの区間を歩くのはいつになるやらです。
越百山まで気力で進みました・・・本当です。

南越百山から歩き始め、残雪の上を進んでいるとなんと逆方向から藪を漕いで見えるソロ女性登山者の姿。
お互いの位置でルートのありかを知ることができました。
愛知県からお見えの方、伊奈川登山口から登って見えたそうです。
この後、越百山山頂で楽しい山談義楽しませていただきました。
お互い、まさか逆方向からの登山者と鉢合わせするとは驚きと喜びでした。

越百山頂で楽しいひと時過ごした後は、彼女は仙崖嶺目指して進みおいらはもと来た道へ下山でした。

疲労が蓄積した足に与田切乗越の登り返しは実にきつかった。

下山直後は「もう当分このコースはいいや!」と思っていたけど、レコ書きながら「のど元過ぎれば熱さ忘れる・・・」心境のおいらです。
貴重な山歩きでした。

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コメント

もう既にエンジン全開。
夏山シーズンが始まる前に、吹けきってしまいそうですね。
日頃のトレーニングの成果をみせてもらえました。
さすがです。 池ノ平〜念丈までの間は笹刈りしたいと思っている
のですが、コロナ騒動で、今年はどのようになるか今のところ未定です。
奥念丈〜越百山の主稜線のハイマツ・シャクナゲ等は保護の縛りから
手を入れる事ができずどうにもならないのが実情です。
いずれにしても多くの方が踏み跡をつけてくれれば、ありがたいと思っています。 健脚のQBさんが改めて羨ましい処です。 
2020/6/10 20:08
Re: もう既にエンジン全開。
TYSさん、こんばんは

念丈倶楽部の皆様が整備して下さった道をいつも歩かせていただき感謝しております。
まだ先のことと思っていた越百山まで届いてしまい自分でもびっくりです。
奥念丈岳から先は植生保護の縛りがあるのですね。
故郷の伊那谷から中央アルプス主稜線に至る道があることは実にありがたいことです。
コメントありがとうございました。
いつか登山道整備に参加させていただければと思っています。
2020/6/10 22:05
SUGOSUGI😱
QBさんこんばんは(^o^)
すごすぎて言葉が見つからずでした😱💦
去年、鳩打峠から念丈岳までのピストンしたとき、頑張れば奥念丈までならなんとか行けるかも?という妄想をしましたが、そこからさらにハイマツの藪を漕いで越百岳まで!想像するだけで疲労困憊です😭すごい!
踏破おめでとうございます!&お疲れ様でした!
2020/6/10 20:20
Re: SUGOSUGI😱
こんばんは、makoさん

まさか行けるとは!
気分が乗って出来そうな予感があったので挑戦してみたのですが、途中で引き返すことも想定してました。
長野県内入山注意報も出されているし、人様に迷惑かけたらいかんし。

おかげでなんとか無事に戻れました。
最後はヘロヘロではありましたが・・・

お二人の池口岳のレコにずいぶん刺激と力をいただいておりました。
感謝してます。
コメントありがとうございました。
2020/6/10 22:16
凄い気迫ですねww
QBさん、こんにちはww

念丈〜コスモを繋いでしまうとは凄い気迫ですねww
気力と体力共すでに完成されてますねw
いつまでもチャレンジ精神持ち続けて素晴らしいです。
私も大変嬉しく思いましたww
お疲れさまでしたww
2020/6/16 12:26
Re: 凄い気迫ですねww
neo-nさん、こんにちは

気迫なんて・・・、そんな大したものではないですよ。
行けるといいなあ!って思ったいただけのことです。
まさか行けるとは・・・って驚いてますが。

でも、neo-nさんにお褒めいただけるととても嬉しい。
おだてられると調子に乗るタイプですのでもっと頑張るかも。

励ましのコメントありがとうございました。
2020/6/17 9:03
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