また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 263296
全員に公開
雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

(安比・雫石・網張)前森山、高倉山、犬倉山〜大松倉山

2013年01月19日(土) 〜 2013年01月21日(月)
 - 拍手
GPS
56:30
距離
21.4km
登り
630m
下り
2,550m

コースタイム

【2013/01/19】
東京628〓(はやて11号)〓858盛岡―盛岡駅西口940=1040安比プラザ(スキー場前)―1102山麓駅≠(安比ゴンドラ:1回券\1,400)≠山頂駅―1148前森山1151―ヤマバトコース1220―1225西森リフト乗り場―ヤマバトコース―1240安比プラザ1400―1405APPI温泉パティオ1514=1522安比高原駅1539〓好摩(直通)ж1641盛岡(IGR)―1710大正館(素泊まり)
【2013/01/20】
750―盛岡駅西口820=915雫石スキー場―ロープウェイ山麓駅930≠ロープウェイ山頂駅―初級ロマンスリフト≠サンシャインリフト降り場955―1045第1ゴンドラ山頂駅(廃駅)―1117高倉山1130―1139第1ゴンドラ山頂駅(廃駅)―1150サンシャインリフト降り場付近―1225レストハウス1240―ゲレンデスキー(5時間券:〜15:00、\3,500)―1515第2駐車場1520=(無料シャトルバス)=1525雫石プリンスホテル(雫石高倉温泉、入浴:\600)―雫石スキー場1700=1750盛岡駅西口―1900大正館(素泊まり)
【2013/01/21】
700―盛岡駅東口745=848網張温泉(スキーセンター)907≠第1リフトA≠第2リフト≠第3リフト降り場930―1000岩手山近道分岐―1011犬倉山(⇔1022展望所1025)1031―岩手山近道分岐―1127鞍部(赤丸プレートNo.100)―1150大松倉山―1200大松倉山西端(引き返し)1214―1224大松倉山―1245鞍部(赤丸プレートNo.100)1307―1356ゲレンデ上部―1403第3リフト降り場1408―双子滑走コース―白樺スロープ―カラマツスロープ―1435休暇村岩手網張温泉本館―1440スキーセンター(スキー宅配便発送)1500―1507日帰り温泉館(入浴\500)・ビジターセンター1608―1612温泉館前1616=盛岡駅1941〓(はやて・こまち40号)〓2208東京
天候 【2013/01/19】曇り時々雪
【2013/01/20】曇り時々雪、一時晴れ間
【2013/01/21】快晴
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
安比高原スキー場に到着。薄日が差してきたので期待できるかな?
by  E08T, KDDI-TS
安比高原スキー場に到着。薄日が差してきたので期待できるかな?
さすが土曜日なので、そこそこは賑わっていますが、混雑ってほどではないですね。
by  E08T, KDDI-TS
さすが土曜日なので、そこそこは賑わっていますが、混雑ってほどではないですね。
ゴンドラの力99%+脚力1%(最後は壺足でのラッセル)で前森山山頂に到着。
by  E08T, KDDI-TS
1
ゴンドラの力99%+脚力1%(最後は壺足でのラッセル)で前森山山頂に到着。
「岩手山」の標識・・・えっ!!
誤解しないで下さい。こちら方向に見える(はず)って意味でしょうね。
2013年01月22日 14:37撮影 by  E08T, KDDI-TS
2
1/22 14:37
「岩手山」の標識・・・えっ!!
誤解しないで下さい。こちら方向に見える(はず)って意味でしょうね。
