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Yamareco

記録ID: 249819
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

蛇崩山・笠捨山・地蔵岳〜寒風ふきすさぶ南奥駈道〜

2012年12月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:40
距離
15.6km
登り
1,419m
下り
1,416m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:38 駐車場所
08:15 吊り橋
09:21 P948
10:15 P1168・蛇崩山への分岐
10:43 蛇崩山
11:02 P1168
11:26 P1257
11:37 昼食 12:10
12:22 東笠捨山(反射板)
12:28 笠捨山
13:30 地蔵岳
14:01 四阿宿跡
14:22 上葛川への分岐
14:31 香精山
14:51 富之内山(?)
15:23 塔ノ谷峠(貝吹金剛)
16:17 駐車場所

天候 曇り・小雪
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<行き>
吹田から国道309号、168号を通って道の駅十津川郷に前夜泊
道の駅から国道425号などで上葛川まで
上葛川口バス亭手前の道脇に駐車

<帰り>
行きと同様
コース状況/
危険箇所等
上葛川口からすぐのところに吊り橋があったので、ここからだと思い渡って山にいりかけましたが、登る道がありません。
GPSで確認すると、上り口の橋はこの上流です。出だしからつまづきました。
この周辺には、トイレ、ポストはありませんでした。

上葛川集落内の民宿うらしまの前から下りなければなりませんでした。
橋の手前に犬を飼っているフェンスがあり、人が近づくと犬がほえます。
橋を渡ると、左の道と右の道があります。
私は、右から登ったのですが、途中まではちゃんとした道でしたが、杉林の中で道が無くなり、尾根まで杉林の中を直登しました。
左の道を行くほうが正解だったかも。

尾根も途中までは、踏み跡も道らしき所もありませんが、道迷いしそうなところはありません。
歩いているうちに、はっきりした道が出てきます。

蛇崩山へは、なだらかな尾根歩きです。
遠そうですが、そんなに時間はかかりません。
アップダウンもあまりありません。

分岐から笠捨山まではなだらかな尾根です。
東笠捨山の直前から急登となりますが僅かです。
反射板のある山頂へ出ます。
少し行くと笠捨山の山頂の手前で奥駈道へでます。

笠捨山から貝吹金剛までは、奥駈道で整備された道です。
しかし、地蔵岳周辺は鎖場があり険しいので注意が必要です。
香精山を下ったところに、杉の木に富之内山と書かれたところがあります。
そこを、少し下ったところで、赤テープが左に行っていたので追っていくと、急斜面に出ました。
下の方までテープがあるので下りると、藪に入ってしまいました。
奥駈道がこんな変なところを通るはずはないので、もっと早く思いをめぐらせておくべきでした。
ログの飛び出ているところが間違ったところです。

貝吹金剛からの下りは、あまり人が通っていないようで、テープがなくなったところで、下りの道を外していたようです。
GPSで気が付き、杉林を横断して軌道修正して何とか下ることができました。

帰りは、道の駅十津川郷でなめたけを買って、温泉地温泉(とうせんじおんせん)の公衆浴場泉湯(400円、シャンプー、ソープは別売り各150円)に入って帰りました。
泉湯は源泉駈け流し。泉質の良い温泉でした。


