また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2791213
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 槍平冬季小屋泊 全天球パノラマ、飛騨沢は成功、山頂からは失敗!

2020年12月06日(日) 〜 2020年12月07日(月)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
18:51
距離
32.0km
登り
2,364m
下り
2,375m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:03
休憩
0:39
合計
5:42
10:44
10:47
3
11:06
11:06
18
11:24
11:24
42
12:06
12:22
58
13:20
13:21
105
15:06
15:11
3
15:14
15:17
60
16:17
2日目
山行
10:44
休憩
2:14
合計
12:58
5:04
137
7:21
7:41
125
9:46
9:48
16
10:04
10:17
21
10:38
10:53
21
11:14
11:27
7
11:34
11:34
37
12:11
12:20
59
13:19
14:02
42
14:44
14:48
2
14:50
15:00
80
16:20
16:20
37
16:57
17:00
30
17:30
17:30
16
17:46
17:46
4
17:50
17:52
10
新穂高登山指導センターからミスで5分ほど左俣に進んでしまいました。
天候 6日快晴 風弱い 夜、冬季小屋内−3.1度(屋外は計測せず、たぶん−5度位)
7日快晴 稜線、午前10時頃−4〜−6度、西寄りの風6〜10m/s
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
★登山届けと下山届は新穂高登山センターにあり。
★槍平小屋(1985m)で平均15センチ。
★槍平の水場はトイレの先20mです。トイレは利用可でした。
★千丈乗越し分岐(2550m)で30センチ弱。飛騨沢中間部がもっとも積雪が多く40〜60センチ以上。コンターライン2900付近から上は雪は風で飛ばされ少ない。飛騨沢はクラスト無し、凍結箇所無し。
*千丈乗越分岐(2550m)から槍ヶ岳山荘(3080m)まで登り2時間25分、下りは45分だった。
★飛騨沢、2650m位から前日のトレース(5〜6人)は風でリセットされていた。2900m付近まで、ふくらはぎから膝上まで潜りました。
★稜線もクラストしていない。
★槍の穂先。3箇所ほど傾斜の緩い箇所に凍結あり。3m程度だが、つぼ足では絶対ムリ。滑れば終わります。アイゼンだろうがチェーンスパイクだろうがメンテしてない爪(先が丸まった爪)だと刺さらないです。丸まった爪だと、氷に乗っただけで、体重移動すればツツーと滑ると思います。この箇所鎖は殆ど埋まってます。画像有り。
1箇所だけ凍結斜面をさけて、岩場から迂回しました。


★★★雪山は刻一刻と状況が変わります。行かれる方はこの情報を鵜呑みにしないで、事前調査をしてください。ロープウェイの西穂高口(2150m位)の積雪はある程度参考になります。登山前日に聞いたら、西穂高口周辺で15〜20センチとのことでした。槍平とほぼ同じでした。
新穂高ロープウェイ 通年営業
https://shinhotaka-ropeway.jp/