前森山と西森山との鞍部付近からの西森ゲレンデ。登ろうかと一瞬おもいましたが、すぐ正気(?)になりました。
by  E08T, KDDI-TS
1
前森山と西森山との鞍部付近からの西森ゲレンデ。登ろうかと一瞬おもいましたが、すぐ正気(?)になりました。
レストランの広さは圧巻。グループで来ている方たちが楽しそうに語らっていてほほえましい雰囲気。(それが単独行者にはちょっとビハインドな気持ちにさせられますが・・・)
by  E08T, KDDI-TS
2
レストランの広さは圧巻。グループで来ている方たちが楽しそうに語らっていてほほえましい雰囲気。(それが単独行者にはちょっとビハインドな気持ちにさせられますが・・・)
ってことで、さっさと温泉に直行。
2013年01月22日 14:38撮影 by  E08T, KDDI-TS
1/22 14:38
ってことで、さっさと温泉に直行。
帰りはJRを使ってみました。
by  E08T, KDDI-TS
1
帰りはJRを使ってみました。
雪の中を頑張って走るローカル線のたくましさ。(首都圏はちょっとの雪ですぐ止まります!!)
2013年01月22日 14:38撮影 by  E08T, KDDI-TS
1
1/22 14:38
雪の中を頑張って走るローカル線のたくましさ。(首都圏はちょっとの雪ですぐ止まります!!)
【ここから2日目】
お世話になった大正館。(もう一泊しますけど)
by  E08T, KDDI-TS
【ここから2日目】
お世話になった大正館。(もう一泊しますけど)
雫石スキー場は、キッズが多い気がします。
2013年01月22日 14:38撮影 by  E08T, KDDI-TS
1
1/22 14:38
雫石スキー場は、キッズが多い気がします。
第1ゴンドラの山頂駅。今は使われていません。
by  E08T, KDDI-TS
1
第1ゴンドラの山頂駅。今は使われていません。
高倉山に到着しました。ここでシール(クライミング・スキン)を外します。
2013年01月22日 14:38撮影 by  E08T, KDDI-TS
1/22 14:38
高倉山に到着しました。ここでシール(クライミング・スキン)を外します。
看板をこすって何が書いてあるか確認しましょう・・・
2013年01月22日 14:38撮影 by  E08T, KDDI-TS
1/22 14:38
看板をこすって何が書いてあるか確認しましょう・・・
第1ゴンドラ山頂駅まで戻りました。
by  E08T, KDDI-TS
1
第1ゴンドラ山頂駅まで戻りました。
高倉山山頂を振り返ったところ。あいにく展望は良くありません。
by  E08T, KDDI-TS
高倉山山頂を振り返ったところ。あいにく展望は良くありません。
新雪のシュプールを確認。下手でもそれなりになるところがありがたい。
2013年01月22日 14:39撮影 by  E08T, KDDI-TS
1/22 14:39
新雪のシュプールを確認。下手でもそれなりになるところがありがたい。
第2駐車場側に下山しました。おそらくかつては第1ゴンドラの山麓駅だったはす。
2013年01月22日 14:39撮影 by  E08T, KDDI-TS
1/22 14:39
第2駐車場側に下山しました。おそらくかつては第1ゴンドラの山麓駅だったはす。
ゲレンデスキーヤーとして、コースを俯瞰。
by  E08T, KDDI-TS
ゲレンデスキーヤーとして、コースを俯瞰。
そうそう、バス運賃は盛岡駅前から雫石スキー場までちょうど\1,100ですが、バスカードを買えば\1,000で足ります。「車内でもお求めになれます」って案内放送を聴いていると三文の得。
by  E08T, KDDI-TS
