蛇崩山・笠捨山・地蔵岳〜寒風ふきすさぶ南奥駈道〜
- GPS
- 08:40
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
08:15 吊り橋
09:21 P948
10:15 P1168・蛇崩山への分岐
10:43 蛇崩山
11:02 P1168
11:26 P1257
11:37 昼食 12:10
12:22 東笠捨山(反射板)
12:28 笠捨山
13:30 地蔵岳
14:01 四阿宿跡
14:22 上葛川への分岐
14:31 香精山
14:51 富之内山(?)
15:23 塔ノ谷峠(貝吹金剛)
16:17 駐車場所
天候 | 曇り・小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
吹田から国道309号、168号を通って道の駅十津川郷に前夜泊 道の駅から国道425号などで上葛川まで 上葛川口バス亭手前の道脇に駐車 <帰り> 行きと同様 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上葛川口からすぐのところに吊り橋があったので、ここからだと思い渡って山にいりかけましたが、登る道がありません。 GPSで確認すると、上り口の橋はこの上流です。出だしからつまづきました。 この周辺には、トイレ、ポストはありませんでした。 上葛川集落内の民宿うらしまの前から下りなければなりませんでした。 橋の手前に犬を飼っているフェンスがあり、人が近づくと犬がほえます。 橋を渡ると、左の道と右の道があります。 私は、右から登ったのですが、途中まではちゃんとした道でしたが、杉林の中で道が無くなり、尾根まで杉林の中を直登しました。 左の道を行くほうが正解だったかも。 尾根も途中までは、踏み跡も道らしき所もありませんが、道迷いしそうなところはありません。 歩いているうちに、はっきりした道が出てきます。 蛇崩山へは、なだらかな尾根歩きです。 遠そうですが、そんなに時間はかかりません。 アップダウンもあまりありません。 分岐から笠捨山まではなだらかな尾根です。 東笠捨山の直前から急登となりますが僅かです。 反射板のある山頂へ出ます。 少し行くと笠捨山の山頂の手前で奥駈道へでます。 笠捨山から貝吹金剛までは、奥駈道で整備された道です。 しかし、地蔵岳周辺は鎖場があり険しいので注意が必要です。 香精山を下ったところに、杉の木に富之内山と書かれたところがあります。 そこを、少し下ったところで、赤テープが左に行っていたので追っていくと、急斜面に出ました。 下の方までテープがあるので下りると、藪に入ってしまいました。 奥駈道がこんな変なところを通るはずはないので、もっと早く思いをめぐらせておくべきでした。 ログの飛び出ているところが間違ったところです。 貝吹金剛からの下りは、あまり人が通っていないようで、テープがなくなったところで、下りの道を外していたようです。 GPSで気が付き、杉林を横断して軌道修正して何とか下ることができました。 帰りは、道の駅十津川郷でなめたけを買って、温泉地温泉(とうせんじおんせん)の公衆浴場泉湯(400円、シャンプー、ソープは別売り各150円)に入って帰りました。 泉湯は源泉駈け流し。泉質の良い温泉でした。 ※)このログは失敗作です。参考にしないでください。 |
写真
感想
久しぶりに大峰の空気を吸いたくなったので、以前から行きたいと思っていた笠捨山に行くことにしました。
笠捨山は、西行法師があまりの寂しさに、笠を捨てて逃げ出したことからこの名前がついたと言われています。(十津川かけはしネットより)
また、行仙岳の方から見ると菅笠のような山容であることから、笠捨山と名がついたという人もいます。
笠捨山には、白谷トンネル東口からと上葛川から登るコースがあります。
白谷トンネル東口からだと、行仙岳にも行くことができますが、笠捨、地蔵あたりからのピストンとなります。
上葛川からは、周回コースが取れるので、こちらから行くことにしました。
十津川から、国道425号に入って葛川まで行くのですが、300番台の国道(酷道)でもすごいのに400番台はなおさらです。
地元の人はシニゴーセンというようです。
ここをしばらく走って、右に入り葛川隧道を抜けると上葛川です。
上葛川へはバスも通っているようです。
尾根の上では、小雪交じりの強風が吹き荒れていました。
冬の風の無いときは、ベースの上にフリースを着るだけなのですが、この日は風が強かったため上にレインウエアを羽織りました。
これで寒さは感じませんでしたが、休んだ後などは手が凍えるように冷たかった。
前回の山行もそうでしたが、テープを信用しすぎるのは危険だということを思い知らされました。
あまり人の通らないところへ行くときは、GPSだけでなく国土地理院の地形図も持参して、位置を確認しながら行動する。
おかしいと思ったら、すぐに引き返して確認する。
単独行が多いので細心の注意が必要なことを痛感しました。
笠捨山、地蔵岳どちらもいい山でした。
スリリングな地蔵岳は楽しめました。
この日は誰とも出会いませんでした。
静かな登山が好きな人はお勧めかもしれません。
笠捨山が展望できる行仙岳などにも登ってみたいと思います。
南の玉置山にも。
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