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Yamareco

記録ID: 2625599
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【釜無ルートから鋸岳】ルートミス&後輪パンクで13時間超え

2020年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:15
距離
28.7km
登り
2,314m
下り
2,310m

コースタイム

日帰り
山行
11:24
休憩
1:51
合計
13:15
4:00
3
スタート地点
4:03
4:04
143
6:42
7:12
49
ルートミス
8:37
8:52
94
10:26
10:30
25
10:55
11:01
26
11:27
11:45
20
12:05
12:06
27
12:33
12:34
78
13:52
13:52
27
14:19
14:29
38
15:07
15:12
117
17:09
17:09
6
17:15
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
・ 前日に御座山に登頂し、その晩は道の駅小淵沢にて車中泊。午前2時半に起床し、道の駅近くのコンビニで食料調達した後、約15km離れた登山口へ移動。
・ クルマは、釜無川ゲートの300mほど手前の採石場との分岐近くに駐車しました。そこから先は、折り畳み自転車でゲートを通過。自転車に乗ったり押したりして林道6km地点まで移動。途中は舗装された部分もかなりあり、自転車利用が効果的だと思います。ただし、今回のような、ダート走行時におけるタイヤのパンクには十分ご注意を。
コース状況/
危険箇所等
・ 林道6km地点の崩壊地手前までは、何の問題もありません。
・ 自転車をデポしたところから先は、写真の説明をご覧ください。同じ日に歩かれた方々の詳しいルート説明も参考になります。
その他周辺情報 下山後、約56km離れた、佐久市内の春日温泉「かすがの森」に宿泊しました。通常料金1泊2食13,200円のところ、GoToトラベルのおかげで、8,150円ほどで宿泊できました。そのうえ、地域共通クーポン2,000円付き。ただし、佐久市内で電子クーポン利用できる店舗がなく、お土産に使えなかったのが残念でした。
カメ足なので,夜明け前の午前4時にスタート。
2020年10月03日 04:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/3 4:00
カメ足なので,夜明け前の午前4時にスタート。
林道6km付近の樹木のところに自転車をデポ。
2020年10月03日 05:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/3 5:08
林道6km付近の樹木のところに自転車をデポ。
昨年の台風で削られた,崩壊寸前の林道の擁壁沿いを,怖々通過しました。
2020年10月03日 05:22撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
10/3 5:22
昨年の台風で削られた,崩壊寸前の林道の擁壁沿いを,怖々通過しました。
道が消失して河原に降りたあと,この踏み跡から復帰。
2020年10月03日 05:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:32
道が消失して河原に降りたあと,この踏み跡から復帰。
そこら中で,林道が崩落しています。
2020年10月03日 05:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:39
そこら中で,林道が崩落しています。
ここで道は完全に消失。先行していた登山者が諦めて戻ろうとしていましたが,「最近の記録に寄れば,河原に降りれば行けるはずでは?」と周囲を見渡しました。
2020年10月03日 05:45撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:45
ここで道は完全に消失。先行していた登山者が諦めて戻ろうとしていましたが,「最近の記録に寄れば,河原に降りれば行けるはずでは?」と周囲を見渡しました。
振り返って,このあたりからならば,河原に降りられそうです。
2020年10月03日 05:46撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:46
振り返って,このあたりからならば,河原に降りられそうです。
先行していた方に続いて下ります。
2020年10月03日 05:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 5:47
先行していた方に続いて下ります。
沢のところに降りて,上流へと進みます。
2020年10月03日 05:50撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:50
沢のところに降りて,上流へと進みます。
砂防ダムのところまで到着。
2020年10月03日 05:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:53
砂防ダムのところまで到着。
この流木と奥の黄色いハシゴを利用して,上を目指します。
2020年10月03日 05:56撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:56
この流木と奥の黄色いハシゴを利用して,上を目指します。
ハシゴを登り,踏み跡を辿って,急斜面を林道へと無理矢理登り返しましたが,足場が悪く,アザミのとげが痛かったです。復路は,林道には上がらず,堰堤を利用して移動しました。
2020年10月03日 05:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 5:58
ハシゴを登り,踏み跡を辿って,急斜面を林道へと無理矢理登り返しましたが,足場が悪く,アザミのとげが痛かったです。復路は,林道には上がらず,堰堤を利用して移動しました。
林道に復帰。このあたりは穏やか。
2020年10月03日 06:03撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:03
林道に復帰。このあたりは穏やか。
ここは,林道が崩壊。河原に降りて進みました。
2020年10月03日 06:06撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:06
ここは,林道が崩壊。河原に降りて進みました。
奥に見えているのは,横岳かな?
