羊蹄山(京極)
- GPS
- 07:08
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,698m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
京極は例年通り |
コース状況/ 危険箇所等 |
5合目くらいまでは夏道トレースときどき藪。それ以降は激しい藪。 1650くらいまで藪が続き、視界が空けるのは1700。 オープンバーンは外輪〜1600の沢筋のみ。 このままの降雪ペースなら、年内は一般的な1300辺りからの滑走は無理かもしれない。 650まで滝ノ沢を落としたが滝が2箇所あり、ご注意を。(気付かずに発射すると危険) |
写真
感想
待ちに待ったスキーの季節がやっと来た
まだ雪が少なく登りも下りも藪ヤブで、枝にビンタされてかなりイラついたりする時間も…
でも天気に恵まれ、冬山らしい綺麗な景色に絶叫しながら、楽しく頼もしい仲間と広い斜面を滑るのは最高に幸せな時間でしたー!
今シーズンも宜しくです!
まだ薮いのは分かっている。でも12月だ、もう行くしかないだろう!久しぶりの3人で今シーズンの初陣で羊蹄へ。
駐車地点に着くと僕達より先に出発している人がいた。準備してスタートするがザックも板も重い。基本的には夏道に沿って進む。先行者はスノーシューで気付くと3合目くらいで下にヘッデンが見えたので途中で抜いていたようだ。トレースありがとうございました。
5合目くらいから夏道が不明瞭になり薮を縫って登る。1000辺りからは猛烈な薮が行く手を塞ぎ、特に1200〜1400はそれはもう酷いもんだった。
1400で太陽が昇り皆歓声を上げて喜んだ。沢筋に入ると薮から解放されるが、とても重い雪できついラッセルを強いられる。
もう薮は薄いだろうと尾根を乗越すと、遥か上まで絶望的な薮に覆われていた。12月でこの状況は僕達にとっての緊急事態宣言だが怒りを原動力に登り続け、1700でやっと視界が開けて真っ白な世界が広がりボッコに到着。
留産の沢が手招きしているのでYes タマランチ!! 薮が出てくる1550で終了し、3人で貸し切り斜面を楽しんだ。薮と戦い続けた者へのご褒美は大変美味しゅうございました。
登り返すがタカのシールトラブルのため終了しトラバースしてトレースに合流。
ビンタされながらあの激薮を滑る気には到底なれないので、限界まで滝の沢を落として、下部はシールを貼って水平移動で帰還する作戦にした。
気温が上がり重たくなった雪でのV字の谷滑走は中々の修行で、滝の攻略もスリリングだったが、激薮を滑って帰るよりは遥かに楽だったろう。この提案をしたタカ先生はさすがです。
メローな沢底を滑っていくとデブリの塊があるので避けていたが、たまに近づくとガリっと音が…デブリではなく岩でした(泣) 650で作業道に合流しシールを貼ってペタペタ歩いて無事に戻ってきた。今年も思い出に残る初陣となりました。
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