記録ID: 242390
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
山を撮る。上高地〜蝶ヶ岳
2012年11月04日(日) [日帰り]
- GPS
- 10:55
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,356m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
05:50 上高地BT - 07:40 横尾 - 08:00 槍見台 08:10 - 10:00 稜線 - 蝶槍往復 - 蝶ヶ岳 12:30 - 12:55 長塀山 13:00 - 14:20 徳沢 14:35 - 15:50 上高地BT
天候 | 快晴無風 -1℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰りは16:00発のバスで松本(新島々乗換)、高速バスで新宿西口へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
写真好きには堪らないです。初冬に見る槍・穂高連峰はホントに綺麗でした☆ 今回は良いコンディションで未使用でしたが、アイゼンとストック(もしくは長めのピッケル)は必須です。厳冬期にはスノーシューも必要。 上高地BT → 横尾 ... 積雪はありませんが終日凍結しており、どこを歩いても滑りました。 横尾 → 森林限界 ... 積雪あり、5〜15cm程度。全区間トレースあり。締まり雪でサクサク登れました。 稜線 ... 雪はなく夏道が露出していました。 カメラ: Canon EOS 7D 18-200mm 1:3.5-6.3 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
朝6時前、夜行バスを降りるとキーンと冷えた空気が肌を刺す。初冬の上高地。フォトグラファ、観光客、そして登山者はそれぞれ、想い想いの場所に向かって行く。自分はヘッドランプを灯して走り出す。
梓川沿いに延びる歩道は凍りつき、橋は真っ白。水の流れた跡はスケートリンクのようだ。歩き出して20分ほどで明神岳V峰の頂が赤く染まりだす。慌てて一眼レフを取り出し、ホワイトバランスを調整しつつパシャリ。見事だ。
続いて現れたのが前穂東壁。雪が多いためコントラストが強く、下弦の月とのセットで一際映える。アイガーやドリュほどではないが、人を寄せ付けない雰囲気がある。
7時40分に横尾を通過。息つく間もなく登山道へ入り、固く締まった雪を踏む。初めて槍が見える展望地には「槍見台」の標識が立っていた。その後、標高2200mを超えたところでペースが落ちる。重登山靴での11km競歩が足に応えたようだ。20分休憩をとったが、西面で陽が弱くあっという間に身体が冷える。
10時前、森林限界を突破。前穂、奥穂、北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳そして槍のパノラマが広がる。紺碧の空のもと、新雪の付いた岩の殿堂は本当に美しい。TOPと無造作に書かれた蝶槍山頂に腰を下ろし、そのまま独り放心状態。この時間が大好き。
12時半。後ろ髪を引かれる思いで稜線を後にし、長い樹林帯を徳沢へと下った。
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