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Yamareco

記録ID: 2680437
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

鶏冠山・甲武信ヶ岳(道の駅みとみから周回 甲武信小屋泊)

2020年10月26日(月) 〜 2020年10月27日(火)
 - 拍手
GPS
14:42
距離
23.1km
登り
2,288m
下り
2,272m

コースタイム

1日目
山行
6:53
休憩
1:43
合計
8:36
6:10
6
道の駅みとみ
6:16
0:00
13
西沢渓谷入口バス停
6:29
0:00
7
ねとりインフォメーション
6:36
0:00
5
徳ちゃん新道登山口
6:41
0:00
8
二俣吊橋
6:49
6:59
1
渡渉ポイント
7:00
0:00
0
鶏冠谷出合
6:41
6:45
111
(休憩)
8:36
8:46
45
チンネノコル
9:31
9:36
4
第二岩峰
9:40
9:43
11
第三岩峰迂回点
9:54
10:11
24
第三岩峰
10:35
10:53
54
鶏冠山(昼食)
11:47
11:53
39
2,177m地点
12:32
12:36
43
(休憩)
13:19
13:25
12
木賊山
13:37
0:00
18
甲武信小屋
13:55
14:15
12
甲武信ヶ岳
14:27
甲武信小屋
2日目
山行
5:10
休憩
1:12
合計
6:22
6:00
12
甲武信小屋
6:12
0:00
40
6:52
6:59
36
7:35
7:40
21
8:01
8:06
43
8:49
9:07
23
9:30
9:42
33
10:15
10:20
37
10:57
0:00
18
11:15
11:35
25
12:16
0:00
6
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみ 4:00 到着 駐車場で1時間程仮眠をとる。
コース状況/
危険箇所等
チンネノコル〜鶏冠山稜線上:岩場、痩せた稜線での滑落に注意。
鶏冠山〜木賊山:標識はあるが少なく、ルートは赤テープ頼り。踏み跡がはっきりしない場所も多い。
木賊山〜甲武信ヶ岳〜雁坂峠〜道の駅みとみ:明確な登山路で標識類も要所にあり、歩き易い。
その他周辺情報 日帰り温泉:三富温泉 白龍閣 0553-39-2611 500円 いいお湯で、宿の方の対応も良くお勧めです。沢沿いの小さな露天風呂がいい。
道の駅みとみの駐車場。何組かの登山者が夜明け前に出発していった。6時10分に出発。まずは西沢渓谷方向へ歩いて行く。
道の駅みとみの駐車場。何組かの登山者が夜明け前に出発していった。6時10分に出発。まずは西沢渓谷方向へ歩いて行く。
ねとりインフォメーションを過ぎて、西沢山荘へ。かなり以前から営業停止している。この前に徳ちゃん新道登山口。
ねとりインフォメーションを過ぎて、西沢山荘へ。かなり以前から営業停止している。この前に徳ちゃん新道登山口。
二俣吊橋。吊橋に真新しい靴跡。先行者が一人いるようだ。
二俣吊橋。吊橋に真新しい靴跡。先行者が一人いるようだ。
吊橋から鶏冠山を望む。色付いた山間に急峻な山容。まさしく鶏冠だ。
4
吊橋から鶏冠山を望む。色付いた山間に急峻な山容。まさしく鶏冠だ。
鶏冠山への分岐。左に行けば西沢渓谷。西沢渓谷はこの先の三重の滝から通行止なので、ハイカーはいない。
鶏冠山への分岐。左に行けば西沢渓谷。西沢渓谷はこの先の三重の滝から通行止なので、ハイカーはいない。
河原を歩き、鶏冠谷出合で渡渉。出来るだけ浅く水流の弱い渡渉点を探す。膝下程度の深さ。水は冷たい。
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河原を歩き、鶏冠谷出合で渡渉。出来るだけ浅く水流の弱い渡渉点を探す。膝下程度の深さ。水は冷たい。
坐って靴下、靴を履きながら景色を眺める。紅葉が美しい。
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坐って靴下、靴を履きながら景色を眺める。紅葉が美しい。
鶏冠谷出合から、いよいよ山道に入る。
1
鶏冠谷出合から、いよいよ山道に入る。
尾根筋の急峻な登りが続く。
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尾根筋の急峻な登りが続く。
歩き始めて2時間程。時々歩を止めて周りを眺める。
2
歩き始めて2時間程。時々歩を止めて周りを眺める。
振り返ると黒金山(右)。
2
振り返ると黒金山(右)。
