櫛形山トレッキング(県民の森in/out)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,416m
- 下り
- 1,423m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県民の森駐車場〜祠頭までは、標高差900m超の直登。 祠頭〜櫛形山までは、緩やかに200m程を登っていく。 櫛形山〜裸山までは緩やかに下っていく。 裸山〜北尾根登山口までは、落ち葉でスリッピーな急傾斜のトレイル。 北尾根登山口〜県民の森駐車場までは、平坦な舗装路のウォーキング。 |
その他周辺情報 | 帰京途上にある、石和温泉 かんぽの宿で日帰り温泉(850円) |
写真
感想
いよいよ2020年最後の山。春先、Stay homeの2ヶ月間、一度も山へ出かけなかったブランク期間があるのに、今年の山入りは実に65回目、過去最高です。そんな今年の登り納めに選んだのは二百名山・櫛形山、そして眺望を補う裸山!
前夜、県民の森駐車場まで乗りつけ、19時に就寝!本当は朝5時から登る予定でしたが、どうせなら山頂で今年最後のご来光を見ようと思い直し、朝4時スタートに変更。実際にはフライングして3:50頃にスタート(笑)。
登山口からの標高差は約1,150m。計画(コースタイム×0.7)では3時間の予定でしたが、我ながら早い早い。2時間15分程度で登頂してしまい、ご来光には早すぎました(笑)。毛無山や愛鷹山に比べると、傾斜はそれほどでもない気がしますが、やはり急登っちゃ急登です。標高1,800mあたりより、前日に降ったと思われる雪も登場しますが、シカ?と思しきトレースが絶え間なくあり、山頂までは真っ暗でも迷わず辿り着けました♪。
ちょうど山頂へ着いた頃よりマジックアワーが始まり、富士の裾野がオレンジ、のち赤く変遷し始めます。最近、マジックアワーはいつも樹間から見ていたので、山頂の開けた場所で見るのは久しぶりです。しかも日本一の富士の裾野とあらば、最高ですよねー。
事前にあまり調べてなかったので、山頂碑がある所が最高点ではなく、毛無山のように山頂碑より先に最高点(三角点)があるとわかり、ご来光まで時間もあるので、サクッと往復することに。その間10分足らずですが、道中に1箇所、富士のある東側がドーンと開ける場所があります。山頂碑のある山頂台地より、富士がキレイに見えます!
最高点(三角点)は眺望がないので、ご来光を山頂碑のある山頂台地で拝むため、速攻引き返します。そういえば、山頂界隈は南アルプス側(西側)が開けた場所がなく、櫛形山だけだと、半分しか楽しめません!南アルプス側(西側)の眺望を補うため、裸山とのコラボは必須です。(七面山と希望峰のような関係性ですね♪)
山頂台地に戻ってきてから10分ほどで、待ちに待ったご来光!富士を東に望める二百名山として、この1ヶ月間で毛無山、七面山(敬慎院随身門)、大無間山(大崩落地)、櫛形山と登ってきましたが、山頂でご来光を拝んだのはココだけ。とってもいい形で2020年の山行を締めくくることができました。モルゲンロートの自分を撮ったのは、自分登山史で初だと思います(笑)。
さて、次は南アルプス方面の眺望に秀でるという裸山へ。名前が名前だけに、立派な山頂碑があったら・・・とちょっとした企画を胸に雪道を向かいます。櫛形山から30分足らずで到着します。
想像通り、立派な山頂碑がありました。なので、ヤっちまいました(笑)。ポカポカ日和で、全然寒くないのは想定外でしたね(爆)。裸山からは、鳳凰三山〜甲斐駒〜アサヨ峰〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳までが素で見えますが、それより南は見えません。が、山頂台地から少し離れ、軽く斜面を下ると、悪沢岳&赤石岳が見えます。更に移動すると聖岳〜上河内岳も。結局、裸山周辺の山頂台地からは南アルプスAll Starsが、ほんと眼前にそびえ立って見えます。なんせ、「山と高原地図」の櫛形山収録は、「北岳・甲斐駒」と一緒ですから、ね♪。
この山域は、コレでもか!という位、とろろ昆布のようなサルオガセが垂れ下がってます。白銀の中の苔色は目立ちますし、和んで癒やされますねー。少しだけアヤメ平避難小屋で休み、あとは落ち葉道を一気に下ります。派手に転んだレポも読んだので、トレッキングポールを滑り止めに慎重に下りますが、最後の最後のほうで、1回だけ、軽くコケました・・・。
みはらし台からは、甲府盆地越しに大自然(金峰山〜国師ヶ岳、大菩薩嶺、御坂黒岳、富士山etc.)、そして人工物(甲府駅周辺の高層ビル群)がよく見えました。ちなみに、ここまで車でも来れるようですね。(冬季はダメかも!?)
最後、北尾根登山口〜県民の森まで舗装路を歩くことで、周回登山が完成します。車で来ても、人力で周回取りができるコースって最高です。
二百名山・三百名山完登は目指していませんが、夏の北海道、秋の九州で、多数積み上げ、特に11〜12月は、富士を取り巻く二百・三百名山に集中的に登ったので、二百名山は何気に31/101まで来ました。来年も、健康健脚で、眺望のある晴天登山を続けたいです!
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