<旅先の山> Vol.19 : 高妻山 (自粛解禁 第一弾)

2020年06月21日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,455m
• 下り: 1,479m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:29
• 休憩: 0:23
• 合計: 7:52

3:58 戸隠神社中社
4:55 4:57 戸隠牧場入口
6:47 6:49 五地蔵山
8:18 8:37 高妻山
11:50 戸隠キャンプ場バス停

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路 : 長野市内からアルピコバスで戸隠中社へ。
帰路 : 同。

コース状況／危険箇所等

「九勢至」から先、山頂直下の「十阿弥陀」まではかなりの急坂が続きます。危険というほどではないですが、気力体力を消耗します。

その他周辺情報

<善光寺> 長野駅から徒歩約30分、戸隠へのバスはここの門前から乗車できます。
<戸隠神告げ温泉> 戸隠中社バス停から徒歩約7分、入浴料金600円。

写真

梅雨の合間の週末、都道府県を跨いでの移動が全面的に解禁されました、というわけで、早速二つの県境を跨いで長野駅に降り立ちました。

駅前からまっすぐ延びる道を30分ほど歩きます。最初はどこにでもある市街地ですが、善光寺に近づくにつれて門前町らしくなってきます。

善光寺にお参りします。祈願するのは、疫病退散、家庭円満、そして何より明日の安全。

小腹がすいたので、門前町のお店で「野沢菜おやき」をいただきます。熱うまっ。

ここからは、信州の足、アルピコさんのお世話になります。ループ橋をぐるぐる回って、戸隠へと登っていきます。

戸隠中社バス停で下車します。Tシャツ一枚では肌寒く、上衣を羽織ります。

少し歩きまして…

…本日のお宿にチェックインします。

12畳間を独り占めか、贅沢だな。

夕食の御膳です。信州らしい献立です。

せっかく戸隠に来たので、別注でざるそばをいただきます。つるんと冷たくて美味。

一夜明けて早朝4時、中社から歩き始めます。

しばらくは舗装路を歩きます。時折、登山者と思われるクルマが走り去っていきます。

登山口の駐車場です。まだ朝の5時前ですが、既に20台くらい停まっています。

戸隠牧場の入り口です。眼前に戸隠連山が屏風のように立ちはだかっていますが…う〜ん、曇っているなぁ…。

ここで登山届を提出します。

おはようございます。

ご朝食ですか?

雲を載せた丸っこい山は、黒姫山かな?

牧場の隅っこに登山口の標識があります。ここから弥勒尾根へと分け入ります。

歩き易い道です。国立公園なので植林はなく、気持ちのいい天然林です。

次第に坂が急になってきます。

一瞬雲が切れて、お、妙高山だな。

「六阿弥陀」で、「一不動」からの道と合流します。また曇ってきたなぁ…。

いきなり下ります。稼いできた標高が勿体ないです。

起伏の多い稜線歩きです。

小ピーク毎に神仏が祀られています。ここは「八観音」。

お、少し晴れてきたかな?

おお〜、いい感じ。

「九勢至」から、ラストスパートです。

山頂に近づくにつれて、かなりの急坂になってきます。

二本の脚だけでは到底無理、両手両脚の四輪駆動で攀じ登っていきます。

疲れがピークに達したころ、ようやく「十阿弥陀」に出ます。ひと息ついて振り返ると…

…うわわ〜!

「十阿弥陀」から山頂はすぐです。
百名山、80座目。

こりゃ絶景だわ。

北アルプスのほぼ全景を一望です。日本を代表する名山群が、「密集」、「密接」です。

絶景を正面に、王様のブランチです。

さて、帰路も長い、名残惜しいですが山頂を後にします。

往路を下っていきます。「九勢至」までは急坂、神経を消耗します。

急坂を下りきって、ひと息つきます。

往路では雲に隠れていた焼山と火打山が姿を見せてくれています。

正面に飯綱山、眼下に戸隠牧場が広がっています。

牧場まで戻ってきました。ふぅ。

ここからはバスに乗りますが…

…一旦、中社で下車して、「戸隠神告げ温泉」で汗を流します。

再びバスに乗って、長野駅へと下っていきます。

さて、帰りましょう。
疲労とビールのせいで、帰途はほとんど夢の中でした。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック マスク

備考

往復の乗り物の中ではマスク装着率95%くらいでしたが、山の中では5%くらいでした。

感想

ゲスト

二か月半ぶりの自粛解禁、思い切って遠出してきました。早朝は曇っていましたが、急坂を登っていくうちに晴れてきて、北アルプスの大展望が圧巻でした。