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Yamareco

記録ID: 2864364
全員に公開
ハイキング
丹沢

4年越しのプロペラ探索

2021年01月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:21
距離
19.2km
登り
1,846m
下り
1,845m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:04
休憩
0:11
合計
9:15
7:30
5
7:36
7:36
72
8:48
8:49
28
9:16
9:17
4
9:21
9:21
46
10:07
10:11
42
10:53
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15
11:08
11:09
21
11:30
11:36
109
13:25
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4
13:28
13:29
1
13:31
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14
13:44
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5
13:49
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9
13:58
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21
14:19
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6
14:26
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22
14:48
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10
14:58
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3
15:01
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25
15:26
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35
16:01
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4
16:05
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37
16:42
16:43
2
16:44
16:44
4
16:48
ゴール地点
天候 午前中・・・小春日和
午後・・・曇&強風
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
札掛の丹沢ホーム手前の駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
天王寺尾根分岐から上は少し雪が残っていましたが、登山道は軽アイゼン等は不要でした。
丹沢山〜塔ノ岳間は、この時期お約束の泥濘路。
取り付きです。
丹沢ホームの中を通って、山に入っていきます。
取り付きです。
丹沢ホームの中を通って、山に入っていきます。
札掛分岐。
掘れまくって道も植生も荒れてしまっている大倉尾根や表尾根とは比べものにならないいい感じの登山道です。
掘れまくって道も植生も荒れてしまっている大倉尾根や表尾根とは比べものにならないいい感じの登山道です。
本谷分岐。
金網がなくなり、ただのくぐり戸となってしまった鹿柵を抜けていきます。
金網がなくなり、ただのくぐり戸となってしまった鹿柵を抜けていきます。
本谷橋①
本谷橋②
2021年01月16日 08:48撮影 by  iPhone XR, Apple
1/16 8:48
本谷橋②
北側斜面だけうっすら雪が残ってますが、歩くぶんにはまったく問題ありません。
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北側斜面だけうっすら雪が残ってますが、歩くぶんにはまったく問題ありません。
Stairway to Heaven ならぬ延々続く丹沢お約束の木道。
ところで私はステップの間隔も高さもどうしてもリズムが合いません。却って太腿に乳酸が溜まりがちになってしまうのは私だけなのでしょうか?
Stairway to Heaven ならぬ延々続く丹沢お約束の木道。
ところで私はステップの間隔も高さもどうしてもリズムが合いません。却って太腿に乳酸が溜まりがちになってしまうのは私だけなのでしょうか?
天王寺尾根分岐。
「県道70号線(塩水橋)には出られない」という注意書きがあります。
2021年01月16日 11:08撮影 by  iPhone XR, Apple
1/16 11:08
天王寺尾根分岐。
「県道70号線(塩水橋)には出られない」という注意書きがあります。
ついに対面できました。
こういう状況でありがちな黙祷とかをする気にはなりませんでしたが、76年以上前のものと思うと少し感慨深いものはありました。
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ついに対面できました。
こういう状況でありがちな黙祷とかをする気にはなりませんでしたが、76年以上前のものと思うと少し感慨深いものはありました。
諸説あるようですが、スピナーカバーの形状から判断すると、米軍機だと思われます。
また、3枚ブレードなのでB29やP51などの陸軍機ではなく、F6FかF4Uなどの空母搭載機のような気がします。
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諸説あるようですが、スピナーカバーの形状から判断すると、米軍機だと思われます。
また、3枚ブレードなのでB29やP51などの陸軍機ではなく、F6FかF4Uなどの空母搭載機のような気がします。
可変ピッチ機構がよくわかります。
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可変ピッチ機構がよくわかります。
何年かぶりのみやま山荘。
変わらない佇まいが懐かしい。
急に雲行きが怪しくなって風が出てきました。
何年かぶりのみやま山荘。
変わらない佇まいが懐かしい。
急に雲行きが怪しくなって風が出てきました。
登山を始めた頃は毎月のように来てました。
登山を始めた頃は毎月のように来てました。
大山北尾根の稜線。
大山北尾根の稜線。
箒杉沢。
見るたびいつも思うのですが、何かしら異質な感じさえする広さです。
関東大震災で発生した大量のガレが原因でできたらしいです。

2021年01月16日 13:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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1/16 13:38
箒杉沢。
見るたびいつも思うのですが、何かしら異質な感じさえする広さです。
関東大震災で発生した大量のガレが原因でできたらしいです。