2020年10月03日 06:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:17
奥に見えているのは,横岳かな?
崩壊した斜面を,なんとかトラバース。
2020年10月03日 06:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:19
崩壊した斜面を,なんとかトラバース。
ここは,河原に降りても歩けますが,面倒なので,細い鉄の横組上を歩いて通過。
2020年10月03日 06:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:22
ここは,河原に降りても歩けますが,面倒なので,細い鉄の横組上を歩いて通過。
鉄の擁壁が崩壊していて先に進めなかったので,ここから少し戻って河原に降ります。
2020年10月03日 06:25撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:25
鉄の擁壁が崩壊していて先に進めなかったので,ここから少し戻って河原に降ります。
そのまま河原を進み,最後の橋のたもとから林道へ上がりました。
2020年10月03日 06:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:27
そのまま河原を進み,最後の橋のたもとから林道へ上がりました。
ログハウスに到着しました。
2020年10月03日 06:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:30
ログハウスに到着しました。
今朝は朝食を食べていなかったので,ログハウス前で15分ほど朝食休憩。
2020年10月03日 06:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 6:31
今朝は朝食を食べていなかったので,ログハウス前で15分ほど朝食休憩。
私の休憩中に追い越していった登山者のあとを追って登って行くと,ルートミス。その登山者はそのまま,ルートの無い樹林帯を無理矢理進んでいきましたが,私は安全策をとって引き返しました。これにより,30分ほどのロス。
2020年10月03日 06:44撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 6:44
私の休憩中に追い越していった登山者のあとを追って登って行くと,ルートミス。その登山者はそのまま,ルートの無い樹林帯を無理矢理進んでいきましたが,私は安全策をとって引き返しました。これにより,30分ほどのロス。
戻ってログハウスの先を見渡すと,明瞭なマークがありました。
2020年10月03日 07:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:14
戻ってログハウスの先を見渡すと,明瞭なマークがありました。
昨年の台風で荒れた沢沿いを進みます。
2020年10月03日 07:26撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:26
昨年の台風で荒れた沢沿いを進みます。
中央奥に黄色い○のマーク。
2020年10月03日 07:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:31
中央奥に黄色い○のマーク。
テープマークを頼りに進みます。
2020年10月03日 07:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:32
テープマークを頼りに進みます。
沢沿いの倒木にもピンクテープ。
2020年10月03日 07:42撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:42
沢沿いの倒木にもピンクテープ。
ようやく,登山道らしくなってきました。
2020年10月03日 07:44撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:44
ようやく,登山道らしくなってきました。
樹木に赤ペンキ。
2020年10月03日 07:46撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:46
樹木に赤ペンキ。
倒木にピンクテープ。
2020年10月03日 07:52撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 7:52
倒木にピンクテープ。
中央右の真っ直ぐに伸びたカラマツの左下に,水源の標識があります。
2020年10月03日 07:55撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 7:55
中央右の真っ直ぐに伸びたカラマツの左下に,水源の標識があります。
ようやく,「富士川の水源」に到着。
2020年10月03日 08:00撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 8:00
ようやく,「富士川の水源」に到着。
水場は,充分な水量でした。
2020年10月03日 08:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 8:02
水場は,充分な水量でした。
引いて,広角側で撮影。
2020年10月03日 08:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 8:02
引いて,広角側で撮影。
水場からは,かなりの急登となります。途中からは,ロープなども出てきました。
2020年10月03日 08:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 8:11
水場からは,かなりの急登となります。途中からは,ロープなども出てきました。
徐々に傾斜が緩みます。
2020年10月03日 08:24撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 8:24
徐々に傾斜が緩みます。
上が明るくなると。
2020年10月03日 08:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 8:38