※)このログは失敗作です。参考にしないでください。
間違えた下の吊り橋
2012年12月01日 07:50撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 7:50
間違えた下の吊り橋
正しい吊り橋
民宿うらしまの下です。
右のフェンスの中に犬が飼われています。
渡って右と左に道があります。
左が正解のようです。
2012年12月01日 08:15撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 8:15
正しい吊り橋
民宿うらしまの下です。
右のフェンスの中に犬が飼われています。
渡って右と左に道があります。
左が正解のようです。
最初は、杉林の中にきれいな道がついていました。
2012年12月01日 08:36撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
2
12/1 8:36
最初は、杉林の中にきれいな道がついていました。
尾根です。
道はついていませんが、迷うことはありません。
2012年12月01日 09:16撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 9:16
尾根です。
道はついていませんが、迷うことはありません。
尾根の向こうに見えるのは、茶臼山から南に伸びる尾根のようです。
2012年12月01日 09:29撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 9:29
尾根の向こうに見えるのは、茶臼山から南に伸びる尾根のようです。
尾根も途中からちゃんとした道がでてきました。
2012年12月01日 09:31撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 9:31
尾根も途中からちゃんとした道がでてきました。
蛇崩山への分岐
2012年12月01日 10:15撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
2
12/1 10:15
蛇崩山への分岐
向こうに見えるのが蛇崩山
2012年12月01日 10:15撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 10:15
向こうに見えるのが蛇崩山
2012年12月01日 10:15撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 10:15
倒木だらけの蛇崩山に向かう尾根
2012年12月01日 10:19撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 10:19
倒木だらけの蛇崩山に向かう尾根
蛇崩山山頂
2012年12月01日 10:35撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 10:35
蛇崩山山頂
大坂市の勝田さんのカード。
難読名の山を登っているようです。
こういうのも面白いかも。
2012年12月01日 10:36撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 10:36
大坂市の勝田さんのカード。
難読名の山を登っているようです。
こういうのも面白いかも。
蛇崩山山頂
2012年12月01日 10:36撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 10:36
蛇崩山山頂
コケに雪がついています。
2012年12月01日 11:08撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 11:08
コケに雪がついています。
東笠捨山
2012年12月01日 12:23撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 12:23
東笠捨山
蛇崩山が見えます。
2012年12月01日 12:23撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 12:23
蛇崩山が見えます。
笠捨山の手前で奥駈道に出てきます。
見慣れた標柱に出合ってほっとします。
2012年12月01日 12:26撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 12:26
笠捨山の手前で奥駈道に出てきます。
見慣れた標柱に出合ってほっとします。
笠捨山山頂
2012年12月01日 12:28撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 12:28
笠捨山山頂
三角点
2012年12月01日 12:30撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 12:30
三角点
時折青空も覗きますが、曇り空がほとんどで、小雪交じりの寒風が吹き荒れてました。
2012年12月01日 12:31撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 12:31
時折青空も覗きますが、曇り空がほとんどで、小雪交じりの寒風が吹き荒れてました。
2012年12月01日 12:47撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 12:47
葛川辻
10分程下ると水場があるようです。
2012年12月01日 12:49撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 12:49
葛川辻
10分程下ると水場があるようです。
奥駈道に不釣合いな鉄塔
葛川辻を少し進むと出てきます。
2012年12月01日 13:01撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:01
奥駈道に不釣合いな鉄塔
葛川辻を少し進むと出てきます。
しかし、見晴らしは良い。
地蔵岳の姿が美しい。
2012年12月01日 13:02撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
3
12/1 13:02
しかし、見晴らしは良い。
地蔵岳の姿が美しい。
電源開発(J-power)の点検路
ここから葛川へ下りることができるようです。
2012年12月01日 13:03撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:03
電源開発(J-power)の点検路
ここから葛川へ下りることができるようです。
地蔵岳の険しい登り
2012年12月01日 13:12撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:12
地蔵岳の険しい登り
樹間から優美な笠捨山が見えます。
2012年12月01日 13:14撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
2
12/1 13:14
樹間から優美な笠捨山が見えます。
同じく。
2012年12月01日 13:15撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:15
同じく。
こんなキレットも有ります。
ここは通らず、ロープのある左上を進みます。
2012年12月01日 13:18撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:18
こんなキレットも有ります。
ここは通らず、ロープのある左上を進みます。
すぐに鎖場が出てきます。
ここからは、険しい道が続くので写真どころではありませんでした。
2012年12月01日 13:18撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
2
12/1 13:18
すぐに鎖場が出てきます。
ここからは、険しい道が続くので写真どころではありませんでした。
鎖場を上から写しました。
2012年12月01日 13:24撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
2
12/1 13:24
鎖場を上から写しました。
鎖にこのような標識が付けてありました。
この付近は、新宮山彦グループの方が熱心に整備しているようです。
ご苦労様です。
2012年12月01日 13:24撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:24
鎖にこのような標識が付けてありました。
この付近は、新宮山彦グループの方が熱心に整備しているようです。
ご苦労様です。
地蔵岳山頂
2012年12月01日 13:30撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:30
地蔵岳山頂
北の山です。
行仙岳か?
2012年12月01日 13:30撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:30
北の山です。
行仙岳か?
山頂の下には地蔵と錫杖があります。
2012年12月01日 13:33撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:33
山頂の下には地蔵と錫杖があります。
下りの鎖場
ここが一番厳しいかも。
左の白い鎖は荷物を下ろすためで、体重をかけないでくださいと注意書きがありました。
2012年12月01日 13:41撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
3
12/1 13:41
下りの鎖場
ここが一番厳しいかも。
左の白い鎖は荷物を下ろすためで、体重をかけないでくださいと注意書きがありました。
途中で見えた笠捨山。
右は蛇崩山か?
2012年12月01日 13:46撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:46
途中で見えた笠捨山。
右は蛇崩山か?
水場の表示
四阿宿の手前にありました。
2012年12月01日 13:47撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 13:47
水場の表示
四阿宿の手前にありました。
四阿宿跡
2012年12月01日 14:01撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 14:01
四阿宿跡
奥駈道
2012年12月01日 14:14撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 14:14
奥駈道
西の山だったと思います。
2012年12月01日 14:25撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 14:25
西の山だったと思います。
北の山々
2012年12月01日 14:25撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 14:25
北の山々
またまた奥駈の鉄塔
2012年12月01日 14:25撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 14:25
またまた奥駈の鉄塔
香精山
2012年12月01日 14:31撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 14:31
香精山
富之内山(?)の表示
2012年12月01日 14:51撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 14:51
富之内山(?)の表示
貝吹野
2012年12月01日 15:20撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 15:20
貝吹野
貝吹野の大岩
2012年12月01日 15:20撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
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12/1 15:20
貝吹野の大岩
貝吹金剛
2012年12月01日 15:23撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 15:23
貝吹金剛
貝吹金剛のテン場
2012年12月01日 15:24撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 15:24
貝吹金剛のテン場
このような奥駈道を通って貝吹金剛へ来ました。
2012年12月01日 15:24撮影 by  Canon IXY 30S, Canon
1
12/1 15:24
このような奥駈道を通って貝吹金剛へ来ました。
撮影機器:

