湯河原幕岩
天候 | 晴れ(暑かった) |
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過去天気図(気象庁) | 2007年03月の天気図 |
ファイル |
非公開
2453.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
悟空スラブ・・・名前の通りユガマクでも天に昇るような快適スラブ。
桃源郷から希望峰をやり過ごし一寸帽子のある岩場を左側から巻いて
踏み跡をどんどん尾根通しに登ること30分。
途中残置ロープが架かった岩場の通過もあるが
悟空スラブへ行くにはこちらがメジャーなアプローチである。
我々は希望峰右側から大滝フェイスをまずはアップ代わりに登るルートを取る。
実はまともに大滝フェイスに取り付いたのは初めてで
せいぜい5.9と登ってみたが意外と細かくてちょっとだけ冷や汗ものであった。
大滝フェイスを越してからは何だかナメ沢登りチック。
少しだけ藪を漕いだりして30分程度で
正面に明るい開けた岩場に出た。
ここは超快適!
高度感もあるし、岩の幅も10m以上あるし
何といっても最後まで難しさもない。
最初から取り付けば4ピッチのマルチが楽しめる。
初めてマルチシステムを経験する初心者には最高であろう。
デシマルグレードだと5.5というところかな。
支点もバッチリ整備されている。
ただし下降は懸垂下降2ピッチで元来たルートを下る。
50m×2ピッチなのでロープは2本持っていった方がよいだろう。
下降した基部から(下を向いて)右手の踏み跡を20m行けば
上述した通常のアプローチ登山道に合流できる。
我々が下る頃には3パーティが登ってきた。
意外に人気ルートなのであろう。
悟空スラブ・・・希望峰の上よりもっともっと高くて気持ちいい快適スラブ。
アプローチでアップ代わりに登った大滝フェイスは
私には相当冷や汗ものだった。時間もかかったし…。
その後、kamogさんにザックの引き上げやらせた上、
ゴクウスラブまで行くのにロープ2本(それも10.2ミリ×50mだよ)
と荷物担いでもらい私は身一つで快適にヤブ山を登る。
明るくひらけた岩場は誰もいなくてとても良かった。
早く来た甲斐があった。
梅の宴開催中かつ休日の下界の混雑とは無縁。
のんびりマルチの練習をさせてもらえた。
陽気に恵まれTシャツで過ごしたら腕がひりひりになった。
懸垂下降はロープつなげて一気に降りるのが気持ちいい。
これだけしっかりした支点があればこそ。
下山でkamogさんはすごく慎重に落石が絶対ないように歩いていた。
私はそれを見て、落石が下のクライマーにあたった場合の責任の所在
について頭の中でいろんなパターンをぐるぐる考えながら降りていった。
が、
反省ももりだくさん。
2ルートまたがってリードした。懸垂用リングで支点作ってた。
ATC忘れた。リップクリームポッケにいれて上から落とした。
クツを転がしひやひやした。日焼け止めを塗らなかった。
ダメだこりゃ。
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