上が明るくなると。
横岳峠に到着しました。ここで食事&給水休憩。
2020年10月03日 08:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 8:39
横岳峠に到着しました。ここで食事&給水休憩。
実は,昨日ここに幕営の予定だったのですが,砂埃を巻き上げて林道を行き来する大型ダンプに恐れをなして断念。御座山登山へと変更しました。
2020年10月03日 08:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 8:54
実は,昨日ここに幕営の予定だったのですが,砂埃を巻き上げて林道を行き来する大型ダンプに恐れをなして断念。御座山登山へと変更しました。
三角点ピークへの登りの途中から,仙丈ヶ岳を望む。
2020年10月03日 09:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 9:09
三角点ピークへの登りの途中から,仙丈ヶ岳を望む。
大崩ノ頭付近かな。
2020年10月03日 09:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 9:11
大崩ノ頭付近かな。
このあたり,転倒するとアウトです。
2020年10月03日 09:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 9:11
このあたり,転倒するとアウトです。
この倒木は,下部を迂回して回避。
2020年10月03日 09:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 9:12
この倒木は,下部を迂回して回避。
良い雰囲気の森が続きます。
2020年10月03日 09:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 9:31
良い雰囲気の森が続きます。
ここも,仙丈ヶ岳の展望地。
2020年10月03日 09:52撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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ここも,仙丈ヶ岳の展望地。
三角点ピークまで標高差600m以上の急登で,息が上がり,小休止していたところ,下から,凄い勢いで登山者が登ってきて,あっという間に抜かれました。
2020年10月03日 10:00撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 10:00
三角点ピークまで標高差600m以上の急登で,息が上がり,小休止していたところ,下から,凄い勢いで登山者が登ってきて,あっという間に抜かれました。
ようやく,目指す鋸岳が見えました。手前には,角兵衛沢の頭も見えていました。
2020年10月03日 10:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 10:14
ようやく,目指す鋸岳が見えました。手前には,角兵衛沢の頭も見えていました。
三角点ピーク付近から,鋸岳を望む。
2020年10月03日 10:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 10:32
三角点ピーク付近から,鋸岳を望む。
その先の岩場から,鋸岳と角兵衛沢の頭を望む。
2020年10月03日 10:34撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 10:34
その先の岩場から,鋸岳と角兵衛沢の頭を望む。
仙丈ヶ岳と鋸岳。中央奥には北岳も見えました。
2020年10月03日 10:37撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 10:37
仙丈ヶ岳と鋸岳。中央奥には北岳も見えました。
ここは転倒するとヤバイです。
2020年10月03日 10:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 10:38
ここは転倒するとヤバイです。
角兵衛沢の頭から,鋸岳を望む。
2020年10月03日 10:59撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 10:59
角兵衛沢の頭から,鋸岳を望む。
角兵衛沢の頭と三角点ピーク方面を振り返る。
2020年10月03日 11:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 11:11
角兵衛沢の頭と三角点ピーク方面を振り返る。
鋸岳への最後の登り。
2020年10月03日 11:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 11:22
鋸岳への最後の登り。
鋸岳の山頂に到着。横岳峠から,約2時間半かかりました。
2020年10月03日 11:25撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 11:25
鋸岳の山頂に到着。横岳峠から,約2時間半かかりました。
証拠写真を撮影。
2020年10月03日 11:29撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 11:29
証拠写真を撮影。
山頂の少し先からは,甲斐駒ヶ岳や北岳など,南アルプス北部の雄大な景観が望めました。
2020年10月03日 11:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 11:32
山頂の少し先からは,甲斐駒ヶ岳や北岳など,南アルプス北部の雄大な景観が望めました。
少しズームアップ。
2020年10月03日 11:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 11:32
少しズームアップ。
山頂部を振り返る。さきほど,午前零時に黒戸尾根をスタートし,甲斐駒ヶ岳から歩いてきた方がここを通過していきました。釜無川ゲートへと下って,スタート地点まで周回するらしいです。自分には考えられないような凄いパワーですね。TJARに出場するのかな?