その他周辺情報 無料駐車場はこの時期、ガラガラです。下山時は3〜5台でした。
深山荘、日帰入浴は露天風呂のみ、石けんは使えません。更衣室も露天です。更衣中寒いです。500円でした。
予約できる山小屋
槍平小屋
DMDパノラマアプリで作成。槍ヶ岳山荘前からのパノラマ。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。
9
DMDパノラマアプリで作成。槍ヶ岳山荘前からのパノラマ。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。
DMDパノラマアプリで作成。100度位。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。飛騨沢下部の景色。
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DMDパノラマアプリで作成。100度位。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。飛騨沢下部の景色。
DMDパノラマアプリで作成。180度位。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。
山頂からの景色。
9
DMDパノラマアプリで作成。180度位。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。
山頂からの景色。
DMDパノラマアプリで作成。180度位。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。
山頂からの景色。
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DMDパノラマアプリで作成。180度位。ヤマレコのビューア(360度パノラマ)では見られません。「元サイズ」からオリジナル画像で見て下さい。
山頂からの景色。
ヤマテン天気予報。
3
ヤマテン天気予報。
天ナビ天気予報。ここまで風は強まらないと思った。
3
天ナビ天気予報。ここまで風は強まらないと思った。
林道が長く雪も少ないので今回PF302を選ぶ。稜線でマイナス10度以下なら冬靴を選んだ。
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林道が長く雪も少ないので今回PF302を選ぶ。稜線でマイナス10度以下なら冬靴を選んだ。
PF302用にベルト式のアイゼンを急遽研いだ(3回目位)。下が研ぐ前。剥がれかかってるのはペンキ(防さび剤)のあと。冬靴ならセミワンタッチのグリベル12爪と使い分けてる。
8
PF302用にベルト式のアイゼンを急遽研いだ(3回目位)。下が研ぐ前。剥がれかかってるのはペンキ(防さび剤)のあと。冬靴ならセミワンタッチのグリベル12爪と使い分けてる。
松本に入ると、白銀の鹿島槍が見えた。これからソロで北アに入ると思い身震いした。
2020年12月06日 07:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/6 7:36
松本に入ると、白銀の鹿島槍が見えた。これからソロで北アに入ると思い身震いした。
6日は槍平小屋までなので、フル装備。食料は3日分。
2020年12月06日 09:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/6 9:36
6日は槍平小屋までなので、フル装備。食料は3日分。
新穂高登山センター。ここで登山届けをだした。下山してきて下山届をたした。もっとも登山届けはコンパスで提出済み。
2020年12月06日 10:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/6 10:43
新穂高登山センター。ここで登山届けをだした。下山してきて下山届をたした。もっとも登山届けはコンパスで提出済み。
なんだ、近道は通行止か(下山時に、この上に近道入り口があるのに気がついた)。
2020年12月06日 11:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/6 11:35
なんだ、近道は通行止か(下山時に、この上に近道入り口があるのに気がついた)。
穂高平小屋。
2020年12月06日 12:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/6 12:07
穂高平小屋。
白出沢出合、ここまで林道。
2020年12月06日 13:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/6 13:23
白出沢出合、ここまで林道。
槍ピストンの2人P(槍平テント泊)。飛騨沢の積雪と雪質を聞いた。だいたい分った。ワカンはいらないと思った。情報有り難うございます。
2020年12月06日 14:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/6 14:50
槍ピストンの2人P(槍平テント泊)。飛騨沢の積雪と雪質を聞いた。だいたい分った。ワカンはいらないと思った。情報有り難うございます。
滝谷避難小屋、ここに泊まる勇気は無い!
2020年12月06日 15:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/6 15:13
滝谷避難小屋、ここに泊まる勇気は無い!
滝谷の橋。雪が踏み固められている。チェーンスパイクだそうと思ったが、やめて、へっぴり腰で慎重に渡ることにした。滑らないように靴を横に置いたら、つま先とかかとが橋からはみ出た。
2020年12月06日 15:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/6 15:14
滝谷の橋。雪が踏み固められている。チェーンスパイクだそうと思ったが、やめて、へっぴり腰で慎重に渡ることにした。滑らないように靴を横に置いたら、つま先とかかとが橋からはみ出た。
滝台ドーム。
2020年12月06日 15:15撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/6 15:15
滝台ドーム。
道の積雪具合。10センチ位。
2020年12月06日 15:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/6 15:54
道の積雪具合。10センチ位。
槍平小屋が見えてきた。
2020年12月06日 16:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/6 16:13
槍平小屋が見えてきた。
槍平冬季小屋。誰もいなかったのでテントを止めて冬季小屋にした。積雪は15センチ位。
2020年12月06日 16:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/6 16:17
槍平冬季小屋。誰もいなかったのでテントを止めて冬季小屋にした。積雪は15センチ位。