山頂への⇒の先は崖。何処を歩けと言うんだ?崖に沿ってトラバースしろという事だった。
2
山頂への⇒の先は崖。何処を歩けと言うんだ?崖に沿ってトラバースしろという事だった。
急登続きでやっとチンネノコル。鶏冠山のメインルートは此処からが核心。でも疲れた〜。ここでヘルメット着用。これからの岩場に備える。
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急登続きでやっとチンネノコル。鶏冠山のメインルートは此処からが核心。でも疲れた〜。ここでヘルメット着用。これからの岩場に備える。
岩の↑の先には大きな倒木。ここを潜って行く。
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岩の↑の先には大きな倒木。ここを潜って行く。
岩場が続く。第一岩峰?木の間を縫って攀じ登る。
2
岩場が続く。第一岩峰?木の間を縫って攀じ登る。
攀じ登った岩を上から眺める。高度感があるね。
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攀じ登った岩を上から眺める。高度感があるね。
ツインピークスのように見えるが、右に国師ヶ岳と左に北奥千丈岳。
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ツインピークスのように見えるが、右に国師ヶ岳と左に北奥千丈岳。
複雑に入り込んだ深い谷は、紅葉で彩られている。
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複雑に入り込んだ深い谷は、紅葉で彩られている。
第三岩峰。う〜ん。あの上に立てるのだろうか?
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第三岩峰。う〜ん。あの上に立てるのだろうか?
破風山(左)、雁坂嶺(中央)、水晶山(右)と続く稜線。明日はあの稜線を歩く。
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破風山(左)、雁坂嶺(中央)、水晶山(右)と続く稜線。明日はあの稜線を歩く。
第二岩峰?切り立った岩場の上に鎖が見える。。あの岩を登るの??
2
第二岩峰?切り立った岩場の上に鎖が見える。。あの岩を登るの??
岩の下から見上げてルートを確認する。鎖もあるので何とか登れそう。
2
岩の下から見上げてルートを確認する。鎖もあるので何とか登れそう。
岩を乗り越えて振り返る。後ろには黒金山。
2
岩を乗り越えて振り返る。後ろには黒金山。
谷側の紅葉が、心を落ち着かせてくれる。
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谷側の紅葉が、心を落ち着かせてくれる。
目前に第三岩峰。
3
目前に第三岩峰。
第二岩峰の頂上はこの辺り。さあ次は難所の第三岩峰。
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第二岩峰の頂上はこの辺り。さあ次は難所の第三岩峰。
第三岩峰の岩場。この岩を登るの??もう少し若かったら・・
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第三岩峰の岩場。この岩を登るの??もう少し若かったら・・
ここは勿論迂回路を選択。この迂回路も結構大変な道。でもあの岩を登る事を考えれば問題なし。
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ここは勿論迂回路を選択。この迂回路も結構大変な道。でもあの岩を登る事を考えれば問題なし。
第三岩峰頂上。山梨百名山の標柱はかなり朽ちている。後ろに国師ヶ岳から甲武信ヶ岳に続く稜線。
2
第三岩峰頂上。山梨百名山の標柱はかなり朽ちている。後ろに国師ヶ岳から甲武信ヶ岳に続く稜線。
国師ヶ岳(右)と北奥千丈岳(左)。
4
国師ヶ岳(右)と北奥千丈岳(左)。
黒金山。その手前は西滑頭(2,086m)。
2
黒金山。その手前は西滑頭(2,086m)。
第二岩峰を下に望む。
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第二岩峰を下に望む。
第三岩峰から鶏冠山への道は、シャクナゲの中を歩いて行く。
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第三岩峰から鶏冠山への道は、シャクナゲの中を歩いて行く。
鶏冠山山頂。少し早めに昼食。少しして若い男性の単独登山者が登って来る。第三岩峰の岩場を登って来られたようだ。羨ましい〜。
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鶏冠山山頂。少し早めに昼食。少しして若い男性の単独登山者が登って来る。第三岩峰の岩場を登って来られたようだ。羨ましい〜。
木賊山(右)と甲武信ヶ岳(左)。
2
木賊山(右)と甲武信ヶ岳(左)。
西破風山(左)、東破風山(中央)、雁坂嶺(右)。手前に戸渡尾根。
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西破風山(左)、東破風山(中央)、雁坂嶺(右)。手前に戸渡尾根。
水晶山(左)、その隣に古礼山。奥に飛龍山?
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水晶山(左)、その隣に古礼山。奥に飛龍山?
鶏冠山から木賊山を経由して甲武信ヶ岳へ向かう。結構遠いなあ。
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鶏冠山から木賊山を経由して甲武信ヶ岳へ向かう。結構遠いなあ。
痩せた稜線上をアップダウンを繰り返しながら歩いて行く。
痩せた稜線上をアップダウンを繰り返しながら歩いて行く。
2,177m峰。左に甲武信ヶ岳。
1
2,177m峰。左に甲武信ヶ岳。
振り返って鶏冠山。
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振り返って鶏冠山。
中央に広瀬湖。その少し手前に道の駅みとみ。
中央に広瀬湖。その少し手前に道の駅みとみ。
2,177m峰を過ぎると、コメツガやシラビソ、シャクナゲの森を、赤テープ頼りに登って行く。
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2,177m峰を過ぎると、コメツガやシラビソ、シャクナゲの森を、赤テープ頼りに登って行く。
木賊山が少しは近づいて来たか。私の脚では、まだここから1時間かかった。
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木賊山が少しは近づいて来たか。私の脚では、まだここから1時間かかった。
シラビソ林。シラビソの若木を掻き分けて登って行く。途中赤テープが2方向に分かれた。地図で確認し、左側の赤テープルートを登る。
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シラビソ林。シラビソの若木を掻き分けて登って行く。途中赤テープが2方向に分かれた。地図で確認し、左側の赤テープルートを登る。
木賊山。鶏冠山で会った登山者が一人。凄く早く歩く方で、多分私より1時間近く早く着いたはず。頼りない足取りの私を心配して安否確認をしてくれたのかも。ありがとうございます!
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木賊山。鶏冠山で会った登山者が一人。凄く早く歩く方で、多分私より1時間近く早く着いたはず。頼りない足取りの私を心配して安否確認をしてくれたのかも。ありがとうございます!
木賊山から甲武信小屋に向かって下っていく。正面に甲武信ヶ岳、右に三宝山。
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木賊山から甲武信小屋に向かって下っていく。正面に甲武信ヶ岳、右に三宝山。
今日宿泊する甲武信小屋を横目に、一気に甲武信ヶ岳へ。5年ぶりの甲武信ヶ岳山頂だ。
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今日宿泊する甲武信小屋を横目に、一気に甲武信ヶ岳へ。5年ぶりの甲武信ヶ岳山頂だ。
中央右にちょこっと頭を出す金峰山。五丈石も見える。その手前は朝日岳。左に国師ヶ岳。
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中央右にちょこっと頭を出す金峰山。五丈石も見える。その手前は朝日岳。左に国師ヶ岳。
三宝山。山頂直下の岩場は三宝岩。当初予定ではこの後、三宝山まで往復する予定であったが、鶏冠山ルートで疲れてしまったので断念する。
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三宝山。山頂直下の岩場は三宝岩。当初予定ではこの後、三宝山まで往復する予定であったが、鶏冠山ルートで疲れてしまったので断念する。
ガレ場を2人の登山者が登って来る。毛木平から来られたようだ。
ガレ場を2人の登山者が登って来る。毛木平から来られたようだ。
