金峰山（富士見平小屋テント泊）

2021年01月09日(土) 〜 2021年01月10日(日)

• GPS: 08:37
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,265m
• 下り: 1,261m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:49
• 休憩: 0:06
• 合計: 0:55

12:32 県営無料駐車場
12:50 12:56 富士見平林道交差
13:15 13:15 富士見平林道終点
13:21 13:21 富士見平湧水
13:27 富士見平小屋

2日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:59
• 合計: 7:33

7:12 富士見平小屋
7:46 7:46 鷹見岩分岐
7:54 7:54 大日小屋
8:24 8:33 大日岩
9:31 9:37 砂払いノ頭
9:46 9:46 千代の吹上
9:57 10:02 金峰山小屋分岐
10:23 10:32 五丈石
10:33 10:33 金峰山
10:50 11:06 金峰山小屋
11:15 11:16 金峰山小屋分岐
11:25 11:25 千代の吹上
11:34 11:34 砂払いノ頭
12:14 12:14 大日岩
12:32 12:36 大日小屋
12:44 12:44 鷹見岩分岐
13:09 14:11 富士見平小屋
14:12 14:14 富士見平湧水
14:17 14:18 富士見平林道終点
14:23 14:27 富士見平林道交差
14:39 14:39 瑞牆山荘
14:44 14:44 県営無料駐車場
14:45 ゴール地点

テントの撤収時間も含めてだいたい予定通りでした。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

瑞牆山荘すぐ近くの県営無料駐車場に駐車。
駐車場までの道に積雪、凍結は無かった。

コース状況／危険箇所等

・大日小屋周辺から山頂まで岩肌が露出している程度の積雪だが岩の表面に薄く雪／霜が付いており非常に滑りやすい。軽アイゼン／チェーンスパイクは早めの装着を推奨。（岩肌でもあった方が安定する）
・大日小屋から金峰山山頂までに急傾斜の鎖場が3ヵ所ある。いずれも足元が凹凸の少ない一枚岩で特に滑りやすいので鎖をしっかり掴むこと。

その他周辺情報

【山小屋】
・瑞牆山荘：冬季は予約営業のみ。公衆トイレは冬季閉鎖。
・富士見平小屋：冬季は週末のみ営業＆不定休。この土日は営業していなかった。テント泊1000円（代金をポストに投函）。水場、トイレあり。
・大日小屋：管理人不在、素泊まりのみの山小屋。水場あり？（未確認）
・金峰山小屋：冬季は一部週末のみの営業。この土日は営業しておらず、営業日以外の小屋やトイレの開放はなし。コロナ感染対策で日帰り利用者への軽食提供も休止中（売店は利用可）とのこと。