ここはテン場。
2020年12月06日 16:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/6 16:21
ここはテン場。
水場。トイレ脇10m先。
2020年12月06日 16:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/6 16:36
水場。トイレ脇10m先。
チーズとハムを炒めた、美味かった!
2020年12月06日 17:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/6 17:02
チーズとハムを炒めた、美味かった!
おかずはカルビ焼き肉。写真にはないがオニオンスープもメニュー。
2020年12月06日 17:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/6 17:06
おかずはカルビ焼き肉。写真にはないがオニオンスープもメニュー。
チャーハン、真ん中の黒は黒ニンニク。奥はザーサイ。
2020年12月06日 17:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
12/6 17:12
チャーハン、真ん中の黒は黒ニンニク。奥はザーサイ。
7日朝ご飯。ペペロンチーノを止めて焼きそばとハムにした。
2020年12月07日 04:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/7 4:14
7日朝ご飯。ペペロンチーノを止めて焼きそばとハムにした。
冬季小屋内。出発は5時と決めた。ここに見えるのはデポ。ストックも1本だけにした。結局ストックはあまり使用せず。俺の場合ストックは通常、BCと雪が多くワカンやスノーシューの時だけWで使用。
2020年12月07日 04:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/7 4:57
冬季小屋内。出発は5時と決めた。ここに見えるのはデポ。ストックも1本だけにした。結局ストックはあまり使用せず。俺の場合ストックは通常、BCと雪が多くワカンやスノーシューの時だけWで使用。
トレースがあるので、暗くても安心だ。
2020年12月07日 05:32撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 5:32
トレースがあるので、暗くても安心だ。
乗鞍アップ
2020年12月07日 06:31撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/7 6:31
乗鞍アップ
中央が奥丸山
2020年12月07日 06:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 6:33
中央が奥丸山
笠、モルゲン
2020年12月07日 06:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 6:53
笠、モルゲン
手前は抜戸岳か、ここから見るとデカい。
2020年12月07日 06:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/7 6:53
手前は抜戸岳か、ここから見るとデカい。
風は弱い
2020年12月07日 07:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/7 7:03
風は弱い
千丈乗越分岐。ココまではトレースあり。積雪は20〜30センチ。
2020年12月07日 07:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
12/7 7:20
千丈乗越分岐。ココまではトレースあり。積雪は20〜30センチ。
槍ヶ岳山荘は稜線中央。
2020年12月07日 07:20撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 7:20
槍ヶ岳山荘は稜線中央。
この辺りから、昨日のトレースは風でリセットされていた。トレース痕の上を歩いてもふくらはぎまで潜る。時折膝上まで潜り大いに疲れる。
2020年12月07日 07:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 7:40
この辺りから、昨日のトレースは風でリセットされていた。トレース痕の上を歩いてもふくらはぎまで潜る。時折膝上まで潜り大いに疲れる。
ルートは右の飛騨乗越だ。この後やや左にルートがそれて、そのまま直上すると小屋にでてしまう。左下に目印有り。
2020年12月07日 07:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/7 7:46
ルートは右の飛騨乗越だ。この後やや左にルートがそれて、そのまま直上すると小屋にでてしまう。左下に目印有り。
ルートが違うと思い、GPSで確認。夏道のある右に舵を切る(だいぶ左にそれてました。ログを見ると分る)。振り返って撮影してます。
2020年12月07日 08:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 8:03
ルートが違うと思い、GPSで確認。夏道のある右に舵を切る(だいぶ左にそれてました。ログを見ると分る)。振り返って撮影してます。
旗竿が右にいくつか見える。つまりここを下るときは真っ直ぐ下るなということだ。
2020年12月07日 08:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 8:23
旗竿が右にいくつか見える。つまりここを下るときは真っ直ぐ下るなということだ。
旗に沿ってジグザグに登る。
2020年12月07日 09:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 9:02
旗に沿ってジグザグに登る。
ここまで来ると、稜線の風の音がゴー−ゴーと聞こえ、斜面は緩くなり、風で雪が飛ばされていた。雪面は比較的柔らかく、アイゼンに履き替えずにこのままチェーンスパイクで行けるとこまで行くことにした。
2020年12月07日 09:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 9:37
ここまで来ると、稜線の風の音がゴー−ゴーと聞こえ、斜面は緩くなり、風で雪が飛ばされていた。雪面は比較的柔らかく、アイゼンに履き替えずにこのままチェーンスパイクで行けるとこまで行くことにした。
飛騨乗越
2020年12月07日 09:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
12/7 9:46
飛騨乗越
槍沢、殺傷ヒュッテが見える。
2020年12月07日 09:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/7 9:46
槍沢、殺傷ヒュッテが見える。
