雪の「御池岳」〜《鈴北手前で時間切れ(涙)》
yucon
- GPS
- 08:16
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 717m
- 下り
- 725m
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| 天候 | くもり/晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
国道306号 20cm〜30�僂寮兩磧平契磧� 登山口、登山道は50�僉�100�僉⊇�始トレースなしでラッセル！ラッセル！ 新雪なのでわかんを装着しても20cm〜30�僂瞭Г瀏瓦�で |
写真
拍手ここまでは四駆でしたら何とか来られます。
感想
今シーズンは雪の量が少なく年末より期待はずれの雪山ハイクが続いていましたが先週半ばからの降雪で山にもかなりの雪が期待でき鈴鹿北部の山々も白さが際立っているのが通勤電車からでも確認できました。
今シーズンもそろそろ御池岳の白いテーブルランド周遊への思いが募るばかり、ようやく迎えた週末の天気予報は晴れ/くもり、予定していた千種街道への山行が中止になったのでもうこれはテーブルランドを目指すしかない！と一人で盛り上がって前夜から入念に準備をしました。
このところ軟派な山行が続いていましたが久し振りの硬派な山行です（笑）
午前5時30分、車のフロントガラスに張付いた氷を溶かし雪のちらつく国道8号線を彦根多賀方面へ走らせます。夜明け前の国道は所々凍結しておりギアを4WDモードにして安定をはかります。多賀町に入ると積雪も一段と増えて御池岳麓の大君ヶ畑集落より先は通行止めなので除雪も施されていません。道路には約30�僂寮磧�轍にハンドルを取られそうになりますがさすがは4WDすぐに態勢を立て直して力強く進んでいきます。一年前、山行のために買った軽自動車の四駆、妻は他の物への投資にはシビアですが何故か車に関しては寛容で「山へ行くのに軽四駆があったらいいんだけど・・・」と駄目もとでお願いしたらすんなりとOKでした。
6：40鞍掛橋に到着。期待を胸に支度をします。ストック、ピッケル、アルミわかん、12爪アイゼン、寒さ対策も万全です。準備中に4人組のパーティーが先行していきました。挨拶のときに見た彼らの表情もまた同じようにワクワクしていました。進んでいった方向から御池谷を詰めて県境尾根に上がるルートを選択されたようです。
冬の御池岳への滋賀県側からのルートとしては基本的なルートですが昨年かなり荒れていたイメージがあり悩んだ末鞍掛トンネルまで国道を歩いて登りトンネル登山口からアタックしようと決めました。
国道には既に約30cm以上の積雪がありしかも新雪、わかんを装着して進みますが一人でラッセルはかなりしんどい作業です。後続が来たら先頭を譲ろうと思いますが一向に誰も来ません。結局無雪期に1時間で歩ける所を1.5倍の時間を費やし思いの外体力も奪われました。「あの4人組の後続でトレースを辿ればよかった」と後悔しても後の祭りです。
ようやく登山口まで辿り着き登り始めますがこちらもトレースなしで50�儖幣綫僂發辰真契磴涼罎魄�続きラッセルです。無雪期に何度も歩いた道で迷うことはありませんが体力と時間は確実に奪われていきます。植林帯を抜け県境尾根に乗りましたがふくらはぎと太股はパンパンの状態になり、思わず「今日は無理かも」と弱気になります。霧氷やえびの尻尾が歓迎してくれて時折姿を現わす青空とのマッチングした光景に疲れも吹き飛び再びラッセルを続けますが腰まで雪に埋もれながらもがく状態が続きます。
やっとのことで鈴北岳手前のP1056に立ちました。あとはここから少し下り登り返せばテーブルランドの端っこです。しかし時計を見ると既に下山開始予定時刻の13:00を過ぎており、泣く泣く回れ右して来た道を戻りました。振り返ると遠目に鈴北のPが見えておりもう少しでテーブルランドへ・・・・と思いましたが県境尾根を戻りながら正面に見える雄大な霊仙山、高室山、鍋尻山等のきれいに雪化粧した姿を眺めて「また次来ればいいか！」と少し満足して下山しました。
今シーズンも御池岳には初回からテーブルランドへ登る許可をいただけませんでした。それでこそ御池岳、自分にとって特別な山です。
まだまだ雪のシーズンはこれからです。近々再挑戦して白いテーブルランド周遊を実現してみたいです。途中撤退したことは残念ですが寒い中、息を切らしながらパウダースノーにまみれてラッセルしてふと見上げた空の青さに自分が生きてここにいることの幸せを再び全身で感じました。