【温泉】
・増富の湯：25〜42℃で複数の源泉かけ流しの湯がある天然ラジウム温泉。大人830円。10:00〜17:00の時短営業中。食堂利用は15:00まで。

写真

1/9 12:28

昼過ぎに駐車場に到着。ここまで雪も凍結もなくて良かった。

1/9 12:49

富士見平小屋まではCTで50分。大した距離ではないですがテント装備が堪えます。

1/9 13:07

瑞牆山。奇岩ですねえ。

1/9 13:14

自然公園行き林道との分岐。小屋までもう少し。

1/9 13:22

小屋下の水場。この状態でも水が止まっていないことに驚き。

1/9 13:27

小屋に到着！疲れました。

1/9 13:29

お休みのためテント代はポストへ。コーヒー飲みたかった。

1/9 14:05

設営完了。

1/9 14:19

気温は既に氷点下。夜に不安を感じる。

1/9 14:40

とりあえず須玉ICの近くの市場で購入したパンでおやつタイム。飲み物は砂糖入りのホットスキムミルク。

1/9 17:52

時間は飛んで晩御飯。肉、キノコ、ネギのシンプルすき焼き。

1/9 18:43

星が降りしきる富士見平小屋。

1/9 18:43

同アングルで小屋に光を当ててみる。

1/9 18:46

テント場方向。

1/9 18:52

頭上方向。寒いのを覚悟してテント泊した甲斐のある星空でした。

1/9 19:27

市場で買ったワインとジャムで簡単ホットワイン。お腹の中から温めて夜を凌ぎます。

1/10 6:07

起床。テント内に放置していたソフトボトルはカチカチ。

1/10 6:10

マイナス6℃くらい？この環境でも眠れるんだなと思いました。

1/10 7:11

装備を整えいざ出発。

1/10 7:40

大日小屋まで延々と樹林帯。

1/10 7:47

鷹見岩分岐。帰りに元気があったら寄ろうかな（寄らなかった）。

1/10 7:55

視界が開けて正面に大きな岩。あれが大日岩？

1/10 7:55

右手を見下ろすと大日小屋を発見。扉が壊れてる？

1/10 8:03

1つ目の鎖場を超えたところ。チェーンスパイクを着けておらずヒヤヒヤの登りでした。

1/10 8:18

展望ポイント。

1/10 8:22

大日岩。でっかい。反対側からなら登れるようです。

1/10 8:37

大日岩を回り込んだ先。

1/10 8:38

大日岩裏側。帰りに元気があったら登ろう（登らなかった）。

1/10 9:20

この辺りから道に雪が付き始めます。

1/10 9:32

砂払いの頭に到着。

1/10 9:34

絶景☆

1/10 9:34

南アルプスと八ヶ岳。右手にはお隣の瑞牆山。

1/10 9:39

ここからは稜線歩きです。大迫力の断崖絶壁。

1/10 9:41

霧氷のハイマツ。

1/10 9:52

素晴らしい雪の稜線。

1/10 9:57

金峰山小屋分岐。

1/10 10:05

それにしても、、、寒い！標高を考えたら風は弱い方だったのですが、ちょくちょく岩を掴むためか指先が特に凍えます。

1/10 10:19

樹氷地帯。あと少し！

1/10 10:26

金峰山山頂の五丈岩！カッコイイ！！

1/10 10:26

山頂風景。左の岩群の上に例のお団子山頂標識があるようです。（痛恨の行きそびれ）

1/10 10:27

山頂にいた方の好意で撮って頂きました。帽子が凍ってる。

1/10 10:28

山頂から見る富士山。

1/10 10:38

寒さに耐えきれず金峰山小屋方面へ下ります。（下り始めてすぐに山頂を逃している予感はしましたが引き返す元気がありませんでした）

1/10 10:51

金峰山小屋に到着。岩の上の石すごいな。

1/10 10:52

この日は金峰山小屋も休業。トイレや避難小屋なども施錠されています。

1/10 10:55

小屋前のベンチで休憩。陽だまりのようになっていて暖かかった。指先も回復。

1/10 11:17

山頂手前の分岐に合流。後は来た道を延々と下るだけです。

1/10 12:32

大日小屋前。

1/10 13:09

富士見平小屋に帰還。さあ次はテントの撤収だ。

1/10 14:10

撤収完了。ちなみに朝凍っていた水は全く溶けていませんでした。ただの重し。

1/10 14:40

駐車場に出る道を見落として瑞牆山荘側に下山。まあ誤差の範囲ってことで。

1/10 15:05

下山後は増富の湯へ。生き返る感じでした。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

desmune

大寒波が来ているけど土日連続の晴れ予報！、ということで極寒テント泊の金峰山登山へ行ってきました。

「立山や上高地で雪上テント泊もやっているし大丈夫やろ」なんて考えで計画したのですが、、、正直に申し上げますと完全に舐めていました。雪がなければ寒くないという訳ではないことを痛感。これまで経験した中で一番寒いテント泊でした。生きててよかった。

防寒でも考えの甘さで痛い目を見ており、厳冬期用でなく冬の低山向けのやや薄い手袋で来てしまったため、指が千切れるんじゃないかというくらい寒さで道中なんどもグーパーして凌いでいました。木曽駒ケ岳で失敗したばかりだというのに。。。
写真コメントで書いた通りこの日は真の山頂をスルーしてしまいましたが、一つの理由は僕が五丈岩のあるところが山頂だと思い込んでいたことで、もう一つは山頂のあまりの寒さに指が耐えきれなくなったためでした。目の前にもう少し上があることが分かっていて下りましたからね、、、余裕がなかった。

とまあ肝心なところがお粗末な山行ではありましたが、富士見平での星景撮影や雪化粧の五丈岩など、今回収めたかった風景は最高の天気で捉えることができたので結果には十分満足していたりします。今回の失敗は次回への課題ということで！