稲含山(群馬百名山) 下仁田ネギの買い出しに♪
- GPS
- 04:05
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 898m
- 下り
- 883m
コースタイム
12:15鳥居峠駐車場
12:55稲含山山頂13:15
14:40野上(宮城)登山口
歩行時間3時間45分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小さな峠を越え、富岡市に入ると 右側に「稲含山登山口」標識が立っていましたので 右折し、道なりに未舗装の林道を進み 終点に車を停めました 車を停める余地は3台程です トイレ、登山ポストはありません |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口標識及び途中の標識はしっかり設置されています 霜柱の立つ道は足に優しい柔らかな道で 植林帯、雑木林の中の踏み跡は明瞭です 尾根から左下に車道を見下ろす付近で 一旦車道に出るべき方向の標識を勘違いし そのまま尾根を歩き続けると、 急坂のザレ場の後、藪に入ってしまいました なんとか送電線めがけて登り、通り過ぎると ピンクのテープが現れ、それを頼りに尾根を歩いたところ 鳥居峠駐車場登山口に合流しました 赤鳥居からは階段が続く急坂の登山道で 岩場には新しい鎖も張られていました 日陰なので、凍結した場合は注意が必要でしょう 危険箇所にはフェンス、手摺り、鎖が付けられ、良く整備されています 帰路、254号線沿いの便利な日帰り温泉「荒船の湯」に寄りました いつもなら荒船山に登った方々で賑わっているのですが 登山者の姿もなく随分閑散としていました 入浴料大人500円です |
写真
感想
群馬百名山「王城山・高間山」を計画していたのですが、
予報でどうやら群馬県北部付近は雪が降る様子です。
もう少し南にある稲含山なら快晴は望めなくとも
眺望を少しは期待できるかもと、急遽行き先を変更しました。
その結果、情報収集不足がたたり、
最初に向かうはずだった登山口から手前の
全く知らない登山口から登る事になってしまいました。
県道193号線を走って富岡市に入り、すぐに見た「稲含山登山口」の標識に
すっかりここで良いのだと思いこみ、
ひたすら未舗装の杉の落葉だらけの林道を突き進み、
終点の登山口に到着しました。
後でわかったのですが、ここは野上(宮城)登山口でした。
緩やかな登りの登山道は快適で、途中の薄暗い造林帯を抜けると
落葉した雑木林が斜めの陽を受けて一層明るく感じられます。
人があまり歩いていない道なのか、踏むと霜柱がさくさくと音を立て
梢を吹き過ぎる乾いた風の轟音が、日本海を越えて来る冬の厳しさを
頬に触れる冷たさと共に思わせるのは、西上州ならではの山?
一時間以上歩いても山頂らしき峰に近づかず、尾根歩きが続き、
更に足元に車の走る車道が見えた時
ようやく登山口を間違えて、全く別の登山口から入山したことに気づきました。
ですが、後の祭りで方向的には間違っていないようですし
このまま尾根を辿れば稲含山に到達できそうですので
悔し紛れの訓練で、急坂のザレ場、藪の中を強引に登ります。
送電線を過ぎた辺りからピンクのテープが現れて踏み跡らしき道に出会い
それを辿ると鳥居峠の広い駐車場に飛び出しました。
荒船山の眺めがひときわ素晴らしい峠です。
駐車している車もありこの峠まで当然車で来られたはずなのですが、
道が分からず往復二時間以上を費やしてしまったという訳でした。
せっかく来たのですから、気を取り直して歩き出します。
写真で幾度となく見ていた赤い鳥居が案内板のすぐ上に木々を通して見え
やっと本日のスタート地点に着いたことが分かりました。
もう昼を過ぎようとしており、風も一層強まっていて
歩いていても結構な寒さを感じます。
整備された急な階段を上がると鎖の付いた岩場もあり、
手摺りの付けられた痩せ尾根や、切れ落ちた谷をトラバースする道など
険しい山ながら、登山者の安全に細かく配慮されていて
古くから信仰の山で、今尚多くの方が登っていることを伺わせます。
稲含神社を右に見て、左の急坂の尾根を登るとすぐに山頂でした。
正に360度の大展望台、西上州にはこうした大展望の山が多いのに驚きます。
今日はあいにく、浅間山、谷川岳方面は見えませんが
付近の群馬百名山の山々、関東平野の広がりを十分に楽しむことができました。
風が強まり、陽も俄かに翳ってきたので忙しく山頂を後にします。
帰りはザレ場と藪を避けて途中まで車道を下り、
間違えたと思う辺りから山に入ってみる事にします。
車道を歩いて行くと、古びた梯子が掛けられており
人の歩いた気配も殆どありませんでしたが、思い切って登り
微かな踏み跡を辿ると見覚えのある登山道に合流し
どこでどう間違えたのかを検証出来ました。
あわよくば、大桁山にも登りたいと思って出かけましたが
きちんとした計画も立てずに行動した罰で、何とか無事に帰れたものの
思わぬ訓練を強いられてしまいました。
ですが、美味しい下仁田ネギを買い、楽しみの「荒船の湯」に寄ってきましたから
結果的には大満足の山行でした♪
コメント
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天気が良くてよかったですね。
今日の榊山から形のいい姿を確認できましたよ。
それにしてもなかなか難しい登り方をしたのですね。
お疲れ様でした。
sanyujin2さま コメント有難うございます
今日は良いお天気で、四方原山・榊山は眺望に恵まれた事でしょうね
四方原山は、以前から登ってみたいと思っていた山なので、日曜日でしたら、御一緒させていただきたかったのですが…
近々行ってみたいと思います
稲含山を難しく登る積りは毛頭なかったのですが、急遽行き先を変更し、準備不足で、このような想定外訓練となってしまいました
まあ、下仁田ネギで湯どうふ、そして を楽しみましたので、終わり良ければすべて良しというところでしょうか
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