サマッカリヌプリ 津別側より津別峠展望台経由
- GPS
- 05:05
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 711m
- 下り
- 700m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気予報は良かったのだが、風が強い予報。夜、送別会に出なければならないので遠出ができない。近場をと考えて朝起きると何処も天気は良くない。で、こういう時こそ敗退続きのサマッカリヌプリへ。今回は津別側より入ることにする。
冬季通行止めの津別峠入口に着くと車二台。トレースが先にないので、枝打ち作業の人達のよう。準備して出発。トレースの無い津別峠の道路はスキーで踝上くらいのラッセル。今回は登りではiphoneに頼らずにとカシミールで印刷してきた。
最初のカーブ辺りでショートカットに入るが、なかなか上の道路に出ない。やっと出たと思ったら、まだショートカットに。だいたい場所のあたりはついたが、尾根上の下りと北側に地図にない立派な道(写真にある三の沢林道と思われる)。地図上の横断する林道はまだかなり上のはず。しかも足元の尾根は地図以上に急斜面。で、我慢できずにfieldAccess見てしまいました(一応大体いい線いっていた)。
そこから緩斜面の見通しの無い樹林帯を津別峠展望台目指して登っていく。最初は大木の散在する森(ポンサマッケの森ほどではない)に少々感動しながら登って行ったが、変わらない斜度、変わらない森の密度、見えない景色にだんだんウンザリして、我慢できずにまたfieldAccessを見てしまう。方向は合っていたが、サッパリ進んでいなくて(自分で感じている以上に時間が経っていない)ガッカリ。ウンザリが最高潮の頃やっと横断林道を通過、しかしまた同じような森の中に突入。fieldAccessが無ければポンサマッケと同じ精神状態になってしまっただろう。
もうすぐ展望台という頃斜度が急になり、道路の向こうに展望台の建物が。法面の壁を何とか登り、真っ直ぐ展望台へ。一気に展望が開け屈斜路湖が眼下に。
晴れてはいないが、それなりの展望。早速photosynthをするが、柵が埋まって何処までが崖か良く分からないのでちょっと怖い。展望台の壁に雪が吹き溜り、もう少しで展望台の手すりに手が掛りそう。あそこに登れれば雄阿寒も見れるのだが。天気もイマイチなので、踏まなければならないサマッカリヌプリへ急ぐ。裏の展望台入口を確認したが、当然シャッターが閉まっていた。
サマッカリに向かって外輪山の壁の縁を歩いて行くが、寒いせいか雪はサラサラ、樹氷も派手についていて綺麗。コトニヌプリと同様、大木の疎林の尾根は歩いていてすごく気持ちいい。湖側の尾根を見ながら、前回は何処まで来たのか?と眺めながら歩き続けるが、随分斜度が無い、何か違う。尾根がもう一本北だった。やっぱり前回の尾根は急登痩せ尾根。尾根上の凸から見下ろすが、この尾根はやっぱり使えないと再確認。サマッカリはもう少し向こう。すぐに着くが、やっぱり展望はイマイチ。美幌峠が遠くに見え、意外と遠いと思った。photosynthは撮らず、すぐ裏の雄阿寒雌阿寒の見える広場が。残念ながら雌阿寒は雲の中。
すぐ隣に旧スキー場が見える。スキー場の凸に登って滑るつもりだったが、風が強くなり、ウィンドパック状態。で、止める。
林の中に入り戻ろうかと思ったが、それほどパックが酷く無さそう。寒いのでフリースまで着て、頭タオルを止め帽子をかぶり、シールを外して滑走スタート。フカフカではないが、一応深雪。気持ち良くターンを切るが、だんだん減速。このリフトコースは津別スキー場でも一番いいコースだったはずだが、圧雪してないとこんなに滑らないものか?直滑降に変え、この後ターンを切れたのは短い急斜面の2カ所のみ。不完全燃焼で地図上の横断林道に着く。
シールを着け直して平らな林道をダラダラ歩き、道路に降りられそうな四の沢?に降りる。急な沢地形なので、シールを着けたままで降りるが、シール外しても行けた。もう少しで道路に、という所でシールを外したが大失敗。川の無い南西からの沢地形に水が流れ、渡れず袋小路。痛恨のシール着け直し。意外と複雑な水の流れに何とかスノーブリッジを渡り、沢地形の無い斜面から何とか道路に降りる。
道路に降りたら直滑降と思ったが、予想が外れ全く板が滑らない。トレースの無い踝ラッセルでやっと自分のトレースまで。今度こそと思ったが、やっぱり斜度が無く、ヘロヘロで車まで。
大変疲れました。意外と距離があった。で、思った。密かに知床、知西別に登って天頂山経由で知床峠まで。そこから一気に自然センターまで道路を直滑降と考えていたが、果たして知床峠、滑って帰ってこれるのか?津別峠より斜度が無いはず。もしラッセルになれば、日帰りで帰って来られない。遭難してしまう。ちょっと無理か?
もう少し吹きだまれば展望台に登れるのだが、
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