2020年10月03日 11:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 11:39
山頂部を振り返る。さきほど,午前零時に黒戸尾根をスタートし,甲斐駒ヶ岳から歩いてきた方がここを通過していきました。釜無川ゲートへと下って,スタート地点まで周回するらしいです。自分には考えられないような凄いパワーですね。TJARに出場するのかな?
甲斐駒ヶ岳をズームアップ。
2020年10月03日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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10/3 11:40
甲斐駒ヶ岳をズームアップ。
最後にパノラマ撮影。この素晴らしい景観を,青空の下で見てみたいですね。
2020年10月03日 11:40撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 11:40
最後にパノラマ撮影。この素晴らしい景観を,青空の下で見てみたいですね。
11:45に山頂をあとにし,下山開始。角兵衛沢の頭付近から,三角点ピークを望む。
2020年10月03日 12:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 12:09
11:45に山頂をあとにし,下山開始。角兵衛沢の頭付近から,三角点ピークを望む。
鋸岳の山頂を振り返る。
2020年10月03日 12:16撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 12:16
鋸岳の山頂を振り返る。
小ピークから三角点ピークを望む。
2020年10月03日 12:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 12:17
小ピークから三角点ピークを望む。
あの三角点ピークを登り切れば,あとは下るのみ。
2020年10月03日 12:23撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 12:23
あの三角点ピークを登り切れば,あとは下るのみ。
横岳峠へと下る。
2020年10月03日 12:49撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 12:49
横岳峠へと下る。
横岳峠に到着。
2020年10月03日 13:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 13:53
横岳峠に到着。
水場へ急降下。ロープが張ってあります。
2020年10月03日 14:10撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 14:10
水場へ急降下。ロープが張ってあります。
ところどころにピンクテープ。
2020年10月03日 14:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 14:22
ところどころにピンクテープ。
水場に到着。
2020年10月03日 14:26撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 14:26
水場に到着。
水場の標識。この先のルートが分かりづらいです。樹林帯の中の登山道は崩壊しているようだったので,沢沿いのがれきの岩の上を下りつつ,途中から樹林帯へ。
2020年10月03日 14:28撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 14:28
水場の標識。この先のルートが分かりづらいです。樹林帯の中の登山道は崩壊しているようだったので,沢沿いのがれきの岩の上を下りつつ,途中から樹林帯へ。
こうしたマークもありますが,すぐに登山道が消失してウロウロしました。
2020年10月03日 14:41撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 14:41
こうしたマークもありますが,すぐに登山道が消失してウロウロしました。
しばらく沢沿いのがれきを歩き、途中でテープマークを見つけて登山道に復帰しました。これで一安心。
2020年10月03日 15:05撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 15:05
しばらく沢沿いのがれきを歩き、途中でテープマークを見つけて登山道に復帰しました。これで一安心。
土砂崩壊地から,ピンクテープのところに登り返します。
2020年10月03日 15:07撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:07
土砂崩壊地から,ピンクテープのところに登り返します。
ログハウスのところまで戻りました。
2020年10月03日 15:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:09
ログハウスのところまで戻りました。
帰りは,林道の橋の上を歩いてみました。
2020年10月03日 15:10撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:10
帰りは,林道の橋の上を歩いてみました。
9.2kmの標識の先で,右下の河原に降りました。
