大白森 (鶴の湯温泉〜大白森山荘)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 850m
- 下り
- 830m
コースタイム
10時55分 登山開始
11時48分 金取坂を登りきって小休止
12時22分 乳頭鶴の湯分岐+小休止(装備変更)
13時00分 小白森頂上
13時44分 大白森頂上
14時15分 大白森山荘到着(1泊)
11月23日
9時10分 大白森山荘出発
9時45分 大白森頂上
10時21分 小白森頂上
10時39分 乳頭鶴の湯分岐
11時40分 鶴の湯温泉に下山
過去天気図(気象庁) | 2006年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今回は職場の山仲間と山岳クラブの仲間での合同山行です。
当初は、馬返しからの岩手山を計画したのですが、山が久しぶりという仲間が2人もいたため、手ごろな大白森に変更しました。
朝9時に待ち合わせをし、乳頭温泉の鶴の湯温泉を目指します。
仙岩トンネル入口付近では、除雪して寄せた雪が少しばかり残っているくらいで、ちょっと拍子抜けしました。
やっと田沢湖アッスルスキー場付近まで来ると道路脇の笹に雪がかぶっていたりしますが、それでも雪が少ないほうです。
鶴の湯温泉に車を止め、準備をすませ、出発したのは10時55分でした。
神社の脇を抜け、登山道に入ります。
ふと鶴の湯温泉の裏手の山を見上げると、山腹の工事が行われていました。
今年3月におきた雪崩事故の関係の工事と思われます。
林道を横断して、尾根に取り付き、道なりに進みます。
金取坂の水場は水が涸れることなく流れていました。
急登を登りきったところで、小休止を取りました。
ここまでは暖かい気候に騙されるように、汗をかいてしまいましたが、小休止中にあきらかに気温が下がりました。
そのままの装備で進みましたが、風も出てきたことから、大白森と田代平に分かれる分岐で小休止をとり、手袋を交換しました。
大白森方面に進み、まずは小白森を目指します。
登山道には雪がくるぶしくらいまで積もっています。
分岐までは人の踏み跡らしきものがありましたが、ここには踏み跡がありません。
ふとみると、真新しいクマの足跡らしき踏み跡を発見!
クマも小白森方面に登山道を登って行ったようです。
ここからみんなで声を出しながら歩くことになりました。
小白森の木道は雪がかぶっており、踏み外さないように慎重に歩きます。
風も冷たいので、そのまま大白森を目指します。
大白森の登りは、雪解け(?)の水が行く筋もの沢になって流れており、その沢を避けるように登ります。
大白森の頂上湿原は、風は強いせいか雪が飛ばされているようで、草が枯れた色でした。
展望はなかったため、一気に大白森山荘を目指すことにしました。
歩き始めたところで、正面に曲崎山、東に三ツ石山が一瞬顔を出しましたが、すぐに隠れてしまいました。
湿原の木道が終わると後は林の中を降りていきます。
やはり雪のせいで歩くペースが上がらず、小屋までとても長く感じました。
屋根を見つけホッとしたとこで、早速小屋に入り休憩です。
熱い飲み物を飲んで体が温まったところで、今夜の薪集めです。
幸い水場は涸れることなく、十分の水が流れていました。
あとはストーブを囲んで、夜の楽しみです。
と、最初はなんとか燃えていたストーブが、次第に火力が弱まり、最後には煙を上げて消えてしまいました。
煙突を触ると冷たいので、空気が抜けていないようです。
じゃあ、焚き火感覚でふたを開けて火を燃していたのですが、やっぱり時々煙くてどうしようもありません。
煙突掃除しかないとストーブの立ち上がりの煙突を外したところ、大量のすすが詰まっていました。
すすをどかして再度ストーブにつなげたところ、再び火力を取り戻しました。
またそこから長い夜が始まりました。
なんと翌朝の起床が7時30分になりました。
今日は鶴の湯に戻るだけなので、大白森・小白森を登り返せば下りだけです。
ゆっくりと朝食を取り、小屋の掃除をして、うちらが来た時には開いていた雨戸を閉めて、小屋を出発しました。
次第に雲は上がってきましたが、最後まで秋田駒の頂上は見ることができませんでした。
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