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蝶ケ岳〜常念岳(三股ルート) (無雪期ピークハント/縦走 / 槍・穂高・乗鞍)
日程:
   2008年08月02日 〜 2008年08月03日
メンバー:
   tamtam
天候:
   晴れ時々曇り
編集 [日程] [感想] [写真] [ファイル] [ルート] / 削除
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この記録の訪問者数:419

地図:     ルート図 / 2万5000分の1地形図 標高グラフ:
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コースタイム:
   8/2 5:50駐車場-6:05林道終点-6:30水場-7:35まめうち平-10:10〜10:50蝶ケ岳
11:30蝶槍-14:45〜15:00常念岳頂上-15:45常念小屋
8/3 4:25常念小屋-5:40〜7:30常念岳頂上-8:10前常念-11:20林道終点-11:30駐車場
コース状況/その他周辺情報:
   道は三股駐車場まで舗装されており、走りやすいです。
ただし最盛期にはすぐにたくさんになるらしく、
駐車場から溢れた車が路肩や空き地にたくさん駐車されていました。

登山ポストは、駐車場から10分ほど歩いたところにあります。
土曜朝にはおじさんがいましたが、日曜日にはいなかったので、
人が多い時だけでしょう。

下山後の温泉は『ほりで〜ゆ』
蝶ケ岳ヒュッテで割引券がもらえて400円になります。
広く清潔で、気持ちよかったです。
登山用の観光バスも止まるので、時間によっては混雑します。

写真: この山行の写真をスライドショーで見る

駐車場は満車

三股〜蝶ケ岳のルート内で。恐竜?

ニッコウキスゲ

蝶ケ岳ヒュッテから槍

行く先は遠い・・・

振り返って蝶ケ岳からの道のり

夜明け前

朝焼けの槍・穂高

大天井、燕方面。遠くに剣・立山も

遠くに乗鞍・御嶽

富士山・北岳・甲斐駒千丈

常念から見た蝶ケ岳

雲海

前常念・・・辺りから見た常念

常念〜蝶の稜線奥に穂高
  
感想/記録:(by tamtam)
   今回は初単独縦走となります。ちょっとドキドキ。
三股駐車場は最盛期はすぐ満車になると聞いているので、
前日泊にしようかとも思ったけれど、夜に林道は走りたくない。
仮眠もなかなかできないので、当日の早朝着にする。
自宅を午前2時に出発し、駐車場には5時過ぎに着。
既に駐車場は満車状態で、私の次の車で最後だったようです。
日曜日に帰ってきた時には、路肩に停めてある車がたくさんありました。

林道を10分ほど歩くと、登山届の提出場所があります。
今回は車なので、行きと帰りが同じ登山口になる三股コースを取りました。
ただ、常念を先に行くか、蝶が先かを最後まで迷っていました。
常念への登りがものすごく急と聞いていたので、できれば下りでは使いたくない。
縦走するのは蝶から常念がいいかなぁ。
(稜線から常念から北の山々が見えると勝手に思い込んでいたため^^;)
日の出はどっちから見たほうがいいかなぁ。
と、最後まで決められずにいたけれど、
水を十分持ってきていないことに気づき、必然的に水場がある蝶ルートに決定となる。

登山届場所にはおじさんがいて、色々とアドバイスをくれました。
やっぱり常念からの下りはキツイらしく、
『2日目は早起きしてできるだけ早く常念に行かないと、
常念への登りで疲れた足に、下りで更に足が疲れて滑って転ぶから!!!』
だそうです。
今日は蝶も常念も小屋は大混雑だそうで。

不安を抱きつつ出発。
すぐに分岐になり、私は蝶方面へ。
登りもそれほどきつくなく、やっぱり下りはこちらの方が良さそうだ。
しかし私は寝不足なのか体調不良でなかなかペースが上がらない。
途中までは樹林帯で景色もなく、日焼けはしなくてよさそうだけれど、励ましもなし。
途中から山々がチラチラ見えはじめ、ニッコウキスゲが群生していた。
同時に日焼けも気になってしまい、
今回初めて、鼻から下にかぶせる、覆面のような日焼けカバーを装着してみた。
怪しさ満点、すれ違う人の視線が気になってしまう。
でも、カバーの暑さで汗をかくので日焼け止めが落ちてしまい、
結局どっちがよかったのか、よく分からなかった。
一度、『わぁ!びっくりした!!』と叫ばれる。
それは急に人が現れたことに対してなのか、それとも・・・?

