1967峰〜幌尻山荘〜幌尻岳【チロロ林道から】
- GPS
- 32:28
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 3,626m
- 下り
- 3,613m
コースタイム
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:31
天候 | 1日目:ガスのち晴れ / 強風 2日目:雨 / 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北戸蔦別岳からピパイロ方向への稜線はまだ歩いたことがなかった。よし歩きに行こう。ついでに今年はアレの影響で予約が中止となって誰もいないと思われる幌尻山荘へも行ってみよう。この辺りの登山ルートを満喫してみようとの計画である。チロロ林道からの夏の幌尻岳は約8年ぶりだ。
【1日目】
前日は用事を済ませてから登山口まで移動。夕方ごろに到着してそのまま車中泊。僕以外にも数台車中泊している方がいた。さすが人気の山。朝3時過ぎに周りの方がガサゴソしだしたので僕も起きて準備。水は2.5リッターを持参した。
まずは林道と沢歩き。濃いガス。ここ数日は不調な日が続いていたためか体が重くて足が前に出なかった。あまり急がず進む。尾根に入ると急登が続く。体が重くてマジ辛かった。水はトッタの泉で約1.5リッターを追加。この水は結局使わなかった。
ヌカビラ岳まで登るとガスで強風だった。予報では晴れではなかったっけ…。ガスで何にも見えないし強風で寒いしでモチベーションも上がらず既に帰りたい気分となった。北戸蔦別岳からピパイロ方向へ進むとハイマツのヤブっぽい道となる。
西からの風で尾根上は強風だけど東側斜面に入ると不思議なくらい穏やかな雰囲気だった。無風の場所でまったりと朝食。体も回復してきた。そこに単独男性が追い付いてきた。1967峰を目指しているとのこと。Mさん。色々会話しているうちに一緒に1967峰まで行くことになった。悪天候でモチも上がらなかったので嬉しい。
1967峰までは相変わらずヤブっぽい道が続く。ガスで先が見えないので黙々と進んだ。雨が降っていなくてヤブからのシャワーを浴びないだけマシかもしれない。1967峰に到着してもやっぱりガスで強風。ピパイロまで行く予定としていたがモチも上がらないのでMさんと一緒に北戸蔦別岳まで戻ることにした。気合いが足りない。北戸蔦別岳まで戻っていると徐々に天気が回復してくる…。
北戸蔦別岳でMさんと別れて僕は戸蔦別岳方向へ進む。お世話になりました。コルまで下っていると急激にガスが晴れて幌尻岳も見えるようになる。振り返ると1967峰からピパイロまでの稜線もくっきり。マジかー。このまま幌尻岳まで登ってしまおうかとしばらく悩んだが明日に期待することにした。分岐から幌尻山荘側へ下る。
尾根を少し下りると風が治まって暑くなってくる。山荘直前の沢は裸足になって渡渉した。幌尻山荘は予想通り誰もいない貸し切り状態。ピパイロへ行かなかったため超早い時間の到着となった。ダラダラしたり「らくがき帳」を読んだりして過ごす。2010年に雨の増水で9日間足止めされた方の9ページにも及ぶ超大作は素敵な読み物だった。
【2日目】
3時半頃起床しゆっくり朝食後出発。少し登るとガスが出てくる。稜線まで登ると暴風雨だった。時々大粒の雨となり全身びしょ濡れ。寒い。帰りたい気分だけど帰るためには前に進むしかなかった。
幌尻岳の山頂を過ぎるとハイマツのヤブっぽい道となる。ヤブからのシャワーも加わって靴の中にまで浸水。シュポシュポ状態。勘弁してほしい。前日同様ガスで何も見えないので黙々と前へ進んだ。
北戸蔦別岳を過ぎるとようやく風も治まる。ヌカビラ岳のテン場にはテントが二張り。悪天候で今日は停滞するとのことだった。ヌカビラ岳からの下山道は泥でツルツル。2度ほど滑って背中から転んでしまった。沢まで下るとたくさんの方とスライド。皆さんテント泊のようだった。下の方はさっきまでの暴風雨とは違って穏やかな雰囲気のいい天気だった。
【まとめ】
両日とも天気はそんなに悪くないと考えていたのだけど完全に予想が外れた感じになってしまった。ピパイロへ行かなかったことと1日目に幌尻岳へ登らなかったことが悔やまれる。今度はピパイロまで行こうと思う。
コメント
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先週、娘とチロロルートでピストンしてきました。
こんなに自由なルートも選べるんですね!!!
すごいです。
rxv11051さん、こんにちは
娘さんとの登山いいですね。9歳でチロロから幌尻岳は凄いです。
僕の娘たちは小さいときから山にはあまり興味がなかったので親子登山は憧れます。
1967峰迄ご一緒有難う御座いました。8/16は天気も悪く、風も強く一人では心細く
心が折れかけた時に、aofukurohさんに会う事が出来て、難しい一座をゲットできたので助かりました。北海道100をやり終えたらaofukurohのように稜線を繋げる山歩きを目指したいと思います。今後共宜しくお願い致します。
こんにちは
悪天であまりやる気も出なかったところでsweetyouさんとお会い出来てとても元気が出ました。ありがとうございました。楽しい時間を過ごせました。
北海道100頑張ってください。今後ともよろしくお願いします
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