積雪の屋久島縦断・温暖な海から雪の山頂へ(楠川〜宮之浦岳〜尾之間)
- GPS
- 57:44
- 距離
- 51.4km
- 登り
- 4,138m
- 下り
- 4,128m
コースタイム
楠川5:00―<ルート確認に11分>―7:37白谷雲水峡登山口7:45―9:00辻峠―9:09太鼓岩―9:24辻峠―9:52楠川分かれ―11:04大株歩道入口11:14―13:02縄文杉13:13―14:18新高塚小屋
<29日(月)>
新高塚小屋7:46―9:46平石岩屋10:03―11:42宮之浦岳12:12―14:32黒味岳分岐―15:56淀川小屋
<30日(火)>
淀川小屋7:01―7:42淀川登山口7:54―10:15鯛之川出合―12:33蛇之口滝分岐―12:46蛇之口滝―13:03蛇之口滝分岐―13:57尾之間―14:10尾之間港
天候 | 28日(日) 曇のち雪 29日(月) 曇のち快晴 30日(火) 晴れ 気温 <28日(日)> 5:00楠川(標高10m)11℃、14:18新高塚小屋前(標高1461m)-1℃ <29日(月)> 7:48新高塚小屋前 -2℃、10:00平石岩屋(標高1707m)-2℃、 12:00宮之浦岳山頂(標高1936m)1℃、14:20安房岳北の日向(標高1777m)17℃、 黒味岳北の日陰(標高1661m)4℃、15:55淀川小屋前(標高1380m)2℃ <30日(火)> 5:21淀川小屋内 -2℃、10:53鯛之河南の峠(標高1190m) 4℃、 12:32 蛇之口滝分岐(標高436m)8℃、14:08尾之間港(標高0m)14℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:路線バス(尾之間〜空港)40分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・山行当時、ヤクスギランド〜淀川登山口は通行止め (屋久島観光協会の最新登山情報)http://yakukan.jp/mtblog/ ・トロッコ道までは積雪なし。 ・大株歩道は木道が凍結。木の根を傷つけにくい、爪の短いアイゼン推奨。 ・縄文杉より上は積雪。新高塚小屋付近でくるぶし程度。山頂付近でも脛までの積雪で、アルミワカンの出番はなかった。岩の上に氷が張るので、爪の長いアイゼン推奨。 ・登山道は密生した植物に囲まれ滑落の心配もないので、ピッケルはいらない。 ・水場はいずれも利用可能。新高塚小屋付近の水も、細いが出ている。清涼な湧水だが、動物がいる以上、簡易浄水器を通した方が安心。 ・ピンクのリボンを目印に進めば登山道を外れることはない。北の楠川歩道や南の尾之間歩道は、人通りが少なく道が分かりにくいので、リボンの確認が大切。一部に階段が設けられていたり、迷いやすいところにロープが張られているが、大株歩道など中心部と比べると、最小限の整備。 ・渡渉点があるので、増水には注意が必要。楠川歩道1か所、白谷雲水峡1か所、尾之間歩道8か所ほど。特に、尾之間歩道の鯛ノ川は過去に人が流されたことがある、要注意地点。雨量の推移をチェックして、不安があれば尾之間歩道を使わない方が無難。 ・小屋にはネズミが出るとの注意書きあり。梁や渡してあるロープを利用して、食料を吊り下げておくといいらしい。今回は気温が低いせいか、新高塚小屋・淀川小屋ともに気配を感じなかった。 ・既設トイレは、各登山口、三代杉付近、トロッコ道終点にある。携帯トイレブースは、各小屋、栗生岳〜翁岳のコル(水場の北)にある。新高塚小屋に「1回でも携帯トイレの活用にご協力ください」の表示あり。小屋には汲み取り式の登山トイレもあるが、できるだけ携帯トイレを使いたい。使用済みの携帯トイレは、各登山口の回収ボックスに捨てられる。 |
写真
感想