そうそう、バス運賃は盛岡駅前から雫石スキー場までちょうど\1,100ですが、バスカードを買えば\1,000で足ります。「車内でもお求めになれます」って案内放送を聴いていると三文の得。
スキーの後の温泉はたまりまへん。
by  E08T, KDDI-TS
スキーの後の温泉はたまりまへん。
【ここから3日目】
やっとお天気になりました。盛岡駅コンコースからの岩手山(南部片富士)。
by  E08T, KDDI-TS
1
【ここから3日目】
やっとお天気になりました。盛岡駅コンコースからの岩手山(南部片富士)。
バスがたまたま信号で停車中、おとなりに牛さんたちを運ぶトラックが停まりました。凄い鼻息ですね。
by  E08T, KDDI-TS
バスがたまたま信号で停車中、おとなりに牛さんたちを運ぶトラックが停まりました。凄い鼻息ですね。
小岩井農場。観光地化されているようで、雪で作ったかまくらなどもならんでいました。
by  E08T, KDDI-TS
小岩井農場。観光地化されているようで、雪で作ったかまくらなどもならんでいました。
バスの車窓からの岩手山。
by  E08T, KDDI-TS
2
バスの車窓からの岩手山。
網張温泉スキー場。さすが平日。ガラガラです。自衛隊の方と思しき迷彩服の人たちが練習していたりしました。
by  E08T, KDDI-TS
網張温泉スキー場。さすが平日。ガラガラです。自衛隊の方と思しき迷彩服の人たちが練習していたりしました。
いよいよ山スキーでのハイキング。まずは近場の犬倉山を目指します。
by  E08T, KDDI-TS
2
いよいよ山スキーでのハイキング。まずは近場の犬倉山を目指します。
犬倉山に到着すると、「どうぞ」ってかんじのごちそう風景。
by  E08T, KDDI-TS
8
犬倉山に到着すると、「どうぞ」ってかんじのごちそう風景。
リュックの上に携帯電話カメラを乗せて、セルフタイマーです。ちょっと曲がってますかね。
2013年01月22日 14:40撮影 by  E08T, KDDI-TS
5
1/22 14:40
リュックの上に携帯電話カメラを乗せて、セルフタイマーです。ちょっと曲がってますかね。
犬倉山山頂の南側には展望所がありました。
by  E08T, KDDI-TS
1
犬倉山山頂の南側には展望所がありました。
先ほど辿ってきた稜線。こちらから見ると雪庇もくっきり。やや左手奥は、秋田駒方面ですが、まだ雲が絡んでいるようです。
by  E08T, KDDI-TS
先ほど辿ってきた稜線。こちらから見ると雪庇もくっきり。やや左手奥は、秋田駒方面ですが、まだ雲が絡んでいるようです。
稜線の奥には昨日登った高倉山が見えます。そこからさらに稜線を辿ると秋田駒方面(笊森山)へ。
by  E08T, KDDI-TS
2
稜線の奥には昨日登った高倉山が見えます。そこからさらに稜線を辿ると秋田駒方面(笊森山)へ。
大深岳〜源太ヶ岳方面。独特の山並みですね。吹雪かれたらルートファインディング厳しそう。左手に三ツ石山。
by  E08T, KDDI-TS
2
大深岳〜源太ヶ岳方面。独特の山並みですね。吹雪かれたらルートファインディング厳しそう。左手に三ツ石山。
奥に秋田駒方面。山頂付近の雲はしつこそうです。
by  E08T, KDDI-TS
1
奥に秋田駒方面。山頂付近の雲はしつこそうです。
青空に樹氷とバージンスノー。
by  E08T, KDDI-TS
8
青空に樹氷とバージンスノー。
てっぺん付近はまだおおわれていないので、成長途中の樹氷というべきなのでしょうかね。それにしても空の青さが!
by  E08T, KDDI-TS
3
てっぺん付近はまだおおわれていないので、成長途中の樹氷というべきなのでしょうかね。それにしても空の青さが!
振り返るとシュプールの上に岩手山が覗いています。
by  E08T, KDDI-TS
振り返るとシュプールの上に岩手山が覗いています。
