また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 243498
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大雪山

南クマネシリ岳

2012年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:28
距離
7.5km
登り
788m
下り
776m
天候 晴れのち曇り。
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道は深く、まだ雪は無いですが・・・。
コース状況/
危険箇所等
赤布はこまめに付いていますが、尾根越えの道が判りづらく、大岩からのトラバースと急登が雪の状態によっては。トラロープ出ていないと登り下り大変です。
 阿寒をやめ、北稜もやめ、天候不良のオホーツクから少し遠く、天気の良い旭川、十勝に少しでも近いクマネシリ山塊へ。 
 芽登温泉から奥の林道へ、分岐で南クマネシリ岳の看板を先へ。ここまで来て本クマと完全に勘違いしていたことが決定。でも、雪が全く無く進む。
2012年11月10日 10:19撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 10:19
 阿寒をやめ、北稜もやめ、天候不良のオホーツクから少し遠く、天気の良い旭川、十勝に少しでも近いクマネシリ山塊へ。 
 芽登温泉から奥の林道へ、分岐で南クマネシリ岳の看板を先へ。ここまで来て本クマと完全に勘違いしていたことが決定。でも、雪が全く無く進む。
林道終点。目指す尾根は真っ白。上は青空。誰も居ない。入山記録を見ると数日前に入っている。しかし、三枚しかない記録の一枚目に去年の自分の名が。そんなに登ってないのか?
2012年11月10日 10:45撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 10:45
林道終点。目指す尾根は真っ白。上は青空。誰も居ない。入山記録を見ると数日前に入っている。しかし、三枚しかない記録の一枚目に去年の自分の名が。そんなに登ってないのか?
作業道を離れ、笹の倒れる雪の登山道へ。
2012年11月10日 11:03撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 11:03
作業道を離れ、笹の倒れる雪の登山道へ。
笹が倒れ歩き易いが、カッパの防水がイマイチで雪で下半身ずぶ濡れ。
2012年11月10日 11:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 11:06
笹が倒れ歩き易いが、カッパの防水がイマイチで雪で下半身ずぶ濡れ。
途中の岩場の下にナキウサギの貯め糞発見。周辺で、ナキウサギコール数回。
2012年11月10日 11:32撮影 by  iPhone 4S, Apple
3
11/10 11:32
途中の岩場の下にナキウサギの貯め糞発見。周辺で、ナキウサギコール数回。
足跡も
2012年11月10日 11:34撮影 by  iPhone 4S, Apple
1
11/10 11:34
足跡も
途中ルートを見失ったが、小まめな赤布を探し、大岩の下へ。ここから急斜面のトラバース。此処まで来るとコールが無くなる。
2012年11月10日 11:54撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 11:54
途中ルートを見失ったが、小まめな赤布を探し、大岩の下へ。ここから急斜面のトラバース。此処まで来るとコールが無くなる。
トラロープの急斜面。此処を登れば尾根上だが。
雪に倒れたハイマツが待っていた。
2012年11月10日 12:38撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 12:38
トラロープの急斜面。此処を登れば尾根上だが。
雪に倒れたハイマツが待っていた。
山頂到着。晴れそうだが、展望なし。時計は13時。思いっきり時間オーバー。すぐ下ります。
此処からのニペの景色を期待したのだが・・・。
2012年11月10日 13:02撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 13:02
山頂到着。晴れそうだが、展望なし。時計は13時。思いっきり時間オーバー。すぐ下ります。
此処からのニペの景色を期待したのだが・・・。
山頂を振り返ります。天気良さそうに見えますが、展望なし。
2012年11月10日 13:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
3
11/10 13:06
山頂を振り返ります。天気良さそうに見えますが、展望なし。
降りてきたら、青空。笹の雪は融けてます。
2012年11月10日 13:54撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
11/10 13:54
降りてきたら、青空。笹の雪は融けてます。
 さて、芽登温泉と思ったら、着替えを持ってくるのを忘れた。下ジャージはずぶ濡れ。車の暖房で着干ししている時間を利用して、喜登牛山麓のナキウサギ生息記録地を見に。
 ウエンベツ林道に入り、随分下の林道脇に潜在ガレ場発見。しかし、ここもフッキソウが・・・。
2012年11月10日 15:17撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 15:17
 さて、芽登温泉と思ったら、着替えを持ってくるのを忘れた。下ジャージはずぶ濡れ。車の暖房で着干ししている時間を利用して、喜登牛山麓のナキウサギ生息記録地を見に。
 ウエンベツ林道に入り、随分下の林道脇に潜在ガレ場発見。しかし、ここもフッキソウが・・・。
林道脇所々に潜在ガレ場。
2012年11月10日 15:20撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 15:20
林道脇所々に潜在ガレ場。
 奥まで入ってくるとコケむしたそれっぽいガレ場が。しかし、すぐ脇に伐採が入っている。喜登牛山の風穴が壊されてしまったというが、この近くか?ネットに場所情報が無いのでサッパリわからない。
2012年11月10日 15:32撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 15:32
 奥まで入ってくるとコケむしたそれっぽいガレ場が。しかし、すぐ脇に伐採が入っている。喜登牛山の風穴が壊されてしまったというが、この近くか?ネットに場所情報が無いのでサッパリわからない。
ウエンベツ林道分岐。
2012年11月10日 16:01撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 16:01
ウエンベツ林道分岐。
ジャージも乾いたので、芽登温泉へ。駐車場に着くと大砲を着けたカメラを三脚に着けた人がワサワサ。何かと思って様子を見ていると何とシマフクロウ。初めて見た。大きい。羽音がすると思っていたが、音が聞こえなかった。ISOをギリギリまで上げ、何とか耳が判る。周囲でピーピー声がしていたが、ヒナのようだ。
 載せるかどうか迷ったが、芽登温泉のHPに出ているので、問題ないようだ。
2012年11月10日 16:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
5
11/10 16:31
ジャージも乾いたので、芽登温泉へ。駐車場に着くと大砲を着けたカメラを三脚に着けた人がワサワサ。何かと思って様子を見ていると何とシマフクロウ。初めて見た。大きい。羽音がすると思っていたが、音が聞こえなかった。ISOをギリギリまで上げ、何とか耳が判る。周囲でピーピー声がしていたが、ヒナのようだ。
 載せるかどうか迷ったが、芽登温泉のHPに出ているので、問題ないようだ。
芽登温泉\500、シャンプーソープ付き。10:00〜20:00だそうです。
2012年11月10日 17:07撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 17:07
芽登温泉\500、シャンプーソープ付き。10:00〜20:00だそうです。
風呂からあがると外は真っ暗、皆さん引き上げて、居なくなっていたようでした。
2012年11月10日 17:10撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/10 17:10
風呂からあがると外は真っ暗、皆さん引き上げて、居なくなっていたようでした。

