眺望200%!!─快晴の“西穂高岳”─冬季登頂達成!!
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 759m
- 下り
- 742m
コースタイム
13:50 西穂高口
14:55 西穂山荘
18:00 夕食
21:00 消灯・就寝
【3/4】
05:15 起床
06:00 朝食
06:55 西穂山荘 −10℃
08:00 独標 (15分滞在)
08:55 ピラミッドピーク
09:30 西穂高岳 (25分滞在) −12℃
10:45 ピラミッドピーク
11:05 独標 (10分休憩)
11:50 西穂山荘 (1時間15分滞在)
13:40 西穂高口
天候 | 【3/3】 ・くもり&小雪サァサァ → 夕方からハレ!! 夕景バッチリ!! 【3/4】 ・朝から快晴!! ・弱風! ・最低気温−12℃! 条件最高!! |
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過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・ロープウェイ手前200m、登山者専用P/無料 【ロープウェイ】 ・往復2800円 (JAFカード提示で1割引) ・荷物券300円 (8kg以上) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【西穂高口 ─ 西穂山荘】 ・危険箇所なし (スタートからアイゼン装着) 【西穂山荘 ─ 西穂独標】 ・クラストしていて歩きやすい 【独標直下の急斜面】 ・そこそこステップが切ってあり、雪も締まっているので、しっかり歯を食わせれば大丈夫。 ※昨年4月はステップ無しの半アイス状態で恐怖でした…その時期には行きたくない… 【西穂独標 ─ 西穂高岳】 ・雪はものすごく良く締まっているので、歯は食うがステップは切れない。 ・完全な岩場もあるので要注意。 ・西穂高岳直下はステップ無しの長い急斜面。滑落注意。 今後、凍りがちになってきたら超キケンだと思います。σ(^_^; ■西穂山荘■ 1泊2食9300円 (冬季料金) ■中崎山荘・奥飛騨の湯■ 800円 (西穂山荘で100円割引券もらえます。) ※露天風呂:湯に“浸かりながら”笠ヶ岳を望めます! |
写真
感想
・もともとの予定は、「初日に登頂し小屋泊、翌日お寝坊してのんびり帰る」でしたが、行きのクルマで眠くなり、
やっぱり「初日小屋まで、翌日アタック」にすっか!ってことで途中のコンビニで仮眠すること3時間、
昼頃…奥飛騨に到着、mamebyさんに教わった「奈賀勢」にて“飛騨牛テッチャン鍋うどん入り”を美味しくいただく。
・空は曇天…ロープウェイで上がるとガスの中…小雪サァサァ…やっぱりゆっくり来て正解だったね♪
・西穂山荘に到着♪この日の宿泊者は自分たち2人、単独男性1人、ガイド付オジチャンオバチャンの計5名。
2階の寝室はそれぞれ貸切状態♪南の窓からは乗鞍岳、東の窓からは霞沢岳と八ヶ岳が望めます☆
・夕食前にガスが晴れ、夕景を堪能すべく高いところまで上がって行くと、まさに海のような雲海!!
水平線ならぬ雲平線、その中に白山という名の大陸が構えています。
ピンク色に染まる西穂、霞沢岳、乗鞍…雲に浸かる笠ヶ岳…
さらに、見下ろす西穂山荘の向こう側にはゆっくり流れる滝雲…
この果てなく広い雲海の波に、山荘が呑まれてしまうのではないかと思うくらいの圧倒的なスケール感…
自然の雄大さを感じずにはいられません、、、 (・_・、)
・翌朝は期待通りのド快晴!!
朝食を取りながら御来光を迎え、皆に遅れていざ出発!!
・スタート時から見える乗鞍岳、霞沢岳、笠ヶ岳、白山、そして遠くには朝日を空へほうった八ヶ岳連峰!!
歩き出しものの3分程で今回の目的地“西穂高岳”をロックオン!!
風も弱く、気温もそれほど低くない、快晴下の千石尾根… たまりません… (^0^)
高度が上がると中央アルプス、そして南アルプス全域、さらに富士山も姿を現します☆
・あっという間に独標…
昨年4月、半アイス状態でとても怖い思いをした独標直下の急斜面…
アイゼンもピッケルも歯の食いが浅く、ステップのない、たかだか5m程の斜面を10分くらい掛けて登りましたが、
今回は良く締まった雪でステップもしっかりあったので、余裕の10秒クリアでした♪
・今となっては一緒に山に行く仲になったmamebyさんと出逢ったのも昨年のこの独標…懐かしいッス(_ _)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-179749.html
・もともと独標の具合でその先へ進むか判断しようと思っていたので、当然アタック!!
・岩場の下りを慎重に攻略しながらピラミッドピークに到着♪
・長野県側は雪庇、岐阜県側は滑落すれば何百mも止まらなそうな急斜面の、ヤセたリッジを越えたり、
滑り落ちそうな急傾斜の雪面をトラバースしながら最後の難関、西穂直下の登りに…
・ちょうど西穂高岳直下の急登に差し掛かる頃、小屋で一緒だった単独男性が後ろ向きで慎重に降りてきている…
下で待ってからいよいよ取り付く…
独標直下の雪面が3,4倍に長くなったといったところ…うっすらステップがあるようなないような…
非常に締まった雪なので、アイゼンの歯は食わないことはないが、ステップは切れない…
しかし、昨年の独標直下に比べれば全然ラクでした。
ただもしここが、その時のように半アイス状態だったら、とてもじゃないけど行けなかったな…
この長さを…あのアイス具合だったら…もう考えるだけで滑落しそう!
・西穂高岳2909m、冬季登頂達成!!!!
貸し切りの頂上! 快晴の蒼い空! 360°文句なしの大展望! たまりません!
・奥穂、前穂、そして槍! 笠ヶ岳から裏銀座へと続く白い稜線! 白山! 焼岳、乗鞍にかぶって御嶽山!
霞沢岳、中央アルプス、南アルプス全域、そして富士山、八ヶ岳連峰!
・先月登った乗鞍岳、あの時は富士山だけが見えなかったが、甲斐駒ヶ岳にちょうど隠れてしまったのかも…
・天気、風、気温、雪質、すべての条件が揃い、登頂することが出来ました!!
・レコ作成にあたって、、、
睡魔と激闘の末、完敗しながらの覚束ない内容になってしまいました…
ヒマをみて手直ししていきたいと思います… (_ _)
レコ読ませて貰いました、同じような日程山の条件での登頂でしたね!
私の時は初日昼までガス、二日目が強風快晴でした!
滝雲すばらしいです!見てみたかった。
見えた景色は本当に絶景!こんなの見たら山をやめられません!
写真のセンスも素晴らしい!これからの参考にさせていただきます!
コメントありがとうございます (^_^)ゞ
遠くからの遠征お疲れ様でした!
お互い、最高の景色を堪能できて本当に良かったですね!
「これじゃ山やめられない!」今回ホントに思いました!
写真のセンスがいいだなんて、とんでもございません!!
ほとんどプログラムオートでございます!(_ _)
もっと機能を駆使して使いこなせるように頑張りたいと思っております!
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