槍だ!雪は殆ど着いてない、しかし油断は禁物だ。一部氷化した箇所があるかも知れない。
2020年12月07日 09:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
10
12/7 9:46
槍だ!雪は殆ど着いてない、しかし油断は禁物だ。一部氷化した箇所があるかも知れない。
風速計をザックから取り出し計測してみた。体感どおり10m弱だった。30秒ほどの計測値は6〜10m。風速計は正確に風上に向けないと少ない数値になる。7.6m、−4.2度と表示。正確な温度は1分以上かかるのかも、ザック外付けの温度計ではマイナス6度。
2020年12月07日 09:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/7 9:49
風速計をザックから取り出し計測してみた。体感どおり10m弱だった。30秒ほどの計測値は6〜10m。風速計は正確に風上に向けないと少ない数値になる。7.6m、−4.2度と表示。正確な温度は1分以上かかるのかも、ザック外付けの温度計ではマイナス6度。
正面は常念岳。
2020年12月07日 10:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9
12/7 10:08
正面は常念岳。
槍ヶ岳山荘に着いた。ここは風もなく暖かい。
2020年12月07日 10:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12
12/7 10:08
槍ヶ岳山荘に着いた。ここは風もなく暖かい。
2020年12月07日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:10
大食岳
2020年12月07日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
12/7 10:10
大食岳
常念岳の手前右は赤沢山か?あの長い山頂部と鞍部は歩いたので、たぶん間違いない。
2020年12月07日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/7 10:10
常念岳の手前右は赤沢山か?あの長い山頂部と鞍部は歩いたので、たぶん間違いない。
左端に富士山が見える。
2020年12月07日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:10
左端に富士山が見える。
2020年12月07日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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2020年12月07日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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富士山
2020年12月07日 10:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:10
富士山
防腐剤を毎年塗ってるであろうテーブルとつぶれたメロンパン。
2020年12月07日 10:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
8
12/7 10:12
防腐剤を毎年塗ってるであろうテーブルとつぶれたメロンパン。
槍の穂先に行く。雪は殆ど無い。
2020年12月07日 10:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
12/7 10:25
槍の穂先に行く。雪は殆ど無い。
しかし、傾斜の緩い所は吹きだまりが氷化していた。爪が丸まっていたら滑って登れない所だ。ハシゴ右下の鎖は氷りに埋もれ掘り起こせない。3箇所ほど氷化した雪面があった。1箇所は氷の斜面を迂回して岩を上り下りした。
2020年12月07日 10:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
12/7 10:33
しかし、傾斜の緩い所は吹きだまりが氷化していた。爪が丸まっていたら滑って登れない所だ。ハシゴ右下の鎖は氷りに埋もれ掘り起こせない。3箇所ほど氷化した雪面があった。1箇所は氷の斜面を迂回して岩を上り下りした。
山頂に着いた。感慨無量だった。槍は5月に3回(槍沢2回、穂高まで縦走と北鎌尾根1回)、10月末(槍沢)に1回登ってる。
中央やや左が野口五郎と奥に立山、中央が針ノ木、白馬、鹿島槍ヶ岳。
2020年12月07日 10:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
24
12/7 10:39
山頂に着いた。感慨無量だった。槍は5月に3回(槍沢2回、穂高まで縦走と北鎌尾根1回)、10月末(槍沢)に1回登ってる。
中央やや左が野口五郎と奥に立山、中央が針ノ木、白馬、鹿島槍ヶ岳。
12月26日追加の画像。山座同定展望図、槍ヶ岳展望図。前の画像と同じ方角です。
https://t-karino.sakura.ne.jp/3D/100/yarigatake3180.html
12月26日追加の画像。山座同定展望図、槍ヶ岳展望図。前の画像と同じ方角です。
https://t-karino.sakura.ne.jp/3D/100/yarigatake3180.html
左から黒部五郎、薬師、水晶岳です。
2020年12月07日 10:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
12
12/7 10:39
左から黒部五郎、薬師、水晶岳です。
12月26日追加の画像。山座同定展望図、槍ヶ岳展望図。前の画像と同じ方角です。
https://t-karino.sakura.ne.jp/3D/100/yarigatake3180.html
12月26日追加の画像。山座同定展望図、槍ヶ岳展望図。前の画像と同じ方角です。
https://t-karino.sakura.ne.jp/3D/100/yarigatake3180.html
左は笠ヶ岳
2020年12月07日 10:39撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:39
左は笠ヶ岳
左は穂高、中央は乗鞍、その後ろは御嶽。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
12/7 10:40
左は穂高、中央は乗鞍、その後ろは御嶽。
ここからの奥穂方面の景色が好きだ。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:40
ここからの奥穂方面の景色が好きだ。
大天井、常念、手前は西岳。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:40
