行者還岳で植物観察

2020年08月21日(金) [日帰り]

天候

曇り一時にわか雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

行者還岳周辺に野草観察行くので同行させて貰った
花の説明の中での番号は私の植物図鑑番号です

写真

8/21 8:34

この古い株に7種の樹木が育っていた
ヤマザクラ、アセビ、コシアブラ、コハウチワカエデ、ツガ、リョウブ、シロヤシオ

8/21 8:43

ネジキ　
花期5〜7月　5−124
約2mの根上り
元は古い木の株に生え根が下がっていったものだろう

8/21 8:46

ミズナラ　
花期5〜6　1−234
約1m

8/21 8:51

ヒメシャラ　
花期5月　2−182
ヒコサンヒメシャラは花期7月
樹齢100年程
樹皮は人肌のように滑らか
抱擁するとひんやりして気持ちが良い

8/21 8:55

タムシバ　
花期4〜5　1−374
蓄膿の薬に使用したそうです

8/21 9:04

ハリギリ　
花期7〜8　2−684
葉もハリギリ　
大木になると刺が無くなる

8/21 9:05

コミネカエデ　
花期6〜7　2−336

8/21 9:07

ヒノキ2本に絞殺されてる
同種の木はお互いにくっ付き生育する

8/21 9:12

イヌブナ　
花期4〜5　1−223
ひこばえする
ブナはしない

8/21 9:19

コハクウンボク　
花期6月頃　5−204

8/21 9:21

ヒノキの200〜300年生の木にヤマグルマ、ヨウラクツツジ、リョウブが育つ
木が裂けて間に生えたのだろう
それにしても周囲にヨウラクツツジの成木が少ないのは鹿に食べられたとの事　ここのは高い所にあり難を避けられた
花が咲いていないのによく分かるな

8/21 9:28

ブナといろんな種類の地衣類
花期5月頃　1−216

8/21 9:32

この巨大な根は本体を支えるため
板根となっている
倒れた木が起き上がったと思っていた

8/21 9:38

ヤシャビシャク　
花期4〜5　2−83
ブナ、ミズナラ等に寄生植物
この花に出会うと良いことがある

8/21 9:39

アサマリンドウ　
花期9〜11　171

8/21 9:43

ヒメミヤマスミレ　
花期3月下旬〜5　
ス182〜187

8/21 9:52

ヒナスミレ
花期　4月上旬〜5月下旬
ス164〜165

8/21 9:56

ハリモミ　
花期5〜6　5−601
◎珍しい、触ると指先が突かれて痛い
本（福島〜紀伊半島）四、九　日本固有

8/21 9:58

ハリモミの実

8/21 9:51

ツガ　
花期4〜6　5−608
葉は葉柄に直角に曲がる

8/21 10:22

モミ　
花期5月頃　5−578
若木の葉先は鋭く2烈
短毛が生える

8/21 10:04

マンサク　
花期3〜4　2−16
周囲の木は枯れている
この尾根にマンサクがあるのは知らなんだ
咲く季節に来よう

8/21 10:06

ミズメ　カバノキ科　水芽　別名：アズサ等
花期4月頃　1−148
名前の由来：樹皮を傷つけると水のような樹液がでる
上高地の梓川の地名はアズサが多い為
直径約35cm

8/21 10:08

マンサク

8/21 10:10

マンサク

8/21 10:11

ナナカマド　
花期5〜7　1−664

8/21 10:14

タンナサワフタギ　
花期5〜6　5−214

8/21 10:15

ミヤコザサは鹿が食べない
ので一面に繁るそうです
なぜ食べないのか
毒が有るのかな
節は球状　5−531
ところが、天川村役場の方によるとミヤコザサも食べるそうです
いずれ食べられるのかな

