金鶏山・筆頭岩
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 457m
- 下り
- 450m
コースタイム
天候 | 晴れ 風が強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルートかなり危険、西岳から星穴岳ルートより怖かった。 基本的に稜線を行くが大きく巻く箇所もある。 |
写真
感想
ウォルター・ウェストンが登頂したという筆頭岩へ連れて行ってもらいました。
せっかく行くのだから、そばにある金鶏山経由で行くことにして、みはらし駐車場から周回しました。
取り付きは枯葉に埋もれた階段を上がり、急坂の尾根をまっすぐ山頂を目指す。
山頂直下から岩場が始まり、上り始めてみるとどんどん傾斜がきつくなる。
ホールドはしっかりしていて上りやすいが、とても後ろを振り返る勇気はなく、ひたすら登る。こんなところに、というような急な岩場に石碑がある。
岩場を過ぎ、細い尾根をたどると、山頂。いくつも石碑が設置されているところを見ると歴史のある山ということがわかる。山頂からは360度の展望、すぐ下に道路が走り高度感ありありである。
ここから筆頭岩を目指すのだが、このルーファイが難解。また、ルートも気を抜けない、星穴や西大星の方が楽だったような気がする。
基本的には稜線がルートであるが、巻き道が何箇所かあり、最後の筆頭岩への前に岩壁が立ちはだかる。
途中の岩棚を利用して乗り越えてもいいが、道路近くの杉林まで下り筆頭岩へ取り付いたほうがベスト。
いよいよ本命の筆頭岩、P3までは簡単に登れる。このテラスでザイルを出し、まず先生がリードでP2に挑む、風が強くザイルが大きくふくらんで登るのに抵抗がかかり、重そう。先生に続いてP2へ登り上げるが、このテラスは狭く身のおき場所に苦労する。
すぐ目の前が蟻の戸渡りのようなナイフリッジ、左側は高度感のある目のくらむような絶壁、右も切れ落ちているが左ほどの高度感は無いので、なるべく視線を右側にしてセルフビレイしザイル操作に集中。
先生からゴーサインがでたので、蟻の戸渡りを進み、覆いかぶさるような岩に取り付く、かなり古い鎖が設置されている。ホールドはしっかりしており問題なく登ることができる。
ザイルで確保されているという安心感で手も足も緊張する事無く動き、山頂下のテラスへ、ここから少し上がると山頂。風が強い中360度の展望を満喫し、早々に下降を始める。
3回の懸垂下降で無事着地し、道路まで下りみはらし駐車場までの長い道を登頂の喜びをかみしめながら歩いて帰る。
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