2020年10月03日 15:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:11
9.2kmの標識の先で,右下の河原に降りました。
擁壁のところを通過。
2020年10月03日 15:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:19
擁壁のところを通過。
ここは崩壊した斜面をトラバース。
2020年10月03日 15:21撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:21
ここは崩壊した斜面をトラバース。
林道を進みます。
2020年10月03日 15:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:27
林道を進みます。
この踏み跡から河原に降り,奥の砂防堰堤を目指します。
2020年10月03日 15:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:33
この踏み跡から河原に降り,奥の砂防堰堤を目指します。
林道崩壊地点を通過。林道に上がらず,河原沿いに砂防堰堤へ。
2020年10月03日 15:35撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:35
林道崩壊地点を通過。林道に上がらず,河原沿いに砂防堰堤へ。
砂防堰堤のハシゴを登りました。
2020年10月03日 15:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:38
砂防堰堤のハシゴを登りました。
踏み跡を辿って,堰堤の下へ。
2020年10月03日 15:40撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:40
踏み跡を辿って,堰堤の下へ。
擁壁の黄色いハシゴを下って,沢に降り立ちました。下る際に,足場になるよう,流木を1本増やしておきました。
2020年10月03日 15:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:47
擁壁の黄色いハシゴを下って,沢に降り立ちました。下る際に,足場になるよう,流木を1本増やしておきました。
沢の右岸沿いに進みます。
2020年10月03日 15:49撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:49
沢の右岸沿いに進みます。
斜面に林道へとあがる踏み跡を見つけ、ここを登りました。
2020年10月03日 15:56撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 15:56
斜面に林道へとあがる踏み跡を見つけ、ここを登りました。
ピンクテープのところから、河原に降ります。
2020年10月03日 16:07撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 16:07
ピンクテープのところから、河原に降ります。
林道崩壊一歩手前の地点に戻ってきました。ここの通過が一番怖かったです。
2020年10月03日 16:13撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 16:13
林道崩壊一歩手前の地点に戻ってきました。ここの通過が一番怖かったです。
崩落した土砂が堆積した林道を通過。
2020年10月03日 16:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 16:22
崩落した土砂が堆積した林道を通過。
ここも崩落した土砂の上を歩きます。
2020年10月03日 16:24撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 16:24
ここも崩落した土砂の上を歩きます。
自転車をデポした場所に戻りました。
2020年10月03日 16:26撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 16:26
自転車をデポした場所に戻りました。
ワイヤーロックを解錠して自転車を回収。
2020年10月03日 16:28撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/3 16:28
ワイヤーロックを解錠して自転車を回収。
この先は、自転車に乗ったままゲートへ。半分以上が舗装路なので、スピードを出して20分程度で戻れると考えていました。ところが、ゲートまで残り2キロ地点でダートに変わったとたん、後輪がパンク。あとで自転車店で見てもらったところ、金属片がタイヤに刺さっていました。
2020年10月03日 16:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 16:30
この先は、自転車に乗ったままゲートへ。半分以上が舗装路なので、スピードを出して20分程度で戻れると考えていました。ところが、ゲートまで残り2キロ地点でダートに変わったとたん、後輪がパンク。あとで自転車店で見てもらったところ、金属片がタイヤに刺さっていました。
パンクした自転車を押しながら、ゲートまで25分ほど歩きました。パンクしなければ5分もかからずに到着できたはず。
2020年10月03日 17:10撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 17:10