8/21 10:32

オオイタヤメイゲツ　
花期5〜6　2−332

8/21 10:34

尾根に到着

8/21 10:35

八経、弥山

8/21 10:36

シロヤシオとナナカマド
シロヤシオ　
花期5月下旬〜6　5−80

8/21 10:39

シロヤシオ
樹皮は人肌のように弾力があり
暖かい

8/21 10:41

ここにもマンサク

8/21 10:44

バライチゴ　
花期6〜7　1−596
木本

8/21 10:44

ヤマジノホトトギス
花期8〜10　475

8/21 10:47

カワチブシ？　
花期8〜10　312
細部を観なかった

8/21 10:53

サワオトギリ　
花期7〜8　302
線点が黄色で葉が丸こい
線点が黄色で葉が細長いのはナガサキオトギリ

8/21 11:23

8/21 11:14

コフウロ　
花期8〜9　243
花は小さい
金剛山に比し半分ぐらいに見える
蛇紋岩の影響かな

8/21 11:18

アオベンケイ　
花期9〜10
2−151　PL142

8/21 11:19

イワセントウソウ　
花期5〜6　195

8/21 11:21

タニタデ　
花期7〜9　211

8/21 11:22

8/21 11:25

ミゾホウズキ
花期6〜8　109

8/21 11:30

オニシバリ　
花期2〜4　2−595

8/21 11:31

コタチツボスミレ
花期4〜5

8/21 11:33

オオバメギ　
花期5〜6　2−138
メギは花期4月　

8/21 11:48

ソバナ　
花期8〜9　87

8/21 11:50

キレンゲショウマ　ユキノシタ科
花期7〜8　266

8/21 12:11

レンゲショウマ　キンポウゲ科
花期7〜8　315

8/21 11:58

ジャコウソウ　
花期8〜9　142

8/21 11:55

フェンスを突破して侵入している
杭が2本散らばっており差し込むが
上手く入らない
悪い奴がいる
ともかく、担当の役所に連絡しておこう
24日14:45天川村に連絡した

8/21 12:02

オタカラコウかな　
花期8〜9　44

8/21 12:07

ギョウジャアザミ　行者薊　
花期8〜10　65
◎珍しい
紀伊半島、四国東部

8/21 12:09

ヒナノウスツボ　
花期7〜9　108

8/21 12:16

キバナハタザオ　
花期6〜7　295

8/21 12:18

コウヤシロカネソウ　
花期4〜6　81

8/21 12:51

クロカンバ　
花期5〜6　2−504
◎珍しい

8/21 12:52

クロカンバ
黒樺　クロウメモドキ科
花柄が2〜3cmと長い

8/21 12:52

クロカンバ
樹皮が黒っぽく、カンバのように薄く横に剥がれる

8/21 12:52

クロカンバ

8/21 12:54

ブナの実　
花期5月頃　1−216

8/21 12:57

バイカウツギ　
花期6〜7　2−64

8/21 12:57

イケマ　
花期7〜8　164

8/21 13:01

クルマユリ　
花期7〜8　456

8/21 13:02

エンレイソウ　
花期4〜5　433

8/21 13:10

コウヤグミ　
花期5〜6　2−569
高野茱萸
◎珍しい
本（紀伊半島）四、日本固有

8/21 13:11

コウヤグミ
下部の枝の表面の葉には星状毛がり
上部の枝の表面の葉には鱗状毛がある

8/21 13:14

アズキナシ　
花期5〜6　1−670

8/21 13:36

クサタチバナ　
花期6〜7　165

8/21 13:38

ヒトツバタゴ　
花期5月　5−298
（ナンジャモンジャノキ）
◎非常に珍しい

8/21 13:47

ヒトツバタゴ
（ナンジャモンジャノキ）

8/21 13:48

ヒトツバタゴ
（ナンジャモンジャノキ）

8/21 14:17

ミヤマガマズミ　
花期5〜6　5−446

8/21 13:32

ハシドイ　
花期6〜7　5−266
和風ライラック
◎珍しい
ムラサキハシドイは別名ライラック、リラ

8/21 14:03

帰路
この後goalまでもう少しの所で雷雨に合う

撮影機器：

COOLPIX P610 ニコン

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

silverboy

行者還岳に野草観察に行くのに同行させて貰いました。先生4人は初めての山、生徒2人は何回も来てる。

じつくり観て歩く事はなかった事思い知る。
教えて貰えば珍しい樹木がいかに多いか。
我々のように大峰を歩き周るともっと多くの発見があるだろうに。

デジタル図鑑を入れて持ち歩く若い先生もいました。タブレットに入れて。
重い図鑑を持たなくてもすむ、これはいいな。


24日ネットの侵入の件天川村に連絡
杭2〜3本打ち込んで欲しい
早速動いてくれそうです
年間2回はネットの整備に行く
トリカブトやバイケイソウが茂ると他の大事な野草が浸食され無くなるので定期的に草刈りしている。
以前アルミパイプの保護柵設けていたが、冬場に雪の重みで壊れるので、一旦下ろしていた
ところが、誰か親切心の人がいて雪前に持ち上げてくれて雪で壊れてしまったのでネットにしたようです。