42年ぶりの以東岳(朝日連峰)[テント泊]
- GPS
- 17:19
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 1,856m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 6:10
天候 | 曇りがち,一時雨もあった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
42年ぶりの以東岳だった。タフさを求められるけれど,とても充実した山旅を味わえたというのが全体の印象だった。いい山です。
42年前に来た時は
白滝バス停→鳥原小屋キャンプ地(テント泊)→小朝日岳→大朝日岳→西朝日岳→竜門小屋キャンプ地(テント泊)→寒江山→以東岳→大鳥小屋(避難小屋泊)→泡滝ダム登山口→大鳥集落バス停
というコース。
(当時の様子は「日記」2020.4.12.にちょっと書きました)
今回は,以東岳だけの周回ルートだ。
◉泡滝ダム登山口→大鳥小屋キャンプ地
久しぶりのテント泊で荷物が重く,第1日はあまり歩かないのに疲労困憊といった状況だった。途中「これからはテント泊は無理かな」などとも考えつつ歩いた。もう少し歩きやすい道かと思っていた。
42年前は,泡滝ダム登山口から大鳥集落バス停まで未舗装の林道を歩いた苦痛の記憶が強烈で,ここの区間の記憶はなくなってしまったのかもしれない(小朝日岳から以東岳までの稜線歩きの快適さも強く印象に残っている)。
ちょこちょこ水場があるのが嬉しい。
◉大鳥小屋キャンプ地→以東岳(直登コース)
東沢出合まで大鳥池の縁を歩くが,決して歩きやすい道ではない。東沢出合から間もなく林に入り急登となる。草刈りなどしてくれてあり,大鳥池の縁の道より歩きやすかった。
森林限界を越え大鳥池も見えて来た頃,ガスが広がり残念な眺望になってしまった。42年前,直登コースを下山した時は,常に大鳥池を見下ろしつつだった。
◉碧玉水
以東小屋から往復で20分から30分。以東岳管理人の方によると,最後まで雪渓が残る場所で,花も遅くまで咲いているとのこと。水汲みに行った息子は,確かに花がいっぱい咲いていたと言っていた。
水は美味かった。
◉以東岳→オツボ峰(オツボ峰コース)
『分県登山ガイド/山形県の山』には「花の山道」とあるが,ちょっと先の三角峰あたりまで、まさに花畑の中を歩くという感覚だった。
トラバースのうちの何ヶ所か,注意した方がいいところがあった(仮にここがアルプスの人気の道ならばロープを張るのだろうなと思った)。
この区間の所要タイムは,昭文社地図で30分,分県山形県の山では40分,ヤマレコでは50分となっているが,私たちは80分もかけてしまった。ゆっくり歩きだったこともあるだろうが,それ以上に,花をその都度撮影しつつ歩いたら,どうしたって時間がかかってしまう。
直登コースかオツボ峰コースか,どちらか1つを歩くのだったら,断然オツボ峰コースを薦めたい。
第2日目は眺望もあまりなく,ちょっと残念だったが,いい山だとあらためて思った次第です。
★大鳥集落から泡滝ダムまでの道は,未舗装路になってからは,くれぐれもパンクなどしないよう用心深く走った方が良い。大鳥集落から先,ドコモは圏外になりました(森林限界に出たら通じることに気づいた)。パンクしたら大変。
ハクサンイチゲ、タカネマツムシソウがこの時期に咲いているんですね。稜線までのアプローチ、稜線から頂上まで拝見し、ますます行ってみたくなりました。お疲れ様でした。
コメントありがとうございました!
タカネマツムシソウ,登山道沿いに咲いていたのですが,とくにオツボ峰周辺の群落が素敵でした。花期は8-9月だそうですから,マツムシソウを見るにはきっと良い時期だったのでしょう。
体力的に許されるなら,もう一度,42年前と同じ,大朝日岳〜以東岳の縦走をしてみたいな,などとも思いました。
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