頭だけ出してくれている富士山!
頭だけ出してくれている富士山!
甲武信ヶ岳を後にして、正面に木賊山を見据えながら甲武信小屋へと下りていく。
甲武信ヶ岳を後にして、正面に木賊山を見据えながら甲武信小屋へと下りていく。
甲武信小屋到着。お疲れ様でした。受付をして一休み。宿泊者は10名程か。
甲武信小屋到着。お疲れ様でした。受付をして一休み。宿泊者は10名程か。
小屋前のウッドデッキにて夕食。メニューはサバ味噌鍋。アルコールが身に染みる。30年前のエバニューのコッフェルはまだ現役だ。
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小屋前のウッドデッキにて夕食。メニューはサバ味噌鍋。アルコールが身に染みる。30年前のエバニューのコッフェルはまだ現役だ。
昨夜は熟睡して、5時起床。寒いので朝食は小屋内で自炊。かぼちゃのポタージュスープとパンの朝食。食後のコーヒーが美味しい。
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昨夜は熟睡して、5時起床。寒いので朝食は小屋内で自炊。かぼちゃのポタージュスープとパンの朝食。食後のコーヒーが美味しい。
6時前、小屋の方にお礼の挨拶をして外へ。朝焼けが美しい。太陽はこの時期、ここからは見えないようだ。
6時前、小屋の方にお礼の挨拶をして外へ。朝焼けが美しい。太陽はこの時期、ここからは見えないようだ。
今日は、破風山、雁坂嶺を経由して道の駅みとみへ下山する予定。清々しい空気に包まれながら出発。
今日は、破風山、雁坂嶺を経由して道の駅みとみへ下山する予定。清々しい空気に包まれながら出発。
朝日に輝く甲武信ヶ岳(左)と三宝山(右)。
朝日に輝く甲武信ヶ岳(左)と三宝山(右)。
西破風山。ザレ場は霜が降りて白い。
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西破風山。ザレ場は霜が降りて白い。
広瀬湖方面。雲が低く垂れこめる。
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広瀬湖方面。雲が低く垂れこめる。
振り返って木賊山。山頂は雲がかかっている。
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振り返って木賊山。山頂は雲がかかっている。
立ち枯れした場所が多い。縞枯れ現象というとシラビソか。ダケカンバが混じっているように思える。
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立ち枯れした場所が多い。縞枯れ現象というとシラビソか。ダケカンバが混じっているように思える。
この角度で見る破風山は、富士山のように綺麗な形。
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この角度で見る破風山は、富士山のように綺麗な形。
鞍部に破風避難小屋。中を覗いてみる。よくある避難小屋の作りで、写真を撮ろうと思ったが、何かと噂のある小屋なので止めておく。小心者!
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鞍部に破風避難小屋。中を覗いてみる。よくある避難小屋の作りで、写真を撮ろうと思ったが、何かと噂のある小屋なので止めておく。小心者!
破風山避難小屋から、西破風山への登りとなる。振り返って、木賊山(左)、甲武信ヶ岳(中央)、三宝山(右)。左下に破風山避難小屋。
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破風山避難小屋から、西破風山への登りとなる。振り返って、木賊山(左)、甲武信ヶ岳(中央)、三宝山(右)。左下に破風山避難小屋。
白く見えるのは霜。だが、寒くはない。
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白く見えるのは霜。だが、寒くはない。
遠く浅間山。前回の山行で見た浅間山は雪を冠っていたが、もう融けてしまったかな。
遠く浅間山。前回の山行で見た浅間山は雪を冠っていたが、もう融けてしまったかな。
ひと登りで(西)破風山。山梨百名山の標柱。すぐ近くで鹿が鳴き続ける。警戒しているのだろう。写真を撮ろうとすると逃げていった。
ひと登りで(西)破風山。山梨百名山の標柱。すぐ近くで鹿が鳴き続ける。警戒しているのだろう。写真を撮ろうとすると逃げていった。
破風山を後にして、東破風山に向かう。黒金山と眼下に広瀬湖。
破風山を後にして、東破風山に向かう。黒金山と眼下に広瀬湖。