パンクした自転車を押しながら、ゲートまで25分ほど歩きました。パンクしなければ5分もかからずに到着できたはず。
クルマに戻りました。13時間を超える日帰り山行は初めての経験でした。
2020年10月03日 17:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/3 17:17
クルマに戻りました。13時間を超える日帰り山行は初めての経験でした。
カシミールで表示した登降図。沿面距離29.6km、累積標高差はなんと、2,792m。
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カシミールで表示した登降図。沿面距離29.6km、累積標高差はなんと、2,792m。

感想

(経緯)
・ 日本200名山並びに日本百高山に選定されている、南アルプス北部の鋸岳に釜無川ルートで登ってきました。昨年秋の台風19号による豪雨被害で、実質的な登山口であるログハウスまでの林道が寸断されたため、最近の記録を拝見すると、皆さん10〜12時間をかけて歩かれている様子。還暦を過ぎ、スピードもスタミナも落ちてきている自分としては、12時間以上はかかるだろうと覚悟していたのですが、ルートミスや自転車後輪のパンクなどのアクシデントもあり、想定を上回る13時間超えの山行となりました。
・ 実は、横岳峠でテン泊する1泊2日での登山を計画して、前日の朝7時過ぎにゲート近くまで来てみたのですが、砂利砕石を運搬する大型ダンプの往来が激しく、林道は砂ぼこりで歩くのも危険なほど。戦意喪失で、その日は鋸岳登山をあきらめ、同じ二百名山である御座山に変更し、ダンプが通行しないらしい翌日に日帰りで鋸岳登頂を目指すことにしました。
・ 日没前には戻りたいことから、歩き始めは夜明け前の午前4時。真っ暗な中、ヘッドランプを点けて折り畳み自転車にまたがり、登山スタート。6kmほど進んだ最初の林道崩壊地点手前までは何の問題もなく行くことができました。ここに自転車をデポして、歩行開始。
・ 山側からの土砂崩壊箇所を何度も乗り越えながら歩いていくと、ヤマレコの記録で見た覚えのある、6.7km林道崩壊地点に到着。わずかに幅1mに満たない路面が残されているだけで、左側は高さ20mほどの崖となったところを通過しますが、ここは今後大雨が降れば、完全に崩れてしまいそうです。その際は、擁壁に付けられたハシゴを登って擁壁の上を歩くか、または河原に降りて進むしかなさそうです。
・ さらに進むと、林道が完全に崩壊した現場に到着。先行していた登山者が、あきらめて戻ってきたので、二人で河原に降りてルートを探り、砂防堰堤のところから、なんとか林道に復帰することができました。
・ 足の速そうな先行者の方には先に行って頂くように声をかけ、疲れない程度にマイペースで歩いて、午前6時半頃にログハウスに到着。ここまでは、概ね予定どおりでした。ここで朝食休憩をしていると、後続の単独登山者が到着。その方のあとを追うように登って行くと,一つ手前の涸沢から樹林帯に入り込んでしまいルートミス。その登山者はそのまま,ルートの無い樹林帯を無理矢理進んでいきましたが,私は安全策をとってログハウスに引き返しました。これにより,30分ほどのロス。
・ ログハウスからは、新しいテープのマークを発見。その先は基本的に岩だらけの崩れた沢を左手に見ながら樹林帯の中を歩きますが、登山道は崩落していて、ルートが分かりにくいです。沢沿いの岩の堆積したところを登っていくと、真っすぐに立つカラマツの木の根元に水場標識を確認。この先はルートがはっきりしてきますが、その代わり、傾斜がきつくなりロープを頼りの急登が始まります。テン泊装備の重荷では、この登りはきつそうです。
・ 横岳峠には、水場から30分ほどで到着。ここで15分ほど昼食&水分補給の休憩です。平坦な草地が広がっていて、幕営にはもってこいの場所ですね。樹林帯の中なので、風雨もしのげます。計画では、ここで幕営していたはずだったのに、残念です。
・ 休憩後は、標高2,607m三角点を目指す標高差約600mのコメツガやシラビソなどの樹林帯の中の急登となります。何か所か倒木などもあり、疲れた体にはきつい登りです。途中の登りで、息を整えるため小休止していると、下のほうからすごい勢いで登山者が登ってきて、一気に私を追い越していきました。こちらはすでにクタクタなのに、すごい体力です。ペースは遅くとも休まずに登り続ければ、必ず山頂には到着するので、ここはじっくりと登り、三角点手前のピークに1時間半ほどで到着。このあたりからは、鋸岳の山頂も近くに見えるようになり、元気が出てきます。
・ 三角点ピークの先の岩場からは、険しい稜線の先に、ピラミダルな山容が見事な鋸岳の素晴らしい眺めが望めました。そしてその手前には行く手を阻むような角兵衛沢の頭。山頂までは、足場の悪い岩場のアップダウンが続きます。右下は岩場の断崖絶壁で、転落したら一巻の終わりです。でも、左手側はハイマツの茂る草付きの斜面なので、実際に歩くと、見た目ほどの高度感はありませんでした。角兵衛沢の頭を乗り越え、角兵衛沢のコルから急登を登り返し、鋸岳の山頂には11:27に到着です。横岳峠から、2時間半ほどかかりました。
・ 山頂からは期待通りの雄大な眺めを楽しむことができました。目の前には甲斐駒ケ岳、右手には仙丈ケ岳、その間には遠くに北岳や間ノ岳が望めました。山頂で写真撮影をしていたところ、午前零時に黒戸尾根をスタートし,甲斐駒ヶ岳から歩いてきたという登山者が到着。釜無川ゲートへと下って,スタート地点まで周回するらしいです。自分には考えられないような凄いパワーですね。TJARに出場するのかな?