感想

久しぶりに大峰の空気を吸いたくなったので、以前から行きたいと思っていた笠捨山に行くことにしました。
笠捨山は、西行法師があまりの寂しさに、笠を捨てて逃げ出したことからこの名前がついたと言われています。(十津川かけはしネットより)
また、行仙岳の方から見ると菅笠のような山容であることから、笠捨山と名がついたという人もいます。

笠捨山には、白谷トンネル東口からと上葛川から登るコースがあります。
白谷トンネル東口からだと、行仙岳にも行くことができますが、笠捨、地蔵あたりからのピストンとなります。
上葛川からは、周回コースが取れるので、こちらから行くことにしました。

十津川から、国道425号に入って葛川まで行くのですが、300番台の国道(酷道)でもすごいのに400番台はなおさらです。
地元の人はシニゴーセンというようです。
ここをしばらく走って、右に入り葛川隧道を抜けると上葛川です。
上葛川へはバスも通っているようです。

尾根の上では、小雪交じりの強風が吹き荒れていました。
冬の風の無いときは、ベースの上にフリースを着るだけなのですが、この日は風が強かったため上にレインウエアを羽織りました。
これで寒さは感じませんでしたが、休んだ後などは手が凍えるように冷たかった。

前回の山行もそうでしたが、テープを信用しすぎるのは危険だということを思い知らされました。
あまり人の通らないところへ行くときは、GPSだけでなく国土地理院の地形図も持参して、位置を確認しながら行動する。
おかしいと思ったら、すぐに引き返して確認する。
単独行が多いので細心の注意が必要なことを痛感しました。

笠捨山、地蔵岳どちらもいい山でした。
スリリングな地蔵岳は楽しめました。
この日は誰とも出会いませんでした。
静かな登山が好きな人はお勧めかもしれません。
笠捨山が展望できる行仙岳などにも登ってみたいと思います。
南の玉置山にも。

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