稜線を歩いて行く。岩とコメツガ、シラビソの道。ルートは明確で歩き易い。
稜線を歩いて行く。岩とコメツガ、シラビソの道。ルートは明確で歩き易い。
東破風山。
(西)破風山(右手前)と木賊山、甲武信ヶ岳。
(西)破風山(右手前)と木賊山、甲武信ヶ岳。
東破風山を後にして、今日最後のピーク、雁坂嶺(右)に向かう。
東破風山を後にして、今日最後のピーク、雁坂嶺(右)に向かう。
振り返って東破風山。
振り返って東破風山。
快適な稜線の道。
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快適な稜線の道。
雁坂嶺。これは山梨百名山の標柱。
雁坂嶺。これは山梨百名山の標柱。
その向かいに埼玉県の標柱。
その向かいに埼玉県の標柱。
この標柱、三角点を真ん中にして向かい合って立たされている。何か対抗心を感じるなあ。
この標柱、三角点を真ん中にして向かい合って立たされている。何か対抗心を感じるなあ。
歩いて来た稜線を振り返る。稜線は、破風山(中央)から手前に東破風山を経てここまで続く。木賊山方面はすっかり雲の中。
歩いて来た稜線を振り返る。稜線は、破風山(中央)から手前に東破風山を経てここまで続く。木賊山方面はすっかり雲の中。
さあ、あとは雁坂峠を経て下山するのみ。鞍部の白いベンチのある場所が雁坂峠。その先の山は水晶山。
さあ、あとは雁坂峠を経て下山するのみ。鞍部の白いベンチのある場所が雁坂峠。その先の山は水晶山。
雁坂峠。日本三大峠として有名。因みにあとの二つは、三伏峠(南ア)と、針ノ木峠(北ア)。
雁坂峠。日本三大峠として有名。因みにあとの二つは、三伏峠(南ア)と、針ノ木峠(北ア)。
雁坂峠から雁坂嶺方向を望む。
雁坂峠から雁坂嶺方向を望む。
ここからは道の駅みとみまで下り。あの沢沿いを下って行く。
ここからは道の駅みとみまで下り。あの沢沿いを下って行く。
笹原を下る。砂利道で歩き易い。
笹原を下る。砂利道で歩き易い。
カラマツは黄葉。
カラマツは黄葉。
モミジも色づく。
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モミジも色づく。
小さな沢を渡渉。
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小さな沢を渡渉。
紅葉の中を、どんどん標高を下げていく。
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紅葉の中を、どんどん標高を下げていく。
紅も混じるが、燃えるような紅色は少ない。
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紅も混じるが、燃えるような紅色は少ない。
沢沿いの道に紅葉は良く似合う。
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沢沿いの道に紅葉は良く似合う。
渡渉ポイント。何とか濡れずに渡る。水量が少なめで良かった。
渡渉ポイント。何とか濡れずに渡る。水量が少なめで良かった。
滑滝に紅葉。
標高が下がってくると、ブナやミズナラの黄葉が目立つようになる。
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標高が下がってくると、ブナやミズナラの黄葉が目立つようになる。
沓切橋まで来ると山道は終了。ここで昼食。朝、甲武信小屋で水を入れておいたフリーズドライのドライカレー。食べ頃の柔らかさになっている。
沓切橋まで来ると山道は終了。ここで昼食。朝、甲武信小屋で水を入れておいたフリーズドライのドライカレー。食べ頃の柔らかさになっている。
沓切橋から沢を覗き込む。薄陽が当たると色が映える。
沓切橋から沢を覗き込む。薄陽が当たると色が映える。
あとは錦秋の山々を眺めながら、舗装路を下って行くのみ。
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あとは錦秋の山々を眺めながら、舗装路を下って行くのみ。
雁坂トンネル入り口と橋。
雁坂トンネル入り口と橋。
雁坂峠登山道入口。もうゴールはすぐ。
雁坂峠登山道入口。もうゴールはすぐ。
道の駅みとみにゴール!お疲れ様でした。さあ、温泉に入って帰ろう。
道の駅みとみにゴール!お疲れ様でした。さあ、温泉に入って帰ろう。
駐車場から歩いて来た山々を望む。鶏冠山(左)、木賊山(中央)、破風山(右)。
駐車場から歩いて来た山々を望む。鶏冠山(左)、木賊山(中央)、破風山(右)。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ コッフェル ガスストーブ ヘルメット

