潮路(おしょろ)川から寿都天狗山(寿都幌別川右股下降)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 836m
- 下り
- 796m
コースタイム
天候 | 梅雨前線の上の高圧部☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
歌棄の外れにある民家の庭先を突っ切って入渓する。流路工から始まり、下二股まで昭和30年代の砂防ダムが5〜6基ほど断続的に出てくる。次第に苔むした岩盤と多段の釜滝など現れるが、いずれも容易。火山礫凝灰岩の沢でBushは近い。Co380で右岸の支沢から本流筋よりはるかに多い水量の冷水が迸って合流。そこからの本流は急激に水量を減じ、Co700付近から藪漕ぎに突入する。背丈以上の笹に頂上付近ではハイマツが混じる。息も切れ切れに天狗山の頂上へと至り、幌別岳へ続く藪だらけの緩やかな山稜を眺める。寿都湾からの風が心地良い。
寿都幌別川の右股へ下降。1枚岩の岩盤に抉られた自然の排水溝のような沢。残念ながら沢山の流木が詰まっている。小さな釜滝が断続的に現れ、火山礫の出っ張りを頼みにクライムダウン(+プールにドボン)の連続。Co340二股手前の滝のみ右岸を懸垂(15m)。本流出会いからは幌別川を代表する極狭の函がニノ沢まで。一ノ沢までの間も全体に函状が続く。水温が低いためか、キンドー氏が低体温症気味となって次第にペースが遅れてくる。函の中なので日暮れも早い。ヘッドランプ行動に切り替えてじわじわと下降を続ける。暗い中での函泳ぎは泣けてくる。明るかったらすることも無いようなへつりとドボンを繰り返しながら、一ノ沢出合の林道跡にたどり着いたのは予定時刻を大幅に越えた22:00過ぎ。下山連絡が付いたのは23:00近く、すでに札幌ではやんけ先生を中心に翌日の捜索計画が進められていた(度々の事で申し訳ありません)。
寿都幌別川は楽しんで下るには時期が早かった様だ。ぬめりは相変わらず。右股は、函滝中心の本流と比べれば3〜10m程度の高さの釜付きナメ滝が多い印象。
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