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Yamareco

記録ID: 273064
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ハイキング
中国

黒河内山 - 魚切山&天狗岩山の周回

2013年02月28日(木) [日帰り]
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GPS
02:52
距離
7.0km
登り
529m
下り
529m

コースタイム

【13:42】明神溜池登山口
【14:08】陶峠(すえだお)
【14:29】魚切山【14:38】
【14:56】P385南尾根
【15:03】天狗岩山
【15:16】黒河内山【15:27】
【15:57】吉野堤登山口
【16:35】明神溜池登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山口市の県道61号を平野交差点で県道200号へ。
道なりに進み、中国自動車道の下をくぐって、約700m。
明神溜池の畔に5台程度の駐車スペース有り。
コース状況/
危険箇所等
★特に危険というほどの箇所はありませんが、黒河内山頂から吉野堤へ降りる斜面は滑りやすいです。

★また、5月〜11月はマムシに要注意です。
湿っぽい谷だけでなく、乾燥した尾根でも数匹の遭遇実績があります。

★黒河内山頂にある白色の案内板ですが、写真の所でも書いたように、誤りがあります。
案内板には「前(上)=小出、左=陶峠、右=鎧峠」と書かれていますが、
小出登山口に向かうには黒河内山頂からだと、鎧峠の分岐で北進するはずです。
ご注意下さい。

★自販機は中国自動車道をくぐる手前200m辺り右手に2台あります。

★ルート記録はGPSロガーからのものではなく、過去の山行者の軌跡を参考に概ね正確にトレースしたものです。
明神溜池の駐車スペースから、P385&魚切山を望む
明神溜池の駐車スペースから、P385&魚切山を望む
出発後すぐに分岐があるが、案内板に従い左の広い道を進む
害獣駆除のための罠が仕掛けられているとのこと
出発後すぐに分岐があるが、案内板に従い左の広い道を進む
害獣駆除のための罠が仕掛けられているとのこと
陶峠(すえだお)への案内板
陶峠(すえだお)への案内板
再び分岐があり、ここは右へ
再び分岐があり、ここは右へ
陶峠の分岐
魚切山、黒河内山は左へ
狐ヶ峰へは峠を5mほど下った所を右へ
陶峠の分岐
魚切山、黒河内山は左へ
狐ヶ峰へは峠を5mほど下った所を右へ
陶峠の案内板
幕末の志士『大村益次郎』が鋳銭司の自宅から山口の政治堂(今の県庁?)に通う際には、この峠を越えたそうです
陶峠の案内板
幕末の志士『大村益次郎』が鋳銭司の自宅から山口の政治堂(今の県庁?)に通う際には、この峠を越えたそうです
魚切山手前の展望地から
火の山連峰(陶ヶ岳)を望む
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魚切山手前の展望地から
火の山連峰(陶ヶ岳)を望む
展望地にはお手製ベンチもあって休憩に便利
展望地にはお手製ベンチもあって休憩に便利
展望地から南東方向を望む
山陽道と新幹線が交差している
展望地から南東方向を望む
山陽道と新幹線が交差している
南東方向を望む
楞厳寺(りょうごんじ)山
大平(おおひら)山
花ヶ岳
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南東方向を望む
楞厳寺(りょうごんじ)山
大平(おおひら)山
花ヶ岳
南〜南南西を望む
火の山連峰
御伊勢(おいせ)山
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南〜南南西を望む
火の山連峰
御伊勢(おいせ)山
南南東方向
大海(おおみ)山
火の山連峰
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南南東方向
大海(おおみ)山
火の山連峰
明るい尾根道を登って行くと
明るい尾根道を登って行くと
魚切山頂(370m)
山口市街地が見渡せます。
その向こうには私のホームである東鳳翩山(734.2m)と
西鳳翩山(741.9m)
山口市街地が見渡せます。
その向こうには私のホームである東鳳翩山(734.2m)と
西鳳翩山(741.9m)
これから向かうP385&天狗岩山
これから向かうP385&天狗岩山
山陽自動車道&山陽新幹線
山陽自動車道&山陽新幹線
『タコブナ』ならぬ『たこくぬぎ』
と勝手に命名(笑
『タコブナ』ならぬ『たこくぬぎ』
と勝手に命名(笑
パッと見さっぱり判らないけど
パッと見さっぱり判らないけど
天狗岩山頂(410m)
平川村境界杭
いつ頃設置されたのだろう
平川村境界杭
いつ頃設置されたのだろう
黒河内山頂(424.4m)
黒河内山頂(424.4m)
山頂到着
山口市街地(北側)は見えない
山口市街地(北側)は見えない
南東は多少開けている
南東は多少開けている
南西もそこそこ開けている
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南西もそこそこ開けている
★注意
黒河内山頂から吉野堤登山口へ降りる道ですが、この案内は「前=小出」となっています
これは多分間違いで、小出登山口に降りるには山頂から鎧峠に向かい東進した後、分岐を北進(左折)するはずです
よって、この位置では「前=吉野堤」が正解だと思います
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★注意
黒河内山頂から吉野堤登山口へ降りる道ですが、この案内は「前=小出」となっています
これは多分間違いで、小出登山口に降りるには山頂から鎧峠に向かい東進した後、分岐を北進(左折)するはずです
よって、この位置では「前=吉野堤」が正解だと思います
黒河内山の二等三角点
黒河内山の二等三角点
吉野堤登山口の石鳥居
50mほど奥には河内神社と思われる祠があります
ちなみに、この鳥居はもの凄く低くて、上まで180cmも無かったと思います(笑
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吉野堤登山口の石鳥居
50mほど奥には河内神社と思われる祠があります
ちなみに、この鳥居はもの凄く低くて、上まで180cmも無かったと思います(笑
吉野堤登山口から明神溜池登山口へ向かいます
正面には西鳳翩山が見えます
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吉野堤登山口から明神溜池登山口へ向かいます
正面には西鳳翩山が見えます
梅の良い香りが漂っていました
梅の良い香りが漂っていました
山口JCT(中国道)の側道に出ました
山口JCT(中国道)の側道に出ました
あと10分も歩けば、スタート地点です
前方には魚切山(中央)とP385が見えます
あと10分も歩けば、スタート地点です
前方には魚切山(中央)とP385が見えます
スタート地点にゴール(?)して無事に帰宅
自宅から先ほど歩いた並みを眺めます
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スタート地点にゴール(?)して無事に帰宅
自宅から先ほど歩いた並みを眺めます

感想

16時間の夜勤を終えて帰宅した後、何故か山に入りたくなった。
どうしようか、東鳳翩山にするかなぁ?
すると、何故だか頭の中に黒河内山が浮かんだ。

冬ならマムシは活動していないし、日当たりのよい尾根道も暑くないし。
久しぶりに行ってみよう。
ついでに前回は通ってない陶峠を経由するコースを歩いてみようかな。
ということで、1年7か月振りの黒河内山塊に行くことにしました。

余談になりますが...
ヤマレコには記録はしてませんが、前回は2011年の6月末に『小出登山口』から『黒河内山』山頂、そこから『吉野堤登山口』へと降りました。
この季節は当然ながら気温湿度共に高く、涼しい日陰の谷でちょっと道から外れてしまうと、そこがマムシの巣窟(一か所で3匹と遭遇)だったり、日当たりの良すぎる乾いた尾根道では、まさかと思いながらも再びマムシ2匹と遭遇したり...
とにかく、マムシの多い山だったという印象でした(笑
そんなこともあってか、以降一度も入らなかった山ですが、冬ならそういう心配もいらないだろうと、再訪した次第です。

さて、自宅から黒川地区の県道61号を通り、平野交差点から明神溜池の登山口に向かいます。
綺麗に整備しなおされた溜池の畔スペースに車を止めて出発。
50mほど林道を歩くと、ハイカーお手製の陶峠への案内札が目に入ります。
比較的歩きやすい、なだらかな坂を進みます。
1km弱歩くと勾配が急になりますが、そこから10分ほどで『陶峠(208m)』になります。
峠越しに『陶ヶ岳』を擁する火の山連峰が見えます。