感想

今日は鶏冠山。ついでに甲武信ヶ岳。
鶏冠山は初めて、甲武信ヶ岳は5年ぶりの山行となる。
鶏冠山の岩場が続く稜線を歩きたくて計画する。
日帰りでは体力的に不安なので、甲武信小屋泊まりとし、復路は破風山、雁坂嶺を周回するコースとした。

1日目:早朝6時過ぎに道の駅みとみを出発。やや寝不足気味だが、体調は悪くない。
しかし鶏冠谷出合からチンネノコルまでの急登で、早くも疲れてしまった。いつもの日帰り荷物に、自炊道具や食材等が増えた分ザックが重い。先週の積雪はすっかり消えたようで、雪装備を省いた分軽くはなったのだが。。

チンネノコルからの岩場の連続は、期待以上に楽しいものだった。しかし身体が付いていかない。
第二岩峰はなんとかクリア。第三岩峰の岩場は、最初から登ろうと思っていなかった。途中で上にも下にも行けない状態となった時ほど恥ずかしいものはない。
素直に迂回路を歩くこととした。

鶏冠山で昼食休憩中に、今日初の登山者が登って来る。若い単独の男性登山者だ。第三岩峰もなんなく登ってこられたようで、羨ましい。
ひじょうに感じのいい男性で、私が先に出発する時に、”遭難していたら助けて下さい!”と言葉をかけると、”分かりました!”と快活に返答をくれた。

鶏冠山から木賊山へのルートは、森の中を赤テープ頼りに登って行く。
身体に疲れも溜まってきており、ゆっくりと休み休みの歩きとなる。
甲武信小屋泊まりの計画だったので、焦る事無く歩いて行く。山行において時間的余裕は大事だ。
鶏冠山で出会った登山者は、早々に疾風のように追い抜いて行った。

木賊山に到着した時に、その登山者が休憩中であった。
挨拶をして、ひじょうに大変だったと素直に伝える。
彼の歩き方からすると、たぶん1時間は早く木賊山に到着していたと思う。
もしかしたら、覚束ない足取りの私が、無事に木賊山に辿り着くかが心配で、待っていてくれたのかも知れない。私の姿を確認した後、早々に下山を始められていたので、その思いを強くする。口には出せなかったが、”ありがとうございます。”

木賊山からは甲武信ヶ岳に寄ってから、宿泊地の甲武信小屋へ。
1年振りの小屋泊まり。他の登山者と山の話に花を咲かせ、アルコールを嗜み、早い消灯を迎えるのであった。

2日目:甲武信小屋から破風山、雁坂嶺を経て下山するコース。標高2,000mを越える奥秩父の稜線上を、アップダウンを繰り返しながら歩いて行く。
登山路は明瞭だし、急で長い登りが無いので気楽なものだ。
平日の為か、他の登山者は、小屋を出てから一人と出会ったのみ。ひじょうに静かな歩きとなった。

雁坂峠からの下りは、錦秋の山の美しさを堪能する。
カエデやカラマツ、ブナやミズナラ等々の色付いた木々が、山を森を賑やかに飾っていた。

道の駅みとみには昼過ぎに到着。
西沢渓谷の周回ルートが通行止めで、ハイカーが来ないのだろう。例年なら平日でも駐車場がいっぱいになる時期なのに、結構空いている。

一つだけ懸念していた熊の出没も、その気配さえ無く、無事山行を終える事が出来た。
そして、今回も安全に山行を楽しむ事が出来た。
ありがとうございます!

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