記録ID: 286319
全員に公開
ハイキング
北陸
吉峰寺〜大佛寺山〜永平寺
2013年04月13日(土) [日帰り]
seasun
- GPS
- 07:04
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 878m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
GPS軌跡は手書きです。
8:53越前竹原駅 - 9:03興行寺(見学) - 9:43吉峰寺入口 - 10:06登山道入口 - 11:38祝山 - 12:34仙尾山 - 13:37大佛寺山(休憩) - 15:14永平寺ダム - 15:57永平寺
8:53越前竹原駅 - 9:03興行寺(見学) - 9:43吉峰寺入口 - 10:06登山道入口 - 11:38祝山 - 12:34仙尾山 - 13:37大佛寺山(休憩) - 15:14永平寺ダム - 15:57永平寺
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス 自家用車
復路：永平寺〜バスで永平寺口駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
えちぜん鉄道越前竹原駅から藤巻の集落を抜け、吉峰寺までは車道歩き。 吉峰寺から祝山まではシーズン前のためか人っ子一人おらず。そのためかケモノ臭あり、ワイルドでした。ロープを使いながらよじ登る箇所あり。 祝山から仙尾山へは、林道に並行した登山道を歩き、車道を横断して再び登山道へ。前日までに降った雪で道がおおわれており、前の人のトレースがなければ、私のことですからたどり着けなかったでしょう。頂上直下の斜度は急で、手足を使ってよじ登りました。 仙尾山から大佛寺山へは、一番雪が深く、20−30�僂論僂發辰討い泙靴拭�新雪だったのでアイゼンなしで行きました。 大佛寺山から永平寺ダムへは、かなりの斜度がある、階段(うっすらしか段がついていません。)を下り、沢を何度か渡渉します。雪解け水のある今の時期は、水量も少し多いのではないでしょうか。「こんなところ本当に渡るの？」と何度か不安になりました。 この時、永平寺ダムの真下に降りることのできる階段が通行止め。そのため車道を大きく迂回させられ、ダム直下の広場に出てから永平寺に向かいました。 車道以外は全体的にあまり道が整備されておりませんし、目印も少ないです。 |
写真
えちぜん鉄道の越前竹原駅を降りたのは私一人。加えて無人駅。さっそく心細くなります。
登山口のある吉峰寺までは線路を渡り、藤巻という集落を抜けていきます。
途中、興行寺のしだれ桜が見ごろということで道草。今思えば、ここで余裕こいて道草なんぞせず、まっすぐ向かえばよかった。
約1時間弱で吉峰寺の入口に到着。寄り道していなかったら、越前竹原駅から30分ほどでしょうか。駐車場もあるので、マイカーを止めて、ここから大佛寺山までのピストンも可。
4/13 9:43
約1時間弱で吉峰寺の入口に到着。寄り道していなかったら、越前竹原駅から30分ほどでしょうか。駐車場もあるので、マイカーを止めて、ここから大佛寺山までのピストンも可。
なかなか急な階段を上り切り、吉峰寺の法堂に到着。お掃除中の若いお坊さんが2−3人がかりで対応してくれて、お寺のパンフレットをくれました。
4/13 10:03
なかなか急な階段を上り切り、吉峰寺の法堂に到着。お掃除中の若いお坊さんが2−3人がかりで対応してくれて、お寺のパンフレットをくれました。
パンフレット、荷物になるなぁと思いましたが、境内を抜けて登山口に行くのがちょっとわかりにくい。もらっておいてよかった。おそらく、登山口がわからずにまた戻ってきてしまう人が多いのでしょう。
4/13 10:06
パンフレット、荷物になるなぁと思いましたが、境内を抜けて登山口に行くのがちょっとわかりにくい。もらっておいてよかった。おそらく、登山口がわからずにまた戻ってきてしまう人が多いのでしょう。
ここから祝山までの道は、踏み跡はあるものの、あまり人は多くないのかな？まだシーズン前なので何とも言えませんが。振り返ると、福井の山々が見えてきました。
1
4/13 11:04
ここから祝山までの道は、踏み跡はあるものの、あまり人は多くないのかな？まだシーズン前なので何とも言えませんが。振り返ると、福井の山々が見えてきました。
ふぉ〜。雪だぁ。と、余裕こいて写真撮っていたのもこのあたりまで、徐々に雪は深くなっていき、頂上直下の急坂を上るのにも、ロープが雪に埋まっていて初めは見つからず、難儀しました。
4/13 11:18
ふぉ〜。雪だぁ。と、余裕こいて写真撮っていたのもこのあたりまで、徐々に雪は深くなっていき、頂上直下の急坂を上るのにも、ロープが雪に埋まっていて初めは見つからず、難儀しました。
徐々に雪が深くなっていきます。私の前に歩いた人はどうやら一人だけ。この方のトレースに勇気づけられて先へ進みます。
とはいえ、仙尾山といい、先ほどの祝山といい、頂上直下の急坂はなかなかパンチ効いています。進むも地獄、戻るも地獄です。どうにか仙尾山に到着。ここで、60代くらいのご夫婦登山者に遭遇。ふぅ〜。ホッとした〜。
4/13 12:34
とはいえ、仙尾山といい、先ほどの祝山といい、頂上直下の急坂はなかなかパンチ効いています。進むも地獄、戻るも地獄です。どうにか仙尾山に到着。ここで、60代くらいのご夫婦登山者に遭遇。ふぅ〜。ホッとした〜。
ご夫婦は大佛寺山からのピストンで仙尾山に来た模様。人間のトレースの隣に何やらほかの足跡が…。
もう一度林道を横切り、次の山の頂上へ。もうそろそろ大佛寺山であってほしい。
やっとたどり着きました。頂上には小学生くらいの女の子とご両親のご家族がランチ中。「吉峰寺からですか？お疲れ様」と声をかけてもらい、死ぬほどうれしゅうございました。
1
4/13 13:37
やっとたどり着きました。頂上には小学生くらいの女の子とご両親のご家族がランチ中。「吉峰寺からですか？お疲れ様」と声をかけてもらい、死ぬほどうれしゅうございました。
ゲレンデ(スキージャム勝山)のある法恩寺山を挟んで、向かって右側に経ヶ岳、左側に一の峰、二の峰三の峰あたりでしょうか。
おにぎりとコーヒーの昼食でまったりした後下山。足元を見ると、少しずつ春のお花が。ショウジョウバカマ。
しかし、頂上から大佛寺跡までの道は、これまでにないくらい急坂でした。階段とはいえ、段そのものがうっすらしかないため、そろりそろりと足を出しながらでないと進めません。何とか大佛寺跡へ。道元さんが今の永平寺を開く前に開いたお寺。
4/13 14:18
しかし、頂上から大佛寺跡までの道は、これまでにないくらい急坂でした。階段とはいえ、段そのものがうっすらしかないため、そろりそろりと足を出しながらでないと進めません。何とか大佛寺跡へ。道元さんが今の永平寺を開く前に開いたお寺。
ここからの沢沿いの道もえぐかった〜。ちょぼちょぼしかない目印を頼りに、何度か渡渉を繰り返して下っていきます。前後にほかの人がいて本当に良かった。
4/13 14:41
ここからの沢沿いの道もえぐかった〜。ちょぼちょぼしかない目印を頼りに、何度か渡渉を繰り返して下っていきます。前後にほかの人がいて本当に良かった。
虎斑の滝…の看板の近くにあった滝。他の人のブログ見ていると、虎斑の滝ではないかもしれない。自信ないです。
しかし、あの親子やご夫婦はここを登ってきたのか〜、と思うと、ただものの人たちではなかったんだろうか。すごいです。特にあの女の子。えらいなぁ。
4/13 15:14
しかし、あの親子やご夫婦はここを登ってきたのか〜、と思うと、ただものの人たちではなかったんだろうか。すごいです。特にあの女の子。えらいなぁ。
ダムを半周して、真下に降りる階段を下りれればよいのですが、なぜか通行止め。うぅ。まだ試練を与えますか。
真下からダムを眺め、永平寺へと向かいます。永平寺の裏手に、こんないい感じのところがあったのですね。
多くの人のざわつきが聞こえ始めたら、永平寺に到着。あぁ〜。生きて帰ってこられました。
バスの時間まで30分ほど。途中のお土産物屋の店先にいたニャンコとたわむれます。頭をこりこりとかいてやったので、ヘアーが乱れています。鈴大きくないか？
3
4/13 16:03
バスの時間まで30分ほど。途中のお土産物屋の店先にいたニャンコとたわむれます。頭をこりこりとかいてやったので、ヘアーが乱れています。鈴大きくないか？
バス停横のお土産屋さんのゴマ豆腐ソフトです。うまし。バス発車時間まで休んでいってくださ〜いと、ありがたい言葉をかけていただきました。素直に従います。
