雨飾山(雨飾山荘泊)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,090m
コースタイム
0945難所のぞき
1035一ぷく処
1120中の池
1210笹平分岐
1240雨飾山頂1250
1305笹平で休憩1325
1330笹平分岐
1410中の池
1450一ぷく処
1530難所のぞき
1600雨飾山荘
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
out北陸道糸魚川インターチェンジ50分 |
写真
感想
■アプローチ
雨飾山に登るには、長野県小谷村小谷温泉からのコースと、新潟県糸魚川市の雨飾温泉からのコースがあります。時間が短い小谷温泉からのルートがメジャーですが、紅葉時期の混雑を避けたくて、雨飾温泉からのコースを選びました。
長野道安曇野インターチェンジから国道148号線を北上して、2時間で雨飾温泉。
糸魚川世界ジオパークのジオサイトのひとつが雨飾山となっていて、案内看板がしっかり出ています。
道路はきれいに舗装されていて、走りにくいところはありません。
ただ、集落を抜けてから最後の6kmほどは狭く、対向車とのすれ違いに気を使います。
雨飾山荘の駐車場は直下に10台ほど。さらに下側にも駐車スペースがあります。
宿泊客も日帰りの登山客も共用で、8時45分の到着ですでに15台ほどが停まっていました。
■薬師尾根
雨飾山荘の脇から登山道が始まります。水場、トイレ(100円)はここだけで、この先にはありません。9時20分、登山開始。
登り始めの紅葉はもう少しといった感じですが、高度を上げるにつれて黄色と赤色がだんだん濃くなってきます。
25分ほど登りが続いて難所のぞき。神難所沢と鉱度倉沢との間の薬師尾根に出ます。ここからは神難所沢をのぞくことができます。反対側の鉱度倉沢側には駒ケ岳、鬼ヶ面岳、鋸岳の岩稜がきれいに見えます。
平坦なところが少ないコースで、ひたすら登り続けます。ハシゴもいくつか登ります。きついことはきついのですが、晴天に紅葉がきれいに映えて、飽きません。
一ぷく処、中の池を過ぎて、3時間弱で笹平分岐に到着。
ここから小谷温泉からのルートと合流。人が多く賑やかになります。
■雨飾山頂
笹平では落葉樹が途切れ、その名のとおり笹の緑の中を歩きます。
小谷温泉側の荒菅沢を見下ろすことができますが、素晴らしい紅葉でした。
この荒菅沢の紅葉の中を歩けることを考えれば、小谷温泉からのルートが人気があるのもよく分かります。
最後に山頂に続く岩場を登って、雨飾山頂に到着。
双耳峰になっていて、北峰と南峰がすぐ近く(1〜2分の距離)に並び立ちます。
北峰には日本海に向かって石仏が置かれ、最高峰である南峰には山名標が建てられています。山頂は遮るものがなく、眺望がひらけていますが、この日は風が強く、長く過ごすと若干寒くなりました。
■ランチ〜下山
しばらく山頂で過ごしたあと笹平まで下りて、広場で昼食を摂ります。
東京あんぱん豆一豆「東京レンガパン」。こしあんとホイップクリームが入ったレンガ型のあんパンです。前日にいただいたものを持ってきました。美味しいです。
定番のクノールカップスープとサタケのドライカレー。持ってきた山専ボトルのお湯が少しぬるくなっていたのですが、周囲が寒かったので身体が温まりました。
笹平分岐で小谷温泉への道を分けてから、再び人が少なくなって、紅葉の中を快適に下山します。ただ、なにぶんにも下りが長いので、ヒザや太ももの疲労は避けられません。
■雨飾山荘
16時に雨飾山荘に下山しました。
今日はこちらに泊めてもらいます。1泊2食9,000円。
山荘の前のベンチで缶ビール(400円)を飲みながら、夕暮れを過ごしました。
温泉は、内風呂が男1女1、露天「都忘れの湯」混浴1。とてもいいお湯で、何回も入りました。30人程度の宿泊客がいたのですが、その割りにいつも空いてました。
登山客が主体の宿なので、温泉目当てで泊まられる方が少なく、1回入るだけの人が多いのかもしれません。
夕食は18時、消灯は21時。消灯後も廊下と風呂の電気は付いています。
朝食は5時(登山者)と7時(非登山者)。
1グループに1部屋が割り振られ、相部屋はないとのことです。
スタイルはまさに山小屋なのですが、クルマで入ることができますし、食事も美味しくて、個室。温泉旅館に近い感じです。
■まとめ
東京からは登山口まで遠いので、前泊か後泊があったほうがラクです。
今日の行程は6時間40分。うち休憩は30分。12,000歩でした。
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