大天井、常念、手前は西岳。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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さすが立山や北ア北部は雪が多い。針ノ木、白馬、鹿島槍アップ。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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さすが立山や北ア北部は雪が多い。針ノ木、白馬、鹿島槍アップ。
水晶、赤牛、手前が野淵五郎岳。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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水晶、赤牛、手前が野淵五郎岳。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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抜戸岳の後方は白山。
2020年12月07日 10:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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抜戸岳の後方は白山。
北尾根はあのギザギザが見事だ。
2020年12月07日 10:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:41
北尾根はあのギザギザが見事だ。
乗鞍の奥は御嶽か?
2020年12月07日 10:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:41
乗鞍の奥は御嶽か?
左に富士山、右は甲斐駒、北岳。
2020年12月07日 10:41撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 10:41
左に富士山、右は甲斐駒、北岳。
自撮りも撮ったし、下山だ。できれば今日中に新穂高温泉まで下りたい。最近購入した自撮り棒は重いので持参せず。手を伸ばして撮る。
2020年12月07日 10:50撮影 by  SH-RM12, SHARP
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12/7 10:50
自撮りも撮ったし、下山だ。できれば今日中に新穂高温泉まで下りたい。最近購入した自撮り棒は重いので持参せず。手を伸ばして撮る。
槍ヶ岳山荘冬季小屋、中は未確認。
2020年12月07日 11:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 11:18
槍ヶ岳山荘冬季小屋、中は未確認。
最初は自分のトレース沿いに下る。
2020年12月07日 11:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 11:45
最初は自分のトレース沿いに下る。
下の方に自分のトレースが見えたので、ココはダイレクトに下る、その方が楽で速い。
2020年12月07日 11:47撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 11:47
下の方に自分のトレースが見えたので、ココはダイレクトに下る、その方が楽で速い。
下のトレースまで下り振り返る。
2020年12月07日 11:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 11:51
下のトレースまで下り振り返る。
千丈乗越分岐。ここから槍ヶ岳山荘まで登り2時間25分、下りは45分だった。
2020年12月07日 12:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 12:11
千丈乗越分岐。ここから槍ヶ岳山荘まで登り2時間25分、下りは45分だった。
おお、なんて綺麗な雲だ。人は何故、自然現象を見て綺麗だと思い感動するのだろう?
2020年12月07日 12:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 12:29
おお、なんて綺麗な雲だ。人は何故、自然現象を見て綺麗だと思い感動するのだろう?
予定より1時間ほど早く冬季小屋に戻り、掃除して、戸締まりの確認。内側のベニヤも閉ってるのを確認後、鉄扉を閉めた。
2020年12月07日 13:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 13:44
予定より1時間ほど早く冬季小屋に戻り、掃除して、戸締まりの確認。内側のベニヤも閉ってるのを確認後、鉄扉を閉めた。
槍平からの道、陽の当たる箇所の雪は解け滑りやすくなっていた。食糧と水で2〜3キロは軽くなったとは言え荷が重く、腰で加重を分散せてはいるがやはり肩が痛い。
2020年12月07日 15:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 15:38
槍平からの道、陽の当たる箇所の雪は解け滑りやすくなっていた。食糧と水で2〜3キロは軽くなったとは言え荷が重く、腰で加重を分散せてはいるがやはり肩が痛い。
気がつくと稜線は雲の中。
2020年12月07日 16:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 16:40
気がつくと稜線は雲の中。
なんだ近道入り口はここにもあったのか、通行止めかと思った。
2020年12月07日 17:21撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 17:21
なんだ近道入り口はここにもあったのか、通行止めかと思った。
着きました。時間も遅いし、すぐ側の深山荘で温泉に入ることにした。
2020年12月07日 18:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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12/7 18:03
着きました。時間も遅いし、すぐ側の深山荘で温泉に入ることにした。
グーグルストリートビューのキャプ画。一番上の「処理しています....」が槍ヶ岳山頂からの360度全天球パノラマ。その下が飛騨沢の感想欄に埋めこんだ全天球パノラマ。
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グーグルストリートビューのキャプ画。一番上の「処理しています....」が槍ヶ岳山頂からの360度全天球パノラマ。その下が飛騨沢の感想欄に埋めこんだ全天球パノラマ。
12月26日追加の画像。山座同定展望図、槍ヶ岳展望図。スマホのQRコードリーダーで読み込めば、360度パノラマ画像をスマホを向けた方向に動きます。

