美瑛岳から富良野岳周回 雲海を見下ろしながら 時には巻かれて

2020年08月09日(日) [日帰り]

• GPS: 11:45
• 距離: 27.5km
• 登り: 2,160m
• 下り: 2,160m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:34
• 休憩: 1:08
• 合計: 11:42

3:58 吹上温泉白銀荘
4:35 4:36 吹上温泉分岐
4:54 4:54 雲ノ平分岐
6:21 6:35 美瑛岳分岐
7:32 7:44 美瑛岳
7:53 8:05 美瑛岳分岐
8:28 8:28 美瑛谷１稜の頭
8:32 8:32 美瑛谷２稜の頭
8:37 8:37 美瑛谷３稜の頭
9:10 9:10 鋸岳
9:19 9:20 平ヶ岳
9:36 9:53 十勝岳
10:23 10:23 大砲岩
10:33 10:33 上ホロ避難小屋
10:48 10:49 上ホロカメットク山
11:01 11:05 上富良野岳
11:32 11:32 三峰山
12:33 12:33 縦走路分岐
12:56 13:00 富良野岳
13:14 13:14 縦走路分岐
13:58 13:58 上富良野岳分岐
14:04 14:05 新D
14:16 14:16 新Z
14:37 14:38 十勝岳温泉凌雲閣
15:31 15:31 吹上露天の湯
15:40 吹上温泉白銀荘

天候

午前：晴れ　午後：ガスガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吹上温泉白銀荘での車中泊は￥500　

コース状況／危険箇所等

＜白銀荘〜美瑛岳＞　望岳台との合流点まではトラバース道、ややハイマツがうるさい。美瑛岳への登りは急登
＜美瑛岳〜十勝岳＞　美瑛岳分岐が迷いやすい。縦走路は濃霧時のルート外れ、滑　落に注意。富良野岳手前の鋸岳の登りは細かい砂利が積み重なり、体力を消耗する。
＜十勝岳〜富良野岳＞　危険個所は少ないが、一部痩せ尾根もあり、濃霧時の滑落に注意。

写真

8/9 3:53

吹上温泉白銀荘を出発。
3連休なので、キャンプ場にはテントやバイクが一杯だ。

8/9 4:12

空は青空、十勝岳は噴煙で山頂が見えない。

8/9 4:28

望岳台からのルートと合流した。なお十勝岳山頂は見えない。

8/9 4:34

大雪山方面も雲がわずかにかかるも、遠く見渡せる。

8/9 4:48

富良野の空に浮かぶ雲が朝に染まる。

8/9 4:55

ようやく十勝岳山頂が見えてきた。
ここからルートは美瑛岳へと向かう。

8/9 5:02

噴煙の多さにこの距離でも硫黄臭が漂う。

8/9 5:21

右の美瑛岳に左の美瑛富士。
上空の雲が面白い。

8/9 5:27

美瑛岳が雲に隠れる。

8/9 5:35

山頂に着くころには晴れてくれるといいのだが。

8/9 5:39

大きく削り取られた沢に残雪があり、ルートもなんとか確保できている状態。

8/9 6:23

ここで美瑛岳直登ルートと迂回ルートの分岐となる。

8/9 6:44

今日の一番目立った花　ウサギキク

8/9 7:01

十勝岳山頂は雲が取れたが、その向こうにはこんもりとした雲が・・・

8/9 7:13

十勝岳は緑の少ないダークグレー一色だ。

8/9 7:17

美瑛岳山頂が近い。青空も一緒だ。

8/9 7:28

美瑛富士の向こうには大雪山系が雲海に浮かぶ。

8/9 7:36

十勝岳の東側も雲海が溢れている。稜線を越境してきそうだ。

8/9 7:37

雲海に飲み込まれる美瑛富士。
その向こうにはオプタテシケ山、トムラウシ山が雲海に浮かんでいる。

8/9 8:08

山頂まであと少し。雲海をバックに歩いていく。

8/9 7:42

美瑛岳山頂にて　さあ、ここからプチ縦走だ。

8/9 8:08

雲海を眺めながらの縦走だ。
このあたりはトレランナーとも多くすれ違った。

8/9 8:09

ポンピ沢へ切れ込む谷越しに十勝岳を望む。

8/9 8:51

時折、雲海からのガスにも巻かれる。

8/9 8:53

鋸岳近くはこんなルート。濃霧時は注意が必要だ。

8/9 9:11

鋸岳

8/9 9:12

名前の通りの平ヶ岳

8/9 9:37

4ヶ月ぶりの十勝岳に着いた。
人が一杯だ。

8/9 9:46

一瞬、ガスが晴れ火口の様子が望めた。

8/9 9:47

グラウンド火口からのルートもよく見える。

8/9 9:49

富良野岳方面は完全に雲海に飲まれているようだ。

8/9 10:25

富良野川上流域も崩壊が激しい状態だ。

8/9 10:32

上ホロ避難小屋

8/9 10:49

この先に安政火口があるようだ。

8/9 10:51

安政火口の先に十勝岳温泉が見えた。あそこまではまだまだ遠い。

8/9 11:03

上富良野岳を通過。

8/9 11:58

イワギキョウにオトギリソウだろうか富良野岳に近くなると花が多くなった。。

8/9 12:02

ガスに煙る富良野岳

8/9 12:07

色の薄いにはトカチフウロ？

8/9 12:49

トカチフウロの大群生。ウサギキクも色どりを添える。

8/9 12:59

富良野岳へ。真っ白なので1分で退散。

8/9 14:17

安政火口方面を見上げる。

8/9 14:19

なんとも荒々しい光景

8/9 14:39

十勝岳温泉に着いた。吹上温泉白銀荘まではまだ4kmを歩かなくてはいけない・・・・

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

PowerShot G5 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

tekapo

このところ、大雪の山ばかりに登っていたので、
今日は十勝連峰をがっつりと歩こうと早朝から車を走らせる。

吹上温泉白銀荘を4：00出発。
まずは美瑛岳を目指す。望岳台との分岐を過ぎて
トラバース気味に進み沢をいくつか超えると
美瑛岳への直登ルートが始まる。
勾配はキツイが森林限界を超えているので展望も良く、
気温も低いので気持ちよく登れる。

美瑛岳からは雲海に浮かぶ大雪山系やトムラウシ山が美しい。
南に目を転じれば十勝連峰が一望できる。
今日は楽しい縦走歩きが出来そうだ。

時折、雲海に巻かれながらもその情景を楽しむのが縦走の醍醐味だと
足を快調に運んでいく。

十勝岳は人が溢れていた。
でもそこから富良野岳へのルートに入るとまた人が少なくなり、
縦走気分を楽しむ。

テント装備の登山者にもすれ違い、
山の日を明日に迎えたこの日は夏山気分を満喫したのであった。