吾妻連峰縦走（高湯温泉〜白布温泉）

2020年10月20日(火) 〜 2020年10月21日(水)

• GPS: 11:20
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,081m
• 下り: 979m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:27

7:21 高湯
9:50 9:50 硯石
10:31 10:31 五色沼分岐
11:04 11:11 一切経山
11:45 11:45 五色沼分岐
11:56 12:20 家形山
12:30 12:30 物見岩分岐
12:52 12:52 兵子分岐
13:10 13:10 ニセ烏帽子山
13:41 13:49 烏帽子山
14:29 14:35 昭元山
15:23 15:29 東大巓
15:48 明月荘

2日目

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:06

6:14 明月荘
6:32 6:35 弥兵衛平分岐
7:14 7:14 藤十郎分岐
7:51 7:51 人形石
8:13 8:13 大凹の水場
8:36 8:39 梵天岩
8:42 8:47 天狗岩
8:48 8:48 天狗岩
8:58 8:58 西吾妻山
9:09 9:10 西吾妻小屋
9:21 9:21 天狗岩
9:24 9:24 天狗岩
9:29 9:29 梵天岩
9:48 9:48 大凹の水場
10:05 10:05 かもしか展望台
10:19 10:20 北望台
10:20 ゴール地点

何故か昭元山〜明月荘までのGPSログが切れておりました・・・。家形山からの昭元山までの縦走路はほとんど展望なし。また東大巓の山頂や西吾妻山の山頂も展望なしです。しかし一切経山や家形山、人形石、梵天岩、天狗岩の付近は見たことのないような素晴らしい景色が見れます。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

福島駅西口よりバスで高湯温泉へ（840円）〜下山は天元台のリフト3台とロープウェイで一気に（2040円）だいたい40分ぐらい。〜白布温泉からバスで米沢駅へ（950円）〜米沢駅から福島駅まで新幹線で（1560円）〜福島駅西口付近の三井パーク駐車場2日分の駐車料金1200円。

コース状況／危険箇所等

ヤブを懸念していた家形山から東大巓までの縦走路は綺麗に刈払されており、広い登山道になっていました。しかしながら泥濘や滑る岩、狩ったばかりのヤブが足に絡みついたりしますので特に足元には注意が必要と思います。また木道もトゥルントゥルンでかなり滑りやすいです。

その他周辺情報

天元台のロープウェイ駅を下るとすぐ白布温泉があります。途中に白布大滝を間近に見れるスポットがありますので余裕があればぜひ観光したい場所です。白布温泉は東屋さんで日帰り入浴を堪能（700円）。素晴らしい温泉でした。東屋さんの近くにはバス停やおみやげ屋さんがあります。