竜ヶ馬場から。
一瞬の晴れ間の塔ノ岳。
びゅーびゅーです。
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一瞬の晴れ間の塔ノ岳。
びゅーびゅーです。
新大日。
ここで表尾根から長尾尾根に入っていきます。
写していませんが、新大日茶屋の荒廃ぶりが一層進んでいて驚きました。
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新大日。
ここで表尾根から長尾尾根に入っていきます。
写していませんが、新大日茶屋の荒廃ぶりが一層進んでいて驚きました。
女郎小屋ノ頭。
長尾尾根は、基本的にこんな感じの緩やかな尾根筋がずっと続きます。
女郎小屋ノ頭。
長尾尾根は、基本的にこんな感じの緩やかな尾根筋がずっと続きます。
踏み跡もはっきりしていて、道標もテープもこれでもかっていうほどあるので、迷うようなことはありません。
表尾根や大倉尾根のように一般ハイカーで混雑することもないので、トレランに最適だと思うのですが…。
あ、私はトレランはやりません。
踏み跡もはっきりしていて、道標もテープもこれでもかっていうほどあるので、迷うようなことはありません。
表尾根や大倉尾根のように一般ハイカーで混雑することもないので、トレランに最適だと思うのですが…。
あ、私はトレランはやりません。
来たぞ道標
またもや道標
金林ノタル。
どうだ道標。
迷いようがありません。
迷いようがありません。
喰らえ道標。
これでもか道標。
これでもか道標。
県道70号線沿いの展望台からの夜景。
周りはカップルばかり。
その昔はドリフターズの溜まり場だったんですが…。
場違いなオヤジは1枚だけ撮ってとっとと撤収です。
県道70号線沿いの展望台からの夜景。
周りはカップルばかり。
その昔はドリフターズの溜まり場だったんですが…。
場違いなオヤジは1枚だけ撮ってとっとと撤収です。
こちらは2年前に探しにいったエンジン。
とても有名です。
中島飛行機(スバルの前身)の「誉」とのことです。
星型空冷18気筒レシプロエンジンです。
艦上爆撃機銀河、陸軍4式戦疾風、海軍局地戦闘機紫電改などに搭載された名器です。
と言ってももう誰もわからないだろーな。
2019年03月30日 07:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/30 7:07
こちらは2年前に探しにいったエンジン。
とても有名です。
中島飛行機(スバルの前身)の「誉」とのことです。
星型空冷18気筒レシプロエンジンです。
艦上爆撃機銀河、陸軍4式戦疾風、海軍局地戦闘機紫電改などに搭載された名器です。
と言ってももう誰もわからないだろーな。

感想

 前の日の天気予報で4月並みの気温の小春日和とのことだったので、4年前に見つけられずに心にずっと引っかかっていたプロペラ再探索を思い立ちました。

 4年前のときは、まだGPSを使っておらずブログの探索記録などの情報をもとに地理院地図で目星をつけていったのですが、スキルも拙いこともあり道のついていない急斜面にビビって敗退してしまいました。下山後、調べ直してみるともっと下まで降りなければならなかったようで、すぐにリベンジを計画していたのですが、何やかやでそのままになっていました。

 今回は前回の反省を活かして、チェーンスパイクとピッケルを持参して急斜面対策に万全を期して臨みました。前回同様、大クドレ(大崩ノタツマ)からトラバース気味に降りていくのですが、4年前と違うのは明確な踏み跡があることで、迷うことなくほぼ一直線にたどり着くことができました。ここ数年のうちに有名になったみたいです。前回は登山道に這い戻るのに苦労しましたが、チェーンスパイクのおかげで滑ることなくザクザク登ることができました。

 登山口の札掛からみやま山荘に着くまでいつものように誰にも会いませんでしたが、やはりメジャーな丹沢主脈、そこから塔ノ岳に着くまでの間にかなりの人とすれ違いました。
この時期の塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳間のお約束、登山道はぐちゃぐちゃの泥濘路でしたが、トレランの人は泥跳ねを気にせず走っていました。私には真似できません。

 丹沢山地上空は気流が悪く、戦時中は「魔の空域」と呼ばれ墜落事故も多かったそうです。なので丹沢山中にはキュウハ沢の誉エンジン、今回のプロペラの他にも知る人ぞ知る機体の残骸が散在しているそうです。ただ幾星霜を経て、崩落等で山に飲み込まれたりして所在がわからなくなってしまったものも少なくないそうです。でも、そのまま英霊とともに静かな眠りについていただいた方が、私のような物好きの見せものになるよりよっぽどいいとも思います。



 

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