ここで案内板に従い、左の尾根へと登っていきます。
羊歯や灌木が綺麗に刈り払われていて、歩きやすい道です。
数か所ロープが設置されている急勾配がありますが、それも大した危険はありません。
途中、地元有志の方々(だと思います)によって、南斜面に面した展望地が作られています。
登山道の刈り払いもそうですが、有志の方々によって快適な登山道を維持して頂いていることは大変ありがたいことです。

さて、そんなこんなで『魚切山(370m)』に到着したのは登山口出発から約45分後。
出発時間が遅かった関係もあって、ハイペースで歩いていましたので、通常であれば、最低1時間は見ておいた方が良いでしょう。
魚切山は370mの低山ですが、山口市街地とその北側に鎮座する『西鳳翩山』『東鳳翩山』、南側の秋穂や防府市の山々が望めます。
陽射しが強くなり、気温が上がる初夏以降は厳しい山歩きになりますが、今の時期であれば快適な山歩きが出来ます。

しばしの間、魚切山からの眺めを堪能したら、黒河内山の手前(西側)にある『天狗岩山(410m)』へ向かいます。
魚切山から坂を90mほど標高を下げ、鞍部を通過したら比較的急斜面を登って『ピーク385』の南側の尾根に出ます。
左へはピーク385への道が続いているようにも見えますが、伐採木などで意図的に道を塞いであるようでしたので、このまま天狗岩山へと向かう右への道を進むことにします。

天狗岩山は眺望もなく、ひっそりとした薄暗い山頂で、昔の平川村の境界杭があるだけです。
山頂に天狗岩という岩があるのかと思いましたが、それも見当たりません。
周辺をしっかり探せばあるのでしょうか。
天狗さんの山頂はささっとパスして、20mほど標高を下げ、再び緩やかな尾根を歩いて35mほど標高を上げます。

前方の視界に占める青空の割合が増し、ようやく『黒河内山(424.4m)』に到着です。
登山口から約90分、魚切山からは約45分です。
魚切山ほどではないですが、ここも南側については眺望があります。
北側は残念ながら、樹木が茂り視界を遮っています。
ここにもお手製のベンチが設置されており、のんびりと眺めながら休憩するにはいいです。
ちなみに、ウォッちずでは「くろこうじやま」と表記されていますが、地元では「くろこうち」と呼んでいます。
直下を走る高速道路のトンネルも「くろこうちやまトンネル」となっています。
昔は「くろこうじやま」と呼んでいたのでしょうか?

10分ほどの休憩を取ったら下山です。
前回の出発地点である『小出登山口』(前出の黒河内山トンネルの北坑口付近)に向けて降りるか、山頂から直接道が延びる『吉野堤登山口』への下山路を進むか考えます。
この段階で15:30に迫っていましたので、距離の長い小出登山口への下山は諦めます。
なお、黒河内山頂のお手製案内標識については、写真と危険個所でも説明していますが、表記が誤っていると思われますので、初めて来られる方は地図に各登山口や各峠の名称記入をしておいたほうが良いです。

吉野堤への下山路は、脆い山土の上に落ち葉が積もっていて滑りやすいので、注意してください。
また、しばらく降りると今度はザレた斜面に入ります。
ここも比較的滑りやすいです。
そのうち道は、浮石や木の根、大雨によるえぐれなど、荒れた様相となり、川の音が聞こえるようになります。
いつしか、林道へと変わり左手に堰堤が見えると、登山口もすぐそこです。
夏場はこの堰堤で水浴びをして、かいた汗を流すのに丁度よいです(笑

さて、吉野堤登山口には山頂から30分弱で到着です。
ここから明神溜池登山口まで、市道と県道を2kmほど歩きます。
中国道の山口JCTの側道を歩き、長閑な住宅地と田圃を抜けること30分。
無事に今日の山歩きを終了しました。

自宅に戻り、シャワーを浴びたら、窓を開けてさっき歩いた山を眺めて余韻に浸りました。

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