https://t-karino.sakura.ne.jp/3D/SelectByMapG.html
鴈野 敏生様、有り難うございます。
12月26日追加の画像。山座同定展望図、槍ヶ岳展望図。スマホのQRコードリーダーで読み込めば、360度パノラマ画像をスマホを向けた方向に動きます。

https://t-karino.sakura.ne.jp/3D/SelectByMapG.html
鴈野 敏生様、有り難うございます。
撮影機器:

感想

当初、西駒山荘冬季小屋泊の将棊頭山・茶臼山だった。登山前日の千畳敷の積雪は5センチだった、雪が少なすぎる。槍ヶ岳は西穂高口で30センチ以下ならトレースがなくても2泊なら行けると思った。新穂高ロープウェイに聞いたら西穂高口(2150m)は15〜20センチと分った。槍ヶ岳に行くことにした。

林道歩きが多い、想定される気温がマイナス5〜10度程度、晴れがほぼ確定、風は稜線手間からと暴露時間が比較的短い、天ナビの数値予想(22m)ほど吹かない。以上からスリーシーズントレッキングブーツ(PF302)を選んだ。これだとセミワンタッチのアイゼンが使えないので、出発前にベルト式12爪アイゼンをグラインダーで研いだ。モンベルのチェーンスパイクの爪も研いだ。氷化した雪面では爪が丸まってたら、例え12爪アイゼンでも刺さらずに乗るだけで滑るからだ。

7日は槍平小屋出発から槍平小屋に帰着するまで、チェーンスパイクだった。飛騨沢上部で12爪アイゼンに変える予定だった。しかしクラストしてなかった。チェーンスパイクで行けると判断した。

風は弱く風速計で30秒ほど計測したが北西風6〜10mの間だった。上空の寒気がないので気温はマイナス4〜6度と暖かった。槍ヶ岳山荘前は無風でポカポカだった。

さすがに、最後のハシゴを登り山頂に立った時は感無量だった。久々に山頂で達成感を存分に味わった!

ただ、山頂で360度全天球パノラマがうまく撮れてないことが下山後に分かり、それが残念だった。だけどそんなことは枝葉にすぎない。快晴の元、12月の槍の山頂に立てただけで満足だった。「百聞は一見に如かず」ということわざ通り、こんな感想文など読むより、レコ画像を「元画像」でじっくり見ていただきたい。特に最後のパノラマ画像は圧巻で、あたかもその場にいる感覚になります。


出会い:6日、7〜8人とスライド。3人は奥丸山、他は槍ヶ岳。2人Pとソロはワンデイで残りの2人Pは槍平テント泊、ワンディは午前2時から4時位に新穂高を出発してます。7日は終日誰にも会いませんでした。
備忘録:新スマホ、1日目バッテリーの残88%、2日目下山後で残60%。上手く使えば3日間くらい充電ナシで使えそうです。穂高平から先は機内モード。ただし、槍ヶ岳山荘前で機内モードを一時解除した。AU電波の為、圏外だった。

12月度信州遠征
6〜7日:槍ヶ岳 槍平冬季小屋泊。当レコ
8日:筑北の四阿屋山(1387m)、山頂はガスガスだった。霧氷が見られたので良しとするか。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2791807.html
9日:午前は鍬ノ峰(北アの展望台)。午後は京ヶ倉、山頂夕方着にして展望を得る。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2791894.html

12月7日の飛騨沢・千丈沢乗越分岐・全天球パノラマ(グーグルのビューでは2700mとなってますが、地形図では2550mです。)、グーグルのアドレスでこちらの方が臨場感あります。スマホのストリートビューという無料アプリで撮影しました。
https://goo.gl/maps/RugQeyT5N9A7SQWp9
ーーーーーーーーーーー
備忘録:スマートフォンでストリートビューの画像を撮影して公開する
https://support.google.com/maps/answer/9720116?hl=ja&ref_topic=6275604
ーーーーーーーーーーー
下は全天球パノラマをレコに埋め込んだものです。

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