暖流からの上昇気流が多くの雨を降らせる屋久島。1900mほどの山頂部と沿岸部との気温差は12℃あり、冬の山間部には雪が積もります。日本列島の気候が垂直に凝縮されているとも言われ、併せて植生も高度とともに変化していきます。この垂直分布を楽しむべく、海岸から島の中心を通って反対側の海岸に抜ける山行をしてきました。
屋久島には一度、2011年のクリスマスに行ったことがあります。暖かい時期には人であふれる世界遺産の島ですが、冬季は観光客が少なく、山も静かでした。このときには3人で、縄文杉までの日帰り登山でした。白谷雲水峡から積雪があり、白く染まった森が印象に残っています。
グループ山行も楽しい経験でしたが、自分のペースで、思うままに行動したい。また、前回は行けなかった屋久島の主峰・宮之浦岳に登りたいと考えてきました。
再訪は、前回と同じ積雪期。人が少なく、雪に包まれた独特の景色を楽しむためです。
コース設定としては、島の北の海岸から楠川歩道を登り、縄文杉、宮之浦岳を経て淀川から尾之間歩道を下り、南の海岸に抜けるコースを選びました。途中、新高塚小屋と淀川小屋に泊まります。尾之間歩道には渡渉点が多く、川幅の広い鯛之河を渡らなければなりません。強い雨が降れば増水して、流される危険も。北上するコースではそこで旅が終わってしまうので、南下することにしました。永田岳から西の鹿之沢小屋に泊まり、花山歩道入口を下るコースも考えましたが、携帯トイレ回収ボックスが設置されている淀川登山口を通りたかったのと、バスでのエスケープルートを確保しておきたかったので、淀川小屋泊まりにしました。(淀川登山口までの道路が凍結通行止めになっても、山道を歩くより楽に下山できますし)
所要時間は、当然ながら積雪状況によって大きく変わります。2日目の14:00までに宮之浦岳に登頂できなければ、来た道を引き返すつもりでした。雪は積もっていてほしいけど、積もりすぎても困る。そんな我侭な期待に応えてくれる絶妙なコンディションで、計画通り縦断することができました。
2日目の9:00ごろまで厚い雲がかかっていましたが、その後は晴れ渡り、山頂からの展望を楽しめました。1か月以上前から飛行機や宿の手配をしていて天気のいい日を選べなかったのに、好天に恵まれたのは、とても幸運でした。
以下、行程の詳細です。
<前日27日(土)>
出発時の荷物の重量は、13kg弱(ザック11.3kg、サコッシュ0.9kg、カメラ・携帯電話はジャケットのポケット、水なし)
行きは鹿児島港から宮之浦港まで高速船に乗る。屋久島に着いたら、向かって右手、まずは観光案内所へ。登山届けを提出し、山の最新情報を聞く。(1)宮之浦岳山頂の積雪は23日時点で50cm程度(永田歩道を下山した人からの報告)、(2)白谷雲水峡までは凍結しておらず、車で上がれる、(3)ヤクスギランド〜淀川登山口は通行止め、安房〜ヤクスギランドはバス運行中、(4)携帯トイレ回収ボックスは冬季でも利用可能、とのこと。
鹿児島まで飛行機に乗ったので、ガスカートリッジを現地調達しなければならない。港で売っているプリムス・EPIガスの缶でも使えるはずだが、できればジェットボイル用のジェットパワー110g缶が欲しかった。事前調査のとおり、宮之浦にある登山用品レンタルの店「ナカガワスポーツ」で無事購入。これで温かい食事をとれる。
宮之浦川のほとりに建つ「田代別館」に宿泊。前回もこの宿に泊まったので、懐かしい。従業員の話では、島の人は中学生時代に宮之浦岳に登らされるのだとか。中学生にとっては、ハードな行程だと思うのだが。
<28日(日)>
弁当の受け取りが4:00からということで、その時刻に合わせて出発の準備をする。宿の中で弁当を食べ、楠川に向けて出発。まずは島の外周道路に出て、海沿いを東へ3km。5:00ちょうどに楠川に到着した。
標高0mからをうたうなら海岸に足をつけるべきかも知れないが、海岸までの道が見えないので、やめておく。トイレも施錠されて使えなかったので、そのまま出発する。
白谷雲水峡までの6.5kmの半分は、舗装された道。昨日からの小雨に濡れて、路面が滑りやすい。路肩には、クワズイモなど、南国の植物が茂っていた。地図上で城之川が終わっている辺りから、トレイルが始まる。ライトで暗闇を照らすと、光点が二つ並んでいる。小鹿がこちらを見ていた。
暗くうっそうと茂った森の中では、ピンクのリボンが頼り。道が悪すぎると思ったら、おおかた道を外しかけている。落ち着いてリボンを探し、淡々と上がっていく。
三本杉を通過し、ふとGPSを見ると、地図の登山道から外れて東の谷に入り込んでいる。リボンはついているし、道も明らかに整備されている。歩道から外れたとは思えないが、それでも戻って確認する。見落とした分岐はない。リボンを信じて進み、白谷雲水峡の駐車場につながる林道に合流。この時点で7:37、ほぼコースタイムどおり。駐車場には乗用車が1台だけ。期待どおり、登山者は少なそうだ。管理棟の筒に森林保全の協力金を入れ、出発。前回の山行をなぞるように登っていく。前回は夜明け前で積雪もあり、さ迷うように歩いた。今回は朝を迎えて、まっすぐ歩ける。
9:00辻峠。往復30分ほどかけて、太鼓岩の展望台に寄り道する。風が強く吹き、高い山の頭は雲に隠れている。これから天気は崩れるだろうか。
トロッコ道に降りても、人影は見えなかった。その代わり、ヤクシカが何頭も道の脇で地面に鼻をつけていた。楠川分かれから1時間ほどで大株歩道入口に到着。水平なようで、200mほど登ってきた。ここから、登山者の姿が見える。全員が、下山する途中。ソロ2人、高校生3人と引率の先生らしき男性1人(足元はスニーカー!)、夫婦1組、男性のペア、ガイドと一緒の登山者3グループ、合計28人。この時期に、これだけの人数にすれ違うとは、意外だった。
縄文杉まではほとんど積雪がなかったが、木道は凍って滑りやすい状態だった。ウィルソン株の前でチェーンスパイクを履く。足元に不安がないと、快適に歩ける。13:02縄文杉に到着。前回はここで引き返したが、今回は通過点でしかない。標高1300mを越え、雪が増えてきた。木々の枝葉は霧氷で飾られている。アラレのような雪が降り、ジャケットに当たってパラパラという音を立てる。足跡がない雪道を辿り、14:18新高塚小屋に到着。
小屋は無人で、暗く、寒かった。小屋内の気温は-1℃だが、それよりも寒く感じた。この寒さでもネズミが出るか分からないが、念のため食料を張ってあるロープに吊るす。ウェストポケットの行動食を荒らされたという記事を読んだことがあるので、それも忘れずに。明け方から行動し、疲れきっていた。明日は長丁場になる。早く起きるために、手早く夕食をとり、早くに就寝する。外では強い風の音が響いていた。
<29日(月)>
−12℃対応の寝袋、厚手のフード付きダウンジャケット、ダウンパンツにダウンブーツ。スリーピングマットは薄手だが、−2℃程度ではオーバースペックともいえる装備だったはず。それなのに冷え感が消えず、熟睡できなかった。不快だったせいか、夢見も悪かった気がする。
4:00には起きて菓子パンを食べながら準備しようとするが、どうも気が進まない。誰もいない初見の雪山を暗い内に進む不安。持参したチェーンスパイクで登頂できるかという不安。10本爪以上のアイゼンも持ってくれば良かったが、チェーンスパイクだけを用意した。観光協会の登山情報では15日の時点で山頂に雪がなかったこと、山頂まで木道が整備されていると聞いていること、15日以降のアメダスをチェックしていてまとまった雨がなかったこと、屋久杉の根をできるだけ傷つけたくなかったことが理由だった。結果的には登頂できたが、賭けのようなものだった。
もう少し寝て、気持ちが落ち着いたら出発しようと思い、横になる。
6:58に再び目が覚める。寝すぎた。すでに、窓の外は白くなっている。大急ぎで出発の準備をし、7:46に行動開始。出発が遅れようと、タイムリミットは変えない。14:00までに登頂できなければ、来た道を引き返すつもりだった。
