地味な三百名山、諏訪山

2020年08月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,309m
• 下り: 1,306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:59

9:52 諏訪山楢原登山口
10:57 10:59 湯の沢の頭
11:47 11:55 三笠山
12:16 12:20 諏訪山
12:41 13:04 三笠山
13:51 13:51 湯の沢の頭
14:48 14:50 諏訪山楢原登山口
14:51 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

高崎駅からレンタカー（安かったので　8：00-20：00　2,980円）
横浜駅からは往復鈍行（休日おでかけパス＋差額480円）
登山口への林道への案内標識はありません。

コース状況／危険箇所等

古くからの信仰の道の様で、しっかりしています。
◆登山口〜権現堂
いきなり急斜面を九十九折で登ります。しかも急角度。頑張りましょう。
◆権現堂〜小屋跡
道幅が狭いながらも、斜面を横切る平坦なトラバースが続く。
数あるピークもほとんどを巻く感じ。これはありがたい。
斜面上の道なので、登山道も少し傾斜があるところも。足を踏み外すと、ずっと下まで落ちていきそうなので慎重に。
◆小屋跡〜三笠山
ロープや梯子がたくさん。一気の急登です。ストックは仕舞いましょう。
登山口でお借りした竹杖は一旦、置いて行きました（帰りに回収）。
中央アルプスの宝剣岳レベルかと。
◆三笠山〜諏訪山
こちらも岩場多数。

その他周辺情報

国道から林道に入る場所の近くに日航機事故の慰霊の園があります。
事故現場の御巣鷹の尾根は同じ上野村にあります。

帰りに御荷鉾山を獲りに立ち寄り。

写真

8/9 8:57

高崎駅から上野村への途中で、3月に登った四ツ又山と鹿岳が見えた。

8/9 9:47

楢原登山口に到着。阿弥陀堂がありますが、駐車スペースは数台のみ。今日は1台もいなかった。

8/9 9:48

ここからスタート。頂上まで5,864m。

8/9 9:51

最初だけ沢沿い。

8/9 10:06

結構な急坂

8/9 10:15

権現堂まで登り詰めれば、しばらくは平坦。
残り4,830m。

8/9 10:33

こんな石塔や社が多数。

8/9 10:34

残り4,003m。すべて1m単位。

8/9 10:34

クマよけの鐘もいくつか。

8/9 10:46

祠も多い。八海山とか御岳とか書いてあるので山岳信仰なのでしょうか。
後で調べたら、木曽御嶽信仰の三神の一つだそう（御嶽、八海山、三笠山）。

8/9 10:48

不思議な配置の梯子。

8/9 10:58

湯ノ沢の頭。浜平コーストの合流、分岐点。
看板がたくさん。

8/9 11:16

デカいキノコ？

8/9 11:27

地図にある小屋跡。ここまで平坦。ここから急登。

8/9 11:36

お隣の帳付山。

8/9 11:39

8/9 11:43

三笠山が見えた。西上州らしい急峻なピーク。

8/9 11:52

そして諏訪山。やっぱり地味。
奥は三国山（武蔵、上野、信濃）？

8/9 11:53

三笠山登頂。
三笠山刀利天宮。

8/9 11:54

一番奥に両神山。

8/9 11:54

諏訪山までは723m。

8/9 11:58

楽しい！

8/9 12:17

諏訪山登頂！日本三百名山。
地味。

8/9 12:17

三角点を探しに少し奥へ。

8/9 12:20

手前でした(苦笑)

8/9 12:20

三等三角点さま。

8/9 12:20

別の看板。

8/9 12:22

祠がありました。

8/9 12:29

おもちゃの様なキノコ

8/9 12:37

今度は登ります。

8/9 12:41

西上州の寂峰、諏訪山。

8/9 12:42

東側

8/9 12:42

北側

8/9 12:55

二子山？

8/9 12:56

三笠山の少し奥でお昼。

8/9 12:59

奥秩父の峰々。甲武信ヶ岳とか金峰の方かな。
御巣鷹の峰もこの辺り。

8/9 13:03

梯子は古いけど、ロープは新しい。

8/9 13:11

8/9 13:11

浅間山が目視できたのですが。。

8/9 13:31

こんな感じの狭い急斜面のトラバースが多い。
道自体が傾いているので注意が必要。

8/9 13:32

不思議な文様

8/9 14:27

権現堂。開けたら大量のカマドウマが飛び跳ねまわり修羅場。
空けない方がよかった。。

8/9 14:51

登山口に到着。竹杖ありがとうございました。

8/9 14:51

下山完了。ただいま。

8/9 15:09

近くの慰霊の園へ。

8/9 15:14

合わさった方向に御巣鷹の峰があるそう。
身元が判明しなかった御遺骨が納められているそうです。

8/9 15:20

3日後の追悼式の準備中でした。

御荷鉾山に向かいます。

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

感想

ehasegawa

三連休で飯豊山辺りを狙っていましたが、東北方面は大荒模様で断念。木曜日に急遽、木曽駒に行ったので、ちょっとネタ切れ。
でも関東西部は天気が良さそうなので、三百名山の諏訪山を獲りに行きました。
高崎駅でレンタカーを調達(安かったので)。
3月に登った四ツ又山辺りをすり抜け、上野村へ。全く意識していなかったのですが、村に入ると御巣鷹とか、慰霊とか。
そう、日航機の事故現場の近くなのでした。
35年前は高校生、今は関連の業界に身を置く者としては。。
うーん、うまく言葉が出て来ない。
帰りに慰霊の園で手を合わせて来ました。

で、諏訪山。 標高もそんなに高くないので真夏に行くとこじゃ無いよなぁ、過去のレコも少ないし、何て思いながら登山口へ。
案の定、車は居ない。もしかしたら独りかも。と思いながらスタート。

最初の30分は急斜面の九十九折。相当に急。
コースタイムどおりの時間がかかって先が思いやられる。でも、権現堂まで登り詰めたら、しばらくは狭いながらも、平坦なトラバースが続く。ほとんどのピークを避けて歩くのでありがたい。道が少し斜めなので慎重に。
鋭峰の三笠山(ヤツウチグラ)は梯子とロープで岩登り。宝剣岳レベルかな。こちらも慎重に。
そして諏訪山山頂はやっぱり地味。眺望も無い。
道々に祠や石仏、石碑がたくさんあり、古い信仰の山で有ることは間違いないので、その線での選出かな。
結局お会いしたのは浜平コースから来たというソロの男性1人だけ。
蜜を避けたい方にはお勧めの山です。

せっかくなので近くの関東百名山の御荷鉾山に立ち寄って帰りました。こちらは別レポで。