写真

10/20 7:15

高湯温泉バス停を降りたところにベンチと登山ポストがあります。硫黄の匂いがします

10/20 7:19

道路沿いの登山口入り口にある温泉神社

10/20 7:31

3本くらい車道を横断しながらまっすぐ登ってゆきます

10/20 7:59

紅葉もだいぶ進んでおります。ひらひらと葉っぱが舞い降りてきます。

10/20 8:13

沢沿い

10/20 9:25

微妙な隙間があってちょっぴり怖いです

10/20 9:43

慶応吾妻山荘への入り口。今日は営業していないようです。昔遭難事故のTVドキュメンタリーで見た場所です。

10/20 10:32

森を抜けるといきなり五色沼。こちら側からハート型に見えるのでおじさんやおにいさんがベストショットが撮影できる場所を探していました。

10/20 10:35

一切経山に寄り道。向こうに見えるのが目指す西吾妻。

10/20 11:07

一切経山山頂より吾妻小富士。初めて見るようなすごい光景です。

10/20 11:07

一切経山山頂。浄土平方面から登ってきた登山客がたくさんいました。風がかなり冷たく、スマホを外に出していたら電圧が一気に低下！

10/20 11:14

一切経山からの五色沼。紅葉はもう過ぎたようです。

10/20 11:56

一切経山を下り、家形山に登る。山頂標識は地味w

10/20 12:02

ながめのよいこの場所でお昼休憩。

10/20 12:31

ここからは家形山から西吾妻山までの縦走路。ヤブヤブとの情報でしたが、全て刈払が完了していました。現在は藪こぎの必要はなく、広い登山道になっています。

10/20 12:45

くまさんの仕業だろうか？

10/20 12:49

分岐が多いですが、標識が設置されているので迷うことはないと思います。泥濘や倒木が多いです

10/20 13:10

ニセ烏帽子山山頂。ここまで展望なし

10/20 13:46

さらに先に進むと烏帽子山に到着。展望が開けて昭元山や湿原などが見えます。

10/20 14:00

烏帽子山の下りは岩がゴロゴロしたゾーンです。下の木陰になった部分の岩はかなり滑りやすいです。ツルッといって岩の隙間に足がハマったりしました。

10/20 14:31

昭元山の登り。一切経山から歩いてきた道がみえる。

10/20 14:33

昭元山山頂。

10/20 14:37

下りはヤブが刈払されたばかりのようで、茎がふわふわと散乱しています。足に絡みついたり突き刺さったりします。

10/20 15:12

ヤブゾーンをすぎると木道の湿原地帯に突入。

10/20 15:18

チングルマの草紅葉もすっかり色が落ちていました

10/20 15:26

縦走路の脇の少し外れた場所に東大巓の山頂標識。見逃すところでした。

10/20 15:36

主縦走路から外れて滑川温泉方面へ20分ぐらい進むと避難小屋の明月荘があります。木道はすごーくすべります。

10/20 15:49

明月荘に到着。とりあえず荷物をおいて水くみに。

10/20 16:07

水場は滑川温泉方面に更に10分ほど下った場所にありました。

10/20 17:07

小屋に戻るとちょうどデコ平から登ってきたおじさんが到着したところでした。この夜の宿泊者は私を含めて2名。寝支度整えたら早速黒ラベル。

10/20 17:14

日が暮れてきてかなり冷え込んできた。冬用の装備を持ってきたので快適に寝ることができました。

10/21 5:14

朝ラー。

10/21 6:14

一緒に宿泊したおじさんと一緒に出発！

10/21 6:17

朝陽と池塘。池塘が凍りついています。

10/21 6:29

振り返ると蔵王連峰

10/21 6:39

目指す西吾妻山

10/21 6:42

木道と湿原が果てしなく続く。

10/21 6:46

木道も凍りついてキラキラしています。2回ほど尻もちつきました。

10/21 7:02

磐梯山が近くにみえる。猪苗代側から見る秀麗な姿と違い、裏磐梯は荒々しい姿です。

10/21 7:15

藤十郎

10/21 7:29

本当にいい天気でした。

10/21 7:54

人形石に到着

10/21 7:55

人形石

10/21 8:00

ここからは人の多いエリアだと聞いていましたが、まだリフトが動いていない時間なので、山頂付近を独り占めです。

10/21 8:25

安達太良山は雲の中。

10/21 8:34

梵天岩に到着。眺め良いです。

10/21 8:35

左に朝日連峰、隣に月山。そしてその隣に薄っすらと鳥海山。

10/21 8:40

天狗岩に到着

10/21 8:43

吾妻神社参拝。

10/21 8:43

お隣の飯豊連峰が荘厳な姿を見せています。かなり大きい！また登りに行きたいです。

10/21 8:44

さらに眼下には米沢市を一望。そして山形を代表する山々。

10/21 8:46

最高！

10/21 9:00

西吾妻山登頂！山頂は展望なしのあっさりした感じでしたw

10/21 9:06

西吾妻小屋を経由で吾妻神社に戻ります。

10/21 9:13

東神社が見えてきた

10/21 9:34

歩いてきたはるかなる縦走路と湿原地帯。一切経山と五色沼も少しだけ見渡せます。

10/21 10:19

天元台のリフト乗り場に到着。登山客が次々リフトで上ってきていました。

10/21 10:48

下山はリフトとロープウェイを使って楽ちんw

10/21 10:52

眺めが良い〜

10/21 11:08

ロープウェイ山頂駅。ここまでくると平日でも観光客が結構多いです。ロープウェイは20分おきに発車します。乗車人数は20人までとなってました。

10/21 11:27

ロープウェイ湯元駅に無事下山。

10/21 11:38

今回の目的地でもある白布温泉に行く途中に白布大滝を間近に見ることができるスポットがある。

10/21 11:43

マイナスイオンくる〜

10/21 12:53

白布温泉東屋さんで日帰り入浴。立派な旅館で温泉も最高でした。お土産屋さんやバス停も目の前にあります。

10/21 14:12

バスで米沢駅まで。だいたい40分ぐらいでした。米沢駅から福島駅まで新幹線で一駅20分ぐらい。

撮影機器：

Xperia XZs SO-03J docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

あべたこ

先日浄土平のあたりでも降雪があったとの情報を耳にし、念の為シュラフや防寒着は冬用のものを準備してゆきました。標高1800m以上は紅葉も過ぎており、風の冷たさはすでに冬そのものです。スマホを出しっぱなしにしておくと寒さですぐにバッテリーが上がったり、誤動作を引き起こしたりします。夜と朝は特に冷え込み、池塘も凍りついていました。しかしながら日中は行動していると暑くなってくるので脱いだり着たり体温調節しやすいようにレイヤリングをしっかりしておきたいです。
西吾妻山周辺の展望よい場所では、間近に飯豊山と磐梯山の壮大な姿を見ることができます。また、北の方には蔵王連峰や朝日連峰、月山、そして鳥海山。南側の奥には那須連峰や日光の山々が見えました。