感想

 オホーツクは天気さっぱりだが、ライブカメラの雌阿寒は麓が見えている。天気の回復を期待して阿寒へ。しかしサッパリ晴れそうもないので、北稜でも。しかし、陸別まで来ても北稜も雲の中。ライブカメラの旭岳は晴れているようなので、東大雪は晴れていると踏んで南クマネシリを目指す。芽登温泉を過ぎ林道を進むが、記憶の中の林道はもっとシンプルだったはずだが・・・。分岐で、本クマと完全に勘違いしていることに気が付く。林道に積雪は無いが、良しとして進む。
 林道終点、車無し。尾根上は真っ白、登山道から雪。今日もスパイク長靴で、ネオプレーンの防寒カバーを付けて、下カッパと両ストックで出発。笹が雪で倒れ、歩き易いが、ずぶ濡れ。途中、去年貯食を見たあたりで貯め糞を見つける。ナキウサギコールも数回。途中、沢に間違って迷うが、尾根越えの赤布を見つけ修正。急斜面に入ると脛までのラッセル。雪とともに根こそぎ崩れるのが怖い。途中から膝下ラッセルでトラロープまで。上は雪をかぶった覆い被さる灌木。稜線上は覆い被さるハイマツ、意外と堪えるハイマツ漕ぎで凍りついた頂上直下を登り、何も見えない山頂へ。上空は晴れているよう。時計は13時。急いで降りる。
 急登のトラバースは呆気なく突破。カッパの防水が無くなり、ずぶ濡れ、着替えを忘れたのに気付きショック。芽登温泉の前を通って入らないとは・・・。下ジャージを乾かすために、対岸の喜登牛山の沢のナキウサギ確認に。iphoneのプロットを頼りにウエンベツ林道へ。入って間もなく沢の両岸に所々潜在ガレ場。若干岩が小さいか?置戸の山のガレ場の感じに似ている。終点はそこそこの雰囲気をもった潜在ガレ場。しかし、近くに伐採が。壊された喜登牛山の風穴というのはこの辺なのだろうか?ネットに場所情報が無いので、サッパリわからない。
 降りてきて芽登温泉に。駐車場で一眼に大砲、三脚を着けたに人が。しばらく様子を見ていたら、どんどん人が来た。周囲の薄暗い森でピーピーと変な声。そして大きな影。シマフクロウだ。下に池がある。予想していなかった出会いにビックリ。しかし、薄暮では双眼鏡でも顔まで見えない。
 風呂に入って上ったら、もうひとだかりは居ない。そのまま、まっすぐ家に。明日は、天気が期待できる。明日も見に来よう(と、このときは思っていた)。


南クマネシリ山頂 もう少しで晴れそうだったが・・・もう1時
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1086人

コメント

最近は、
シマフクロウといい、博物館といい、ツイていますね。
芽登温泉にくるなんて、初めて知りました。
ホームページ、チェックしてみます。

土曜は、西に行けば行くほど天気良かったんですね。
女満別は雨が降っていたので、家でウダウダしていました。もったいないことをしちゃいました。
2012/11/12 21:46
ツイテいる代償はそれなりに・・・
 詳しいことは翌日のニペの記録で。
モビリオスパイク再起不能かもしれません。
2012/11/12 22:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら