山の神様が微笑んだ【北八甲田 硫黄岳】

2021年01月15日(金) [日帰り]

• GPS: 03:26
• 距離: 6.8km
• 登り: 653m
• 下り: 644m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:27
• 休憩: 0:59
• 合計: 3:26

9:16 酸ヶ湯公共駐車場
10:01 10:05 地獄湯ノ沢冬道出入口
11:00 11:53 硫黄岳
12:28 12:29 地獄湯ノ沢冬道出入口
12:40 12:41 日本山脈縦走起点
12:42 ゴール地点

天候

ガスのち晴れ、微風
スタート時の気温-9℃
風速は1番強いところでも5m程度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

酸ヶ湯の公共駐車場（除雪されています）
トイレは酸ヶ湯温泉でお借りしています

コース状況／危険箇所等

【樹林帯】
スキーを履いて↓15cm
昨晩の降雪が10cmほど

【硫黄岳コース】
湯ノ沢から方位109°で硫黄岳寄りの鞍部へ
前日の風の影響で斜面のうねり大

【硫黄岳斜面】
風に叩かれやや重め
若干のつっかかり感あり

その他周辺情報

酸ヶ湯温泉

写真

少しスタートが遅めのソロ入山
先行はスキーヤー1名のトレースのみ
もしかしてあの方かな？

前回はこの下をくぐったな

どうもすっきりしないお天気

前夜の降雪は結晶だらけのスカスカ雪♪

樹枝や針状で2mm以上の大きな結晶です。肉眼でもはっきりと確認できました。

雲粒無しの綺麗な結晶♪
でもこういう雪は結合が悪く将来弱層になりやすいみたいです

前回同様、地獄湯ノ沢で追いついた先行スキーヤーはやはりTさんでした
八甲田の大先輩です

Tさんと一緒に硫黄岳を目指します

依然として山の上は雲の中

コンパスをセットして先頭を歩かせてもらいました♪
今日もとても勉強になりました

3年ぶりに登ったこの尾根
楽に登れて拍子抜け

成長を実感しながらの嬉しい登頂でした

山頂の三角点付近
斜面は真っ白で何も見えません

滑走は諦めて尾根を戻ることにします

すると瞬く間に雲が流れ去り…

北八甲田の山々が勢揃い！

櫛ケ峯も横岳も、遠く岩木山も！

斜面も視界ばっちりに！
前言撤回！行きましょう！

滑走中の視界

斜面は貸切

登り返して追加の一本！

斜面には合計4本のシュプール

滑っても登っても眺めても良し
ありがとう硫黄岳

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋2 防寒着2 バラクラバ 日よけ防寒帽子 アイゼン ブーツ ザック スコップ ゾンデ 結晶観察セット ビーコン 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット ダクトテープ モバイルバッテリー 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール 行動食 非常食 水筒（保温性） ヘルメット ゴーグル 予備ゴーグル スキーアイゼン

備考

ザック重量9kg超で腰に少しきた
滑走時の太ももへの負担も大きい
厳冬ソロでも7 kgまでに抑える工夫が必要

感想

ふくろう

当初ソロの予定で入山しましたが
先月同様、八甲田の大先輩にばったりお会いしたので
そのまま一緒に硫黄岳を目指すことになりました

斜面の視界不良のため滑走を諦めたその時
みるみる雲が取れていって
周囲の山々が一同に姿を現してくれました

すぐさま前言撤回し滑走を決意
登り返して追加の一本まで楽しみました

神様の粋な計らいに感謝しながら
厳冬の八甲田を満喫した1日となりました

コメント

ゲスト

いいなあ〜
１月の八甲田では、なかなかお目にかかれない展望でしたね！

ふくろう

Re: いいなあ〜
天気にこちらが合わせていかないと
なかなかこんな機会には恵まれませんよね😃
春めいて天候が落ち着いてくると途端に雪質は悪くなっていきますもんね。
山スキーの難しいところであり、面白さでもありますね！😉