1
4/13 16:11
バス停横のお土産屋さんのゴマ豆腐ソフトです。うまし。バス発車時間まで休んでいってくださ〜いと、ありがたい言葉をかけていただきました。素直に従います。
感想
やっと、福井も春らしい陽気になってきました。
他の人々のヤマレコを見るにつけ、
いいなぁ〜と羨ましがっていたのですが、
そろそろこのあたりの山も行けるのでは？
でも、いきなりハードな登山は無理なので、
ソフトにひっそりと山登りを始めようと思い立ったのであります。
そこで、
『吉峰寺から大佛寺跡を経て永平寺に至る尾根伝いの登山道は、
永平寺を開いた道元禅師が通われた道ということから、
「祖跡コース」と呼ばれ親しまれています。』
という、永平寺町の観光案内にのせられ、
山歩きの初めになんだかありがたそうなコースでよさそうではないかと、
行ってみることにしました。
吉峰寺から永平寺まで7.5キロメートル。
距離的には大したことはありませんが、
ロープあり、前日までに降り積もった新雪あり、
前を向いて降りれないほどの急な階段あり、
足をガッツリ沢の中に入れなければならない渡渉ありと、
なかなかパンチの利いた山登りとなってしまいました。
正直、地元の低山となめてかかっておりました。
北アルプスや百名山などの人気のある山ではないからこそ、
ちゃんとした準備、装備、心構えなどが必要でした。
山登り一発目にとても考えさせられました。
もう少しシーズンになればまた違うかもしれませんけどね。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：2315人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
大佛寺山の最新記録
越前竹原駅から道元禅師祖跡コース(吉峰寺─大佛寺山─永平寺)
2024年04月06日 (日帰り) [S]
吉峰寺〜大佛寺山の道元禅師祖跡コース（雨なので入団テスト）
2023年10月15日 (日帰り) [C]
永平寺「禅の道」大佛寺山 ＆ 波多野城址(城山)
2023年10月04日 (日帰り) [A]
大仏寺山
2023年05月30日 (日帰り) [C]
大佛寺山_古刹吉峰寺から道元が永平寺へ通った道で山頂へ
2023年05月03日 (日帰り) [S]
仙尾山の最新記録
越前竹原駅から道元禅師祖跡コース(吉峰寺─大佛寺山─永平寺)
2024年04月06日 (日帰り) [S]
吉峰寺〜大佛寺山の道元禅師祖跡コース（雨なので入団テスト）
2023年10月15日 (日帰り) [C]
永平寺「禅の道」大佛寺山 ＆ 波多野城址(城山)
2023年10月04日 (日帰り) [A]
大佛寺山_古刹吉峰寺から道元が永平寺へ通った道で山頂へ
2023年05月03日 (日帰り) [S]
祝山〜大沸寺山
2023年04月29日 (日帰り) [C]
祝山の最新記録
越前竹原駅から道元禅師祖跡コース(吉峰寺─大佛寺山─永平寺)
2024年04月06日 (日帰り) [S]
吉峰寺〜大佛寺山の道元禅師祖跡コース（雨なので入団テスト）
2023年10月15日 (日帰り) [C]
永平寺「禅の道」大佛寺山 ＆ 波多野城址(城山)
2023年10月04日 (日帰り) [A]
大佛寺山_古刹吉峰寺から道元が永平寺へ通った道で山頂へ
2023年05月03日 (日帰り) [S]
祝山〜大沸寺山
2023年04月29日 (日帰り) [C]
seasunさん、こんばんわ。
pantetsuといいます。
僕の日記に拍手いただきありがとうございました。
seasunさんの写真
青の色がとても綺麗です。
おそらく、僕が見てきた山行写真の中でも一番
カメラもいいが腕もいい
そしてなによりseasunさんの感性がすばらしいのだろうと想像します。
またお邪魔させていただきます
pantetsuさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
写真についてこんなにほめていただけるなんて、
こちらの方が感激です。
空とか海とか、青色って癒されるなぁと思いながら写真を撮っています。
こちらこそ、お邪魔させてくださいませ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する