比良山系山歩き 御殿岩
- GPS
- 13:27
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,901m
- 下り
- 1,903m
コースタイム
07:50 三の滝
08:20 牛コバ
09:25 奥の深谷出合 食事休憩
10:55 古道標
11:25 口の深谷出合
11:55 御殿岩
12:40 御殿山コース出合
13:40 葛川市民センター前駐車場
*写真撮影などの時間を含みます
天候 | 曇り 下界晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・牛コバへの林道 車道になっているが鎖止めあり。 落石注意? ・牛コバ〜奥の深谷 最初は九十九折れの道でコース明瞭。 それを過ぎると、ロープが張ってある谷筋のトラバースが2〜3か所あり。 危険度は低い。 ・奥の深谷出合 丸太橋が流され、渡渉必要。 増水時はドボンの可能性あり? ・奥の深谷北側〜古道標 ひたすらトラバースの連続。 森林組合の看板や赤ペンキが随所にあり迷うことはない。 谷筋を越えるときは、張ってあるロープが頼り。 難易度が高い谷筋が何か所かあり、谷の反対側などお子様レベル。 まぁ、ロープを確実に把持していたら滑落することはないでしょう…。 ・古道標〜口の深谷〜御殿岩 まず口の深谷へ下りていくが、下までの距離は短い。 赤テープは少なく見落としやすい。 倒木や瓦礫が多く、足元が不安定で斜面を下りるのに神経を使う。 探さないと見つからないが、赤ペンキで矢印が塗られた岩があり、その上を渡渉、さほど難しくない。 そこから御殿岩までは赤ペンキ矢印に従って猛烈に斜面を登る。 足が踏ん張れる、ギリギリの勾配か^^;? 一部ロープありつかまって斜面を上る。 逆に下りるとなると、滑落リスク大ですかね。 ・御殿岩〜御殿山コース出合 勾配は緩やかになり、普通の登山道っていう感じで気持ちよく尾根を上る。 赤ペンキなどがあり迷うことはない。 御殿山コースから警告表示を無視して来る場合、御殿岩までは危険はないでしょう。 |
写真
感想
大橋付近の紅葉を探しに、坊村より朝7時に出発。
久しぶりに早朝登山ができたのは、深夜1時から起きているからでした。
準夜勤務明けで疲れていたため、夕食後にはまた眠たくなってしまいまして…。
最初は大橋付近を探索して引き返すか、小川新道を上って武奈方面へ行くかと計画していたけど、やっぱり途中で違うコースに行ってしまいました。
だから登山届出すのは気が引けるんだよね。
その通りのコースを歩いてないんだから…。
(今回は提出しましたょ)
奥の深谷の紅葉はまだ少し早かったかなぁ…、と思っていたら、
大橋方面と反対側に道らしきものを発見!
覗いてみないわけにはいきませぬ。
赤ペンキでマーキングされており、進めそうではありませんか。
もしや、ここからもシャクシコバノ頭に上れるのか?
そんなわけなく、シャクシコバノ頭側の山をトラバースする道が続いています。
もちろん地図に載っておらず、関係者が使う道なんでしょうね。
南比良森林生産組合の看板があちこちに取り付けられており、こんなところにまで植林されているなんてびっくりです。
途中からロープがないと滑落必至の谷筋が何か所も出てきて、スリルを味わうことができました。
軍手が必須ですよ、汚れますから。
牛コバや口の深谷への古道標にたどり着きました。
この古道標はレコで拝見したことがあります。
自分が来た道は「大モミを経て大橋小屋へ1時間30分」。
大モミなんてあったかなぁ?
まぁ確かに大きな木はあった気がするけど。
ここからシャクシコバノ頭に直登できる尾根があるんですね。
マーキングは見つからなかったけど、尾根を上ればきっとたどり着けることでしょう。
さてさて時間はまだ11時過ぎ。
体力もまだまだ残っています。
満足したので牛コバへ下りて帰ろうかと思ったけど、「口の深谷を経て坊村2時間30分」の表示がかなり気になります。
地図にも勿論そんなコースないぞ?
坊村から御殿山までは分岐なかったと思うけど…。
どこを通ってどこに出るのか、確かめずにはいられません。
危険な香りは多少しますが、口の深谷へと下りていきます…。
口の深谷に下りたはいいが、その先がわからない。
反対側に森林組合の看板と赤ペンキが確認できますが、どこを渡渉したらいいの?
もしかして渡渉しないのか?
もう引き返そうかなぁ…と少し戻って探してみると、
岩に赤ペンキで矢印が書いてあり、渡渉も容易で対岸へと渡れました。
そこからは激登り。
足を踏ん張らないと滑落してしまいそうです。
赤ペンキを信じてひらすら登ると、巨岩が鎮座していました。
これが御殿岩なのか…。
その上にあがってみると景観抜群!
ちょっと怖いけど、端まで寄って撮影します。
シャクシコバの頭、奥の深谷、擂鉢山、白滝谷、白滝山が一望でき、その奥には堂満岳と比良岳も遠望できました。
比良でもこの構図はなかなか見られませんねぇ。
しかも山腹の紅葉がまた見事。
いやぁ思わぬサプライズでした。
GPSで御殿岩の場所も確認、なかなか便利ですね。
あとは北向きに尾根を上ると御殿山コースに出合います。
御殿山コースから御殿岩に向かうと、「この先進むな」って標識が見れます。
御殿岩までなら危険はないと思うんですけどね。
その先に行ってしまう人がいると危ないのは確かかなぁ。
武奈まで行こうかと思ったけど、下山中に日が暮れてきそうだし帰ることにしました。
2年前と同じ、落ち葉と石で足元をすくわれ、何回も尻もちをつきました^^;
コメント
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先週、我が家が断念したトラバース道・・・
いや〜あのロープは我が家にゃ無理でありました・・・
やっぱり大橋から奥の深谷北側のトラバースだったんですね
その後、古標識に従い深谷下りて御殿岩・・・
メチャメチャハードル高そうだぁ・・・
私が今一番熱くなってる場所なので、興味深くレコ拝見しました
御殿岩から明王谷は過去に事故多発してたらしいですね・・・
トラバースのロープは通過中ドキドキしましたね。
ミスったらどこまで滑落するかわかりません
utaotoさんのレコを拝見していたので、古道標などの位置関係がよくわかり、安心できました。
御殿岩〜谷で事故多発してたんですか…。
立ち入り禁止もうなずけます
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