大松倉山への登りに差しかかったところで、本格的なパーティさんに会いました。背景は岩手山。
by  E08T, KDDI-TS
3
大松倉山への登りに差しかかったところで、本格的なパーティさんに会いました。背景は岩手山。
大松倉山がもうすぐそこです。
by  E08T, KDDI-TS
大松倉山がもうすぐそこです。
秋田駒方面もどうやら雲がとれてきました。
by  E08T, KDDI-TS
1
秋田駒方面もどうやら雲がとれてきました。
大松倉山の西端まで足を運ぶと、眼下に小さく三ツ石山荘が見えました!
正面の三ツ石山の左手奥には、テーブル状の大白森も見えます。
by  E08T, KDDI-TS
7
大松倉山の西端まで足を運ぶと、眼下に小さく三ツ石山荘が見えました!
正面の三ツ石山の左手奥には、テーブル状の大白森も見えます。
大松倉山山頂付近からの大深岳〜源太ヶ岳方面。いやはや顔が緩みっぱなしです。
by  E08T, KDDI-TS
5
大松倉山山頂付近からの大深岳〜源太ヶ岳方面。いやはや顔が緩みっぱなしです。
先ほど追い抜いたパーティの方たちはさらに進むようです。
by  E08T, KDDI-TS
先ほど追い抜いたパーティの方たちはさらに進むようです。
彼らはそのまま下って行きましたが、荷が重いのか、結構難儀しているようです。どうやら部員には初心者もいるみたいです。
by  E08T, KDDI-TS
彼らはそのまま下って行きましたが、荷が重いのか、結構難儀しているようです。どうやら部員には初心者もいるみたいです。
とうとう男女岳まで姿を表しました。
by  E08T, KDDI-TS
2
とうとう男女岳まで姿を表しました。
風もなく、暖かな山頂でのんびり。出発する気がおきません。左手奥は、上倉・中倉・下倉でしょうかね?
by  E08T, KDDI-TS
1
風もなく、暖かな山頂でのんびり。出発する気がおきません。左手奥は、上倉・中倉・下倉でしょうかね?
大松倉山山頂付近からの岩手山。ここからだと、均整がとれた姿。
by  E08T, KDDI-TS
7
大松倉山山頂付近からの岩手山。ここからだと、均整がとれた姿。
楽しい樹林帯の雪山ハイク。
by  E08T, KDDI-TS
1
楽しい樹林帯の雪山ハイク。
こんなオブジェもあります。
by  E08T, KDDI-TS
こんなオブジェもあります。
木々の合間からの岩手山。
by  E08T, KDDI-TS
1
木々の合間からの岩手山。
網張温泉スキー場のゲレンデまで戻ってきました。
by  E08T, KDDI-TS
網張温泉スキー場のゲレンデまで戻ってきました。
がらがらのゲレンデを滑り降りて、温泉館へ。雪見露天風呂は雪国の至宝ですね。
by  E08T, KDDI-TS
がらがらのゲレンデを滑り降りて、温泉館へ。雪見露天風呂は雪国の至宝ですね。
温泉館に隣接されたビジター館(入場無料)では、こんな昔の用具の展示とか・・・
2013年01月22日 14:42撮影 by  E08T, KDDI-TS
1/22 14:42
温泉館に隣接されたビジター館(入場無料)では、こんな昔の用具の展示とか・・・
細川敬次写真展もやっていました。
by  E08T, KDDI-TS
細川敬次写真展もやっていました。
入浴後、温泉館前のバス停でバスを待ちますが、あれっ、こんなところに缶ビールが(笑)。
2013年01月22日 14:42撮影 by  E08T, KDDI-TS
1
1/22 14:42
入浴後、温泉館前のバス停でバスを待ちますが、あれっ、こんなところに缶ビールが(笑)。
三日間のスノーハイクの〆は、わんこそば@盛岡駅。
2013年01月22日 14:42撮影 by  E08T, KDDI-TS
4
1/22 14:42
三日間のスノーハイクの〆は、わんこそば@盛岡駅。

