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記録ID: 256924
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ハイキング
甲信越

戸谷峰(松本市)

2013年01月02日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.1km
登り
675m
下り
651m

コースタイム

0814三才山口---0913南尾根1390m地点---0942稜線の分岐---0948戸谷峰山頂---0956鉄塔のコル---1030野間沢橋
天候 薄曇り、強風
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道254野間沢橋近くに駐車スペース有り
コース状況/
危険箇所等
■三才山口
三才山ドライブインの横に新しい道標設置済み、ここが入り口となる。国道沿いに携帯電話のアンテナが建つのですぐに解る。敷地への駐車はたぶんNG。店主に了解得れば別だろうが。500mほどトンネル寄りの野間沢橋付近に数台の駐車余地有り。トイレと調達は、入山口より8kmほど松本寄りにセブンイレブンがある。

■三才山口---稜線の分岐
気持ちのいいハイキングコース。美ヶ原高原ロングトレイルとして整備されたところ。分岐などには道標が立つ。ピンクテープも多数。ただし1390mの屈曲点過ぎて稜線手前まで、目印の少ない区間がある。雪にトレイルが埋もれている季節はルートファインディング。

■稜線の分岐---山頂
急斜面だが問題なし。距離もわずか。

■山頂---鉄塔のコル
広葉樹の尾根道。5月の終わりはニリンソウの大群落。

■鉄塔のコル---野間沢橋
美ヶ原高原ロングトレイル整備以前から使われていたハイキングコース。歩きやすいが道標などは無い。所々にある送電線巡視路の標識に書き込みがある程度。


■温泉
松本側に浅間温泉、美ヶ原温泉、豊科温泉など。個人的には浅間温泉⇒ホットプラザ630円or枇杷の湯840円、美ヶ原温泉⇒白糸の湯300円、安曇野IC利用なら豊科温泉湯多里山の神400円(要シャンプー石鹸?)が好み。それぞれ休館日有り。
上田側には鹿教湯温泉など多数。詳しくないのでごめんなさい。

■めし
国道254松本側に手打ち蕎麦など2-3軒看板有り。入ったことありません。
国道沿いの道標からハイクアップ始めると、こんな風に親切な矢印やら道標やらピンクリボンやら。ただし山頂近くではピンクリボンを探すような場所も。
国道沿いの道標からハイクアップ始めると、こんな風に親切な矢印やら道標やらピンクリボンやら。ただし山頂近くではピンクリボンを探すような場所も。
石積みなどを眺めると、古くからの仕事道を使ってるようだ。
石積みなどを眺めると、古くからの仕事道を使ってるようだ。
開けた沢地形から小尾根に乗る。標高1390mぐらい小コル状の地点で左に屈曲する。
開けた沢地形から小尾根に乗る。標高1390mぐらい小コル状の地点で左に屈曲する。
戸谷峰西峰1581ピークが樹林越しに見える。小尾根に露岩が出てくる。ストックをしまって岩角や灌木を引っ掴みながらの急な登り。赤松の大木を過ぎると尾根は開けた斜面に変わる。ピンクリボンが疎らになり、すこしルートファインディングが必要。無雪期なら踏み跡がはっきりなのかも。
戸谷峰西峰1581ピークが樹林越しに見える。小尾根に露岩が出てくる。ストックをしまって岩角や灌木を引っ掴みながらの急な登り。赤松の大木を過ぎると尾根は開けた斜面に変わる。ピンクリボンが疎らになり、すこしルートファインディングが必要。無雪期なら踏み跡がはっきりなのかも。
東西に伸びる稜線に出る。1570-1580mぐらい。左は四賀金山へのトレイル。右に折れて山頂へ向かう。すぐそこだ。
東西に伸びる稜線に出る。1570-1580mぐらい。左は四賀金山へのトレイル。右に折れて山頂へ向かう。すぐそこだ。
樹林をくぐるように100mほど進めば山頂。
樹林をくぐるように100mほど進めば山頂。
以前は標柱が立っててよく倒れていたが、新しいものに替えられていた。
以前は標柱が立っててよく倒れていたが、新しいものに替えられていた。
山頂東側の急斜面はシリセードでかっ飛ばす。ピッケル持参しなかったので立ち木にノックされないように。
山頂東側の急斜面はシリセードでかっ飛ばす。ピッケル持参しなかったので立ち木にノックされないように。
鉄塔の建つコルから南側へ、赤松の混じる尾根を下り、巡視路の合流点で左に水平歩道をすすみ、沢地形に出たら沢の右岸に付けられた踏み跡をたどれば野間沢橋。国道の道肩を注意しながら駐車場へ。
鉄塔の建つコルから南側へ、赤松の混じる尾根を下り、巡視路の合流点で左に水平歩道をすすみ、沢地形に出たら沢の右岸に付けられた踏み跡をたどれば野間沢橋。国道の道肩を注意しながら駐車場へ。

感想

ここ数年、正月三ヶ日の間に裏山を訪れることが恒例化してきた。ここでの裏山とは戸谷峰、鉢伏山、美ヶ原あたりのことで、地元の人も冬はあまり歩かないのか、時にはトレースも無くて半日の雪遊びが愉してたまらん。

そんなこんなで、今年は最も近所の戸谷峰である。1600mちょいの里山であるが、冬は一応アイゼンを持って行く。使うことは滅多に無いけど、まあそこは保険である。雪の量からワカンは省き、落ちたらやばい雪稜もないのでピッケルも置いて行く。あとは通常の冬装備と飯の支度だけ。一応書いておくと、グローブ2セット、ゲイター、バラクラバ、ゴーグル、ストック、ダウンJK、ケツマット(リッジレスト切ったやつ)。飯の方はラーメン材料にクッカー&ガス系、1Lの水とテルモスに500ccの湯。加えて地図コンパスヘッデンなどの小物系。


家から20分で入山地点とはいえ、のんびり出かけたので0815ハイクアップ開始。風の強さ、人影の絶えたトレイルの寂しさが好ましく、清志郎や演歌を口ずさむ。1300mからくるぶしぐらいの雪となり、ヒャハァァァー!と叫びも出る。1500mぐらいの岩だらけの尾根では「もっとロックを!」とか意味不明な魂の叫びも。

さておき、風が強い日で、ここでももの凄い唸りが枯れた森を揺さぶって大きな枝が落ちてきたり突風に体勢崩したり、近所の里山とは思えない。山頂までの楽しいひとときを満喫する。

山頂でのラーメンはさっさと諦め、三角点タッチと写真数枚で下山開始。ゴーグル外したら眼の周りが痛い痛い。安曇野方向は雪雲に隠され、北ア稜線は完全に雲の中。晴れた日は霞沢岳、奥穂から槍、北鎌尾根のラインまでくっきり眺められて素晴らしい眺望なのだが。

東側の斜面はいつも雪が深く、シリセードで遊ぶ。雪をぶぼぶぼ踏んで半ば駆け下りたら、鉄塔のコル。ここからは雪が減ってくるが凍ってる箇所を用心しながら標高を下げてゆく。

あー。いつもながら雪の後の里山はたまらん!

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