烏帽子岳 全力でズルをする？

2020年08月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,717m
• 下り: 1,707m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:58

5:38 高瀬ダム濁沢登山口
5:47 5:47 高瀬ダム 天場
5:58 6:06 ブナ立尾根取付
6:25 6:29 権太落し
7:32 7:32 三角点
8:24 8:25 烏帽子小屋
8:38 8:39 前烏帽子岳
8:48 8:48 烏帽子岳山頂分岐
9:01 9:26 烏帽子岳
9:35 9:35 烏帽子岳山頂分岐
9:45 9:45 前烏帽子岳
9:56 10:16 烏帽子小屋
10:54 10:56 三角点
11:43 11:44 権太落し
12:04 12:08 ブナ立尾根取付
12:19 12:20 高瀬ダム 天場
12:29 12:29 高瀬ダム濁沢登山口
12:36 高瀬ダム湯俣登山口

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

七倉の駐車場は70台ってなってますが、工事車両が結構停まってますので停められる台数はもう少し少ないかな〜と。
深夜1時の到着で7割くらいの駐車、タクシーの運転手さん曰く今シーズンは満車になる事はないと思うよ、との事でした。
七倉〜高瀬ダムのタクシーは今シーズンは2台しか待機してません。片道10分強かかりますので、1巡目に乗車できないと20分〜30分くらいは待つことになります。当日は10人強並んでました。運転手さん曰くこの人数で今シーズン最多とのことです。（やっぱり少ないですね・・）ちなみに私は5時過ぎに並び10番目でしたが、グループ等の人数合わせの都合で運よく1巡目に乗車できました。

コース状況／危険箇所等

急っちゃ〜急ですが、ホントに良く整備されていて歩き易い道です。整備されている方に大感謝です。

その他周辺情報

七倉山荘にて入浴。650円。
当日は運よく貸し切りでしたが、洗い場は5カ所しかないのでタイミングが悪いと結構混雑するかと・。
タクシーの運転手さん曰く、温泉だけなら葛温泉まで下った方が良いけど、ご飯食べたいのなら七倉の方がメニューが豊富かな〜？とのことでした。