蝶へ到着すると、時間も時間なので人影はまばら。
水場の力水は飲みきってしまい、ここで1L150円で水を買う。
調子が悪いので今日はここで休もうかと思ったけれど、
明日のことを考えると、今日のうちに常念へ行ったほうがよさそうだ。
でも今から出発すると着くのは夕方か。ちょっと怖い。

しばらく休んでいると調子が少しだけよくなったような気がしたので、
思い切って出発することにした。
左手に槍と穂高を見ながらの縦走。ルンルンとスキップでもしたくなる。
浮かれていたらすっ転び、膝をすりむく。
蝶槍は、その名のとおり、遠くから見ても槍のようにとがっていた。
ここまでは快調だったが、その後は景色もなくひたすら樹林帯のアップダウン。
それでも日差しがない分疲れはそれほどでもなかった。
このコースで一番つらかったのはハチ。
私はハチが大嫌い。幼少の頃大群に襲われて刺されたことがあるからだ。
樹林帯にはもれなくハチの群れがいて、どうしてもそのハチ達の間を通らないと先に進めない。
もちろんブーンといってくる。怖いっ怖いっ。
そのせいで歩くペースを乱され(怖くない人は乱れないんだろうけど)
かなりのストレスになった。
その後、岩場に差し掛かかると、目の前にどーんと常念。

遠い・・・。

岩場なのでさえぎるものは何もなく日差しが痛い。
進む方向はわかっているけれど、マーキングが途中で消えるので
ルートをちょっと外れてしまったりする。
気づくと岩と岩の狭間があったりしてヒヤヒヤする。
何よりも人が少ないので、心細くなる。
私って常念に行くんだっけ?それさえも怪しいと思ったり。
2,3歩進んでは止まり、空を見上げて、はぁ・・・(T△T)
そんなことを繰り返すうちに午後3時、やっと頂上に到着。
結構な混雑で、私は脇道の岩に座り込んでしばらく動けなかった。
振り返ると今まで通ってきた蝶からの道がくっきりと見えた。
あんなに上り下りしてるんだ・・・予習不足でした。

しばらく写真を撮ったり、親子の登山者と話したりしてすぐ小屋へ。
400mの下りとは聞いていたけど、それほどではないだろうと思っていたら、
これがまた思ったよりすごかった。
少し下って初めて小屋が見える。

遠い・・・。

はるか彼方に小さな小屋が。疲れきった足はもうフラフラだった。
なんとか小屋にたどり着くと、小屋は宿泊客でごった返していた。
宿泊の申し込みを済ませると部屋へ案内される。
今日は1畳に2人のスペースしかないらしい。
どんなものか不安だったけれど、いつもテントでギューギューなので、
広さ的には十分だった。
ただ・・・同室の人のイビキが・・・全く眠れず( ̄▽ ̄;

1日目の夜には疲れきって、明日は絶対に日の出なんか見ないし、
頂上には登らないでそのまま三股へ帰ってやる!と勝手に決意し、目覚ましもかけずに就寝。
ところが、3時半に周りの人がゴソゴソしだすとなぜか私もゴソゴソと起き出し、
気づいたら夜明け前に頂上に向かっていた^_^;
思いっきり周りに流されている。

気温は思ったより寒くなく、ちょうどいい気候だった。
ただものすごい風。
痩せてはいないが体の小さな私は、冗談でなく飛ばされそうだ。
またどどーんとそびえ立つ常念。
昨日は登らないって決めたのに・・・ブツブツ言いながら歩き出す。
当然のようにペースは上がらず、ノソノソと牛歩。
周りの人たちも、一部を除いて牛歩だった。
朝イチからそんな登れないよね。

頂上に着くと、昨日とは比べ物にならないくらいの大混雑。
ただ、360度の大パノラマが広がっていたO(≧∇≦)O
昨日の決意も忘れ、ただ、登ってよかった・・・。
昨日は疲れきっていたからか、霧でも出ていたのか、
ここまでは見えてなかった気がする(覚えていない)。
期待していなかっただけにちょっと感動。
何度もグルグル回ってみる。しかし風が強くてまっすぐ立っていられない。
北には剣・立山・妙高まで。
東には槍・穂高連峰。
南には乗鞍、御嶽。
昨日私が通ってきた稜線をはもちろん、富士山、北岳、甲斐駒千丈も見えた。
私は山座同定はできないので、これらは全て周りの人から教えてもらったものです(・_・;)

今日はひとりなので、きれいな景色を眺めながら、
ぼーーーっとしていたら、2時間が経過していた。
それにしても次から次へと人が登っては降りていく。
結構なお年の方もいらっしゃって、
私は将来、還暦を迎えても山に登っているだろうかと考えたりする。
トイレの心配がなければもっとゆっくりしたかったけれど、下りはコースタイムで5時間。
帰りの運転のこともあるのでそろそろ下ることにする。

名残惜しいけれど下山開始。
『滑って転ぶよ!』と言われた下山道。
確かに、岩岩していて、下りづらい。
蝶から常念への最後の登りと同じような感じなのかな?
昨日と同じで、進む方向は分かっているのだけれど、マーキングを見失う。
なんか変な岩だなぁとえらい苦労して格闘していると、
ちょっと遠くに赤い丸が見えたりする(ノ°▽°)ノ
またか・・・いやになる。

