谷川／一ノ倉沢烏帽子岩南稜
kamog
その他1人 - GPS
- 10:15
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 533m
- 下り
- 526m
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7:33ヒョングリの滝懸垂下降点
8:23テールリッジ末端
9:35南稜テラス10:05
11:05南稜２Ｐ目終了点（降雨となり下降開始）
（ロープロックによる登り返し）
南稜テラス14:00
17:15一ノ倉沢駐車場
＝谷川温泉／湯テルメ
| 天候 | 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2008年09月の天気図 |
| アクセス | |
| ファイル |
（更新時刻：2008/09/22 08:48）
|
写真
拍手中央稜〜国境稜線は時間がかかるため南稜へ
（登山届には代替ルートも記載しておいた）
♪行こか戻ろか南稜テラス〜行けばあの娘が・・・（谷川小唄より）♪
２Ｐ目終了点から懸垂50ｍするが南稜テラスまではやや足りない。前回は乾いていたのでクライムダウンしたが、折からの雨で今日は怖い。懸垂支点を１Ｐ目終了点に架け替えるが。
懸垂支点を１Ｐ目終了点に架け替えるが。
感想
今年は谷川に振られ（降られ）続けだ。
指導センターには中央稜と代替の南稜計画書を事前に提出しておいたが
またしても衝立岩方面はガスに覆われており、予報も日中は曇りと雨マーク。
当初の筆頭計画であった中央稜から国境稜線へ抜け堅炭尾根下降は時間がかかり
１ビバークの可能性大（しかも明日の予報も雨）であったため
今年２回振られ続けた南稜に転進する。
前回は雪渓通しで楽にテールリッジまで取り付いたが
今回はヒョングリの滝を高巻く分、余計時間がかかる。
一ノ倉沢駐車場から一ノ倉沢へ入る。
約100ｍで右岸高巻き径。
踏み跡通しに100ｍも歩けば再び河原へ降りる。
秋は水量も少ない。
一ノ沢を左に見送ると、水量少なくちょっとだけヒョングリした滝が現れる。
滝の右側にも残置スリングがぶらさがっているが
一般的な左側（右岸）の白岩リッジを登る。
10ｍほど登り、一旦左にトラバースして再び残置ロープのあるルンゼ状を登ると
そのまま沢から離れるように高巻き径が続いている。
高さ40ｍ以上は登るので、果たしてこれは正しい巻き径？と疑ってしまうが
大きく開けた岩場に懸垂下降用の支点が出てくる。
残置ロープも沢床まで下がっているのでクライムダウンもできそうだが
安全を期し50ｍロープ２本で懸垂下降する。
テールリッジは目の前だが、衝立スラブの方に少し登ってから末端に取り付いた。
テールリッジも今年３回目なので登山靴でスラブを登る。
その上の樹林帯、中間部のスラブ、再び樹林帯、上部のスラブと登れば
中央稜基部へ到着。
ヒョングリの懸垂ルートはやはり雪渓の時期より40分多く費やしてしまったので
先を急ぐ。ちょっと岩も湿っぽい。
次第にガスが垂れ下がる中、１Ｐ目開始。
核心のチムニーはバック＆フットで快適に越し
２Ｐ目はツルベ。
前回はここまででゲリラ豪雨予報のため引き換えしていた。
さて草付きを早く抜けようぜ、と・・・
あぁ〜雨が・・・しかも段々粒が大きくなる〜
１０分待ったが悪くなる一方。
岩場の表面はどんどんポタポタの流れが増えていく。
また今日もここまでで撤退。
50ｍ２本で南稜テラス上部５ｍまで一気に降り
あとはクライムダウンで、としていたが
最後のクライムダウンは岩がビショビショでとても降りる気がしなかった。
仕方なくセカンドに、１Ｐ目終了点に懸垂支点を架け替えて、と依頼。
つるつる滑る南稜を何とか下降し、いざ回収・・・
あれ？ロックしている・・・赤引きを決めていたがうんともすんとも引けない。
またまた仕方なくタイブロックとクレムハイストでビショヌレの１Ｐ目を
登り返して解除。
濡れたチムニー�元蘚俘気楼�い滝をフリーで登っているようで
実は結構楽しめた^^
バンドトラバース、テールリッジの悪い箇所も結構濡れてしまったので
所々ロープを出し懸垂等で対応。
そんなことで駐車場に戻ったのが日没までもう少しの時間となる。
次こそは晴天の一ノ倉を！
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