写真

8/29 5:07

七倉山荘からタクシー乗車で楽をする。運よく1巡目に乗車できた。

8/29 5:34

10分強で高瀬ダム到着。歩くと1時間以上かかるらしい。

8/29 5:42

トンネルの先で工事してた。土砂運搬工事？らしいっす。

8/29 5:42

吊り橋。揺れるけど高度感はそれほどない吊り橋だった気がする。

8/29 5:51

白い砂浜みたいなところを進みます。靴の中がこの時点で砂だらけになってもうた。

8/29 5:53

丸太橋を渡ってちょいと進むと・

8/29 5:55

噂の急登の始まり。3大急登とかって誰が決めたんじゃろ？？

8/29 5:58

急ではありますがホントによく整備されています。有難や・・。

8/29 6:15

花はそれほど多い山ではなかったと思う。

8/29 6:27

権太さんが落ちちゃったのかね・・。

8/29 6:36

やっと8。結構登ったと思ったのに・・絶望的にカウントダウンが進まない。苦笑

8/29 6:59

中間の6。ここだけ携帯の電波が通じるらしいです。（未確認）

8/29 7:08

この時点ではまぁまぁの青空。

8/29 7:31

あるとやっぱり触っておきます。

8/29 7:31

この辺りであまりの大汗でフラフラ・・。ズボンもシャツも絞れる程。元々スゴイ汗かきだけどちょいとヒドイ状態だった。

8/29 7:42

方向的に不動とかの方かな・・。

8/29 7:48

餓鬼とかの方。個人的には最も好きな山の一つ。餓鬼の山頂から見た景色は一生忘れない・ってだいぶ忘れてるけど。

8/29 8:01

寝不足と大量の発汗でフラフラ。自分でも笑っちゃうくらい足が止まった。まぁのんびり行きませう。

8/29 8:11

多分食べられる？？

8/29 8:21

だいぶ斜度が無くなった。

8/29 8:21

やっぱり花の名前は知らない。

8/29 8:23

漸く稜線。ここまでくると風が心地よかった。

8/29 8:24

小屋に到着。ここにザックをデポして烏帽子に向かう方が多いようです。私は日帰り装備なのでデポせず進みます。

8/29 8:28

多分裏銀の方・・だったと思う。だいぶガスってきた。

8/29 8:29

前烏帽子ですな。あそこまで行かないと今日の本命は見えないのね・・。

8/29 8:36

もう少し行けば烏帽子がドカ〜ンと・・

8/29 8:38

なんてこったい！でもちょっとだけ待っていると・・

8/29 8:42

烏帽子ちゃんがこんにちは。

8/29 8:47

今シーズンはダメらしいっす。

8/29 8:48

山頂分岐。

8/29 8:50

だいぶ近づいてきた。

8/29 9:00

鎖場がちょっとだけあるのね・。それほど危険ではないですがなにせフラフラなので慎重に進みます。

8/29 9:04

んで到着。ちょうど降りる団体さんに撮って頂いた。この団体さん以外、山頂まででお会いした方は1名のみだった。

8/29 9:08

厳密にはあそこが山頂。とりあえず登っておきます。

8/29 9:05

んで最高地点。狭いのでさっさと降ります。

8/29 9:37

んじゃ烏帽子ちゃんさよなら。また逢う日まで・・。

8/29 9:51

なんとなくこの雰囲気って燕に似てるな〜と。近いから似てても不思議じゃないか・。

小屋まで戻ってきてポカリ購入。飲み物が結構売り切れていたので今後登る方はご注意を・・。

花を眺めながらおにぎりを頬張る。小屋前はそこそこ人がいた。んじゃ降りますか。

急だけど歩きやすい道が続きます。斜度が写真では伝わらないのがちと残念・。

しばらくこの子と一緒に下山。君はこの後何処に旅立つのかね？

ここでブナ立て終了。下山時も数名としかすれ違わない静かな行程でござった。例年はもう少し多いのかな？

つり橋まで戻ってきた。やっぱり揺れますな。

ここが高瀬ダムの上。10月中旬頃には紅葉が見頃になるらしい。

赤⇒ピンク⇒黄色⇒緑の順だっけか？何十年ぶりかにダイヤル回した。

タクシーが到着するまでまったり・・と思っていたら案外早く来た。

お疲れ様でした。

戦利品。見つけるとついつい買ってしまう。

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

感想

chao

個人的には、北アの有名処の中でこの辺りは未踏でして、何とか効率よく裏銀座＋赤牛を歩くことはできないかな〜？と以前から考えておりました。

「烏帽子と野口五郎を日帰りでやって残りを次の機会に新穂高からのピストンで・・」とか「七倉から赤牛までを1泊でピストンで残りを新穂高から別の日に・」とかあれこれ考えてみたものの、結果何も実現しないまま、今日に至るという・・。（効率だけを追求してもナンセンスですが、このエリアに関しては縦走の方が効率よく歩けるかと・・。マイカー登山が前提だと車の回収等色々面倒で中々予定が立たないんですよね・・。まぁ言い訳ですが・・。苦笑）
おまけに今シーズンはコロナの影響もありどこまでgo toしてよいのかの判断も難しかったし・。

結果あれこれ悩んでもしょうがないので、簡単に日帰りできるところから順番に登って行きゃ良いか・・ということで今回の烏帽子と相成った次第でございます。（今シーズンに限っては、無茶な行程を組んで万が一何かあった時、本当にシャレにならないですもんね・って今シーズンに限った話ではないか・・）
なんにせよここの日帰りだけだったら、夜中から歩き出すような無茶な行程ではなくなるので、普通に日が登ってからのタクシー利用で全力で楽（ズル）しました。（事前の計算では野口五郎も含めると、もっと早い時間に出発しなくちゃならないため逆に5時半から運行のタクシーは利用できない計算だったんですが・・頑張れば行けたような気が・・）

それにしても烏帽子岳だけを目的で歩く人は少ないですね・。道中お話した皆さんは、あちこち経由して新穂高まで抜ける・・という方ばかりでした。ホントに羨ましい・・。

ところで・・・3大急登の一つと言われるブナ立て尾根ですが、本当に整備がしっかりされていることもあり、確かに急ではありますが、歩きやすいな〜というのが正直な感想でございます。まぁ案ずるよりも産むが易しということで・。（あんたフラフラで帰路もタクシー使ったやんけ！！という突っ込みはご遠慮ください）

なにはともあれ・・・・
天気がなんとか持ってくれて、烏帽子の雄姿がばっちり見えたのは滅茶苦茶幸せで・・・
朝のタクシーでご一緒した母娘さんとの会話がちょいと身につまされる内容でなんだか反省させられて・・・（旦那さんも登山が趣味とのことですが、歩くペースが合わなくて楽しくないらしい・・ってなんだか似たようなセリフを嫁さんから言われた記憶が・・汗）
ある程度標高差のある登山は今シーズン初だったこともありますが、自分の体力の低下があまりに情けなくなって落ち込んでしまって・・
となんだか一喜一憂？？な登山だったでござる。

なんにせよ、今シーズン初のアルプスで大きなトラブルもなく無事帰宅することができたので全て良し！ということにしておきましょうかね・・。