三股から前常念に来ると、突然見える景色に感動するらしいけれど、
(今回は、本当はその景色も見てみたかった)
前常念に着いて後ろを振り返ってみたけれど感動はしなかった。
一度頂上に登ってしまっているので当たり前です。
風は樹林帯に入るまで吹き続け、髪はボサボサになる。
最後にもう一度振り返ってみると、かなりの傾斜だった。
確かに下りにくいコースだけれど、登りも精神的につらそうだ。
樹林帯に入り、急だけれど岩岩よりも下りやすくてペースが少し上がる。
昨日のストレスだったハチはあまり見かけなかった。
場所なのか時間なのか・・・よく分からないけれど。

段々沢の音が近づいてくると、下界も近い。
ほどなく分岐点に到着、下山届を出して(おじさんはいなかった)、
駐車場へはお昼前に到着した。

ほりで〜ゆは、蝶ケ岳の割引券を使って400円。
それなりに広く清潔で、設備もそれなりにあって満足でした。
帰りは渋滞にも巻き込まれず順調に帰ってこれました。
ただ、2日間の寝不足と疲れで、眠気は相当でした。

ひとりって、自分のペースで歩けるし、止まりたいところで止まれたり、
自由なこともたくさんあるけど、不安な事もすごくあるんだなぁと実感。
特に、小屋の混雑振りの割にこのコースは人が少なくて、
ここで落ちたら誰か見つけてくれるんだろうかと不安になった。
色々考えて勉強にもなって、壮大な景色も見られてとても楽しかったです。
また登りたい山が増えてしまいました。


関連する山:※関係ない山が表示される場合もあります。
   常念岳 [2857m] / 槍・穂高・乗鞍
写真募集中 蝶ヶ岳 [2677m] / 槍・穂高・乗鞍

関連する記録:※内容が近いものを自動的に表示しています。
   - 1995年08月04日:蝶ケ岳〜常念岳(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:D - カモの会
- 2008年08月09日:蝶ヶ岳・常念岳(三股コース)(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:C 31 1 - koodoo
- 2008年08月09日:常念岳・大天井岳・燕岳(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:A 64 1 1 - zun
- 2008年06月14日:常念岳(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:D 6 1 1 - fujisan
- 2007年09月01日:常念岳、蝶ヶ岳(槍・穂高・乗鞍) 情報量の目安:B 11 1 - yamatouma




コメント
Shin1
投稿日時: 2008-8-3 23:39  更新日時: 2008-8-3 23:39
 
登録日: 2007-12-8
居住地:
投稿数: 16
 単独縦走でしたか
こんばんは
タフな縦走だったようですね。お疲れ様。

いつも詳しい山行記なんでイメージが膨らみますよ。
転んだ膝は大丈夫ですか?情景を想像してしまいました。マスク面もね

標高高くても蜂がいるんだね。知らなかったな。
それにしても夏山全快で景色綺麗だな〜

宿泊客が多いのも頷けるけど、小屋泊まりは私には無理そうです。

単独縦走もこなして自信がついたのでは?
tamtam
投稿日時: 2008-8-4 21:05  更新日時: 2008-8-4 21:05
 
登録日: 2008-5-20
居住地:
投稿数: 16
 小屋泊は・・・
そうですね〜。私は頂上に着いたらゴロゴロしたいので、
テント泊の方がのんびりできて好きです。

が・・・ひとりだと重いんですよね。
テント・ポールに寝袋・マット・・・。
自炊の材料も含めたら何キロプラスになるんだろう。
かなり体力アップしなくっちゃ。

膝は青アザになってます(^_^;)
山へ行く度に何かしら傷を作ってくるので、
生傷が絶えません(;_:)
Shin1
投稿日時: 2008-8-5 0:20  更新日時: 2008-8-5 0:20
 
登録日: 2007-12-8
居住地:
投稿数: 16
 体力作り
昨日書込みが入違いでした。

夏場の体力作りは苦労しますね。
年齢と共に体力強化中にへばってしまって回復に時間がかかるのを今ひしひしと感じてます。

ヨガやるのですね。羨ましいな〜

硬くなるのでストレッチは心がけてますが
私的にはヨガのポーズは尋常じゃないです。

呼吸法とか興味はあるのですがね
汗かいてスッキリして眠っちまうとか聞きましたが
tamtam
投稿日時: 2008-8-7 22:05  更新日時: 2008-8-7 22:05
 
登録日: 2008-5-20
居住地:
投稿数: 16
 山の予定
体力づくり・・・心がけたいんですが、
気づけばクーラーの前でアイスをパクパクと(/_;)

ジムのように黙々と努力するのは苦手なんですが、
外に出ると暑いので、どうしてもクーラー漬けです。

前はリラックスできるヨガをしていたんですが、
ゆっくりな動きにちょっとイラッとしたので(笑)
今やっているのはホットヨガです。
尋常でないくらいの汗が出て、気持ちいいです(^^)

8月はお盆以外は山になりそうです。
でもこの前みたいな雷が山であったら怖いなぁ

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