感想

・今シーズンの初すべり。昨年ゴールデンウィーク以降、とても身近(地理的でなく、心理的に!)になりつつある八幡平・岩手山・秋田駒方面に出向くことに。折角なので、月曜日に年休を申請して、三連休として、三ヶ所のスキー場を欲張ることに。
【2013年1月19日】
・初日は、安比高原スキー場へ。前森山(1304m)と西森山(1328m)のほとんど頂上までゴンドラやリフトが上がっているようなので、山頂を踏むことに。ゴンドラ1回券(\1,400)でまず前森山へ。山頂へは夏なら簡単なのでしょうが、冬は標高差20mほど、深雪をラッセルして抜けなくてはなりません。お天気はいまいちだったので、こっちの方に岩手山が見えるはず、という道標も所在なさそう・・・
・西森山へもほとんど頂上までリフトで上がれるようなのですが、リフト券を買い忘れたので、前森山とのコルから足で登ろうかなと思ったのですが、結構雪が深くて、ちょっと登り始めたところで、やる気を失ってしまいました。なんと軟弱な。リュックにシールが入っていたのでそれを着けていればもっと意欲的になれたかも知れませんが、後の祭り。ゲレンデ(ヤマバトコース)を1本滑って、ベースのレストハウス(安比プラザ)に戻ると、お昼時だったのでそのまま昼食。家族連れや友達同士で来ている人たち(外人さんも沢山いました!)の楽しそうな雰囲気の中で単独行者の孤独。ここで、確信犯的に生ビールを注文してしまい、完全にまったり。最近の寝不足もあったしここで怪我して残り2日をパーにしてもつまらないので、もう今日はスキーは止めにしてさっさと温泉に入ろうぜぃ〜。
【2013年1月19日】
・宿は盛岡駅東口から歩いて10分とかからないところにあるゲストハウス風旅館「大正館」。最近立て直したらしく、部屋や廊下・トイレなどの設備がとっても近代的。セントラルヒーティングでとっても快適なのと、無料ドリンクサービスもあるし、宿の方の人柄も良くって、口コミ人気も高いようです。ちょっと笑っちゃったのは、床の間のようなスペースにワイドな大型液晶テレビが入りきらずにちょっと斜めになっているところ(1号室)でした。
・二日目は、当初は田沢湖高原スキー場(跡)もしくは田沢湖スキー場から、秋田駒へ向かって山スキーで登れるところまで登ろうかと思っていましたが、お天気が期待できなさそうなので、少しでも条件の良さそうな岩手県(太平洋側)斜面ということで、雫石スキー場に変更しました。
・私の世代ですと、ワールドカップの滑降をやったということで記憶に焼き付いている「雫石プリンス系」ですが、現在ではゴンドラも廃止になっていて規模が縮小され、どちらかというと子供とか家族連れ向けという特徴を出している印象でした。
・昨日はほとんど滑らずにまったりしてしまったので、リフト5時間券(\3,500)を購入し、逃げ道を断ってから出発。一番上にあるサンシャインリフトの終点付近からシールをつけてスキー登行。廃止になったとは言え、ゴンドラの支柱はしっかり残っていますし、そもそもが尾根筋なので、多少ガスに巻かれてもロストする心配もなく、安心して登れました。雪も吹きっさらしのためか深くつもっていないので、ラッセルも(スキーを履いていれば)せいぜいふくらはぎぐらいまででした。廃墟のようなゴンドラ終着駅を過ぎ、ちょっとした雪庇に注意して右から合わさる小尾根に出てさらに登り切れば、東西に長い山頂に到着。天気が回復せず、残念ながら眺望は得られませんでした。
・下りにそなえてシールを外そうと板を脱いでそばの樹に立てかけようとしたら、そこにちょうど山頂標識「高倉山頂上 海抜1408.7M」がありましたので、証拠写真をパチリ。
・バージンスノーを満喫しながら、尾根筋を滑り降り、ゲレンデに戻る手前で振り返れば、それなりのシュプールにちょっと嬉しさがこみあげてきました。
・後はリフト券の有効期限(〜15:00)までゲレンデスキー。今の山スキーは短いので、スピードが出ると不安定でちょっとへっぴり腰になってしまうようです。最後は、APPI温泉パティオで締め。
【2013年1月20日】
・最終日3日目は、平日月曜日。日頃の行いが特に良いとも思えないのに、しっかりと私めのために(!)晴れてくれました。盛岡市内からみると南部片富士と呼ばれる岩手山がくっきりと青空に映えています。それではということで、気がせく中をバスで1時間も揺られて網張温泉スキー場へ。
・1回券(シニア\250)を3枚購入して、第1、第2、第3とリフトを乗り継いで、標高約1300mまで楽チン。ここからシールをつけて、まずは犬倉山へ。平日ですがさすがにこのお天気だけあって、先行者がいるようでしたが、写真撮影に夢中のようでしたので、途中で先に行かせて頂き、そこからは(本日としては)最初のシュプールで犬倉山へ。山頂にでるといきなり正面に、デーンと岩手山が現れて出迎えてくれるところが良いですね。昨日山頂に立った高倉山(雫石スキー場)もばっちり見えますし、盛岡市内方面や姫神山もバッチリです。
