御座山（長者の森から）

2020年09月15日(火) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,098m
• 下り: 1,086m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:09
• 合計: 5:55

8:06 長者の森コース登山口
9:13 9:13 鉄塔
9:26 9:26 白岩コース・長者の森コース合流点
10:11 10:11 見晴台
10:47 10:47 前衛峰
11:26 11:34 御座山
12:06 12:06 前衛峰
12:31 12:31 見晴台
13:03 13:03 白岩コース・長者の森コース合流点
13:10 13:11 鉄塔
13:58 13:58 長者の森コース登山口
14:01 ゴール地点

天候

曇り、ガス、山頂到着時は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎駐車場
　長者の森駐車場（無料）
　テニスコートの手前にあり、30台ほど駐車できます。
　※トイレもあります。　

コース状況／危険箇所等

◎道の状況
　林の中の急登の多いルートで、木の根を掴みながら登るようなところもあります。鎖やロープはありません。
山頂は細長い岩場で山頂表示は一番奥にあります。左側は切れ落ちているので注意が必要です。
下りは木の根が滑るのでこれも注意が必要です。私は一度スッテンコロリンしました。

写真

予定の栗生コースは登山禁止になっていたので長者の森コースに変更します。

長者の森の駐車場を出発

この長者の森ルートが村のお勧めルートだそうです。
行って来ます！

ロッジを見ながら進むと・・

サラシナショウマが咲く下草の多い登山道になります。

カラマツ林を過ぎると下草がなくなり歩きやすくなります。

登山道脇には白いコケが生えています。

突然現れる巨大な送電鉄塔

鉄塔上部はガスの中

白岩コースと合流

ケルンがあったので登山の安全を祈念して石を一つ積み上げてみました。

この山のトリカブトは白くて小さい。

少し開けた所にある舞台の様な岩

ドクツルタケ
毒キノコの王様

登山道はますます急登になってきます。

見晴台に着きましたがガスで視界ゼロ
晴れていれば絶景が見れたかも。今日は残念！

この辺りの登山道はシャクナゲがトンネル状に生えています。シャクナゲの咲く季節は綺麗でしょうね！

倒木や木の根も多い

ここから少し下ると・・

前衛峰に到着、やはり視界はゼロ

心眼で絶景を想像していますが・・
山頂では晴れてほしいと願って先に進みます。

前衛峰の岩場を下りて山頂を目指します

あれが山頂のようです。
まだ遠いなぁ〜

うだの沢のトーミ
白樺とダケカンバの綺麗な所でした。

登山道はまた木の根の多い急登になります。

コケやキノコを眺めながら・・

ヒーコラしながら急登を登ると・・

避難小屋に到着
そのすぐ先に・・

岩場が現れ視界が開けます、この時だけ晴れて願いが叶いました。

山頂到着と思ったら・・山頂標示はまだまだ先でした。
左は切れ落ちているので慎重に。

やっと山頂に到着です。

お隣の天狗山と男山はハッキリ見えます。
景色が見られて良かった。

天狗山と男山のアップ

八ヶ岳や南アルプスは雲の中

遠くに瑞牆山の岩峰と金峰山の稜線が見えます。
今日は他の山の景色は見えないので下山することに。

前衛峰を登り返します。前衛峰も見晴台もガスで景色は見えません。
結局、登山道脇の花などを眺めながら下りることに。

ハナイカリ

サンゴハリタケ
珍しいキノコです。久しぶりに見ました。

白樺の混じる綺麗な登山道

白岩コースの分岐まで戻りました

送電鉄塔

これはトリカブトではなさそうです。
レイジンソウかな？

サラシナショウマ

フシグロセンノウがまだ咲いていました。

キツリフネ

キツリフネの群落

マツヨイグサ
駐車場の周辺にいっぱい咲いています。

今日も無事に帰ってきました。
御座山は予想していたより急登の山でした。

おまけ
箱瀬の滝
この地域の有名な滝のようなので帰りに一枚パチリ！。橋の上から見えます。

装備

個人装備

雨具 日よけ帽子 着替え 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット スマホ 時計 サングラス タオル ストック ウインドブレーカー カメラ

感想

Alzhiker

以前天狗山と男山に登った時に山頂からの景色で気になった山が御座山でした。
いつか登ろうと思っていましたがズルズルと後回しに。
今回は折角行くのなら天狗山も登ろうと思い登山口の近い栗生コースを選びました。
そして、登山口に着いてみると昨年の台風の影響で登山禁止に。
やむを得ず長者の森コースに変更です。これで天狗山は無くなりました。

駐車場をスタートして舗装路から下草の多いカラマツ林を登ります。サラシナショウマやツリフネソウが綺麗に咲いているルートです。
それを過ぎると雑木林の登山道に変わります。登山道は予想していたよりも急でした。
その後も急登は続き、木の幹や根を掴みながら登るようなところも多くあります。
ガスが出ているので見晴台や前衛峰に着いてもまったく展望はありませんでした。
「晴れてくれ〜」と願いながら登りました。
そして、山頂に着くとガスが抜け晴れ間が出て近くの天狗山や男山ははっきりと見えました。そして、瑞牆山や金峰山の稜線も見ることが出来ました。
「願えば叶う」というのは本当でした。
山の神様に感謝したい気分でした。
南アルプス、八ケ岳などはその後も雲の中なので下山することに。
下山を始めるとまたガスが出てきました。
その中を滑る木の根に注意して下りましたが、一度足を滑らせスッテンコロリンしました。それでも足を挫くこともなく無事に戻れて良かったです。

山の印象は予想したとおり静かな山で会った方は5名でした。
予想が外れたのは急登が多いということでした。少しお話した静岡からのご夫婦も同じ感想でした。
次回、御座山に行くときは今回登る予定だった栗生コースを春のシャクナゲの時期に登ってみたいと思っています。