蝶ヶ岳【三股からピストン】
- GPS
- 05:14
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:25
天候 | 初日:雨のち雪 2日目:晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雨模様の影響なのか8時到着で4割程度。 下山時は第一駐車場は満車。第二駐車場もほぼ満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口序盤から角材の階段箇所が多く、整備状況は抜群に良い。危険箇所無し。森林限界超え稜線に出てから山頂まで15分ほど。今回は標高2000mあたりから雪道。 山頂付近は吹き溜まりで積雪30cmほど。積もり始めのフカフカな雪だったので登下山ともにチェーンスパイクは使用せず。 これからの時期は防寒着など寒さへの備えとアイゼンやチェーンスパイクなど滑り止めの携行が必要。2500m超えの山域、スニーカーやトレランシューズでの登山はさすがにキツいかと。 |
その他周辺情報 | ほりでーゆ〜四季の郷 日帰り入浴 550円。 蝶ヶ岳ヒュッテで割引券貰い450円で利用。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今週末の北アルプスは土曜日が雪で日曜日が晴天の予報。
冠雪した槍穂高の峰々を見たくて3ヶ月ぶりの大天井岳を計画。金曜深夜に車を走らせ7時前に中房登山口駐車場に到着。外は冷たい雨がしとしと降るあいにくな天気。30分ほど車中で雨足が弱まるのを待つが一向に弱まる気配無く、このままスタートするか判断に迷う。燕山荘までの3時間ずぶ濡れになり、吹きさらしの稜線上をさらに3時間歩行は危険と判断。稜線歩きが少なく安全な三股ルートでの蝶ヶ岳に急遽計画を変更。
三股登山口に到着したのが8時過ぎ。駐車場は4割程度の埋まり具合でガラガラ。
8時20分に登山口駐車場をスタート、山頂到着は雪の状態次第だがお昼過ぎと想定。まめうち平までは積雪も無く、周囲の紅葉を眺めながらの快適歩行。2000m過ぎあたりから雪道になるも樹林帯の中を歩く安全なルート、風も無く久しぶりの雪を踏み締める感触を楽しむ余裕あり。大滝山分岐を通過し、程なくして蝶ヶ岳稜線上に到着。「先ずは写真撮影を」と山頂に向かうも風雪で360度視界ゼロ。誰が置いたか山頂標識上に鎮座する雪だるまさんのお出迎えにほっこり。
テン場に下りると先客は1張り。いつもは安曇野寄りにテントを張るが今日は風雪対策でハイマツ帯寄りに設営。その後、蝶ヶ岳ヒュッテでテン泊受付を済ませ、冷え切った身体を温める為、おでん定食をオーダー。
ランチ後はテントに戻り、寝袋に潜り込み仮眠。夕方目覚めると周囲は身を寄せ合うような感じのテント村。風雪は弱まること無く徐々に積雪が増え、テント内室温は氷点下。早めに夕飯済ませ、再び寝袋に潜り眠りにつく。
日付が変わる頃に目が覚め、換気口から外を覗くと風雪は止み満天の星空。空が白む頃に現れる冠雪した槍穂や安曇野に広がる雲海に期待が高まりながらウトウトすること4時間。明るくなり始めた5時過ぎ、バリバリに凍ったファスナーに悪戦苦闘しながらテントの外へ。
周りの景色は想像通り、いやそれ以上に息を飲むような絶景。雪を抱いた険しい峰々は神々しいまでの美しさ。寒さも忘れて夢中でカメラのシャッターを切る。
各山小屋の今シーズン営業期間も僅か。あと数回、こんな景色を堪能できる山に向かいたい。
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