・一旦鞍部まで下ったところで、別の単独行者とすれ違いましたが、お天気が良いのでお互い笑いが止まらないって顔をしていたと思います。挨拶だけしてから、今度は大松倉山を目指します。天気が良いのでショートカットをすると、そこから先はかなりの数の先行者らしきシュプールがついていて、万が一天候が崩れても引き返すには問題なさそうと安心感が増しました。モンスター(樹氷)のなりかけみたいなものが林立している中を、1343mピーク、1318mピークをからんで行きます。いゃ〜、厳冬期のこの雪、最高っすね。
・大松倉山手前の鞍部付近に来ると、先行するパーティがちょっとコースを外れて休憩するところでした。10人以上いるような大パーティで荷物も大そうでした。
・先に行かせて貰い大松倉山着。2名パーティが先着していて、いよいよ下る(戻る)準備をしているところでした。1人はスキーで1人はボード。
・山頂付近でのんびり周りの風景に見とれているとくだんのパーティが追いついてきたので、リーダらしき人とちょっと会話。どうやら学生さんの訓練合宿のようで、今夜は三ツ石山付近で幕営だかして、明日戻ってくるそうです。注意してみると、山スキーは慣れていないメンバーも多いようで、登りよりも下りの方が(転んでしまうので)時間がかかっているような雰囲気でした。
・三ツ石山荘を上から見下ろしつつも、白き峰々の展望をじっくり観察しました。笊森山や湯森山の奥でなかなか雲の中から顔を見せなかった秋田駒最高峰の男女岳もとうとう顔を出しましたし、特徴的な乳頭山(烏帽子岳)はもちろんのこと、葛根田川源流部の大白森〜曲崎山〜関東森〜大深岳という昨年9月中旬に辿った中央分水嶺、さらには、八幡平に続く山々の美しさは見ほれるばかりで、なかなか去りがたいですね。
・後ろ髪をひかれつつ下り始めると、途中でスノーシューを履いた単独行の女性にすれ違いました。平日でもあり、一瞬mitugasiwaさんではないかと思いましたが違いました。さらに鞍部まで下ったところで、先ほどの2人パーティが休憩している目の前に落とし穴(笑)があり、見事にはまってしまって転倒。うちの一人が、「いゃ〜、私もここで転倒したんですよ」ですって。
・ってなことでこの場所(赤くて丸い標識No.100が近くの樹についてました)で、のんびり休憩して、お二人に先に進んで貰ったりしていると、先ほどの女性が戻ってきて、なんとはなしにお話を聞かせてくださいました。なんでも60歳だとかで、平日に山を歩きたくなって仕事を止めたとか。この付近の山だけを歩いているそうです。とても品の良い方で、秋田美人は有名ですが、岩手も全然負けていませんよね。いずれにしても、男性女性関係なく、ほんとにこの地域には山を愛してらっしゃる方々が沢山いると感心することしきりでした。
・再び成長期の樹氷を愛でながら、網張温泉スキー場のゲレンデに戻り、双子滑走コース〜白樺スロープ〜カラマツスロープを無難に滑って、終了。スキーセンターでスキーを宅配便に預けて身軽になってから、温泉館へ(本館の日帰り入浴は14時で終了)。ところが本館〜温泉館への歩行者用通路が雪で埋まっていて、僅かに踏み跡があったので、そこに回り込んで入ってみたら、深雪でラッセルもどきをさせられました(笑)。
・熱めの温泉でじっくり温まったのち、隣のビジター館で展示を少々見てから路線(最終)バスの人に。バス車内で乾杯し、さらに盛岡駅でわんこそば。はやて・こまち40号で帰京しました。
・何はともあれ、最終日が最高に楽しかったです。もうゲレンデスキーでは満足できない身体になってしまいました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2912人

コメント

いらっしゃいませ!
こんばんは!
mitugasiwaです。

私のホームへようこそ
といっても今年は足の不調でなかなか行けないのですが・・・。

大松倉のミニモンスター達はまだ小さいようですね。
2月に1度くらい見に行きたいと思っています。
そうそう、このコース、林間コースのためか結構落とし穴がありますね。

雫石スキー場は、今年からファミリー向けを打ち出したようです。
今年から小学生以下無料になりました。

早く足を治して、ガンガン歩きたいです〜。
2013/1/23 21:37
おじゃましました!!
mitugasiwaさんのテリトリーに無断侵入しまして、大変失礼しました。また、コメントありがとうございました。

侵犯の件、しばらくは執行猶予ということで、お願いします。
2013/1/23 21:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら