静岡県伊豆半島 南伊豆歩道から長津呂歩道で石廊崎へ
- GPS
- 06:45
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 773m
- 下り
- 769m
コースタイム
09:50 念仏洞⇒ 10:15 中木 宝永軒寺院⇒ 10:45 中木長津呂歩道終点⇒
10:55 車道 歩道に入る⇒ 11:10 四国八十八か所供養塔⇒
11:20 車道 11:40⇒ 12:05 石廊崎港⇒ 12:20 石廊崎⇒
12:50 城山コースへ⇒ 13:20 長津呂歩道起点石廊崎港入口(県道16号線)⇒
14:00 ユウスゲ公園⇒ 14:30 中木入口⇒ 15:05 入間入口⇒
15:25 入間
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日坂トンネルを抜け直ぐに入間入口を下がり入間港手前の広い駐車場に車を置きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨で天候がしまり寒くなると予想していましたが今日の南伊豆は暖かく、季節風(西風)も吹かず南国のハイキング日和になりました。 入間地区のマリンスポーツや釣り客が利用する広い駐車場から少し戻り、南伊豆歩道中木方面道標に従い灌木の林の中の歩道に取り付きました。 日影の歩道を登り尾根に出ると日がさして明るくなり、間もなく歩道横に木の根で埋没しそうな穴の中に石仏がありました。 少しアップダウンをして進むと展望が開け今春訪れた千畳敷がくっきり見えました。 少し進むとウバメガシと思われる巨木があり、幹の太さと大きさにびっくり樹齢は約千年は経っていると推測されます。 ウバメガシの林を抜けて2m四方程に岩をくり貫いた中に石仏が祀られた念仏洞、がありました。 少し進み秋葉大権現と刻まれた石燈篭を歩道横に見ながら過ぎて行くと、背丈が低くなったウバメガシの林に変わりました。 さらに下がり中木地区の墓地の中を進み宝永軒寺院に出ました。 南伊豆歩道はここが終点になていました。 中木の集落港沿いを東奥に進み長津呂歩道に入りました。 歩道なのか民家への道なのか畑に通じる道なのか区別がつかず少し右往左往してしまいました。 石切り場の跡を通り車道に上がり再び歩道に入りました。 岩の穴などに石碑が並んだ所を過ぎると、四国八十八か所供養塔などがありました。 やがて休憩舎が歩道上にあり展望が開け茅の茂った池の原になり、車道に出る手前で昼食にしました。 昼食後車道に出て石廊崎に向かい下がって行きました。 石廊崎の港からは観光客に混じり石廊崎灯台を見ながら伊豆最南端まで行き石室神社などを観て港に戻りました。 城山コースを回り長津呂歩道の起点の石廊崎港口バス停より、県道16号線(下田石廊松崎線)を歩き入間に戻りました。 |
写真
感想
今春の続きとして南伊豆入間から石廊崎へ歩いて来ました。
この道は古くから陸地で集落と集落を結ぶ道として使われていたようで、石仏などが所々あり大昔を偲ばせてくれました。
変化に富んだ海岸線と奇形岩などに醸し出された景色はダイナミックであり、打ち寄せる波は音を立て容赦なく岩にぶつかって白い水しぶきを上げていました。
今日は波が穏やかで沖行く貨物船は、この時季の強烈な季節風を避けるため下田付近で風待ちせずに石廊崎沖を通過しているようです。
伊豆の海岸付近をハイキングした時ウバメガシの群落を目にしたことがあり、ウバメガシはあまり背丈が高く伸びず樹幹はあまり大きくならないと思っていました。
今日歩道横で見たウバメガシの巨木は今までの自分の考えをくつがえしました。
大人3人両手を回しきれない程の幹回りの太さがあり樹勢も旺盛でした。
周りの木の大きさ取り巻く環境からみても樹齢は相当古く自分なりに千年ぐらいと推測しました。
林の中に一本だけウバメガシの巨木があるのが不思議に思いました。
中木地区は伊豆半島沖地震で大規模な地滑りにより甚大な被害を受けました。
山に興味が全くない以前地震後復興された後、集合住宅の民宿で海の幸を肴に酒を呑み明かしたことを思い出しました。
現在の集合住宅はかなり老朽化しているように見えました。
港の側面の岩は大昔マグマが隆起して地上で冷えて固まった強烈な柱状節理が目に入りました。
伊豆半島はフィリピンプレートに乗って現在も本州を押しています。
その為火山と地震は避けられず、その度に災害を被り人命財産を失ってきました。
反面長年に渡り火山の噴火などで作り出された美しい海岸線や地下から湧き出る温泉で観光産業や生活に役立っています。
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