・ 休憩を終え、11:45に山頂をあとにして下山開始です。来た道を忠実に戻ります。角兵衛沢のコルまで下って頭に登り返し、さらに小ピークのアップダウンをこなして三角点ピークまでは約50分。その先、横岳峠までの下りは1時間20分。疲れた体に鞭を打って下り続けます。水場には14:20頃に到着。この先の下りで少し迷いましたが、ログハウスには15:07に戻りました。
・ ログハウスから先も、基本的に往路と同じルートで歩きましたが、砂防堰堤の乗り越えでは、林道に上がらずに堰堤のハシゴを登り、そこから斜面の踏み跡を辿って堰堤の下の沢に降り立ちました。その先は沢沿いに下り、登ってきた時と同じようなルートで自転車をデポした地点まで戻りました。
・ この先の林道は、舗装部分も多い下りとなり、体感的には時速30kmほどの快適なサイクリングを楽しみます。ところが、残り2km地点のダートに差し掛かったところ、突然、後輪の空気が抜け、走行できなくなりました。パンクです。これでは自転車には乗れませんので、仕方なくゲートまで25分ほど自転車を押しながら歩きました。パンクしなければ5分もかからずに到着できたはず。
・ 結局、釜無川ゲートには17:09に到着し、さらに6分ほど歩いて、クルマに戻ったのは17:15でした。午前4時のスタートから実に13時間15分という、これまでで最長の日帰り登山となりました。

(感想)
・ 日本二百名山の中でも難関と言われる鋸岳については,以前から機会を捉えて登りたいと思っていました。昨年夏には,バイク利用で林道走行して登頂することを試みましたが,ゲートを突破できずに断念。
・ そうこうしているうちに,昨年秋の台風被害で,アプローチの林道が土砂崩れで寸断され,釜無ルートからの登山が困難との情報が入ってきてどうしたものかと,思案に暮れていましたが,幸い今年に入って登頂した記録がヤマレコにアップされるようになり,今年こそはとチャレンジすることにしました。
・ ただし,土砂崩れに伴い,ログハウスまでの林道のアプローチに,かなり時間がかかりそう。還暦を過ぎ、スピードもスタミナも落ちてきている自分としては、12時間以上の行動時間を想定し,夜明け前から歩き始めることとしました。
・ ルートミスや自転車後輪のパンクなどのアクシデントもあり、結果的には想定を上回る13時間超えの山行となりましたが,何はともあれ,無事に登頂できたことにとても満足しています。
・ それにしても,このルートを歩く登山者の皆さんは,すごい健脚揃いですね。同じ日に登ったヤマレコの記録を拝読すると,9〜10時間でゲートに戻られている方ばかり。私のように13時間もかけて歩いた記録は皆無です。でも,それであるからこそ,これから登ろうと考えている方,特に中高年登山者の方には,今回の私のような長時間を要したケースを考慮し,万全の備えで登山に臨んで頂ければと思います。
・ 鋸岳への登山は,ルートファインディングや急峻で高度感のある岩稜地帯の登降,標高差1,700m以上をクリアできる体力など,登山への総合的な能力が求められますが,それだけに達成感・充実感を味わえる,屈指の登山ルートだと感じました。

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