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Yamareco

記録ID: 284090
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ハイキング
中国山地西部

ダツヤ山 / 行雲流水で山紫水明に出逢う (山口県萩市佐々並) 【山口県百名山39】

2013年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:46
距離
3.8km
登り
400m
下り
390m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

※登り約2時間 下り2時間 全行程4時間45分、休止多め、歩行は安全優先
09:10登山口 → 11:05ダツヤ山頂11:25 → (山頂下にて約20分ランチタイム) → 13:55登山口

 
天候 快晴、ほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
残念ながら公共交通機関は望めません。
大規模林道豊田鹿野線の小吹峠の西に位置する登山口は、JR山口線・山口駅から21世紀の森を経由し約15km。
登山口近くの大切橋および割岩橋の周辺に、1〜2台駐車可能な路肩スペースが幾つかある程度です。
コース状況/
危険箇所等
今回歩いたルートには目印テープも多く、また山頂下の笹ヤブはトンネル状に刈り払われているので、慎重に進めば道に迷う危険性は低いと思います。
ただし、山歩きを始めたばかりの方が単独でこの山に入るのは危険です。
ダツヤ浴(谷)には様々な滝や沢があり、変化に富んだ素晴らしいルートだと思います。
山頂から西へ向かうルート(黒ぬた谷)は、身をかがめれば踏み跡は見えますが酷い笹ヤブでした・・。
ツキノワグマの棲息域辺縁にあたると思われるので、クマ対策は忘れずに!!
GPSログは、GPS+GLONASS、WAAS/EGNOS=on で取得。

登山ポスト:なし
展望:山頂:なし 
携帯電話:登山口× 山頂〇

【参考資料】
1. 山口県百名山 (中島 篤巳)
2. 防長山野へのいざない 第2集 (金光 康資)
【9:09】ダツヤ山登山口。多分にもれず熊注意の看板もあります。
2013年04月13日 09:09撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/13 9:09
【9:09】ダツヤ山登山口。多分にもれず熊注意の看板もあります。
歩き始め、いきなり笹が登場しますが、すぐに見えなくなります。
2013年04月13日 09:13撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 9:13
歩き始め、いきなり笹が登場しますが、すぐに見えなくなります。
こんな感じで沢歩きを満喫しています・・・。
2013年04月13日 09:28撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 9:28
こんな感じで沢歩きを満喫しています・・・。
足下注意の箇所も多数あります。
2013年04月13日 09:29撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 9:29
足下注意の箇所も多数あります。
沢沿いにダツヤ浴(谷)を詰めます。後述の二連の滝まで沢を右に見ながら歩けばOK。
2013年04月13日 09:29撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 9:29
沢沿いにダツヤ浴(谷)を詰めます。後述の二連の滝まで沢を右に見ながら歩けばOK。
印象的な淵。透明度は抜群でした。
2013年04月13日 17:23撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 17:23
印象的な淵。透明度は抜群でした。
二連の滝に出合う箇所。ロープが設置されているので、これを下ります。このロープを上って沢を離れるとNG。ここがポイントです・・・。
2013年04月13日 09:33撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/13 9:33
二連の滝に出合う箇所。ロープが設置されているので、これを下ります。このロープを上って沢を離れるとNG。ここがポイントです・・・。
ロープを下っていったん沢床に立ち、反対側の滝の斜面を登ります。
2013年04月13日 09:35撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 9:35
ロープを下っていったん沢床に立ち、反対側の滝の斜面を登ります。
二連の滝の上から撮影。写真右上に先ほどのロープが見えます。
2013年04月13日 09:35撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/13 9:35
二連の滝の上から撮影。写真右上に先ほどのロープが見えます。
コース案内の目印は結構あります。
2013年04月13日 09:39撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 9:39
コース案内の目印は結構あります。
さらに沢を詰めます。途中、小さなゴルジュも。
2013年04月13日 09:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 9:48
さらに沢を詰めます。途中、小さなゴルジュも。
沢を迂回する時は少しホットします・・。
2013年04月13日 09:49撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 9:49
沢を迂回する時は少しホットします・・。
印象的な沢でした。
2013年04月13日 09:55撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 9:55
印象的な沢でした。
多くの渡渉点があり、ケルンを見ることも。
2013年04月13日 10:15撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 10:15
多くの渡渉点があり、ケルンを見ることも。
【10:18】道標あり・・・でも良く見えない。
山頂まで約50分?
2013年04月13日 10:18撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 10:18
【10:18】道標あり・・・でも良く見えない。
山頂まで約50分?
【10:21】滑りやすい場所がありますので足元に注意
2013年04月13日 10:21撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 10:21
【10:21】滑りやすい場所がありますので足元に注意
沢は徐々に細くなりますが、詰めていきます。
2013年04月13日 10:32撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 10:32
沢は徐々に細くなりますが、詰めていきます。
沢を詰めきると笹こぎの開始です・・。
2013年04月13日 10:35撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 10:35
沢を詰めきると笹こぎの開始です・・。
【10:49】急登の途中で西鳳翩山が・・。眺望が有るのはこれくらい・・。
 (登頂後、ここでランチタイム ^^)
2013年04月13日 10:49撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 10:49
【10:49】急登の途中で西鳳翩山が・・。眺望が有るのはこれくらい・・。
 (登頂後、ここでランチタイム ^^)
【10:57】山頂近くになると沢を離れ急登、笹のトンネルが登場。でも踏み跡は明瞭です。
2013年04月13日 10:57撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 10:57
【10:57】山頂近くになると沢を離れ急登、笹のトンネルが登場。でも踏み跡は明瞭です。
【11:04】山頂到着:一等三角点本点。
山頂は直径約3mで大人2-3人が座れば一杯に。
2013年04月13日 11:11撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 11:11
【11:04】山頂到着:一等三角点本点。
山頂は直径約3mで大人2-3人が座れば一杯に。
今日のために手作りした記念撮影用プレート。
(撮影後は撤収)
2013年04月13日 11:10撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 11:10
今日のために手作りした記念撮影用プレート。
(撮影後は撤収)
ダツヤ山頂にある幾つかのプレート。古いプレートは読解不能でした・・・
2013年04月13日 11:08撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/13 11:08
ダツヤ山頂にある幾つかのプレート。古いプレートは読解不能でした・・・
山頂の笹と青空!
見えるのは笹と青空だけ・・・・。
至福の時・・・。
【11:25】ここで食事を取りかけたのですが、「ダニ」を一匹発見!仕方なく下山開始。
2013年04月13日 17:25撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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4/13 17:25
山頂の笹と青空!
見えるのは笹と青空だけ・・・・。
至福の時・・・。
【11:25】ここで食事を取りかけたのですが、「ダニ」を一匹発見!仕方なく下山開始。
足元に注意しながらゆっくり下山。
(下山時撮影)
2013年04月13日 12:34撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4/13 12:34
足元に注意しながらゆっくり下山。
(下山時撮影)
【13:53】登山口へ無事到着です。里山の魅力満杯の山でした。
2013年04月13日 13:53撮影 by  SZ-30MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 13:53
【13:53】登山口へ無事到着です。里山の魅力満杯の山でした。

感想

 ダツヤ山。カタカナの山名。中島篤巳書【山口県百名山(葦書房)】に選定されている山。・・でもどうも人気が無い様子。解説本には、「東鳳翩山の裏手にある山で眺望が無いから・・一般の人には人気がない」とありました。
 百名山に選定されてるからには何かある筈!。ありました。
沢の渡渉・滝・急登・笹漕ぎ・・そして一等三角点本点。無いのは山頂からの眺望だけ・・。

 これで★山口県百名山98座目。

JO4EJUさんに同行頂いたお陰で本当にいい山行きになりました!。
 

 尚、下山は黒ぬた谷側へと思っていましたが、地元の方の「荒れてる」という情報(JO4EJUさん入手)によりピストンとしました。
 いつかきっと、黒ぬた谷から山頂を目指しダツヤ浴の周回ルートを歩いてみたいと思います・・・。 

下山後、ノンアルコールで乾杯!。1時間余り談笑後解散(^^)。

 明日は99座目の「天井ヶ岳」。一路「一の俣温泉」へ(今日は2回目の車中泊)。

山も滝も沢も淵も青空も笹も、全て最高でした!
この山に関しては色々な情報がありますが、でもとても楽しく素晴らしい山域だと思います。
充分な計画と準備の上、多くの方々が体感されることを期待します。
(でも、山や水を汚さないでくださいね。)
遅くなりましたが、素晴らしい機会をくださったkeiji1951さんに心から感謝します!!

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コメント

ダツヤ山
まずはお疲れさまでした

自分が登った時(3月)はもっと笹の密度が濃かったです(^^;

黒ぬた谷から下山しましたが、もの凄い!藪漕ぎ。
(ルートの8割藪って感じです)
とにかく目印が少ないので、黒ぬた谷から山頂に向かうのは厳しいかもしれません。

100座まで僅かですね!
レポート楽しみにしています(^^)
2013/4/16 6:50
Re: ダツヤ山
haru-chanさん、こんばんは ^^

黒ぬた谷コースの8割がヤブとのこと、貴重な情報ありがとうございます。
「当日、足を踏み入れなくて正解だったかな....」と私自身は思いました

でも晴天だったし、ダツヤ浴コースのピストンも楽しかったです。
2013/4/16 20:12
こんばんわ
 haru-chanさん ダツヤ山、変化に富んで楽しかったですよ。正直言ってもっとキツイのかと思ってましたから・・。
 でも黒ぬた谷への下山は地元の方の情報で取りやめました。下山時より登りの方が山頂を目指せる分、ルートロスしないと思ったんですが・・
 
 チャレンジする際はしっかり時間的に余裕を持って臨みたいと思います。貴重な情報に感謝です。

 4/14に天井ヶ岳に登ってきましたので、100座達成にリーチがかかりました。 
 残りの「大将陣山」は熊の生息地ですから・・・  鈴を鳴らして大威張りで登ってきます・・・。
2013/4/16 21:13
黒ぬた谷コース
J04EJIさん、keiji1951さん、こんばんは

参考になれば…とダツヤ山に登った時の写真をみてみましたが…。
下山時に撮影した写真が極端に少ない!


山頂から笹漕ぎ→ひたすら雑木・藪漕ぎ(密度濃)
かろうじて顔だけ出ている状態で『どこを撮っても同じだなー』で、写真撮らなかったんだと思います。
『ほんとに戻れるの??』もの凄く不安だったのを覚えてます。
約2時間かかってました。

もう一度行く?と聞かれたら…うーん (笑)あ
2013/4/17 19:34
Re: 黒ぬた谷コース
haru-chanさん、こんばんは ^^

「かろうじて顔だけ出ている状態」の藪コース、雰囲気は想像できました。
春から秋にかけては、マムシが足下に潜んでるかも?ですね (^_^;)

haru-chanさんはヤブ山でもアドレナリン充満しまくりで楽しんでらっしゃいますね。
素晴らしい
2013/4/18 22:33
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