また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 270488
全員に公開
山滑走
甲信越

白い雪山、日白山。どか雪1人ラッセルでまたもや途中まで

2013年02月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
7.1km
登り
414m
下り
400m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

都内・西多摩の自宅 着 5時42分

二居・宿場の湯 8時38分(819m)

地王堂川の渡渉地点(1042m) 10時02分

対岸の枝沢を上がりきる(1076m)10時52分

稜線から2段下のブナ樹林(1210m)13時01分

地王堂川の渡渉で林道へ(1042m) 14時06分

二居・宿場の湯 (819m)14時54分

関越道渋滞
都内・西多摩の自宅 着 19時15分
天候 雪とガス、のち快晴。
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三国峠を抜けた苗場の先に、二居・宿場の湯。
登山者用駐車場が早朝から除雪されている。
コース状況/
危険箇所等
地王堂川の渡渉地点は冬は水流は雪の下で渡りやすい。
林道の先端がが右手の沢に下るように伸びたところで終点。
そこから薮と木立のなかを沢に降り対岸へ。
対岸の段丘が、一か所だけ沢型で落ち込んでいるところ上がる。
他に一帯で対岸に上がれる場所はない。
しかし、対岸の斜面に上がるのに、雪が深い場合は崩れやすくて時間がかかる。
この日はこの地点でスキーを脱ぐと両足が完全に股まで没した。
これは前回2年前の2月の日白山方面。
稜線から2段ある樹林の中間の疎林・開けた場所。
今回はこの2段の樹林の1段目で撤退。
2011年02月19日 13:40撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
2/19 13:40
これは前回2年前の2月の日白山方面。
稜線から2段ある樹林の中間の疎林・開けた場所。
今回はこの2段の樹林の1段目で撤退。
二居・宿場の湯の、道路の反対側に
登山者用駐車場。
「車を止めさせて」と頼んだら、「勝手に止める人が多いんだ。ことわって止めてほしい」、とのことでした。
2013年02月18日 07:33撮影
2/18 7:33
二居・宿場の湯の、道路の反対側に
登山者用駐車場。
「車を止めさせて」と頼んだら、「勝手に止める人が多いんだ。ことわって止めてほしい」、とのことでした。
林道をめざして上がる。道路に止めた車の屋根に、どっさり新雪。
雪かきしていた男性の話では「50センチは積もった」と。
2013年02月17日 08:49撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
1
2/17 8:49
林道をめざして上がる。道路に止めた車の屋根に、どっさり新雪。
雪かきしていた男性の話では「50センチは積もった」と。
林道の開始点は、早朝の除雪の終了点。
胸までの高さの壁を乗り越えるのに一苦労。
2013年02月17日 09:04撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3
2/17 9:04
林道の開始点は、早朝の除雪の終了点。
胸までの高さの壁を乗り越えるのに一苦労。
「僕の後ろに道はできる」などとこのあたりは雪がまだほどほどで快調。
2013年02月17日 09:11撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
2
2/17 9:11
「僕の後ろに道はできる」などとこのあたりは雪がまだほどほどで快調。
ここから100mほど先で、古いトレースも完全に消えだす。前方の尾根末端が、地王堂川の渡渉地点。
ここからは膝までのスキーラッセルに移行する。
で、この写真を最後に、カメラのバッテリーがなくなり、替えバッテリーを車に忘れてきたことに気付いた。
2013年02月17日 09:34撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
3
2/17 9:34
ここから100mほど先で、古いトレースも完全に消えだす。前方の尾根末端が、地王堂川の渡渉地点。
ここからは膝までのスキーラッセルに移行する。
で、この写真を最後に、カメラのバッテリーがなくなり、替えバッテリーを車に忘れてきたことに気付いた。

感想

 替えバッテリーを忘れて写真が入り口でおしまいになってしまいました。
 すみません。

 頸椎と腕の疾患からちょうど1年。
 久しぶりの山スキーでした。
 腕がどこまで利いてきれるか、試しに入りました。

 二居の登山口に着くまでは、ちょうどいい新雪だったと予想していた。
 ところがたいへんなどか雪。
 林道を上がっていよいよ2日前当たりの先行のラッセルもないところまで進むと、膝までのラッセルに。