夜に吹き続けた風雪は止んでいた。積雪もそれほど深くない。これなら、あまり時間をかけずに進めそうだ。さらに9:00ごろまでは空は真っ白な雲に覆われていたが、急速に雲が流され、青空が広がっていった。テンションとペースも上がる。
9:46平石岩屋に到着。サングラスをかける。裸眼だと雪目になりそうな眩しさだった。稜線の登山道は密生する石楠花で囲まれ、白い線に見えた。状況によっては石楠花が登山道に覆いかぶさり、道が不明瞭になると聞いているが、今日はそれほどでもない。読みどおり木道や階段が整備されていて、傾斜も強くない。氷の上も、緩やかな傾斜ならチェーンスパイクの爪が刺さる。1か所、右に傾いた岩で滑ったが、トレッキングポールを使ってどうにか通過できた。
11:42宮之浦岳に登頂。石楠花、花崗岩の塊、すべてが白いエビの尻尾に覆われ、青空を背景に際立っている。四方の山も展望できた。こんな美しい景色を見られるなんて。山の神に、感謝したくなる。長い時間休憩をしない主義だが、30分も山頂に留まっていた。
期限までに登頂できたので、南部へ足を踏み出す。暖かい。直射日光を受けて、気温が上昇していく。山頂で1℃だったのが、少し下ると4℃に。栗生岳を越えると13℃。さすがに耐え難くなってきて、服を脱ごうとザックを下ろしたとき―背後から人の息遣いが。男性の登山者2人が登ってきていた。飛び上がるほど驚いた。このタイミングで人に会うとは思わなかったので、動転して挨拶がどもる。2人を見送った後、安房岳の近くまで移動して中間着、レインパンツ、タイツまでを脱ぐ。大分涼しくなった。
雪が日光で緩み、スパイクについた雪ダンゴを落としながら下る。巻き道が多いため少し道が傾いていて、宮之浦岳北側よりも滑りやすい。木道を外れると雪に隠れた水溜りに足を落とすことも。ただ、変化していく景色に飽きることがない。
14:32黒味岳分岐に到着。黒味岳まで片道500m、標高差150mほど。迷ったが、小屋への到着を優先する。直進。この頃には傾斜は緩やかになり、ハイキングを楽しんでいるようだった。
15:56淀川小屋に到着。やはり、小屋は無人。淀川登山口の方を見ると、足跡はなかった。今日会った2人は、淀川小屋に1泊して登っていったのだろう。
日没まで外で食事をとりながら過ごす。ガスカートリッジは空港で放棄するしかないので、贅沢に強火でお湯を沸かす。日没後は小屋に入って、早々に就寝。
<30日(火)>
5:21起床。小屋内の気温は-2℃。新高塚小屋と変わらない寒さのはずだが、気持ちの持ちようだろうか、少し快適に感じた。
日の出の時刻は7:14ごろ。日の出20分くらい前からライトなしで歩けるので、7:00ごろ出発できるよう準備する。淀川小屋から登山口までは40分の道のり。途中、丸っこいお尻の小動物が木の根に隠れるのを見た。屋久島に生息する野生の哺乳類はわずか6種類で、ウサギはいないらしい。見かけた小動物はネズミよりは大きかったから、恐らくコイタチだろう。
淀川登山口には既設トイレと、携帯トイレ回収ボックスがある。使用済みの携帯トイレをここで捨てていく。生々しい話で申し訳ないが、重さは全部で1.5kgにはなったと思う。たった1人の登山者が、2泊3日の山行でこれだけのし尿を排出する。それも一部で。(小屋の汲み取り式トイレは使わなかったが、既設トイレは利用した)多くの登山者が山を訪れることで、大きな負荷が山にかかっていることをこの1.5kgで実感した。
身軽になったところで足取りも軽く、最後のパート、尾之間歩道へ足を踏み入れる。川の水量も、問題ないだろう。下山するだけだから、すんなり海岸まで降りられるはず。
ところが、結構疲れるコースだった。整備は最小限、道はピンクのリボンが頼り、何度も倒木に阻まれ、狭い登山道で枝葉にもまれ、苔むした浮石に足を取られ・・・荷が軽くなっているのに、コースタイムに追いつかない。(正直なところ、屋久島の「山と高原地図」のコースタイムは、ほかの山域より速く設定されている気がする)
10:15鯛之川出合に到着。川幅6〜7mほどの渡渉地点。幸いにも飛び石はすべて顔を出している。足を濡らすことなく対岸に渡れ、拍子抜けした。もっとも、雨量の少ない1月だったから問題なかったのであって、ほかの季節ではかなりの難所になっただろう。
鯛之川から登り返し、広場になったところで、トレッキングポールのスノーバスケットを取り、下山に備える。標高1000mを下回ったところで完全に雪が消えたので、つけっぱなしだったチェーンスパイクも外した。
ところで、この尾之間歩道は暖かい季節、ヤマビルが出ると聞いている。丹沢の鍋割山荘の解説によると、ヤマビルは7℃以上で活動するらしい。そして、このとき7℃・・・。立ち止まったら取り付かれるとばかりに、急いで下っていく。コースタイムで2時間30分のところを、1時間30分で、東屋のある蛇之口滝分岐に到着。ここから片道20分で蛇之口滝に立寄れる。蛇之口滝は、屋久島でも特に大きな1枚岩の滝。ぜひ見ておきたい。
15分で蛇之口滝に到着。見える範囲だけでも30mの落差があるが、滝の上部には幅50m、長さ100mの一枚岩が続いているという。3日目のハイライト。
滝には、女性の登山者4人がいた。日帰り用のザックを背負っているので、尾之間から登って、ここで折り返すのだろう。滝から下は、ハイキングコース。尾之間歩道と比べれば、平坦で歩きやすい道のり。気候も南国のそれに移っている。シダや大きなシュロの林を抜けた。石楠花などの低木が耐える雪の山頂から降りて、巨木が謳歌する中腹、南国の植物が茂る麓へ、植生の垂直分布を目の当たりにした。
13:57尾之間登山口に到着。そのまま、海岸線を探して尾之間港へ下る。
北の海岸から山頂に至り、南の海岸へ。ずいぶん遠くへ来た気がする。
宮之浦の観光案内所に、電話で下山の旨と山頂の状況を報告する。これで、今回の山行は終わった。
コメント
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kizitoraさん
はじめまして。
大変興味深いレポートに思わずコメントしてしまいました。
冬季屋久島縦断達成!おめでとうございます。
海抜0m〜1,936mの高みまで、南国っぽい暖かそうな雰囲気のところから雪山まで。感動もんです。
15年くらい前の夏の終わりに縦走したことがありますが(淀川〜楠川までですが…)、せっかくの晴天だったのに写真がイマイチで、もう一回行きたいと思ってました今日この頃。
世界遺産になってからだいぶ様変わりしているようにも聞いているのと、なかなか遠征に行くほどの休みが取れることもなく…。
この季節には行けそうにもないですが(体力的にもトレイルランナーのkizitoraさんとは雲泥の差…)、大変詳しいレポートには感謝です
WV_KAZZさん、はじめまして。コメントをありがとうございます
翁杉の自然倒壊などは仕方ないにせよ、
世界遺産登録後の影響は大きかったようで、
トイレや小屋のキャパをはるかに超える人が
押し寄せるようになって、環境が悪化しつつあるようです。
一方、トロッコ道中間のトイレは比較的最近できたようで、
便利になった面もあります。
課題のある山ですが、やはり美しいところです。
WV_KAZZさんは写真に力を入れていらっしゃるんですね。
レコを拝見して、甲武信岳からの赤富士、木曽御嶽に押し寄せる雲の写真に感動しました。
御嶽には夏に「おんたけスカイレース」で登ったことがありますが、秋もいいですね! また行きたくなりました。
WV_KAZZさんの写す屋久島も、見てみたいです
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