生きているからこそ寒さに凍え、白い息を吐き、汗をかき、脚の筋肉が悲鳴を上げそして白い山、青い空に心を震わせるのです。
みなさま、本年も良い山行を・・・・！
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superfrog さん
山、自然はいつまでも我々を待っていてくれます。
冬の雪景色も今年がだめでも必ず来年も・・・
当たり前のことですが、お互いに無理せずに楽しみましょう。
2月に都合が合えば、行きたいですね。
久々に男前なレコでホッとしております
あのまま別路線へキャラ変更かと思ってましたよ
おかげさまで私は、モモちゃん曰く「ムフフ菌」とやらに感染したようです
そんな話はさておき、最期の一文に感動！
yuconさんやからこそビンビン伝わってきます
３年前に鞍掛橋手前から冬場に鈴北岳、御池岳と登った事があります。
実はその時登山前に除雪されていない国道でスタックするも偶然助けられ、一緒に登って山頂へ立てました。
多分単独では鈴北岳で諦めていたでしょう。
あと冬季は御池谷経て尾根道を上がる方が楽かも？
いきなり冬場に行くと不明瞭なルートでもあるので残雪期か春先にでも下見される事を奨めます。
昨年末からやたら「ムフフ」がキーワードになって蔓延してますね（一部のＳ県民ユーザー限定ですが）
大体みなさん知り合う前は基本ソロで山に行っていた人ばかりです
私が山登りを始めた時に最も参考にさせていただいたのがnakatoさんのブログですので「
いつも的確なアドバイスをありがとうございます
昨年の冬に両方のルートから登頂はしましたがそのときとの違いは雪が締まっていなかったことです。例年なら12月後半から降り積り1月も半ばを過ぎていれば登山者に踏まれ、融けては固まりを繰り返して程好く締まって歩き易くなっているのですが先日の雪はさらさらでわかんを履いても30cmほど沈み込んで難儀しました。今年は降り始めも遅く先週に一気に積もった雪なのでまだまだこれからのようです。
アドバイスのとおり滋賀県側からのアプローチは御池谷をつめて県境尾根に一気に這い上がるほうが楽ですし成功率も高いようです。今回、予想以上に国道の積雪が深かったのも誤算でした
御池谷から県境尾根へは何度か歩かれているようですが、
補足で少々
鞍掛橋から県境尾根へは幾つかルートがありますが、主なルートは２つです。
鞍掛橋から標高点471mを左折し林道終点より鞍掛峠南側鉄塔へ至るルート。
（こちらは昭文社地図に登山道表示）
次は鞍掛橋から標高点471mを右折し御池谷を上がり標高600m付近から尾根に上がり標高点1056m南側辺り県境尾根へ至るルート。
（これは昭文社地図には表示なし）
あと以前一度下った事がある巡視路ルートで鞍掛橋から標高点471m付近より尾根に上がり県境尾根に至るルートです。
（これも昭文社地図には表示なし）
ある程度の雪山経験者なら谷ルートはリスク高く避けされるとは思いますが、御池谷を上がってヒルコバへ至るルートは止めておいた方が良いかと。
いずれのルートもＧＰＳ装備や余程の読図力が無い方は事前の下見を勧めます。
特に稜線から下る場合は一本尾根を間違うと崖って事もありますので注意が必要です。
御池岳･･･
多分来月登ります
nakatoさんの最初に挙げられたルートが本命
ま、地形図と睨めっこして決めます
テーブルランドの景色が楽しみ
ルートについて詳しい情報ありがとうございます。
私が知っているのは2番目に挙げていただいたルートです
先週の途中撤退の下山時に帰りは国道を歩かず御池谷へ直接下山しようと思い稜線からの取付きを捜しましたが見つからず来た道を自分の踏み跡を忠実に辿って下山しました
大体とかおそらく、多分の感覚で下降口や尾根を間違えて下山して谷底まで落ちて失敗したのが昨年夏の丁字尾根遭難の件です
弟さんの件は申し訳ないです。でも本気でそう思いました。シャクレッドさんにも「ごめんなさい」と伝えてください
今週末はまた寒波襲来との予報、土日は三重県、滋賀県共にくもりの予報です。何処かに行きたいのですが少しでも好条件
雪の時期どこの山でも絶景だとは思いますが「御池岳」のそこは自分の中では特別なんです。何故か理由は自分でもわかりません。
でも来月にはもう少し歩きやすくなっているでしょう。
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