 地王堂川の渡渉地点(1042m)では対岸の枝沢の沢型を前回は楽に行動できたが、今回は雪が深くて上がるのに50分も時間をかけてしまった。わずか100mほどの距離なのに。

 対岸の台地状斜面は、ペースが上がるところ。
 ところが緩斜面でも深雪が崩れて、電光形に大きくジグザグを切って登らされる。

 稜線から2段下のブナの斜面で、前回はまったく苦にしなかったやや斜度のある斜面にでると、スキーのラッセルでも股が雪面に触れる。
 新雪はやや湿っていたが、ふんわりとつもって、足場が沈む。
 60センチ程度の新雪だろうか。
 スキーが雪の中から出て来なくて、手で掘り出して前へ進む。

 稜線までまだ標高差250mはある地点で、13時の引き返し時刻になってしまった。
 前回は新雪が薄く、ラッセルに苦労したけれそ、稜線直下までスノーシューで行けた。

 くらべて、今回は表層の深い新雪がかなり手ごわい。
 スキーだから今回の条件でも、1人ラッセルでここまで来れたのかなと思う。

 日白山は、青空に映えて美しかった。
 条件を変えて、冬にかならず登り切りたい。
 腕はちょっと違和感が出てきたくらいだが、左足がかなり参ってしまった。


 スキーは帰りは楽。
 二居・宿場の湯に着くと、登山者の5台の車が止まっていたのに、早い時刻にすべて消えていた。
 登山者は通常は、稜線を東谷山から回り込んで、日白山経由で、私が上がったコースで下降してくる。
 現地でも、ふつうだと12時ごろには降りてくるスキーと交差する。
 今回は皆無だった。
 この猛烈なラッセルで、稜線コースもかなり早めに退却したのだろうか。
 
 前回程度に雪が適度に締まっていれば、行けそうと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2182人

コメント

RE: 白い雪山、日白山。どか雪1人ラッセルでまたもや途中まで
お疲れ様でした!

私はこの山が好きで、今年もそろそろ行ってみようかと思ってたところでしたので、レポが参考になります。

ありがとうございます(^o^)

まだひとりではラッセルきつそうですね(^_^;)

もう少し雪が落ち着いてから、の〜んびり東谷山あたりのブナの林で泊まることにします(^o^)
2013/2/18 9:18
マイナーな地味な山だけど気になる
 bunacoさんも魅かれてるんですね、この山に。
 雪の条件によっては、なかなか遠い山です。
 このルートからだと、トレースはまずない。
 今回は、一番雪が深くなる稜線下の樹林までいけず、その下で撤退でした。
 2、3人でラッセルできれば、まるで違いますが。
 やはり安定しない表層の雪が深く乗っていると、斜面はスキーでも立ちこみが苦労します。

 でも楽しかったです。

 前回の記録はここにあります。
 真っ白で引かれる山です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-100078.html
白い雪山・日白山(にっぱくさん)、稜線直下までスノーシュー

 東谷山から稜線をたどる方が攻め方はいいようです。しかし、こちらも深い新雪があると、早出のパーティーは苦労すると思います。

 もしかしたら今回は、稜線ルートも登山者はほとんどいなかったのではと推察してます。
2013/2/18 12:26
お疲れさま〜
一人ラッセル大変だったでしょ、お疲れ様でした。

リハビリは順調にいってそうに見えますが、あまり無理をなさらずに。




と、人に言えるような私ではないですね・・・・すみません
2013/2/19 0:46
頸椎と右腕
 ライチさん、ちょうど1年前の今日が、四阿山にスキーで上がった日で、それから職場の筋トレ・ルームで無理をし、頸椎が傷みました。

 右腕は握力が40%まで落ちましたが。昨秋の時点で6割までの回復です。
 スキーは登高で両腕に負荷がかかるので、今回は、13時で登りを終了するのを原則にして上がりました。

 でも、このドカ雪がなければ、かなり行けたはずなんですが。
 稜線下の最後のブナの樹林は、さらに雪が深いところで、このルートは条件がそろわないと、ソロではきびしいと思いました。

 腕は昨日も今日も、いつもより違和感があり、手の指の麻痺が少し感じられます。

 ライチさんが雪国で毎回頑張っているのを励みに、私も良い条件を選んで通いたいです。
2013/2/19 6:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら