霞間ヶ渓からの池田山 晴天下の雪道を楽しむ
- GPS
- 07:30
- 距離
- 9.4km
- 上り
- 917m
- 下り
- 917m
コースタイム
09:25 東屋 09:30
10:05 焼石神社(参拝) 10:10
10:15 避難小屋
11:30 池田山山頂 11:50
13:00 東屋(昼食) 14:30
15:30 霞間ヶ渓
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●ルート図は手書き。正確ではありません。 ●登山ポストが見当たりません。 ●凍結箇所多数あり。アイゼンなしでも問題はありませんでした。 ●避難小屋より先はスノーシュー・カンジキ等があると安心です。 ●帰りにおおの温泉に立ち寄りました。 http://www.mirai.ne.jp/~tanigumi/ |
写真
感想
このところ、避難小屋のある山ばかりを狙って出掛けています。
今回のターゲットは伊吹山のすぐ隣、桜の名所『霞間ヶ渓』から辿る池田山です。
『霞間ヶ渓』と書いて『かまがたに』と呼びます。
一昨日から昨日にかけての降水を心配していましたが、どうやらこの辺りも雨が降ったようで、麓近くに雪は見当たりません。
4〜50分歩いた辺りから残雪が現れ始めました。何日か融解と凝固を繰り返したと思われるそれらは見た目こそ雪ですが、
氷のように固まっていて非常に滑るので、道の端のまだマシな部分を踏んで進みます。
しばらく歩いて、車道(舗装林道)沿いの東屋に到着しました。
この登山道は、上の方まで続いている車道を何度か歩いたり横断したりしなければなりませんが、現在は冬季で通行止め。
車を気にせず安心して歩けます。
焼石神社に至る手前から、急に雪が深くなりました。
神社を参拝後、その裏手に周って車道に出ます。避難小屋はすぐ近くにありました。
昼食は帰りにここで頂くことにして先に進みます。
ここからすぐのところにパラグライダーの離陸台があり、そこから見渡す広大な濃尾平野は圧巻です。
この辺りから雪が更に深まります。本来ならスノーシューやカンジキがなければ進むのに難儀しそうな状況ですが、
雪がある程度固まっていたので、先日までのものと思われるカンジキの跡の上を歩くことが出来ました。
踏み抜いてしまうと簡単に膝下ぐらいまで沈んでしまうので、なるべく静かに歩を進めます。
森の駅の裏手まで来たところで伊吹山が姿を現します。東側の間近から望む伊吹山はとても美しく神々しく感じました。
思えば、コースを少し外れて森の駅の駐車場の西側まで行けば、更に素晴らしい姿を拝むことができたのかもしれません。
そこまでの僅かな距離を移動しなかったことを今になって後悔しています。
しばらく尾根を歩き、頂上に到着。
早速展望台へ移動しますが、あれ?展望台のはずなのに、東の濃尾平野と北東の御嶽山以外は思いのほか展望が良くありません。
恐らく展望台が設置された頃に比べて周りの木々が成長し、再び我々の視界を塞ぐに至ったのでしょう。
伊吹山も見えません。どうやら伊吹山に関しては、森の駅のところが一番の展望ポイントのようです。
昼食をとる為、避難小屋まで戻ります。
・・・火気厳禁。入り口に注意書きがありました。ショック・・・。仕方がないので、食事は下の方の東屋までお預けです。
コンロに風を当たりにくくする配置を施し、早速、簡単な調理を開始します。
本日のメニューは、『残り物のおでん』、『親子丼』、『おでんの残り汁を使った煮込みうどん』の三種です。
最初におでんを温め、そいつを食べながら親子丼を作る作戦でしたが、忙しくてなかなか思うように行きません。
結局、御飯に十分な加熱が行き渡らなかった為、『生ぬるい親子丼』になってしまいました。
準備してきた割下に関しては、自分が想像した味との誤差も少なく、初の実戦投入のわりにはまずまずの結果でした。
最後はうどんで締めます。
自分はうどんを打つのに水ではなく出汁を使います。煮込み専用なので、味にそのまま反映されるという理屈です。
数年前に、水を使用して打った通常の物と食べ比べた際、こちらの方が美味かった気がしたので今も続けていますが、
面倒臭さに見合った結果が得られているのかどうか、実際のところは今も不明です。
おでんの汁に味噌で軽く味をつけ、醤油で調整します。
具の準備を忘れた為、地味な素うどんの完成。ネギと蒲鉾ぐらいは欲しかったところですが、後の祭りです。
作る前は元々の汁の甘みが気になっていましたが、ぶっつけ本番のアレンジで何とかなりました。
昼食・コーヒー後、速やかに下山しました。
今回は頂上まで行くことが出来ましたが、積雪の質によっては途中断念も十分に考えられました。運が良かったです。
やっぱり今年中にカンジキが欲しいと思いました。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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